ネイルは心理効果をもたらす!ネイルセラピーで「怒り」から開放されよう! | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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日々生活をしていると、イライラしたり腹の立つこともありますよね。すると今までの楽しい気分が一変、とたんに嫌な気分になります。しかもこの「怒り」の感情はとても厄介で、いつまでもマイナスの気分を引きずってしまうことがほとんどです。もちろん誰でも怒りの感情は持ち合わせていますが、特に近年はイライラすることが多くなったと感じている人が増えています。昔から、怒ると血圧が上がる、寿命が短くなるなど、健康に影響すると言われています。しかし怒りは健康に悪いだけでなく、実は肌の劣化にも大きく関わってきます。では怒りの感情は一体どう対処すればよいのでしょうか。そこでオススメなのが、ネイルを整えることです。ジェルネイルやマニキュアで爪先をキレイに装飾するのはもちろんのこと、自爪をケアするだけでも男女問わず有効的な心理効果があるとされ、近年注目のセラピー法です。怒りは私たちにどんな悪影響をもたらすのでしょうか。そして、なぜ現代は怒りっぽい人が増えているのでしょうか。今回は怒りの上手な対処法と最近注目のネイルが人にもたらす心理効果をご紹介します。

人間は感情の動物

怒ると体に悪いと分かっていても、怒りの種があれば、人はたいてい反応してしまいます。怒りを爆発させてしまうと、周囲が嫌な思いをするだけでなく、本人も後で自己嫌悪や後悔に襲われ、辛いものです。それがさらにイライラを募らせ、怒りの悪循環を引き起こします。かといって怒りを抑圧すると、怒りの感情はどんどん溜まっていき、やがてはストレスとなり自分自身を傷つけることになります。では怒りの感情は、どれだけ悪影響を与えるのでしょうか。

血液、血管への影響

怒りによってまず影響を受けるのは、血液です。怒りは交感神経を活発化し、アドレナリンを分泌させます。アドレナリンは興奮を引き起こす覚醒系のホルモンですが、血液に対しては血小板を凝集させる作用があります。

肌への影響

さらに交感神経は毛細血管を収縮させるので、肌の血流が悪くなって肌細胞の再生が遅くなります。そのため乾燥肌やシミ・シワなどを促進することになります。とある研究によると、怒りレベルが高い人は、低い人と比べて火傷の回復が圧倒的に遅いという結果が出ています。怒ってばかりいると、ただでさえ眉間にシワが寄って口角が下がり、嫌な顔になりますよね。そればかりか肌のターンオーバーを遅らせ、若々しく美しいお肌まで失ってしまう可能性があります。

胃腸への影響

怒りにより交感神経が活発化すると、胃腸の血流が減少して働きが低下します。腸内環境も悪くなり、食欲不振や胃もたれ、便秘を引き起こします。

免疫への影響

免疫の主体となる白血球は、自律神経の交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで力を発揮します。怒ると自律神経は交感神経に偏るため、免疫力の低下を招きます。

活性酸素の弊害

交感神経が活発に働くことで体は酸素の消費量が増え、活性酸素が大量に生まれることになります。活性酸素は身体の不調の原因や老化などの要因といわれており、「怒ると寿命が縮まる」というのは、あながち間違っていません。

キレやすい人が多い現代人

キレる若者、キレる高齢者というように、世代を問わず怒りやすくなっているのが現代人です。現代にキレやすい人が増えているのには、一体どんな背景があるのでしょうか。

多忙

物事が思い通りにいかないと人は怒りを感じるものですが、現代はそんな怒りの種がたくさんあります。中でも大きな要因は、忙しさで生活や心にゆとりが持てないことです。昨今は、仕事のほかに子育てや介護を抱えている人も多く、職場でも家庭でもゆとりがなくなり、ストレスを溜める人が増えているのです。

利便性の発達

何もかもが便利になった現代生活では、ちょっとした不便さにも不満を感じるようになります。たとえば電車が止まったり、携帯が繋がらなくなったり、当たり前と思っていたことが少しでも支障をきたすと、イライラや怒りに繋がってしまうのです。

価値観の多様化

人それぞれ価値観は違うものの、これまではある程度、同じ価値観が共有される時代でした。しかし現代は違う価値観を主張できる自由な時代となり、自分の「~すべき」や「~であるべき」が通用しないことが増えています。たとえば、「目上の人には敬語を使う」という当たり前のマナーも、世代によっては通用しないこともあります。自分が信じてきた価値観を覆されると人は不満を感じ、それが怒りになってしまうのです。

低血糖になりやすい食生活

現代人の食生活は、インスタント食品やスナック菓子、清涼飲料水といった糖質過多が問題になっています。糖質の多い食事を摂ると血糖値が急上昇し、それを下げるためにインスリンが大量に分泌します。そうすると今度は血糖値が急降下して低血糖状態になるため、脳は血糖値を上げようとアドレナリンを分泌させます。お腹がすくとイライラして怒りやすくなるのはこのためです。特に空腹感が強くなるのは、血糖値が急激に下がった時になります。その状態でどっと食べてしまうと、血糖値が急上昇、そして次には急降下するという悪循環になり、常にアドレナリンいっぱいの状態になっている可能性があります。







ネイルの心理効果って何?

現代人はストレスが多く、その原因は様々です。そこで注目なのが、ネイルの持つ心理的効果です。あるテレビ番組でこんな実験が行われていました。男性にネイルケアを施しティシュ配りをさせるというものです。爪をケアした男性と、何もしていない男性とでは、ネイルケアしている方が圧倒的に配り終わるのが早いという結果が出ました。ネイルをキレイに整えたことで、「動きの一つ一つに丁寧さが出る」「なんとなくやる気が出る」など、無意識にしぐさや行動にプラスの影響を受け、それが他者へも伝わることで、とても効率よくティッシュを配り終えたという結果が出ています。女性がお洒落以外の理由で、「テンションが上がる」「癒やされる」などと感じ、ネイルを好むのはご存知だと思いますが、男性にも同じような心理的効果があります。人はどこか一箇所でも身なりを整えることで、自信に繋がり気持ちにハリがでます。そしてネイルは、キレイにメンテナンスされた手先を常に自分の目で確認することができ、それを見る度に心に余裕が生まれます。この何気ない少しの余裕がとても大切です。このようにネイルは、女性に特化したものではなく、また装飾目的だけに収まらず、今や心理的効果のある「ネイルセラピー」としても注目されています。イライラや怒りの感情は、気持ちに余裕がない時ほど生まれやすくなります。キレイになった指先や爪を見ることで、普段からふとした時に気持ちをプラスの方向にリセットすることができます。そのためキレイなネイルや整った指先は、安定した精神状態を常に保てる効果が期待でき、怒りは生まれにくくなります。

セルフネイルで心が落ち着く時間を

マニキュアを塗っている時は心が落ち着く、ストレスもなんだか忘れると思ったことはありませんか?最近はセルフでジェルネイルを塗ったり、ネイルシールをつけたりする人も多いのですが、それらも含めてセルフネイルをしている時は心理状態が落ち着くようです。これはセルフネイルが、集中力を使う作業だからということが関係しているかもしれません。マニキュアやジェルネイルを塗る時は、集中して筆を動かさないとはみ出したり、ぶれたりしますよね。キレイに塗るためには、爪をしっかり見つめて、筆の動かし方も注意しなくてはなりません。集中している状態になると、目の前のこと以外は考えなくなるので無心になります。ストレスを感じていたり、感情の起伏が激しいときに無心になることは非常に最適なのです。

マニキュアでも、ジェルネイルでも、ネイルシールやネイルチップでも、ネイルをしている時間は無心になり、自然と心が落ち着いてくるはずです。そのため、週に1回や月に1回セルフネイルをする時間を設けることをおすすめします。ネイルが完成したら達成感も味わえますし、さらに手元もキレイになるので、嬉しいことばかりですね。

爪がキレイになるとポジティブな心理効果が!

ネイルに関する心理効果は、化粧品会社のメナードが検証し、実際に良い効果があるという検証結果を発表しています。自分の好きなカラーのネイルをするとテンションが上がったり、ポジティブな気持ちになりやすく、ストレスの軽減が期待できるとのことです。たしかに、ネイルを変えた後はなんだか気持ちが嬉しくなりますよね。これはネイルでカラーを塗るだけに限らず、ネイルケアをして自爪をキレイな状態にすることも同じです。普段はネイルが出来ないという方でも、爪やすりで形を整えたり、爪磨きでツヤツヤにすることで、なんだか気持ちも明るくなるはず。男女問わず、爪をキレイにして過ごすことは良い心理効果をもたらすのです。







怒りの解消方法

しかし今の世の中、それでも怒りが込み上げてくることもありますよね。喜怒哀楽の中でも、怒りはマイナス感情である上に、攻撃性を持つ点でやっかいな感情です。とはいえ怒りを生みやすい環境の中で暮らしている以上は、怒りを感じるなといっても無理な話です。大切なのは、怒りという感情に振り回されず、いかにコントロールするかです。それにはネイルなどで癒やされる他に、どのような方法があるのでしょうか。

深呼吸

深い呼吸は、交感神経の興奮を鎮めます。抑えきれない怒りを感じたら、横隔膜を意識して5~6回ゆっくり深呼吸をする癖をつけましょう。

寝転がる

仰向けに寝ると、脳は攻撃する体勢ではないと判断し、リラックスモードになるといわれています。

怒りを上手に発散させよう

怒りは爆発させることより、むしろ抑圧することのほうが良くありません。抑圧は、怒りの感情を持ち続けることになり怒りの悪影響が長引くだけですし、さらに抑え込むことで、怒りのエネルギーが膨らみ別のきっかけで結局爆発することにもなります。怒りの感情は次のような方法で上手に発散してしまうことが大切です。

体を動かす

最も効果的なのは、イライラや怒りのエネルギーを運動のエネルギーに転換することです。運動する時間がない人は、その場ダッシュや掃除・片付けに集中するだけでも、気持ちをスッキリさせる効果があります。

人に話を聞いてもらう

話すことは、それ自体が発散になり、さらに相手に理解・共感してもらうことで、心が落ち着きます。ただし逆効果にならないよう、話す相手を選ぶことが大切です。

ちなみに怒りの解消法として、「お酒で発散する」、「さっさと寝て忘れる」というものもありますが、残念ながらこれは発散にはなりません。酔っている間は怒りを忘れていても、それはアルコールで脳が麻痺しているだけで、怒りの記憶がなくなったわけではありません。また、脳は睡眠中に記憶を定着させるので、怒りを発散させないまま寝てしまうと、怒りの記憶が根付いてしまうことになります。

怒りを反芻しない

怒りやすい人は、怒った後でそのことを思い出し、そのたびにまた腹を立てるという悪循環を繰り返すといいます。これでは怒りの記憶は消える間がありません。怒りの反芻を防ぐには、怒っている自分を客観視してみることです。そうすると、怒りの感情から意識を引き離すことができ、物事を冷静に考えられるようになります。それには「日記に書くこと」が効果的です。怒ったら、その日の寝る前に日記に書き出してみます。文字にすると気持ちが整理整頓され、自分の感情が客観的に見られるようになります。

楽天的に考える

責任感の強い人、完璧主義の人はストレスを溜めやすく、ゆとりがなくなって怒りやすくなります。たくさん持っている「~べき」を少し減らし、いい意味で「人は人、自分は自分」と考えるようにすると、気持ちが楽になります。

まとめ

怒りの心を仏教では「しんい」といい、108の煩悩の中でも最も恐ろしい「三毒」の一つとされています。しかし怒りは、出してはいけないものでも抑えるべきものでもなく、上手に緩和させ発散することが最良の対処法です。適度な運動で汗をかく、気心の知れた人に話を聞いてもらう、日記に書き出してみる、ネイルを整えてみる、また「べき思考」をゆるめて気持ちにゆとりを持たせるなど、怒りに振り回されることなく感情をコントロールすることで、心と体が健康になると共に人間関係や生活の質を高めていきましょう!







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