ネイルを気軽に楽しめるネイルチップですが、サイズが合っていないものを付けてしまうと取れやすいというリスクがあります。大きいと不安定なつけ心地になり、小さすぎると圧迫されて痛みが出てしまうことも。
今回の記事では、ネイルチップの合わせ方や選び方、自爪の測り方をご紹介します。自分の爪に合ったサイズのネイルチップを付けることで快適に過ごすことができるようになりますよ。
爪の測り方
まずは自爪の測り方をご紹介していきます。
ネットでネイルチップを注文するときはサイズ表から自分にあったサイズを見つけることになるので爪の測り方を誤るとサイズの合っていないものが届いてしまいます。
正しいやり方で測るようにしましょう。
メジャーで測る
メジャーで測る方法を行うときは裁縫用の柔らかい素材のメジャーを使用しましょう。
爪の1番幅の広い部分にメジャーを合わせて長さを測ります。
メジャーがズレたり斜めになったりしないようにしっかり押さえて測ってくださいね。
マスキングテープと定規で測る
メジャーがない場合や、メジャーを押さえて測るのが難しいときはマスキングテープと定規を使って測りましょう。
まず、マスキングテープを爪にピタッと貼って、爪の1番幅の広い場所にペンで印を付けます。爪からテープを剥がして、定規で印から印までの長さを測ります。
粘着力が強い普通のテープを使用すると自爪の表面が剥がれることもあるので必ずマスキングテープを使用してください。
ネイルチップのサイズの合わせ方
では、ここからはネイルチップの合わせ方を解説していきます。
しっかり合っているものを使用することでより自然な見た目になるので丁寧にポイントを押さえていきましょう!
爪先から見てカーブに隙間がない
爪先から見た時に、爪とチップの間に隙間がある場合、取れやすくなってしまいます。
厚みのある「粘着グミ」という商品を使用するか、両面テープの2枚重ねで隙間を埋めて上げましょう。
また、爪のカーブに合わせたときにチップが広がってしまう場合はネイルチップのサイズが小さいのでワンサイズ大きいものにしてサイズ調整を行うのがおすすめです。
根元の形が合っている
自然に見せるためには自爪の生え際のカーブとネイルチップの根元のカーブがしっかり合っていることが大切です。
横幅が合っている場合も根元のカーブがズレている場合は少し削って調整することでより自然に見せることができますよ。
ストレスポイントを覆えている
ストレスポイントとはサイドの皮膚と爪の境目です。
ストレスポイントは1番負荷のかかる部分なのでネイルチップでしっかり覆えていることが大切です。
ネイルチップの調整方法
ぴったりサイズのネイルチップがない場合は少し大きいサイズのネイルチップを選び、以下の方法で大きさを調整しましょう。
1.ネイルファイルで大きすぎる部分を削る
まずはネイルファイル(目の粗さは180Gがおすすめ)で大きすぎる部分を削っていきます。削りすぎないように合わせながら少しずつ削りましょう。
2.スポンジバッファーで滑らかに整える
幅や根元のカーブが合うようになったら、ネイルファイルからスポンジバッファーに持ち替えて削った面を滑らかに整えます。削りすぎないように注意してください。
3.トップコートを塗る
調整した部分にトップコートを塗り、削った部分にもツヤが出るようにします。
よく乾燥させて完成です。
ネイルチップの種類と印象
ネイルチップには先端の形で様々な種類があります。
それぞれ印象が異なるので自分の求める印象にかなったネイルチップを選んでみてくださいね。
オーバル
爪先に自然な丸みのあるネイルチップです。
短い爪でも合わせやすく、折れにくいというメリットがあります。
付けた時の印象としては自然な自爪に近い雰囲気を出すことができます。
ポイント
爪先が尖っているフォルムのネイルチップです。
ロングタイプが多いので指先が長く細く見えやすいメリットがありますが、衝撃が加わると折れやすいという短所もあります。
大人っぽく女性らしい雰囲気の手元にしたい方におすすめです。
スクエアオフ
爪先が四角いカットになっているものです。
しっかりストレスポイントを覆うことができるので強度があります。
スタイリッシュでクールな雰囲気の手元を演出できますよ。
まとめ
今回の記事では、ネイルチップの合わせ方や選び方を解説してきました。ネイルチップはサイズが合っているものを付けることで取れにくくなったり、見た目が自然になったりしますので、しっかりサイズが合っているものを選ぶことが大切です。
ぴったりサイズがないときは削ったり、両面テープを重ねたりして合わせてくださいね!