ネイルをインスタにアップしたい!でも撮った写真はなんだかネイルがよく見えない・・・なんて時はありませんか?筆者も写真はどう加工すればきれいに見えるのか困ることがあります。ネイルサロンでかわいくしてもらったネイルや、かわいくできたセルフネイルは、せっかくだからきれいな写真として残しておきたいですよね。そこで今回はネイルをインスタ映えさせる加工方法や、写真の取り方をご紹介します!iPhoneの標準アプリだけでもきれいに、おしゃれな雰囲気の写真にすることができますよ!また、ネイルをキレイに撮るためには、手のポージングや背景、小物に関してもこだわることが大切です。1人で撮る時でも、ちょっとした工夫でおしゃれな1枚に仕上がります。この記事で、構図や撮るためのコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ネイルがインスタ映えする撮り方が知りたい!
ネイルサロンで施術してもらったネイルや、セルフで仕上げたネイルは、かわいい1枚として写真に残しておきたいですよね。インスタで「#ネイル」や「#ネイルデザイン」を検索すると、まさにインスタ映えなおしゃれでかわいい写真がたくさんアップされています。では、インスタ映えする仕上がりにするにはネイルをどう写せばよいのでしょうか。まずはインスタ映えする構図や背景、小物についてご紹介します。
手のポージングも工夫しよう
ネイルがメインの写真を撮るときは、手のポージングをどうすればよいのかわからなくなりますよね。無理のあるポーズだと、写真を撮るまで静止しているのが難しかったり、シャッターを切るのが大変でプルプルと震えてしまったり・・・。そうして頑張って撮った写真を確認したら、「あれ?なんか変じゃない?」とがっかりすることも。そうならないためにも、安定しておしゃれに見えるポージングを覚えておきましょう。
●まずは基本の軽い握りこぶし
親指から小指まで、ネイルの全体がきれいに写るのが軽く握りこぶしを作るポーズです。スマホやカメラを構えたら、写す手は軽く何かを掴むように指を曲げましょう。単純にぎゅっと指を折り曲げてしまうとネイルが隠れてしまうので注意してくださいね。画角にすべてのネイルが写るように指先を動かして調整したら、ピントがネイルに合っているか確認し、シャッターを切ればOKです。薬指と小指は動かしづらいのですが、その2本を基準に写しながら他の指を動かすと簡単ですよ。
この軽く握るポーズは、指や手の甲をあまり写さなくてもネイルがしっかり見えるので、手や指のトーン、しわ、大きさなどが気になる方にもおすすめです。
●ハンドモデルのように手全体を写す
握るポーズと同じくらいベーシックなのが、手を広げてネイルと手全体を写すポージングです。ただ広げておくだけで良いので、自分で自分の手を撮るときの難易度も低めです。
ただし、撮るときの難易度が低めでも、画角のどこにネイルと手を収めるか、どの角度から撮るかは難易度高めです。試しに、特にこだわらず真正面から手を撮ってみてください。撮れた写真を確認すると、ただ手が写っているだけでネイルがメインとはわかりにくく、あまりおしゃれに見えないですよね。
インスタ映えを狙うなら、上の写真のように手が斜めに入るよう撮ったり、余白を上手く使ったり、背景や小物にこだわるのがおすすめです。ネイルとカメラのレンズの向きは平行になるよう意識しないと、ネイルが入り切らないので注意してくださいね。
●両手を撮るならスマホスタンド・他の人に撮ってもらう
スマホスタンドなどを使わず、自撮りで両手を写すのはなかなか難しいです。スマホを高い位置に置いて、タイマーを使って写真を撮れば自撮りでも両手を写すことが出来ますが、カメラを地面やテーブルに対して平行に置くのは難しいですし、壁に立てかけてしまうと撮る際の画角がわかりにくくなってしまいます。
両手をきれいに写したいなら、やはりスマホスタンドやスマホ用3脚を使うのがおすすめです。高さの出るアームタイプのスマホスタンドを使ったり、脚の部分やヘッドの部分が大きく動く3脚なら、両手のネイルが取りやすいです。タイマー機能を使って、画角を確認しながらシャッターを切りましょう。
そして一番気楽なのは、誰かに撮ってもらうことです。ネイルサロンならネイリストに自分のスマホで撮ってもらったりできますよね。セルフネイルは、おうちの人や友達、彼氏などパートナーに撮ってもらいましょう。ただし、自分が想定しているような画角で撮ってもらえないかもしれません。ネイリストは撮りなれているので安心しておまかせできますが、写真やネイルに詳しくない人が、画角や明るさ気にして撮るのはとても大変です。だからといって細かくオーダーしてしまうと相手も困ってしまうので、簡易的に撮ってもらうよう心がけましょう。
●両手を撮るなら手を重ねてみて
両手の写真を撮るときは、手を重ねて、爪が写るように向きを調整しましょう。重ねたあとは軽く握るようなポージングがおすすめです。このポーズなら、スマホやカメラを思い切り引かなくても両手のネイルが写ります。指の関節や手の甲、手のひらが思い切り映り込むこともないので、しっかりネイルメインで写真が取れますよ。
●コーデや足元を入れるとインスタ映えしやすい
写り込むものを少なめにした方がキレイな写真になるのでは?と思いがちですが、写り込みが少ないと、その分構図にこだわらなくてはなりません。何もない背景をわざわざ探したり、構図のことを考えて写真を撮る前に、自分のコーデや足元の写った写真を撮ってみましょう。コーデが写り込むことで作り込んだ感じのない、自然な一枚として楽しめるはずです。
おしゃれな小物を握っているネイル写真が撮りたい!
インスタで見ることが多い「小物を握っているネイル写真」は、一度は真似して撮ってみたくなりますよね。以下ではネイルと一緒に撮っている人が多いアイテムをご紹介するので、セルフでも撮ってもらう写真でもトライしてみてはいかがでしょうか。
・かわいいリップと一緒に
王道の写り込みアイテムは、リップを握った1枚です。一気におしゃれな雰囲気になりますし、ネイルとコスメの相性も抜群ですよね。フォーカスを爪に合わせて、後ろがぼやけるとより雰囲気のある写真になりますよ。
・おしゃれな香水の瓶と一緒に
香水の瓶は、見た目が華やかなものばかりです。一緒に写るだけで凛としたイメージにも、フェミニンでかわいらしい印象にもなります。軽く握って、ネイルが写るように撮ってみましょう。
・カフェのカップと一緒に
身近なアイテムながらもおしゃれな雰囲気になるのがカフェのカップです。ペーパーカップでもマグカップでも、ネイルが入るように握って写真を撮ってみましょう。おしゃれなカフェに行ったときは、背景やスイーツと一緒に撮ってみるとさらにインスタ映えする1枚に。
・服の袖を軽くつかんで
長袖のニットの袖を軽く掴んでネイルと一緒に写してみましょう。ほっこりするようなかわいい写真がすぐに撮れちゃいます。長袖を着る機会の多い秋・冬は、ネイルやリングと合わせておしゃれなネイルフォトを撮ってみてはいかがでしょうか。
iPhone標準アプリで写真を加工する方法
iPhoneの標準アプリである「写真」はどのような編集・加工機能があるか確認しましょう!
(今回の記事では動作環境がiPhone7・iOS 13.4でご紹介しています。機種やiOSのバージョンによって画面や操作が異なる場合があります。予めご了承ください)
まずはiPhoneの写真アプリを開いて、加工したい写真を開き、編集を押しましょう。
こんな画面になります。ちなみにこれは筆者が友達にジェルネイルをしたときの写真ですが、もともと部屋が暗かったのと、急いで撮ったのもあって全体的にトーンが暗く、余白も多い残念な写真になっています・・・。
この写真を、トレンドの白っぽく明るい写真にしたいのか、少しダークな雰囲気のトーンが暗い写真にしたいのか、ナチュラルな写真にしたいのかなど、事前にどのような加工をしたいかテーマを決めておきましょう!今回は暖色が多めのネイルなので、色がはっきりするように、そして手元とネイルがよりトーンアップできるように加工していきます!
画像の角度や大きさを調整して見やすく!
角度が不自然に斜めになっている場合は一番右のボタンを押すことで角度を自動的に補正してくれます。反転や回転もできるので、ネイルが見えやすいように角度を調整しましょう。
画像の縦横比や大きさを変更することをリサイズと言います。リサイズも標準アプリで簡単にできちゃいます!右上の四角いボタンを押すとリサイズのメニューが出てきます。ちなみにインスタに投稿する場合は、サムネイルに収まるスクエアのサイズがおすすめです!
スクエアのボタンを押して形が決まったら、写真を拡大・縮小してきれいにネイルが収まるように動かしてみましょう。余白がありすぎたり、反対に余白がなさすぎると、ごちゃごちゃした写真に見えてしまうので注意してくださいね。
自然な加工をしたい場合は「自動」ボタンを押すだけ!
まずは試しに自動というボタンを押しましょう。押すだけでその写真を自動的に補正してくれます。
補正された写真は肌のトーンが少し明るくなっています!iPhoneによる自動補正は基本的に控えめなので、自然で見やすい写真にしたいという時は自動ボタンを押すだけでもいいかもしれません!
フィルターで好みの雰囲気にできます!
最下部に3つ並んでいるうちの真ん中のボタンを押すとフィルター加工ができます。筆者はよくビビッドのフィルターを利用しています!ビビッドにすることでネイルのカラーがより際立って、どんな色を使っているのかわかりやすくなるのです!ビビッドフィルターには暖色を強調する「ビビッド(暖かい)」と寒色を強調する「ビビッド(冷たい)」があります。またフィルターは他にも種類があるので、ネイルのテイストや好みの雰囲気になるものを選択してくださいね。
明るさから順番に調整してみよう!
最下部に3つ並んでいるうちの左側のボタンを押し、自動ボタンから右へスワイプしていくと、写真の明るさや影などを細かく調整するボタンがたくさん出てきます。スライダーを右へスワイプするとプラスへ、左へスワイプするとマイナスになります。現在は以下のような調整が可能です。
・露出
一気に写真全体を明るく、または暗くできます。
・ブリリアンス
元の写真の明るいところや暗いところは保ちつつ、より明るく、または暗くできます。
・ハイライト
写真の明るいところを調整できます。
・シャドウ
写真の暗いところを調整できます。
・コントラスト
明るいところと暗いところの差をはっきりしたり、ぼやかしたりできます。
・明るさ
露出と似ている機能ですが、明るさを調整することで暗いところをより明るくすることができます。明るいところはより白くなります。
・ブラックポイント
写真の一番暗いところをより暗くすることができ、写真の陰影がより濃く、または薄くできます。
・彩度
彩度をプラスにするとより色鮮やかに、色が濃くなります。マイナスにすると色がだんだんとなくなり、最終的にモノクロになります。
・自然な彩度
上の彩度の項目よりも、もっと穏やかに彩度の調整をすることができます。
・暖かみ
暖かみをプラスにすることで、暖色系の色が強調され、マイナスにすると寒色系の色が強調されます。
・色合い
赤い色はより赤く、青いところはより青くといったように、色味を変えることができます。
・シャープネス
色と色との境界線がよりはっきりとします。
・精細度
シャープネスにコントラストをプラスした機能です。境界線だけでなく影もはっきりとします。
・ノイズ除去
写真のノイズをやわらげることができます。その代わりに境界線などがぼんやりとします。
・ビネット
ビネットをプラスにすると、中心を避けて周りに黒い額縁をつけたかのような効果を入れることができます。反対にマイナスにすると白い額縁をつけたかのような効果が入ります。
文字だけで見るとわかりにくいですが、プラスやマイナスのスライダーを動かすことで違いがわかります!色々な項目のスライダーを動かして試してみてください!
標準アプリだけでも映える写真になります♪
それぞれ調整した結果、このように加工することができました!
元の写真はこちらです。
元写真からネイルにズームしたので、柄もより見えやすくなり、手元もネイルの色もしっかり明るくすることができました!黄色もピンクも鮮やかです!
標準アプリだけでもしっかり加工をすることができます!直感的な操作で細かく調整できるので、様々なアプリを入れる前に標準アプリで試してみてはいかがでしょうか?