ネイルチップのつけっぱなしはNG？数日付けられるネイルの方法はある？

ネイルチップは気軽に指先を可愛く演出できるので、とても便利なアイテムです。休日や特別な日に、ネイルチップを愛用されている方も多いのではないでしょうか。

粘着力が強い接着剤でネイルチップを付けている場合、1日中持つこともあると思います。そうすると「このまま付けていようかな」と、考えることがあるかもしれませんね。

しかし、ネイルチップのつけっぱなしをおすすめすることはできません。

今回はネイルチップのつけっぱなしがNGの理由やネイルチップの持ち、数日間付けられるネイルを解説します。

ネイルチップのつけっぱなしはNG

冒頭でも少しふれましたが、ネイルチップをそのままつけっぱなしにすることは避けたほうが良いでしょう。
なぜなら、ネイルチップを付けたままで過ごしてしまうと、爪に様々なトラブルが発生するおそれがあるからです。

まずは、ネイルチップのつけっぱなしがNGである具体的な理由を解説します。

グリーンネイルになる

ネイルチップを長時間外さず放置していると、グリーンネイルになるおそれがあります。
このグリーンネイルは、緑膿菌が増殖して爪が緑色に変色する細菌感染症です。

ネイルチップをそのままつけっぱなしにすると、手洗いや入浴などの際にチップと爪の間に水が入り込み、とどまってしまうことがあります。

この状態のまま放置すると、緑膿菌が増殖してしまうことがあるので注意が必要です。

万が一グリーンネイルになってしまった場合は、ネイルチップの使用をやめて、皮膚科を受診することをおすすめします。

臭いが出やすくなる

ネイルチップをつけっぱなしにしていると、いやな臭いが発生してしまうことがあります。

前項でご説明したグリーンネイルの時と同様に、ネイルチップと爪の間に水がとどまることで不衛生な状態となり、悪臭の原因となってしまうのです。
そのため、ネイルチップを付けている間は、水仕事や入浴を避けたほうが良いでしょう。

手を洗う必要がある場合は、殺菌効果のあるウェットティッシュを使ったり、消毒用ジェルを活用したりするのがおすすめです。

自爪の折れや割れにつながる

ネイルチップをつけっぱなしにすることで、自爪が折れたり割れたりしてしまうおそれもあります。

基本的にネイルチップは自爪より長さがあるため、そのまま放置すると爪にとって負担になることがあるのです。

特に強力な接着剤を使用している場合は、ネイルチップをぶつけたり引っかけたりすることで、そのまま自爪とともに欠けてしまうこともあるので注意しましょう。

ネイルチップの持ちはどれくらい？

ネイルチップのつけっぱなしはNGですが、そもそも「つけっぱなし」とはどれくらいの期間のことをいうのでしょうか。

ここからは、ネイルチップの持ちや旅行中の対処法、1日持たせるためのポイントをご紹介します。

持ちは最大1日

ネイルチップの持ちは、最大でも1日です。朝のお出かけ前に装着した場合は、夜に帰宅したら外すようにしましょう。

接着剤の種類によっては、1日以上外れずに持つ可能性もありますが、そのまま放置するとトラブルの原因になるためおすすめできません。

ネイルチップを付けた場合は、その日のうちに必ず外すようにしてくださいね。

旅行中は1日毎に付け直しする

旅行中にネイルチップを使用する場合は、1日毎に付け直すようにしましょう。
旅先に油分除去用のエタノールと両面テープを持参すれば、毎日付け直すことができて便利です。

また、旅行中に海や温泉に入る機会がある場合は、できればネイルチップを外すことをおすすめします。

1日持たせるためには

ネイルチップを1日持たせるためのポイントをご紹介します。

1.長時間濡らさない

ネイルチップは水に弱いので、水仕事や入浴などで外れてしまうことがあります。
装着している間は、なるべく手を濡らさないように工夫しましょう。

2.サイズの合ったチップを付ける

ネイルチップと爪のサイズが合っていないと、外れやすくなります。必ずジャストサイズのものを付けるようにしましょう。

3.爪先ではなく指の腹を使う

爪先を使うとネイルチップが外れてしまうことがあります。
なるべく指の腹を使うように心がけましょう。

数日間付けられるネイルはある？

ネイルチップはとても便利なアイテムですが、付けられるのは最大1日のみです。
そのため、状況によっては「数日間付けられるネイルがあると嬉しい！」と思うことがあるかもしれません。

そこでここからは、ネイルチップの代わりになる上に、数日間持つネイルの方法をご紹介します。

ピールオフジェルを使う

ネイルチップの代わりに、ピールオフジェルを使う方法があります。

ピールオフジェルはその名の通り、剥がして簡単にオフができるジェルのことです。
一般的なジェルネイルとは異なりオフの際に削る必要がなく、アセトンなどで爪を乾燥させてしまうこともありません。

ピールオフジェルは約3〜7日持つので旅行中や連休中など、数日間だけネイルを楽しみたい方にとっては最適なアイテムです。

ジェルネイルシールを使う

ジェルネイルシールをネイルチップの代わりに使用するのもおすすめです。

ジェルネイルシールは、貼るだけで気軽にジェルのようなおしゃれなデザインが楽しめるアイテム。
様々なデザインやカラーバリエーションから選べるので、飽きずにネイルを満喫できます。

持ちも約1週間〜3週間と長めなので、長期旅行などでも使えて便利です。
さらに、ぬるま湯とウッドスティックで簡単にオフできることも嬉しいポイント！

マニキュアをする

最もポピュラーな方法ですが、ネイルチップの代わりにマニキュアを使用してみてはいかがでしょうか。

ネイルチップのように一瞬で完成させることはできませんが、最近のマニキュアは速乾性が高く発色もキレイです。

ジェルネイルのようにぷっくりした質感のマニキュアも多く販売されているので、ぜひネットショッピングやドラッグストアなどで探してみてくださいね。

ネイルチップのつけっぱなしはやめよう！

ネイルチップは、正しく使えばトラブルを招くことは少ないアイテムです。
けれど、今回ご紹介したようにネイルチップをつけっぱなしにしてしまうと、様々なトラブルを引き起こしてしまうことがあります。

せっかく指先をキレイに見せたくてネイルチップを付けたのに、グリーンネイルになったり、いやな臭いが発生したりすると気分が下がってしまいますよね。
読者の皆様には、このようなトラブルが起こらないよう、ネイルを楽しんでいただければ嬉しいです。

ネイルチップを愛用されている方はつけっぱなしに気をつけて、安全に指先のおしゃれをエンジョイしていきましょう！

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