ネイルチップの持ちが良い時、あなたならいつまで付けておきますか?
ネイルチップを1日中付けていても、全く取れそうな気配のないことがあります。
そんな時、「取るのはもったいないから、ネイルチップは付けたまま寝てしまって、そのまま明日も付けちゃおう!」
そう思いたくなりますよね。
もったいないと思う気持ちはとても良くわかります。
しかし、ネイルチップの装着期間は、最大で1日までです。
これにはちゃんとした理由があるのです。
今回は、ネイルチップを付ける期間や、正しい付け方と外し方
そして最後に、ネイルチップに関するQ&Aにお答えしていきます。
ネイルチップのことを正しく知り、安心してセルフネイルを楽しめるようになりましょう!
ネイルチップの装着期間が最大1日な理由
ネイルチップが上手く付けられて、まだまだ取れそうもない!そんな日がありますよね。
そんな時は「このまま外さずに寝てしまって、もう1日付けたままにしようかな」なんて思うかもしれませんが、それはNGです。
では、ネイルチップの付けっぱなしがダメな理由を見ていきましょう!
グリーンネイルになる可能性がある
ネイルチップをつけっぱなしにしておくと、グリーンネイルになる可能性があります。
そのため、1日付けたら必ず取るようにしましょう。
グリーンネイルとは、爪に緑膿菌という菌が繁殖することにより、爪が緑色に変色してしまうことをいいます。
※爪が緑色になるためカビと間違えられがちですが、決して爪にカビが生えたわけではありません。
カビのように衛生面を心配する必要はないので、安心して下さい。
緑膿菌は湿度が高く狭いところを好みます。
爪とネイルチップの隙間には、手洗いなどで水分が必ず入り混んでいるので、まさに緑膿菌にとって理想の環境といえます。
菌を繁殖させないためにも、一日中つけていたネイルチップは、その日のうちに取る必要があるのです。
ニオイが発生することがある
一日過ごしたネイルチップの隙間には、目に見えなくても水分や食べカス、汚れが入り込んでいます。
そのため、爪とチップに密閉されたそれらの汚れは、時間とともに指先から異臭を放つ可能性があります。
指先から変なニオイがするのは嫌ですよね・・・。
その日の汚れはその日うちに取り除くことが大切です。
もし、ネイルチップの持ちが良くて明日まで付けていられそうでも、必ずその日のうちに取るようにしましょう!
ネイルチップの正しい付け方
ネイルチップはその日のうちに外す必要があります。
しかし外出先で取れてしまっては意味がないので、持ちが良いに越したことはありませんよね。
チップの持ちを良くするためには、正しい付け方とポイントを押さえておくことが大切。
ネイルチップを付ける時は、どんなアイテムを使おうと、最初にやるべきポイントはどれも同じです!
ネイルチップを付ける時には、必ず手を洗い爪の汚れを落としてから、油分除去をする。
一見当たり前のようですが、これが意外と忘れやすい、とても重要なポイントなのです。
まずは手を洗い、油分除去をしてからチップを付けることで、ネイルチップの持ちを良くしていきましょう!
以下から、ネイルチップを付ける時のアイテム別に、正しい付け方をご紹介していきます。
ネイルグルーを使う
ネイルグルーは接着力が強く、一度付けたらまず外れることはありません。
ウェディングなど、ネイルチップが絶対に外れたくない、特別な日に使うのがおすすめです。
●付け方
- 手を洗い、爪の油分除去をする。
- チップの裏面にグルーをつける。
- 2を爪につけたら、グルーが爪全体に広がるようにぎゅっと押さえ空気を抜く。
- そのまま10秒ほどしっかりと圧をかける。
両面テープを使う
両面テープは貼り付けて使うだけなので、誰でも簡単に使えます。
初心者さんにおすすめです。
●付け方
- 手を洗い、爪の油分除去をする
- 両面テープを自爪に貼る。
- ネイルチップを爪の根元からゆっくりと先に向かって付けていく。
- チップの上から少し強めに圧をかけ、数十秒押さえる。
粘着グミ
粘着グミは、グミ状になっていて変形可能な接着剤で、自爪とチップの間を隙間なく埋めることができます。
接着力が両面テープでは弱く、グルーでは強すぎる人におすすめです。
●付け方
- 手を洗い、爪の油分除去をする
- 粘着グミの膨らんでいる方をチップにつける。
- 2を爪につけ、チップの上からしっかりと押さえる。
自爪を傷めない外し方
ネイルチップは接着剤を使って、自爪に直接付けるものなので、間違った外し方をすると爪が傷んでしまいます。
正しい外し方を知り、爪へのダメージを減らしましょう!
ネイルグルーの外し方
ネイルグルーで付けたチップを外す時は、専用リムーバーとウッドスティックが必要です。
●外し方
- 専用リムーバーを爪先から見える自爪とチップの間に流し込む。
- そのままチップが浮いてくるまで2分〜3分待つ。
- ウッドスティックを浮いてきた隙間に少しずつ入れ込み、剥がしていく。
- チップが剥がれたら、爪に残ったグルーをリムーバーで拭き取る。
- 手を洗い、ネイルオイルで保湿ケアをして、終了。
一度で取れないようなら無理をせずに、1〜3の工程を繰り返し行います。
グルーの接着力をできるだけ弱くしていきましょう。
両面テープの外し方
両面テープで付けたチップを外す時は、
ボウルや洗面器に張ったお湯とウッドスティックが必要です。
●外し方
- ボウルにお湯を張り、指先を2分〜3分浸す。
- 浮いている箇所にウッドスティックを挿し込み、剥がしていく。
- 剥がれたら、爪に残った粘着質はお湯の中で、擦り取る。
- ネイルオイルで保湿ケアをして、終了。
一度で取れないようなら無理をせず、1〜2の工程を繰り返し行います。
両面テープの粘着力をできるだけ弱くしていきましょう!
粘着グミの外し方
粘着グミを外す時に必要なものは特にありません。
●外し方
- 爪についたネイルチップを、爪先の方向に引っ張る。
- 爪先を軸にしながら、チップの根本を持ち上げていく。
- 少しずつ、チップを前へ倒しながら外す。
- グミが自爪に残っている時は、指で擦る。
なかなか取れない時は、指先をお湯に浸けてグミを柔らかくするか、リムーバーで拭き取りましょう。
ネイルチップについてよくある質問
最後は、ネイルチップに関する、よくある質問をまとめてみました!
同じような悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.ネイルチップをしてお風呂に入って良いの?
A.チップを付けたままお風呂に入るのはNGです。
ネイルチップは水に濡れると外れやすくなったり、グリーンネイルになったりする可能性があります。
Q.ネイルチップは寝る時につけっぱなしにしていいの?
A.寝る前には外しましょう。ネイルチップを付けていて良い最大の装着期間は1日です。
装着時間が長いとグリーンネイルや臭いの原因となります。
また、出掛ける前日に付けておくのは、寝ている間にチップを引っ掛けて外れてしまう可能性があるので、
ネイルチップは当日に付けるようにしましょう。
Q.ネイルチップをしている時に注意すべきことは?
A.指先の使い方に注意が必要です。
爪先に負荷がかかると、ネイルチップが取れる原因となります。
物をつまむ時やスマホを操作する時は指の腹を使うようにしたり、
缶のプルタブを開けるときは鍵やコインで持ち上げてから指の腹を使って開けるなど、できるだけ爪先を使わないようにしましょう。