ネイルオイルは意味ないってホント?正しい使い方を徹底解説 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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ネイルオイルは、爪や甘皮、指先の乾燥を防ぐために欠かせません。

しかし、使っているのに爪に変化がないと「意味がないのでは?」と使うのをやめてしまう人もいるようです。

今回は、ネイルオイルは果たして意味がないのかという疑問について、ネイリスト視点でお答えします!

ネイルオイルは意味ないってホント?

ネイルオイルを握る赤いネイルをした手元

ネイルオイルは、

「爪が割れないように強くしたい」
「ツヤツヤで縦線が気にならない爪になりたい」
「ジェルネイルやマニキュアの持ちを良くしたい」

と思って使っている人が多いのではないでしょうか?

しかし、実際にネイルオイルを塗っていてもなかなか効果が実感できず「ネイルオイルを続けるのは意味ないかも・・・」と、使うのを辞めてしまう方もいるようです。

では、ネイルオイルは本当に使う意味がないのでしょうか?

ネイルオイルはこんな効果がある!

ネイルオイルを爪に塗る

ネイルオイルは使う意味がないということは決してありません!

ネイルオイルを使い続けることで、以下のような効果が期待できます。

  • 爪が割れたり、欠けたりしにくくなる
  • 甘皮や角質が柔らかくなる
  • ささくれが出来にくくなる
  • ハイポニキウムが裂けにくくなる
  • 爪の縦線防止になる

これはネイルオイルが爪や指先、手元に浸透しやすくできているからです。

そして、これらの効果が出てくるのは使ってすぐではありません。

例えば、毎日4~5回使い続けるとすると、早いと2~3か月後、平均で6ヶ月後くらいに効果を実感するのではないでしょうか。

ハンドクリームだけじゃダメなの?

ハンドクリームを出す手元

爪や手を保湿するだけなら、ハンドクリームだけでも良さそうですよね。

ですが、ネイルオイルは他のアイテムよりも「浸透力」が高く、ハンドクリームや他の保湿剤よりも優れているのです!

ネイルオイルは意外とベタつきにくいサラッとしたテクスチャーで出来ています。

そのため、乾燥して柔軟性が無くなった爪や、カサつきやすい甘皮、指先に潤いが届きやすいのです。

爪の保湿はハンドクリームやボディクリームだと難しいですが、ネイルオイルならしっかり潤いを与えることができます。

爪の乾燥がひどかったり、甘皮や指先がカチカチになってしまうという方は、ネイルオイルを取り入れてしっかり保湿ケアしていきましょう!

ネイルオイルの効果が実感できないのはなぜ?

爪をマッサージしながら保湿

ネイルオイルを使っていてもなかなか効果が実感できない・・・とお悩みの方もいるのでは?

これはネイルオイルの効果が出てくるのが早くても2ヶ月後くらい、平均は6ヶ月後だからです。

なぜこんなにも時間がかかるのかというと、爪の伸びが関係しています。

爪は1日およそ0.1ミリしか伸びず、自然に傷が治るような機能はないのです。

0.1ミリしか伸びないとなると、昨日に比べて伸びた、良くなったという変化は正直わかりませんよね。
さらに、爪には皮膚のように自然治癒する機能がないので、1度傷ついたり、亀裂が入ってしまうと、元には戻りません。

傷や亀裂をなくすには、爪を伸ばして、傷や亀裂がカットできる位置になるまで補強し続けたり、ケアをして過ごすしかないのです。
このことから、ネイルオイルを塗ってからすぐに効果を実感するのは難しい傾向にあります。

ネイルオイルの不得意な分野は?

考える女性

ネイルオイルは爪をしっかり保湿してくれますが、以下のような分野は不得意です。

  • 生まれつき薄い爪を分厚くする
  • 生まれつき小さい爪を大きくする
  • 怪我や病気で変形、変色した爪を治す

これらの改善はネイルオイルだけでは叶わないので、どんなに長期間使っていても意味がないと思うかもしれません。

ネイルオイルとはあくまでも爪の保湿アイテムです。
生まれつき爪が薄かったり、小さかったりする状態を見違えるほど変えるような機能はありません。
不得意分野もあるということは覚えておきましょう。

しかし、乾燥が原因の爪の悩みなら、ネイルオイルは力を発揮します!
使い続けることで爪をキレイに保つことができますよ♪







保湿と生活習慣の改善でキレイな爪をキープ

チキンと野菜のプレート

キレイで丈夫な爪をキープすることを目的としているなら、ネイルオイルだけでなく以下も重視しましょう。

  • 食事はタンパク質を中心に栄養バランスを意識する
  • 爪先をぶつけたりしないで丁寧に扱う
  • 乾燥を防ぐために水仕事はゴム手袋をつける

丈夫な爪になりたい方は、ネイルオイルだけでなく食事や生活習慣の改善も必須です!

特に爪を作り出すにはタンパク質が必要になります。
理由としては、爪はタンパク質メインで出来ているから。
カルシウムなどで出来ていそうですが、爪は皮膚や髪の毛と同じくタンパク質で構成されているのです。

タンパク質が豊富な食材は、赤身肉や鶏胸肉、ササミ、白身魚、たまご、大豆製品などがあります。
これらは爪だけでなく、皮膚や筋肉も作り出す元となるので、意識して食事で摂るようにしましょう!

また、タンパク質だけ摂ればよいというわけではありません。

ビタミンやミネラル、エネルギーなども必要な要素です。

爪がボロボロで、ネイルオイルをずっと使っているのになかなか改善しないという方は、食生活を見直してみましょう!

シールを剥がす指先

そして、毎日の爪の扱いにも気をつけてくださいね。

シールやラベルを爪先でカリカリと剥がしたり、プルタブを爪で開けたり、素手で食器洗いやお掃除をしていませんか?

ほんの些細なことでも、爪は直接ダメージを受けてしまうので、爪の傷みや乾燥もなかなか改善しません。
爪をキレイにしたいなら、道具として扱わないことも非常に大切なのです。

シールやラベルを剥がす時はピンセットや毛抜きを使ったり、水仕事をする時はゴム手袋を付けたりを習慣化しましょう。

ネイルオイルを塗るタイミングはいつがいいの?

ネイルオイルは乾燥が気になった時にはいつでも塗って欲しいのですが、特におすすめな塗るタイミングが4つあります。

  • ジェルネイルをオフしたあと
  • お風呂あがり
  • 手を洗ったあと
  • 寝る前

この4つは特にネイルオイルが浸透しやすいので、絶対に押さえておきたいタイミングです。
1つずつ詳しく解説していきます♪

ジェルネイルをオフしたあとに

ジェルネイルをオフして乾燥している爪

ジェルネイルをオフしたあとの爪が白っぽくなって、カサカサしていることはありませんか?
これはジェルネイルリムーバーに含まれるアセトンが、爪の水分を奪って乾燥させてしまうせいです。

つまり、オフしたての自爪はカサカサ干からびているような状態に・・・。

こんな時こそネイルオイルを使用しましょう!

ジェルネイルのオフが終わったら、手を洗ってダストをしっかり洗い流します。
その後ネイルオイルを爪の表面・爪の裏側・甘皮やサイドの皮膚に塗布して指先でなじませましょう。

ネイルオイルが爪に馴染んだら、ハンドクリームを塗ってオイルの潤いを閉じ込めれば完璧です♪

ちなみに、ジェルをオフして新しく付け替える前にネイルオイルやハンドクリームを塗ってはいけません。

油分が爪につくことでジェルが弾かれてしまい、ネイルの持ちが悪くなってしまいます。
ネイルオイルやハンドクリームは、付け替えが終わってジェルネイルが完成したら塗りましょう!

お風呂上がりに

お風呂のふちにあひるのおもちゃが並ぶ

入浴後は潤いが最も浸透しやすいタイミングです!

お風呂上がりにスキンケアをするように、爪にネイルオイルを塗ってしっかり保湿しておきましょう!

この時もネイルオイルの後にハンドクリームを塗るのがおすすめ。

乾燥で固くなりやすい指先や甘皮も、お風呂に入ったあとに保湿することで柔らかくなりますよ♪

手を洗ったあとや消毒したあとに

手を洗うために泡立てている女性

1日で何度も手を洗う方は、その分爪や手の乾燥も激しくなります。

可能なら手を洗った後にすぐネイルオイルを塗るようにしましょう。

また、消毒用アルコールも手を清潔に保つためには必要ですが、消毒用アルコールは爪や手の水分・油分を奪って揮発させてしまいます。

食品や医療のお仕事、料理を作っている時は難しいですが、一息つけるタイミングでネイルオイルを塗って保湿してくださいね。

特にカサつきやすい秋冬は、手を洗ったり、消毒をしてそのままにしてしまうとあかぎれやささくれが出来やすく注意が必要です。

痛いあかぎれやささくれを回避するには保湿が必須。
こまめに塗るのを癖づければ、習慣化する前と後の違いをきっと実感できるはずです♪

寝る前に

就寝前の女性

就寝中は爪や指先を酷使しないからこそ、ネイルオイルを塗るタイミングとしてはぴったり!

あとはもう寝るだけ、という時にネイルオイルとハンドクリームで潤いを満たしてあげましょう。

ネイルオイルの成分をしっかり留めておける絶好のチャンスなので、塗り忘れないようにベッドサイドなどに置いておくのもおすすめです。

ちなみに、おやすみ前のリラックスタイムだからこそネイルオイルの香りにこだわってみてはいかがでしょうか?
ローズマリーやウッド、ベルガモットなどのハーブ系やおだやかなフローラル系のネイルオイルを塗れば、香りの効果でリラックスできますよ。

カサついたらすぐに塗る!

ジェルネイルがついた手元のアップ

まずはタイミングを気にせずに「カサつきが気になったらすぐに塗る」をこまめに繰り返しましょう!

ネイルオイルは塗る頻度が高いほど効果を発揮します。
「高価なネイルオイルでなければ意味がない」なんてことはありません!
塗る頻度が重要です。

メイクポーチに入れたり、デスクに置いたり、スキンケア用品の近くに置いたりといつでも使えるようにしておくと塗り忘れも防げて便利ですよ♪

ネイルオイルの効果がアップする塗り方

ネイルオイルのフタを開ける手元

ネイルオイルを爪にさっと塗るだけで済ませていませんか?
より保湿効果をアップさせるためには、以下のような塗り方・使い方がおすすめです!

  1. 手を洗って清潔な状態にする
  2. 1つの爪に対して米粒大くらいを使う
  3. 爪の根元、甘皮周りと爪のサイドに塗り拡げる
  4. 指周りを軽く押すようにマッサージしながら馴染ませる
  5. ハイポニキウムにネイルオイルを付けて馴染ませる
  6. ネイルオイルが馴染んだらハンドクリームを塗って完了!

上記を参考に、爪表面だけでなく甘皮や爪先端と指先の間にある「ハイポニキウム」という部分にも塗るようにしましょう。

甘皮やハイポニキウムが乾燥してしまうと、これから生えてくる爪の潤いが不足するだけでなく、今生えている爪の柔軟性も失われ、亀裂が入りやすくなります。

そしてネイルオイルを塗った後は、ハンドクリームを塗って、潤いが逃げないようしっかりフタをしてくださいね。







ネイリストおすすめのネイルオイル5選!

「実際にどんなネイルオイルを使えばいいの?」とお悩みの方向けに、プロのネイリストも愛用している、高保湿・高機能なネイルオイル5選をご紹介します!

OPI(オーピーアイ) プロスパ ネイル&キューティクルオイル

OPI(オーピーアイ)のネイルオイルは、保湿力に優れたグレープシード、ククイナッツ、サンフラワーオイルを配合。

乾燥しがちなキューティクルをしっかりと保湿&保護する、プロにも愛用者の多い人気のネイルオイルです♪

スポイトタイプでハケが直接皮膚に触れることがなく、衛生的に保てるのもうれしいですね。

ナチュラルなハーブ系の香りなので、甘い香りが苦手な方にもおすすめしたい一品です。

ウルンラップ ネイルオイル

ウルンラップ ネイルオイルは、オイル成分が100% 天然シアバターの保湿力の高さが特徴。

無着色、無香料、無鉱物油、界面活性剤不使用、紫外線吸収剤不使用など、素材にこだわった人に優しいネイル美容液オイルです。

持ち運びにも便利なペンタイで、気が付いた時にサッと取り出し、簡単にネイルケアができます。

ネイルオイルには珍しい無香料タイプなので、香水やボディスプレーを使っている方にもおすすめです!

Natural Field ネイルフォーミュラーオイル

Natural Field ネイルフォーミュラーオイルは、6種類の天然保湿成分に、除菌効果のあるユーカリオイルをプラスした機能性の高いネイルオイルです。

使いやすいさらっとしたテクスチャーで、男女問わず使いやすい香りとパッケージが特徴。

プチプラながらも大容量なので、長持ちするのが嬉しいですね♪

デスクやベッドサイドに置いておくのにもぴったりです!

Grown Care キューティクルケアオイル

Grown Care キューティクルケアオイルは、爪の専門家が監修している高保湿なネイルオイルです。

植物性のオイルと、人の皮脂に近い馬油を配合しているので、爪を徹底保湿したい方にぴったり。

さわやかな柑橘系の香りと、衛生的に使えるスポイトタイプも相まって、今大注目のネイルオイルです。

ネイリストからの支持も熱いので、一度試してみてはいかがでしょうか?

ビーエヌ モイストネイルオイル ANO-07 金木犀の香り

ペンタイプのネイルオイルはメイクポーチなどに入れやすく、持ち運びにぴったり♪
ビーエヌのモイストネイルオイルシリーズは、8種類の香りのバリエーションとプチプラな価格が嬉しいポイントです!

金木犀の香りがついたフレグランスアイテムはどのメーカーも高い人気を誇ります。

ナチュラルだけど癒やされる香りがついたネイルアイテムがあれば、ちょっとしたリラックスタイムにも使えます♪

よくある質問

Q&Aと書かれた積み木と虫眼鏡

実際にネイルオイルを購入したり、使う時によくある質問や疑問をまとめました!

Q.どんなネイルオイルをつかえばいいの?

A.「成分」と「容器」で好みのネイルオイルを選びましょう!

ネイルオイルの主な成分は「ホホバオイル」「アーモンドオイル」など天然成分だけで出来たオーガニックコスメから、「ミネラルオイル(鉱物油)」がメインのシンプルなタイプまで非常に幅広いです。
オーガニックと聞くと体に良さそうですが、やはり合う・合わないがあるので、人によっては刺激が強い可能性もあります。

アレルギーが心配な方や肌が弱い方は、ネイルオイルの成分もしっかりチェックしてくださいね。

また、容器にもいくつか種類があり、「マニキュアタイプ」「スポイトタイプ」「ペンタイプ」「ロールオンタイプ」があります。

衛生的に使えるのはスポイトタイプですが、量の調整がしやすいのはマニキュアタイプ、持ち運びやすいのはロールオンタイプとペンタイプです。

まずはどこに置くか、持ち運ぶかなどで選んでみてください♪

ネイルオイルの成分や容器、おすすめの商品についてはこちらでも紹介しています♪

プロおすすめのネイルオイル人気ランキング!成分もしっかり解説
https://www.nailjoshi.com/21512/

Q.ネイルオイルの値段で効果は変わるの?

A.成分が違うので効果の違いは出てきますが、値段よりも使う頻度の方が大切!

天然成分が贅沢に配合されたオーガニックなネイルオイルは、成分にこだわっている以上どうしても高価になります。
その分浸透力も保湿成分も優れており、満足度が高い商品が非常に多いです!

一方プチプラネイルオイルの成分は、ミネラルオイルという鉱物油がメイン。
浸透力は植物由来成分と比べると、やはり劣ってしまいます。

しかし、成分がどんなに素晴らしくてもたまにしか使わないのであれば効果を発揮しきれません!
まずはどんなネイルオイルでもいいので、使うタイミングを意識し、こまめに塗ることを重視してください♪

Q.ネイルオイルの代わりになるものはある?

A.ボディオイルや全身に使えるマルチヘアオイルなら代用可能!

前提として、ネイルオイルは爪や指先に浸透しやすい成分で出来ています。
「爪や指先がカサカサすぎるから徹底的に保湿したい!」という方はネイルオイルを使いましょう。

しかし、プレゼントでもらったり、試しに買ってみたボディオイルやマルチヘアオイルが残っているという方もいるはず。

ボディオイルやマルチヘアオイルは爪や指先にももちろん使ってOKなので、残っていてもったいないという方は代用してみましょう!

ネイルオイルの代用品についてはこちらで詳しく解説しているのでチェックしてみてください♪

ネイルオイルの代用品は?ネイルケアできるコスパ◎アイテム
https://www.nailjoshi.com/81825/

まとめ

胸に手を当てて喜ぶ女性

ネイルオイルの効果が実感できるのは、爪の伸びが関係することから使い始めて2~6ヶ月後くらいです。
効果がわかりにくく遅いため、「塗っていても意味がないのでは?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、爪は保湿が足りない状態だとカサカサと白っぽくなったり、柔軟性が失われて割れたり欠けたりしやすいです。
特に指先を使うお仕事をしていたり、家事や育児に大忙しだと、その分乾燥も激しくなります。

潤いを与えてキレイな爪をキープするためにも、ジェルネイルの持ちを良くするためにもネイルオイルはお役立ちアイテムなのです。

プチプラネイルオイルじゃなくてもOKです!使い続けることが大切ですよ♪
乾燥が気になる時、手を洗ったあと、お風呂に入ったあとなど、こまめに塗って爪を潤いで満たしてあげましょう!







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