ネイル検定のモデルの爪が短いのは不利なの?検定モデルのお悩みを解決 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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ネイル検定を受ける方の中にはハンドモデルをどうするかお悩みの方も多いのでは?
試験当日だけでなく練習にも付き合ってもらう必要があったり、より多くの回数練習するためには、やはり一緒に住んでいる家族や親しい間柄の人に頼むことが多いと思います。

そこで今回はネイル検定に適しているモデルやモデル選びのポイント、爪が短いと不利になるのか、といったことをご紹介していきます。

ネイリスト検定試験のモデルとは

ネイリスト検定のイメージ画像

ネイリスト検定とは日本ネイリスト検定試験センターが主催しているネイリスト技能検定試験です。筆記試験と実技試験があり、実技試験ではモデルの爪にポリッシュを塗布したり、イクステンションを装着しその技術が規定のレベルに達しているか、というのが大まかな試験内容となります。
モデルにはいくつかの規定があり、これらを満たしていないとせっかく試験が上手くいっても減点や失格となってしまうため、必ず確認した上でモデルを選定していきましょう。

モデル規定と注意事項

モデル規定にはまず爪および爪周りの皮膚に疾患がない15歳以上の男女であることが定められています。傷や手荒れなどなるべくない状態で試験に望むことが理想的です。もし受験時にそういった傷ができてしまった際には、試験開始前に試験官へ申請しておきましょう。特にキューティクル周りのトラブルは、ネイルケアの試験時についた傷だと間違われ減点対象となる恐れがあります。

次にモデルの爪はナチュラルネイルをベースとし、イクステンションとリペアは、合わせて2本まで可、とあります。
試験前には爪の長さもある程度確保しつつ、2本以上は折れないようにしなければならないため、家事をする際は手袋をつけてもらったり、こまめな保湿を促したりとモデルへ協力を依頼しましょう。

そして 実技試験1週間前からファイル及びキューティクルクリーン等の手入れをしないこと。
ついつい整えたくなってしまいますが、事前審査で手入れをしていると見なされた場合は減点対象となってしまうため注意しましょう。

JNEC認定モデルハンドの規定と注意事項

2023年秋期の試験よりJNEC認定モデルハンドを使用しての受験も可能となりました。
モデルをお願いしなくても受験できるのは大きなメリットですが、モデルハンドだけでなく、認定チップや認定ラベルも準備しなければならないためその分負担も掛かります。

どちらが良い、ということはないため自分に合った方法を選択しましょう。

モデルハンドを使用する際には、JNEC認定ラベルを貼付することや事前にJNEC認定ルースキューティクルを貼付した認定チップを10本適切に装着してくることなどが定められています。その他にも細かい注意事項があるため必ず試験要項を確認しておきましょう。

モデルさんの爪が短いのは不利?!

モデルさんのイメージ画像

モデルに依頼をする場合、爪が短いと不利なのか?気になっている方も多いと思います。
基本的に爪の長さが短いから減点といったことはありませんが、やはり短いことで試験合格の難易度が上がってしまう場合もあります。

3級2級ではラウンドが取りにくい

まず3級や2級ではネイルケアの実技試験のひとつに爪先のカットスタイルを10本ラウンドに整えるという項目があります。爪の長さが短いと削れる範囲も限られるため、元の爪の形が強調されやすく、カットスタイルをラウンドに整えるという難易度が上がります。

また、まだまだ技術的に未熟な点も多いため、爪先を削る際スキンダウンがしっかりできないとネイルファイルと皮膚が当たりやすく、ラウンドを取りにくいことも考えられます。

1級ではフォームが着けにくい

1級ではネイルイクステンション試験のひとつにアクリルスカルプチュアがありますが、爪が短いとスカルプチュアを行う際のフォームを装着しにくいことが考えられます。シール状になったフォームはフリーエッジとハイポニキウムの間に差し込み固定させるため、爪が短いとその分固定される範囲が狭くなり安定感を得にくくなります。

また、爪周りの皮膚が盛り上がっていたり厚みがあるとフォームを差し込みづらく、フォーム装着までに時間が掛かってしまうこともあるため、ある程度爪の長さがあった方がやりやすくなります。

エッジを塗った時に皮膚に付きやすい

爪が短いとフリーエッジと指先の皮膚との距離も短くなり、ポリッシュをエッジに塗る際、皮膚に付きやすくなってしまうので注意が必要です。もし皮膚についてしまっても時間内に拭き取れば問題ないですが、時間制限もあるためなるべくなら余計な手順は増やしたくないですよね。また、先ほどもお伝えしたように、スキンダウンがしっかりできないとサイドまで綺麗にポリッシュを塗ることができず試験合格の難易度も上がってしまいます。







検定モデルの理想的な爪とは

ネイル検定1級のイメージ画像

ここからは検定モデルの理想的な爪や選定のポイントをお伝えしていきます。

爪や爪周辺が健康的

まず爪や爪周りの皮膚が健康的なこと。これはハンドモデルの規定でもあります。モデルさんには試験当日だけでなく、練習でもポリッシュを塗ったり、オフしたりを繰り返すため爪が割れやすかったり、ジェルネイルを繰り返していて自爪が薄く弱くなっている爪は途中でトラブルも起こりやすく不向きとなります。

また、爪周りの乾燥や荒れなどもできる限りない方が仕上がりが綺麗に見えるため、試験までの間はこまめに保湿をしてもらうよう依頼しておきましょう。

形が縦長に整っていて左右均一

次に爪の形が縦長で左右のバランスが均一なこと。技術試験では施術の工程をチェックする工程審査もありますが、最終的な仕上がりが試験合格を左右するといっても過言ではありません。
そのためなるべく爪の形が縦長で左右均一な方がカットスタイルもとりやすく、パッと見た時に見栄えがよくなります。多少の爪の長さや左右のバランスはケアをしていくと整ってきますので、その辺りも計算しモデル選定の基準とすると良いでしょう。

Cカーブが揃っている

そして最後に爪のCカーブが揃っていること。Cカーブとは爪を水平に見たとき、湾曲具合の角度のことを指します。Cカーブがきつすぎるいわゆる巻き爪や、Cカーブが平ら気味の反り爪など、クセのある爪はネイルケアやポリッシュの塗布がしにくくなります。なるべくCカーブが緩やかでクセのない爪の方をモデルとして選定すると施術しやすくなります。

検定モデルをお願いするのにおすすめの人

検定で使うマニキュアのイメージ画像

検定モデルの理想的な爪が分かったら、最後にどんな人にモデルをお願いすると良いのかをお伝えします。

同居の家族や家の近い親戚

先ほども少しお伝えしたように、モデルさんには試験当日だけでなく練習にも付き合って頂く必要があります。そのため同居や家が近いと練習時間を合わせやすいことや確保しやすいこと、爪の状態やケアもこまめに行えることが最大のメリットです。

またモデルは時間的な拘束があったり、施術者への協力も必要となるため、親しい間柄の方に依頼することでその辺りのストレスも緩和されるでしょう。

親しい友人

親しい友人も検定モデルをお願いするのにおすすめです。
こまめに連絡をとれるため、練習時間のすり合わせや爪の状態も把握しやすくなります。
また技術試験はモデルとの相性や息を合わせることもとても大切となるため、家族や親戚と同様に親しい間柄だとコミュニケーションが取りやすく、テンポよく試験を進めていけるでしょう。

ハンドモデル

身近に適任者がいない場合、ハンドモデルに依頼することもひとつの方法です。
ハンドモデル専用のマッチングサイトがあり、条件や報酬額などが提示されていますので、自分の条件とマッチする方に依頼してみましょう。
モデルへの報酬は発生しますが、依頼された方はお仕事として取り組むので、その分トラブルも起こりにくく安心して試験に望めます。
最近ではSNSを利用してハンドモデルを依頼することも出来ますが、当人同士のやり取りだとリスクもあるため注意が必要です。

モデルが難しいなら認定モデルハンドにしよう

検定試験のモデルさんのイメージ画像

ネイル検定を受ける!と決意してもモデルを誰に依頼するのか、とても悩みますよね。
気心の知れた方の中に適任がいれば一安心ですが、なかなか上手くいかないこともあるかと思います。もしモデルを見つけるのが難しければ、JNEC認定のモデルハンドでの受験も可能です。モデル帯同での受験もモデルハンドでの受験も優劣はないため、モデル探しに手間取る可能性があるようならば、モデルハンドでの受験を検討してみることをおすすめします。







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