黒髪が似合わない人の対処法とは?重たい暗髪もおしゃれにするメイクとネイル術 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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髪色や髪型は人の印象をガラッと変える大切な要素。気分を変えて髪を染めたり、髪の長い人が短くしたりすると、「別人?」と思うくらい印象が変わることもあるのです。学生時代は、アルバイト先や校則が問題なければ茶髪や金髪など、自分好みの髪色にできますよね。しかし、社会人になると、一部の職業を除いて黒髪からダークブラウンの髪色までと就業規則で決まっているのではないでしょうか。黒髪や暗髪が似合う人や、ダークトーンが好みという人なら気にせずに過ごせますが、「黒髪が似合わない・・・」と困っている人も少なくありません。今回は、黒髪が似合わないと考える人向けに、対処法をご紹介します。

地毛が黒髪の人って実は多い!

日本人は地毛が黒髪という人がほとんどです。真っ黒な人から焦げ茶色っぽい人まで個人差はありますが、ほとんどの人がいわゆる「暗髪」のダークトーンヘアに含まれるのではないでしょうか。これを読んでいるあなたは、黒髪が自分の顔立ちや肌色に似合っていると思いますか?それとも、黒髪は似合わないと感じていますか?地毛が黒髪なのに、なんだか似合わないとなると困ってしまいますよね。

そもそも、日本やアジアだけでなく、世界的に見ても地毛が黒髪な人がほとんどなのはご存知でしょうか。洋画や海外ドラマで見る金髪やブロンドの髪色が地毛という人は、意外なことに外国でも非常に少ないのです。

世界で黒髪の人が多い理由

なぜ、地毛が黒髪の人が多いのでしょうか。それは紫外線を浴びる量が関係しています。

日本をはじめ、アジアや主に南半球側に位置する国は、太陽の日差しが強く降り注ぎます。眩しいほどの太陽光を浴びると、気になるのは紫外線。適度に陽の光を浴びることはビタミンDの生成に繋がるので大切ですが、紫外線を浴び続けてしまうと、シミやシワができるだけでなく、免疫が低下するなど、人体にとって悪影響を及ぼすのです。

そして人体には、紫外線を防御するための機能が備わっています。それが「メラニン」です。紫外線を浴びると、メラニンという暗い色の色素が生成されるようになっています。これがシミやほくろなどの原因になるので、メラニンは困る要素と思われがちですが、むしろメラニンを作ることで、紫外線による人体への悪影響から守ろうとしているのです。日焼けで肌が黒くなるのは、メラニンが体を守ろうとしている証拠ということになります。

つまり髪が黒くなるのもメラニンが生成されているから。はるか昔から、アジアや南半球など、太陽の日差しが強い地域で生活する人々は、紫外線から頭部を守るためにメラニンが生成されるよう進化したのではないかと言われています。ちなみに、歳をとると白髪が生えてくるのは、メラニンを生成する機能が衰えるからです。若くして白髪が多い人は、遺伝でメラニンを作る機能が衰えやすいだけでなく、ストレスや無理なダイエット、生活習慣の悪化が原因になることもあります。

北欧やロシアといった北半球側に位置する国の人々は、紫外線を浴びる量がアジアや南半球に比べて少ないので、メラニン生成量も少なく、地毛が金髪やトーンの明るい髪色という人が多いのです。しかし、子供の頃は地毛が金髪という人も、年齢を重ねると次第にトーンが暗くなり、ダークブロンド=茶髪になることがほとんど。これは遺伝による影響が大きく、金髪よりも黒髪の方が優性遺伝するからと言われています。髪の色や量は両親の影響だけでなく、祖父や祖母、それ以前の世代から隔世遺伝する要素なので、黒い色素を持つ家系から生まれた子供は、髪色が暗くなりやすいのです。

黒髪が似合わないと感じる理由

黒髪はメラニンが元で、頭部や人体を守るために黒くなったということは、お分かり頂けたのではないでしょうか。ですが、日本人らしい黒髪が似合わない、もしくは黒髪にすると違和感があるという人も少なくないようです。いったいどんな理由から似合わないと感じるのでしょうか。

黒髪が似合わないと感じる理由

  • 顔立ちや肌の色と黒髪が合わない
  • ファッションと合わない
  • 髪型やくせ毛と合わない
  • 髪が傷んでいる
  • 身体がブレない
  • 暗すぎるトーンの黒染めをしている

主な理由として、上記の5つが当てはまる方が多いのではないでしょうか。1つずつ解説していきます。

顔立ちや肌の色と黒髪が合わない

黒髪が馴染みやすいのは、一般的に「ブルベ寄りで、トーンの明るい肌」と言われています。黄みが強いイエベの肌色をしていると、肌のトーンが明るくても浮いて見えることがあるそうです。また、肌が色黒の人も、黒髪と相まってずっしりと重い雰囲気になる傾向にあります。

そして、黒髪は色のインパクトが強いので、薄めの顔立ちだと黒髪に負けてしまいがち。また、童顔な顔立ちに黒髪を合わせると、幼い雰囲気が強調されて、垢抜けない印象をもたれやすいのではないでしょうか。

ファッションと合わない

前述の通り、黒髪はインパクトが強いので、ファッションと合わせたときのトータルコーディネートにも影響を与えます。オールブラックコーデや、ブラウン・ネイビー・グレーなどのダークトーンをメインにしたコーデだと、軽やかさが失われ、重たい雰囲気が強調されやすいのです。その結果、コーデのイメージも重く、暗くなりがちです。

髪型やくせ毛と合わない

髪色だけでなく、髪型や髪の毛の癖も、見た目のイメージが変わる大きなポイントです。黒髪で日本人形のようなボブヘアーや、毛量の多さが目立つロングヘアーにしていると、ずっしりと重たく、暗い雰囲気になってしまうのは否めません。また、うねりやウェーブのかかったくせ毛は、くせを生かしたヘアスタイルにしないと黒髪だけが浮いてしまい、似合わない印象になりやすいです。

髪が傷んでいる

これは黒髪に限ったことではありませんが、髪が傷んでいると、どんなに髪色が似合っていても見栄えが悪くなってしまいます。黒髪といえば、光にあたると天使の輪ができるようなツヤがある状態をイメージする人がほとんど。ボサボサ、ガサガサで、乾燥やダメージの激しい髪は、髪型やファッションが合っていても、野暮ったく見えてイマイチな仕上がりになってしまうのです。

暗すぎるトーンの黒染めをしている

黒染めや白髪染めをするにあたって、地毛よりも黒いカラー剤を使って染めていたりしませんか?日本人の黒髪の多くは、黒い絵の具のような真っ黒ではありません。赤みや少し茶色が混じったような黒髪がほとんどと言われているのです。黒染めをするにあたって地毛よりもトーンの暗い黒髪にしてしまうと、黒のインパクトが変に強調されてしまい、髪だけ浮いてしまうというのも考えられるのです。







黒髪が似合わない時の対処法とは?

黒髪が似合わないと感じる理由は人それぞれ。ですが、日本人なら、黒髪が全く似合わない人は存在しないと言われています。その人に似合う髪型や、髪にマッチするファッションやメイクを取り入れることで、黒髪や暗髪も似合うようになるのです。

黒髪が似合わないと思った時の対処法には、

  • 髪型を変える
  • メイクやファッションを合わせる
  • 肌や顔立ちと合うトーンの黒髪にする
  • ヘアケアに力を入れる

上記のようなものがあります。ポイントを押さえて、黒髪が似合う雰囲気に変えていきましょう。

黒髪で自分に似合う髪型を見つけよう

黒髪が似合わない時の主な対処法の1つは、似合う髪型に変えることです。むしろここさえ押さえれば、メイクやファッションは二の次でも黒髪が似合うようになるかもしれません。

とはいえ、自分に似合う髪型がどんなものかは、知識がないとわかりにくいものです。スムーズに似合う髪型を知るには、やはり美容師に聞くのがおすすめ。長年同じ美容師に担当してもらっている人なら、自分に似合う髪型も質問しやすいですよね。
また、美容師も何度も同じ人を担当することで、その人の髪の癖や似合うトーンを把握しているはずです。黒髪にする前に、自分に似合う髪型を聞き、野暮ったく見えないヘアスタイルに整えてもらいましょう。

そして、美容師は人によって得意分野が異なります。新規に美容室を探しているなら、似合わせカットや小顔カットが得意な美容師がいるサロンを探しましょう。自分に似合わない髪型は、顔が大きく見えてダサい雰囲気になりやすいですが、似合う髪型にすることで、おしゃれな雰囲気が演出できるのはもちろん、小顔に見せることもできるのです。予約サイトで似合わせカットが得意な美容師を探すのはもちろん、SNSで似合わせカットの投稿をしている人を見つけるのもおすすめです。丁寧にカウンセリングしてくれる美容師を見つけてくださいね。

メイクやファッションを変えて野暮ったさをなくす

黒髪は肌の色やトーン、顔立ち、合わせるファッションによって垢抜けない、野暮ったい印象になることが多いです。そこで、メイクやファッションを黒髪に合うようシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか。メイクやファッションを変えるのは、黒髪が似合わない時の対処法としてはかなり取り入れやすいです。髪型をすぐに変えられなくても、雰囲気を変えることができますよ。

ハイライトやシェーディングで立体感をプラス

薄い顔立ちや幼い顔立ちの人にとって、黒髪は野暮ったく見えて苦手に感じることも。そこで、ハイライトやシェーディングで立体感をプラスし、堀を深く見せてみてはいかがでしょうか。

ハイライトを入れる場所

  • おでこ
  • 両目の間にある鼻のくぼみ
  • 鼻の一番高いところ
  • 頬骨の一番高い所
  • あご

シェーディングを入れる場所

  • おでこの髪の生え際
  • フェイスライン
  • 顎やエラなど目立ちやすい所
  • 小鼻のくぼみ
  • 目頭近くのくぼみ

顔の形が丸顔か、逆三角か、面長かで、ハイライトやシェーディングを入れる部分も多少異なりますが、まずは上記の箇所に入れてみてください。ハイライトで肌にツヤを与えて、シェーディングで必要なところに影を作ってあげれば、おしゃれな今っぽい顔立ちに仕上がります。



ハイライトやシェーディングを使ったことがない人は、まずはナチュラルで馴染みやすいカラーを試してみましょう。極端に白っぽかったり、暗すぎるものを使うと、ナチュラルさとはかけ離れた舞台用メイクのような仕上がりになってしまいます。スティックタイプやパウダータイプなど、様々なテクスチャーがあるので、テスターで使いやすいと思ったものや、塗った箇所をぼかしやすいものを購入してくださいね。

そして、ハイライトやシェーディングを入れたお顔には、アイメイク、リップ、チークも欠かさずに取り入れましょう。きちんとメイクした感のある仕上がりにすることで、ハイライトのツヤやシェーディングの影も馴染みやすくなります。

ファッションは明るいカラーを取り入れて

黒髪にオールブラックコーデや、ダークトーンの服を合わせるのはかなり上級者向けです。髪色と服が暗めでも、モデルのようにおしゃれな雰囲気を出せる人は限られています。また、髪とファションをダークカラーで合わせると、顔色も悪く見えがち。黒髪の重たさを軽減させるためにも、明るめトーンのカラーを取り入れてみましょう。黒髪の重たさを軽減させるためにも、明るめトーンのカラーを取り入れてみましょう。

明るめカラーでおすすめなのは、取り入れやすいホワイトはもちろん、ラベンダーやピスタチオ、スモーキーブルー、ダスティーピンクといったくすみカラー。パステルやビビッドなカラーよりも合わせやすく、きれいに見えるので、幅広い年代の方に合わせて頂きたいです。ダークトーンのアイテムを使いたい時は、コーデや小物の一部に取り入れて、メインは明るいカラーになるよう合わせましょう。柄物をポイントで入れると、より華やかな印象になりますよ。







黒染めをする前に自分に似合う黒をチェック

新生活などのタイミングで黒染めをするなら、自分に似合うトーンやカラーの黒髪にすることが大切。一口に黒髪といっても、青っぽい黒、透明感のある黒、赤茶が交じる黒など、それぞれニュアンスが異なるのです。

近年で人気を集めているのが、グレージュのハイライトを入れた黒髪や、アッシュを混ぜた黒髪といった「透明感重視」のヘアカラーです。これらの髪色は、黒髪でありながら重たさが軽減できますし、光が当たることで透けるような柔らかさも演出できますよ。黒髪で野暮ったくなりがち、垢抜けない雰囲気になりがちという方は、ぜひトライしてみてくださいね。

ナチュラル黒髪でもヘアケアは必須!

染めていないナチュラルな黒髪でも、ヘアケアは欠かせません。自分の髪質に合ったシャンプーやコンディショナーを使い、ドライヤー前にはヘアミルクやヘアオイルを使ってしっかりケアしていきましょう。染めたり、パーマや縮毛矯正をしていないナチュラルな黒髪は、非常に健康な状態ですが、間違ったヘアケアを続けたり、ヘアアイロンを高温で使う、ドライヤーを長時間使うといった頻度が高いと、ダメージが蓄積してしまいます。
また、カラーリングで暗く染めた髪は、ナチュラルな髪よりも傷みが目立ちやすいのでより注意が必要です。カラーリング後のケア用シャンプーやトリートメントを使うと、傷んだ髪をツヤツヤに魅せることができるので、美容師におすすめのシャンプーやトリートメントを聞いてみてはいかがでしょうか。

黒髪の雰囲気に合う垢抜けネイルカラーは?

ネイルもカラー選びに気をつけることで、黒髪に合う垢抜け感を演出できます!特におすすめなのが「ナチュラルな透け感のあるピンクベージュ」と「明るいトーンのくすみカラーです。

オフィスネイルにも使えるピンクベージュは、シアーカラーをチョイスすることで一気に今っぽい仕上がりに。ツヤ感も演出できるので、キレイな手元になりますよ♪

服と同じくおすすめな「明るいトーンのくすみカラー」は、おしゃれなテイストに仕上がります。ツヤありはもちろん、マットコートを使うとガラッと雰囲気が変わるので、マニキュアでアレンジしやすいのではないでしょうか。

黒髪が似合わないと感じるのは、黒髪の色チョイスや、髪型やメイク、ファッションの合わせ方に原因があるかもしれません。上記のような対処法に加えて、ネイルで垢抜け感をプラスすることで、ナチュラルな暗髪でも一気に今っぽい仕上がりに。重たい印象がある黒髪ですが、髪のキレイなツヤが出やすいのも事実なので、良さを活かして軽やかに楽しみましょう。







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