洗剤で手荒れが…ハンドクリームでケア&敏感肌でも使える洗剤が知りたい | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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毎日使う洗濯洗剤や食器用洗剤は、強力な洗浄力で生活を助けてくれます。洗濯で手洗いというケースは、おしゃれ着や小物以外ほとんどありませんが、食器は手洗いの方が多いのではないでしょうか。しかし油汚れなども落としてくれる食器用洗剤は強い成分を使っているものが多いので、手荒れしやすいのが悩みのタネです。さらにジェルネイルは洗剤に弱いと言われており、ジェルの持ちが悪いのが気になっている方は、洗剤が原因になっているかもしれません。今回の記事では、ジェルネイルは洗剤に弱いと言われる理由や、食器用洗剤での手荒れ防止の対策、ハンドクリームによるケアについてご紹介します。そして「スキンケアや食べ物に気をつかっているのに、敏感肌がちっとも改善しない…」そんな人は、洗濯洗剤や柔軟剤に原因があるのかもしれません。このページでは、洗濯洗剤・柔軟剤について詳しくご説明いたします。敏感肌にあった洗濯で、敏感肌を改善しましょう。

ジェルネイルは洗剤に弱いってほんと?

ジェルネイルは丈夫で持ちが良い特徴がありますが、日常生活のちょっとした物が、ネイルの持ちに悪影響を及ぼすかもしれません。それが、食器用洗剤や掃除用洗剤といった「洗剤」を使う時です。

ジェルネイルはある程度の水分や油分なら弾いてくれますが、付けてから数日経ったジェルネイルは注意が必要です。ぱっと見ただけではわかりにくいですが、日常生活でジェルは少しずつ摩耗しており、ちょっとした衝撃でも爪からジェルが離れて、スキマができてしまいます。また、長時間水を使ったりお風呂に入ったりしていると自爪がふやけてきて、ジェルと爪にスキマができやすくなります。その状態で洗剤を使っていると、スキマに洗剤や水分が入り込んでしまい、さらにジェルと爪の接着が弱まってしまうのです。

洗剤は、強い洗浄力のある物ほどジェルの持ちが悪くなります。特に油分を奪いやすい食器用洗剤や、お風呂用洗剤、トイレ用洗剤など汚れがしっかり落とせるものは、ジェルネイルをつけている時に素手で触れないようにしたいところです。そして、ジェルネイルの持ちを良くしたい方は、食器洗いや掃除をする時にゴム手袋や使い捨てのビニール手袋などを付けるのがおすすめです。

洗剤で手荒れが起こる理由

食器用洗剤は、こびりついた油汚れや焦げなどもしっかり落とすことができます。しかし強力な洗剤にするために界面活性剤が多く配合されていることもあり、手肌を守っている皮脂や角質を除去しすぎてしまうことがあるのです。そして寒い冬や油汚れを落とす時は、食器洗いにお湯を使っている人も多いのではないでしょうか。実はこのお湯も、手の潤いを保つ皮脂を落としてしまう原因の一つなのです。食器洗いで手が荒れてしまうのは、洗剤とお湯という2つの要因によってダメージを積み重ねているからと言えます。

手荒れ対策には洗剤選びとゴム手袋が大事

手荒れの原因が洗剤だとすれば、洗剤に触れる機会を排除すれば徐々に治まっていきます。ですが食器洗いをしないわけにもいかないですよね。まずは手荒れがしにくいタイプの食器用洗剤を購入しましょう。食器用洗剤には、潤い成分を配合したものや、環境に優しい自然派素材のみを使ったものなどが売られています。これらを使うことで、手肌に優しく食器洗いをすることができます。ちなみに商品によって配合成分や比率が異なるので、お試し用や容量の小さなもので複数個試してみるのがおすすめです。そして洗剤やお湯から手を守るために、ゴム手袋を着けてカバーするのもおすすめです。ゴム手袋は手にぴったりとフィットするものを使うようにしましょう。







洗剤を使ったあとは手荒れ防止にハンドクリームを

食器洗いだけでなく、手洗い石鹸やお風呂のあとなど、手に洗剤や水が触れると、どうしてもバリア機能は低下してしまいます。手に油膜をはり、保湿するためにも、洗剤を使った後や水に触れた後は、必ずハンドクリームを塗りましょう。すでに手荒れによるガサガサやひびわれが気になる場合は、薬用のハンドクリームを使うのがおすすめです。量を惜しまず、たっぷりと使って指先から手首まで馴染ませましょう。

また、水仕事でも落ちにくいタイプを使うのもおすすめです。まるで膜をはっているかのように手肌を守ってくれます。

水仕事や手洗いは毎日のことだからこそ、こまめな対策が必要です。頼れるアイテムを使って、手荒れに負けない手肌を維持しましょう。

洗濯洗剤・柔軟剤の落とし穴

実は、食器用洗剤だけでなく、洗濯洗剤・柔軟剤に使用される成分もかなり強力です。肌に悪影響を及ぼすだけでなく、体調不良を引き起こす成分もあります。特に注意したいのが、合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料です。







怖い成分その1:合成界面活性剤

ほとんどの洗濯洗剤や柔軟剤に使用されている『合成界面活性剤』。この合成界面活性剤は、肌に強いダメージを与えます。洗濯洗剤・柔軟剤には、主に2種類の合成界面活性剤が使われています。1つずつ見てみましょう。

陰イオン界面活性

(成分名:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)、アルファオレフィンスルホン酸ナトリウムなど)
陰イオン界面活性剤を使用することにより、泡がモコモコと立つようになります。その泡には、衣服やタオルなどの汚れを吸収し剥がす役割があります。しかし、陰イオン界面活性剤は、タンパク質に反応し変形させる働きがあります。そのため、衣服に残留した陰イオン界面活性が肌に付着した場合、たんぱく質でできた角質層(肌のバリア機能)がダメージを受けてしまいます。

陽イオン界面活性剤

(成分名:エステル型ジアルキルアミン塩、エステル型ジアルキルアンモニウム塩など)
陽イオン界面活性剤には、洗濯物の肌触りを良くしたり、静電気を抑える効果があります。しかし、陰イオン界面活性剤よりもタンパク質を変形させる力が強く、洗濯物への残留性も極めて高いのが特徴です。さらに、陽イオン界面活性剤は、衣服やタオルの繊維表面に付着し、吸水力を低下させます。吸水力の低い衣服を着ると、汗がうまく蒸発せず、雑菌が繁殖します。その結果、あせもなどの肌荒れを起こします。

怖い成分その2:蛍光増白剤(蛍光染料)

(成分名:蛍光剤、蛍光増白剤など)
『蛍光増白剤』が入った洗剤や柔軟剤を使うと、洗濯物が気持ちいいくらい真っ白になります。しかしこの白さは、汚れが落ちたからではなく、蛍光増白剤が衣服やタオルの繊維に染み込み残留したものです(つまり蛍光増白剤によって、衣服やタオルが「白く染められた」ということ)。しかしこの蛍光増白剤はやっかいで、肌がアレルギー反応を起こすことがあります。蛍光増白剤の付着した衣服やタオルが肌に当たると、ひどくかぶれてしまうのはこのためです。また蛍光増白剤は、発がん性の疑いがある怖い成分です。蛍光増白剤は経皮吸収(皮膚から吸収)されると考えられています。また、蛍光増白剤のついたタオルで口を拭くと、体内に侵入してしまう恐れがあります。

怖い成分その3:合成香料

(成分名:香料)
香料は天然でも合成でも、基本的に『香料』としか表示されません。敏感肌さんの場合は、『合成香料』に注意が必要です。

天然香料と合成香料の違い

・天然香料
植物や、動物から抽出された天然由来の香料です。天然香料の香りに持続力はありませんが、その分やさしいのが特徴です。(天然香料を使用した製品の多くに、『香料(ラベンダー)』など、カッコで何が使用されているか表記されています。)

・合成香料
石油から作られた合成香料は、天然香料よりも値段が低いです。そのため、多くの製品に使われています。しかし合成香料も、蛍光増白剤と同じように、アレルギーの原因となることがあります。また合成香料には、香りの持続力がありますが、強すぎるのが問題点です。合成香料を嗅ぎすぎると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると、肌荒れが起こりやすくなるので要注意です。







柔軟剤について

衣服やタオルをフワフワにしてくれる柔軟剤。使用している人は多いはず…。しかし、多くの柔軟剤には、陽イオン界面活性剤と、香りの強い合成香料が使用されます。肌への刺激を軽減するためにも、柔軟剤の使用は避けましょう。洗濯洗剤のみで、衣服やタオルがゴワゴワになる場合は、『クエン酸』の使用をオススメします。クエン酸は、敏感肌さんだけでなく、アトピー肌さんも使用できるくらい優しい成分です。

クエン酸で代用してみよう!

一般的な家庭用洗濯機(中型6kg、水量60L)の場合は、クエン酸2gを使用します。
使用方法
1.少量のぬるま湯で、クエン酸を溶かします。
2.すすぎ終わり間近に、溶かしたクエン酸を投入。
3.後は脱水するだけ。
とても簡単ですね!

敏感肌さんの洗濯

上の項目『洗濯洗剤・柔軟剤の落とし穴』で説明した通り、洗濯洗剤や柔軟剤には強い成分が配合されています。強い成分を避けつつ、敏感肌にやさしい洗濯ができればいいですね。そのためには、一体どうすればいいのでしょうか?

洗濯洗剤の選び方(1) 敏感肌には洗濯石けん?

合成界面活性剤不使用で、使われています成分もシンプルな洗濯石けん。そのため「肌にやさしい」といわれ、敏感肌さんの中でも使用している人は多いようです。しかし、洗濯石けんには『石けんカスがでる』というデメリットがあります。

石けんカス

洗濯石けんには、水に溶けにくい脂肪酸が配合されています。この脂肪酸が石けんカスとなり、衣服に付着する場合があります。脂肪酸(石けんカス)のついた衣服を放っておくと、黄ばみの原因となります。さらに、石けんカスは、洗濯槽に発生するカビのエサにもなり、カビ増殖を促します。洗濯石けんを使う場合は、石けんカス対策が必要です。洗濯物をしっかりとすすぎ、洗濯槽の掃除はこまめに行うようにしましょう。

洗濯洗剤の選び方(2)知っておきたい、3つのポイント

石けんカス問題がある、洗濯石けん。洗濯石けん以外にも、敏感肌さんが使用できるものはあるのでしょうか?以下の3つのポイントを押さえた洗濯洗剤が、敏感肌さんにオススメです。

洗濯洗剤を選ぶときのポイント

1.合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料を使用していない

2.ゴワつかない
洗濯によってゴワゴワになった衣服やタオルが肌に触れると、摩擦が起こり、ダメージを与えてしまいます。敏感肌さんの場合は柔軟剤NGなので、クエン酸を使用するか、肌触りよく仕上げてくれる洗濯洗剤を探しましょう。

3.きちんと汚れがおちる
衣服についた皮脂や汗、食べカスが残ったままだと、雑菌やカビが繁殖してしまいます。虫食いの原因にもなります。衣服や肌を守るためにも、汚れがきちんと落ちる洗濯洗剤を使用しましょう。

上記の3つを押さえた洗濯洗剤が、敏感肌さんにとってベストです。

敏感肌にやさしい洗い方

洗濯洗剤選びも大切ですが、「洗い方」も大切です。市販の洗濯洗剤を使う場合は、含まれる成分をできるだけ残さない洗濯をしましょう。当たり前のことかもしれませんが、
•塊になった洗濯洗剤は、きちんと砕いてから入れる。
•規定の量よりも少ない量を使う。
•すすぎは多めにしてみる。
が洗濯物をやさしく仕上げるコツです。

見直そう!洗濯洗剤と柔軟剤(まとめ)

意外と見落としがちな洗濯洗剤や柔軟剤。この機会に、今使っている洗濯洗剤・柔軟剤を見直してみましょう!
•肌にやさしく、洗浄力のある洗濯洗剤を選ぶ。
•柔軟剤は使わない。
•洗い方に気を使う。
以上が敏感肌改善のカギとなります!







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