【初心者向け】甘皮処理のセルフでのやり方|頻度や注意点も解説 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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セルフでネイルをしているけど、なんだか手先が垢抜けない・・・。そんな風に悩んでいる人はいませんか?とてもキレイに塗れているのに何故か素人臭さが残ってしまう、その理由は、甘皮の処理によるものかもしれません。

プロのネイリストがネイルをする上で最も意識するのは、爪の根本にあたるキューティクルラインと呼ばれる箇所のライン取りです。ネイルはキューティクルラインがガタガタしていると、仕上がりがキレイに見えず、だらしない印象になります。

このライン取りは、練習していけば誰でもキレイに取れるようになります。しかし、どんなにカラーリングの腕が上がっても、そこに甘皮があってはキレイなラインを描くことはできません。そのためネイルサロンでは、塗りの前の甘皮処理に時間をかけ、徹底してキューティクル周りをケアしていきます。

でも、自分で甘皮処理する場合、どこまで処理していけばいいのでしょうか。また、どのくらいの頻度で行うのがよいのかなど、悩みますよね。

今回の記事では、セルフネイルを垢抜けさせるために、甘皮処理のセルフでのやり方についてご紹介します。頻度や注意点も紹介しているので、この記事を参考にしながらセルフケアをしてみてくださいね!

甘皮処理の必要性とは

甘皮には、爪と皮膚の間から細菌が入らないように、また爪の根本の白い部分(爪半月)を保護する役割があります。

だからといってケアをしないでいると、乾燥によって甘皮がカチカチになっていき、爪や周りの皮膚に必要な水分まで奪っていきます。もしかしたら甘皮を処理するのは良くないと、聞いたことがある人もいるかもしれません。

しかし、伸びた甘皮を放置すれば爪やその周辺の皮膚も乾燥し、ささくれや二枚爪の原因になるため、健康的な爪を維持するためにも甘皮は適度に処理した方が良いのです。たしかに甘皮を処理しすぎると、そこから菌が入り、炎症を起こすこともありますが、良くないというのは、「やり過ぎが良くない」ということなので、安心して下さい。

甘皮を処理することで、徐々に甘皮の量も減っていきます。そして爪の成長を促され、なんと言っても見た目がキレイになります。また、ネイルをする際に、甘皮が邪魔をしてキューティクルラインがガタガタになることが無くなるので、ネイルの仕上がりが抜群に良くなります。

甘皮処理の頻度と注意点

甘皮処理の頻度と注意点をご紹介します。健康な状態を保ちながらケアをするのに大切な部分なのでしっかり覚えておくようにしてくださいね。

頻度

では、甘皮処理のおすすめの頻度はどのくらいでしょうか。甘皮処理は甘皮がある程度伸びてくる、2週間に1度がオススメです。上でもお伝えしましたが、やり過ぎは炎症を起こす原因となるので気をつけましょう。それでは、以下で甘皮処理の簡単なやり方をお伝えします。

注意点

・切りすぎない

甘皮を処理するにあたって気になるのは、ニッパーを使う際にどこまで切って良いのか?ということではないでしょうか。切る場合の目安として「固く角質化している甘皮は切る」と覚えておいて下さい。甘皮が薄く皮膚との境がわかりにくい場合や、甘皮のラインが整っていてキレイな場合はわざわざカットする必要はありません。

甘皮の役目は雑菌が入るのを防ぐというものです。
そのため切りすぎてしまうと爪の根元から雑菌が入り込んでしまうことになります。
爪や甘皮周りのトラブルのもとになる可能性もあるので注意しましょう。

また、痛みを感じたらすぐにやめましょう。甘皮の厚みや量には個人差があります。取れている感じがしないからと言ってグイグイとやり過ぎると痛みが出ることがあります。

・力加減に注意する

甘皮を押し上げる時の力加減には十分注意しましょう。
自爪の方向に力がかかってしまうと自爪に傷が入ってしまう原因になります。
また、甘皮を押す力が強すぎるのもよくありません。特にプッシャーを使っている時は皮膚を切ってしまうこともあるので優しい力で押し上げましょう。

・頻繁にやりすぎない

前述した通り頻度は2週間に1回くらいです。
ジェルネイルをしているなら3週間に1回付け替える時に行うくらいが適切です。
ササクレができてしまったときなどは、その部分だけをキューティクルニッパーで除去する程度にしておきましょう。







簡単にできる甘皮処理のやり方

1.お湯に手を浸し、甘皮をしっかりと柔らかくする

乾いた状態だと甘皮は固くなってしまっています。お湯につけることで柔らかくすることができます。お風呂上がりにするのもおすすめです。キューティクルリムーバーを塗布して柔らかくするのも良いでしょう。

2.綿棒を使い甘皮を押し上げる

綿棒を使い甘皮を押し上げながら、キューティクルラインに沿ってクルクルと擦っていく。
この時、根元ギリギリから行うのではなく、爪の真ん中辺りから始めましょう。

3.爪表面の薄皮(ルースキューティクル)も、取り除いていく

③爪の表面にへばりついた薄皮(ルースキューティクル)も、クルクルと取り除いていきます。
このルースキューティクルが残っていると、そこからネイルカラーがリフトし、マニキュアの持ちを悪くします。

4.押し上げた甘皮が角質化していたら、キューティクルニッパーでカットする

キューティクルニッパーを使う時は角度に注意しましょう。非常に鋭利なので角度や刃の向きを誤ると皮膚を傷つけてしまうことになります。慣れないうちはササクレや出っ張りになっている甘皮のみを切るようにするのが安心です。深追いすると皮膚を傷つけることがあるので、キューティクルラインを綺麗に整えるという意識をもって行うのがおすすめです。

爪の構造の写真

上のイラストの爪の根元にある黒い部分(ルースキューティクル)を綿棒やキューティクルニッパーで除去しましょう。それ以上をカットしてしまうと痛みが出たり出血したりしてしまうことがあるので注意が必要です。

5.キューティクルオイルとハンドクリームを爪先に馴染ませ、保湿する

キューティクルオイルは商品によってネイルオイルという名称のこともあります。
同じものなのでネイルオイルを持っている場合はキューティクルオイルをあえて買う必要はありません。甘皮部分にキューティクルオイルを塗ってよく馴染ませましょう。

ちなみに、ジェルネイルやマニキュアを塗る場合はネイルをしてから保湿をしてください。保湿を先にしてしまうとジェルやマニキュアを弾いたり色ムラになったりする可能性があるので注意してください。

甘皮処理をしたことで、爪の形や輪郭がくっきりと出るので、ネイルを塗った時の仕上がりの美しさが違います。

より本格的に甘皮の処理をするなら

本格的にセルフで甘皮処理をするなら使用するアイテムも揃えて行うのがおすすめです。ここではネイリストも使用するオススメグッズをご紹介していきます。

内海プッシャー

使いやすさの考えられた内海のメタルプッシャーです。ネイリストも使用するメーカーのプッシャーで長持ちします。

pa キューティクルリムーバー

甘皮をふやかして押し上げしやすくする溶剤です。ハケタイプで塗りやすいです。

ブルークロス キューティクルリムーバー

甘皮をふやかす溶剤で、ネイルサロンでも使用されることが多い人気のメーカーです。

内海キューティクルニッパー

初心者でも使いやすいサイズ感のキューティクルニッパーです。スクールの初心者向けの教材にも使用されることが多い商品で入門機としておすすめです。

ヒカリキューティクルニッパー

小回りもきき、切れ味抜群のキューティクルニッパーです。ネイリストも使用するワンランク上の仕上がりを求める人にオススメです。

ネイルサロンで甘皮処理をするなら

ネイルサロンで甘皮処理をすることはできるのでしょうか?
こちらの回答は難しく、できるところとできないところがあるという答えになります。
というのも、ネイルケアのみのメニューがないというネイルサロンも多いためです。ネイルケアのみのメニューがないというサロンはジェルネイルメニューに力を入れているサロンです。

この場合、ジェルネイルメニューにはもちろん甘皮処理が付いていますよ。
基本的にジェルネイルのメニューを選んだ場合、甘皮処理は行いますが、処理の仕方や時間のかけ方はサロンによってさまざまです。

この項目では、ジェルネイルをする場合に甘皮処理がどのくらいの相場なのか、甘皮処理(ネイルケア)のみの場合はいくらくらいになるのかをお話していきます。

ジェルネイルをする場合

・オフと一緒にマシンケアする
ジェルネイルに力を入れているサロンで多いのはこのタイプです。
ジェルオフをした流れでマシンによる甘皮ケアをサッと行います。
マシンで行うケアはスピーディーにしっかりと硬くなった甘皮を処理できるという利点があります。

ただしネイリストの技術を要するので稀に痛みを感じることもあります。そのような時は遠慮せずネイリストに伝えてください。追加料金はかからないでジェルの料金に含まれています。

・爪の長さや形を整えながら手作業でケア
エメリーボードで爪の長さと形を整えた後にメタルプッシャーとキューティクルニッパーでネイルケアを行います。

ドライケアなら追加料金無し、ウォーターケアなら追加料金が1000円~2000円程度かかることが多いです。ウォーターケアとは、指先をお湯につける先程紹介した甘皮処理のやり方です。

ウォーターケアは行っていないサロンもありますが、こちらのほうがジェルは長持ちし、ワンランク上の仕上がりになります。イベントごとが控えている時などはぜひウォーターケアにしてみてくださいね。

甘皮処理(ネイルケアのみの場合)

ネイルケアのみの場合は内容によって2000円~5000円になることが多いです。
甘皮処理のみで予約できることはあまりなく、ネイルケアコースとしてファイリング、甘皮ケア、磨きまたは補強コートという内容になっていることが多いです。

ちなみにファイリングとはエメリーボードで爪の長さと形を整えることです。
ファイリングと甘皮ケアのみなら2000円~3000円、磨きと補強コート付きだと4000円~5000円が相場でしょう。

さらにオプションでスクラブやハンドパック、パラフィンパック、ハンドマッサージなどを追加できることもあります。マニキュアやジェルができない場合でもネイルケアをするだけで非常に綺麗な手元にしていくことができますよ。

フットの甘皮ケアや角質ケアについて

お足元の甘皮ケアの頻度は月に1回程度がおすすめです。
角質ケアも月に1回~2回程度が適切な頻度です。
フットはハンド以上に角質や甘皮が固くなりやすいのでフットバスに足を入れてからや、お風呂上がりに行うようにしてくださいね。

また、ハンドで使用するキューティクルニッパーをフットにも使用すると切れ味が一気に悪くなってしまうので古くなったニッパーをフット用にしてハンドと使い分けするのがいいでしょう。

さらに、爪を削る時に使うエメリーボードは長さが短いミニタイプのほうが削りやすいのでチェックしてみてください。

ミニネイルファイル

ミニエメリーボード。使い捨てで衛生的です。持ち運びにも便利なのでポーチに入れておいて小爪をサッと整えたいときなどにもおすすめです。

aogi かかと角質取り

足の裏の角質を除去するのにおすすめです。軽くて持ちやすいのが魅力です。

SpaLuce フットケアローション

角質を柔らかくしてフットファイルでの角質除去をしやすくできます。ネイルサロンでも使用されている商品です。







運動で体が生き生きする

運動によって筋肉に負荷がかかると、成長ホルモンの分泌が促進されます。成長ホルモンは、細胞分裂を促進し、体中の組織を成長させるホルモンであり、成長期を過ぎた大人にとっても、古い細胞を再生させて若々しい体を保つために不可欠なホルモンです。また、エネルギー代謝にも重要な役割を担っているので、体力維持にもなくてはならないホルモンなのです。文部科学省の「体力・運動能力調査」によると、20~64歳の男女で運動の習慣がある人とない人とでは、その体力に最大で20歳もの差があるそうです。もちろん体力は加齢に伴って落ちるものですが、たとえば40歳以上の女性では、「週1~2日程度」と少ない運動量であっても、ほとんど運動しない人と比べると5~10歳も体力が若いという結果が出ています。

肌がキレイになる

成長ホルモンの細胞再生は、当然肌にも及びます。カナダのある大学研究チームが行った実験では、次のような結果が出でいます。20~84歳の男女29人を、最低でも週3時間の運動を継続するグループと、ほとんど運動をしないグループに分けて行われたものです。紫外線の影響を受けていない皮膚サンプルを調べると、運動をするグループでは、40歳以上でも20代や30代の皮膚状態に近いという結果が出ました。さらに、運動をしない65歳以上の人に週2回、30分ほどの軽い運動を3ヶ月続けてもらったところ、運動前は年相応だった皮膚が、20~40代並みの美肌になったという結果も出ています。歳をとってからでも運動によって肌が美しくなる可能性が高いというのは、素晴らしいことですね。

脳が活性化する

脳には、ニューロンという神経細胞が無数に張り巡らされています。ニューロンとニューロンの間にはシナプスという継ぎ目があり、情報の受け渡し役を担っています。シナプスの数は刺激を受けるたびに増えていき、これにより脳が発達していきます。逆に刺激が少ないと、脳は衰えていくのです。ある研究調査では、60~79歳の高齢者に適度な運動を継続してもらったところ、脳内に次の変化が確認されたそうです。

・シナプスが新生
・ニューロンの機能を維持する細胞が増加
・脳内の酸素供給能力がアップ

これまで死滅した脳細胞は再生しないといわれていましたが、高齢になっても、運動すれば脳を発達させることができるということが分かったのです。これは運動への大きなモチベーションとなりますよね。

気分が明るくなる

気が滅入っている時でも、運動の後は気分も明るくなり、スッキリしますね。それは、運動で交感神経が優位になり、心拍数が上がって血流が促進するほかに、気持ちをポジティブにする、次のようなホルモンが活性化するからです。

1.β-エンドルフィン
人間だけが分泌できる究極のホルモンといわれ、快感や陶酔感、多幸感をもたらします。15分ほどのジョギングで活性化し、その効果は3~5時間も持続します。

2.ドーパミン
いわゆる「やる気ホルモン」のことで、意欲を高めたり、ワクワクドキドキといった高揚感をもたらします。

3.セロトニン
睡眠ホルモンとしても知られる、イライラを鎮めて心を穏やかにするホルモンです。ジョギングやウォーキング、ダンスといったリズムを刻む運動は、セロトニンの分泌を促進します。

ちなみに「ランナーズ・ハイ」は、β-エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンが揃って大量に分泌されるための、最高の至福感状態といわれています。

まとめ

「あの人、若いね!」といわれる人に共通しているのは、

・姿勢がいい
・行動がキビキビしている
・表情が豊か
・声にハリがある
・肌がキレイ

これらを全て叶えてくれるのが「運動」です。運動は、ハードである必要も、毎日やる必要もありません。大事なのは継続することで、毎日辛い思いをするのでは続きません。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、また暑い夏は室内でできるピラティス、ヨガ、ダンス、そしてラジオ体操やストレッチも立派な運動です。終わった後のスッキリ爽快感を目安に、無理をせず30分程度の運動を週2日から始めてみてはいかがでしょうか。







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