実はネイルサロンで常に一定の人気を誇るのが、クリアのみで仕上げるジェルネイルです。
「ネイルサロンに行ってクリアネイルだけなんてもったいない!」そう思う人もいるかもしれませんね。
しかしクリアネイルは見た目も美しく、たくさんのメリットがあります!
この記事では、シンプルなのに華やかに仕上がるクリアのみジェルネイルの魅力や、ネイルサロンやセルフネイルで付ける時の料金、やり方について解説します!
透明だけでもキレイなネイルを楽しみましょう!
ジェルネイルでクリアのみとは?
ジェルネイルのクリアのみとは、色やアートはせずに透明な状態で仕上げるネイルをいいます。
ネイルサロンでは「ジェルネイル 透明のみ」といったメニュー名になっていることもあります。
具体的には、クリアのベースジェルとトップジェルだけで仕上げるネイルのことです。
厚みやジェルを付けている感があまり出ないので、自然な雰囲気のネイルになるのが特徴。
クリアネイルと聞くと、職場や生活環境の中でネイルがNGの人が仕方なくやっているイメージを持つ方もいるのでは?
しかし、ネイルが普及し当たり前になった現在、あえてクリアネイルを好んでする人も増えています!
ジェルネイルでクリアのみのメリット
ジェルネイルにはかわいいカラーやアートが溢れています。
その中であえて無色透明なクリアネイルが最近注目されているのはなぜでしょうか?
実はクリアネイルにはたくさんのメリットがあるのです。
ナチュラルで華やかな透明感
クリアネイルの一番の魅力はなんと言ってもその透明感!
ジェルネイルの特徴であるツヤ感と透明感は、クリアネイルでさらに発揮されます。
自爪そのものをキレイに見せることができ、ナチュラルなのに華やかな指先になるのです。
さらに、クリアネイルならカラーやアートは関係なく「ツヤ感」で勝負しているので、ファッションやシーンを選ぶこともありません。
ちなみにジェルネイル歴が長い人ほど、最終的に究極のシンプル・ナチュラルなクリアネイルにハマる人が多いのも特徴です。
爪の補強になる
クリアネイルは爪の弱い人には補強材としての役割も果たします。
そもそもジェルネイルは、マニキュアとは違いぷっくりとした厚みとちゅるんとした独特のツヤ感がありますよね。
クリアネイルも厚みが十分出るので、自爪を守ることができるのです。
そしてジェルネイルのクリアのみは、カラーの2度塗りがないので仕上がりは程よい厚みになります。
付けている違和感が少なく、ジェルネイルに慣れていない人でも扱いやすい指先になるのも嬉しいポイントです!
深爪・爪噛み・爪むしりの防止になる
いつも深爪にしてしまう方や、爪噛み、爪むしりが癖になってやめられない方は、透明だけのジェルネイルでコーティングしてみてはいかがでしょうか?
前述の通り、ジェルネイルは厚みが出るのでしっかりと自爪をコーティングできます。
爪の白い部分(フリーエッジ)が殆どない状態でも、ジェルネイルを付けることで少しずつ伸ばしやすくなるのです。
また、爪に厚みが出るので、爪噛みをした時や、爪むしりがしたくなった時にも自爪とは異なる感覚になります。
爪噛みや爪むしりを辞めたいという人のきっかけにもなるはずです。
年齢・性別問わず付けられる
ジェルネイルのクリアのみは、透明だけで色が付いていないので、年齢や性別を問わず幅広い方が付けられます。
そもそもジェルネイルは「女性のもの」「若い人のもの」というわけでは決してありません。
ですが自分のライフスタイルや、周囲との人間関係によっては、堂々とネイルを楽しめないという方もいますよね。
クリアのみのジェルネイルは、ナチュラルでありながら清潔感や美しさを引き出せるので、目立たずしっかりお手入れされている手元になります。
さらにマットコートによってツヤなしにすれば、何も付けていない自爪のような仕上がりにすることも可能です。
ジェルネイルがしづらいという人でも、透明だけなら挑戦しやすいのではないでしょうか?
透明だけのジェルネイルがおすすめな人
透明だけのジェルネイルは、こんな方におすすめです!
ナチュラルなネイルが好きな人
クリアのみジェルネイルは、ナチュラルでありながら美しいネイルが好きな方に最適です!
また、ジェルの厚みや、ジェルが付いている感覚がちょっぴり苦手という方にもおすすめ。
自然な厚みに仕上がるので、違和感のないネイルにすることができますよ!
爪が伸びた時の根元のスキマが気になる人
ジェルネイルがしたいけど、爪が伸びてきたときの根元のスキマがどうしても気になるという方にもぴったり。
透明だけのジェルネイルなら、爪が伸びてきても自爪とジェルの境目がわかりにくいです。
手元の清潔感をアップしたい人
ジェルによる透明感やつるんとした爪の表面は、美しさだけでなく清潔感も演出できます。
爪や手元がコンプレックス・・・という方でも、自信が持てる手元に近づけますよ。
また、販売職や営業職など人と対面することが多く、見た目に気を使いたい方にもおすすめです。
爪を伸ばしたい人
自爪が薄かったり、深爪でなかなか伸ばせないという人にも、クリアのみのジェルネイルはおすすめです。
ジェルが爪をコーティングするので、強度がアップし長く伸ばしやすい爪になります。
爪を保護したい人
仕事や家事で弱い爪を保護したい人はもちろん、ギターや弦楽器の奏者、ロッククライミングをする人など、指先を過度に使う人は爪の保護のためにクリアのジェルネイルがおすすめです。
ネイルサロンで透明のみをオーダー
ネイルサロンではジェルネイルのクリアのみ施術が受けられます。
ジェルネイルの施術をしているサロンならまず取り扱っているメニューなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
メニュー料金は3,000~6,000円くらいで、施術時間は60分が平均です
アートやカラーがない分、他のジェルネイルメニューよりもお得に設定されていますが、極端に安いわけではありません。
ですが事前のネイルケアで爪の形や長さ、甘皮を整えるのでキレイに仕上がりますし、施術時間も短めなので忙しい方やネイルサロンにあまり慣れていない方にもおすすめです。
ツヤありとマットの違い
クリアネイルには、ツヤ感を楽しむものとツヤを消したマットタイプがあります。
ツヤありタイプ
ジェルネイルの一般的な仕上がりが、透明感のあるツヤありタイプです。
むしろマットという指定がなければ、基本的にツヤがある状態で完成するので覚えておきましょう。
ガラスのようなツヤと透明感が楽しめるので、TPOを選ばず、キレイな手元を演出したい方にぴったり。
ベースジェルとトップジェルを塗り重ねて完成させます。
マットタイプ
光沢がなく、すりガラスのような見た目になるのがマットタイプです。
ジェル独特のツヤ感はなく、自爪に近い仕上がりになります。
ジェルネイルはツヤがあるとどうしてもネイルを付けている感が出ますが、マットタイプにすれば自爪との違いがわからないほど自然な状態が楽しめます。
学校や職場で派手なネイルが出来ない人や、爪のケアや保護をしたい男性などにもおすすめです。
ベースジェルとマットトップジェルを塗り重ねて完成させます。
セルフでクリアのみジェルネイルのやり方
クリアのみジェルネイルはカラーやアートを付ける必要がないので、セルフネイルでも挑戦しやすいです。
セルフジェルネイルの道具を用意して、ネイルケア→ジェルネイル塗布の順番でぜひ挑戦してみてください!
ネイルケアで用意するもの
- エメリーボード
- スポンジバッファー
- メタルプッシャー
- キューティクルリムーバー
- ストーンプッシャー
- 消毒用エタノール
- ネイルワイプ
ネイルケアのやり方
- エメリーボードで爪の長さと形を整えます。
クリアネイルはシンプルなデザインなので爪先の形が揃っていることも非常に大切です。 - スポンジバッファーを爪先に軽くやすりがけし、バリを取り除きます。
- 甘皮にキューティクルリムーバーを塗布し、1分ほど待ちます。
- キューティクルリムーバーが馴染んだら、メタルプッシャーで甘皮を軽い力で押し上げていきます。
爪の中心から放射線状に広がっていくイメージで動かすときれいに押し上げられます。 - 甘皮のカス(ルースキューティクル)が出てきたら、ネイルワイプで拭って除去します。
- ネイルワイプに消毒用エタノールを含ませて、爪先から甘皮まで全体を拭き取ったら完了です。
ジェルネイル塗布で用意するもの
- ノンサンディングベースジェル(ハケ付きボトルタイプ)
- ノンワイプトップジェル(ハケ付きボトルタイプ)
- ジェル硬化用ライト
ノンサンディングベースジェルを使えば、ネイルケアで爪表面をやするサンディングをしなくても塗布できます。
また、ノンワイプトップジェルは最後の未硬化ジェルの拭き取りが必要ないので、道具少なめになり、時短に繋がります。
これらのジェルは、ハケ付きボトルタイプならジェルブラシを用意しなくてOK!
コンテナタイプを使うときは、平筆やオーバル筆など自分が使いやすい形のジェルブラシを用意しましょう!
ジェルネイルの塗り方
- ベースジェルを根元から爪先まで、爪のサイドも含めて形を取るようにハケで塗っていきましょう。
ベースジェルの量が多いとはみ出しやすいので、少なめで塗り始めてください。 - 甘皮や皮膚にはみ出してないことを確認して、ライトで規定時間通り硬化します。
- ベースジェルは2度塗りで仕上げるので、もう一度塗ります。
先程よりも少し量を多めに取り、塗りムラやデコボコができないように全体に塗りましょう。 - 甘皮や皮膚にはみ出してないこと、デコボコしていないことを確認して、ライトで規定時間通り硬化します。
- 最後にトップジェルを爪全体に塗ります。
量は2回目のベースジェルと同じくらいか、少し多めに取りましょう。 - 甘皮や皮膚にはみ出してないこと、デコボコしていないことを確認して、ライトで規定時間通り硬化すれば完成です!
ノンワイプトップジェルは、マットタイプを使えばツヤ無し仕上げになります。
マットタイプのジェルが無いときは、目の細かいスポンジバッファーで爪全体をサンディングすればツヤ無しになりますよ!
ジェルネイルでクリアのみにするときは、ネイルケアの仕上がりが最も重要です。
爪先の形を揃える、ルースキューティクルは除去するなど、ポイントを押さえてサロンクオリティを目指しましょう!