職場がネイル禁止だったり、ネイルサロンに行く時間がなかったりしてネイルをしたいけれどできる環境にない……
それでもイベント時や特別な記念日の日はネイルをして指先のお洒落を楽しみたいですよね。
そんな方におすすめなのがネイルチップです。
ネイルチップなら自分で簡単に付けられて、1日だけネイルを楽しむことができます。
ただし、ネイルチップを自然に綺麗につけるには、ちょっとしたコツやポイントが必要です。
今回の記事では、ネイルチップの正しい付け方・外し方、ネイルチップをつける前の下準備やアフターケアの方法を解説!また、おすすめのネイルチップもご紹介します。
いずれもネイリストが解説しているので、自爪を傷めることなくネイルを楽しむことができます。
記事を参考にしながらネイルチップにチャレンジしてみてください!
- ネイルチップを付ける前にやっておくべき準備
- ・自爪の長さと形を整える
- ・甘皮のケアをする
- ・爪の汚れを落とし清潔にする
- ・ネイルチップのサイズを調整する
- 【両面テープ(シール)編】ネイルチップの付け方・外し方
- ・両面テープを使った付け方
- ・両面テープを使った外し方
- 【グルー(接着剤)編】ネイルチップの付け方・外し方
- ・グルー(接着剤)を使った付け方
- ・グルー(接着剤)を使った外し方
- 【粘着グミ編】ネイルチップの付け方・外し方
- ・粘着グミを使った付け方
- ・粘着グミを使った外し方
- ネイルチップを付けるために必要なもの
- ・ネイルチップ
- ・ネイルファイル
- ・エメリーボード
- ・接着剤類
- ・キッチンペーパー
- ・消毒用エタノール
- ネイルチップを付ける時・外す時の注意点
- ・ネイルチップを付ける時の注意点
- ・ネイルチップが取れやすい原因と対処法
- ・ネイルチップを外す時の注意点
- ネイルチップを外した後のアフターケア
- ・キューティクルオイルで指先をマッサージする
- ・ハンドクリームで保湿ケアする
- ネイルチップと爪の「測り方」と「合わせ方」
- ・自爪のサイズの測り方
- ・ネイルチップの選び方
- ・ネイルチップが合っているか見極める3つのポイント
- ネイリスト厳選!おすすめのネイルチップ
- ・BHIDENAW ネイルチップ 24枚入
- ・Sun&Beam Nails 手作り ネイルチップ
- ・le néant ネイルチップ
- ・オンラインショップやネイルサロンでオーダーもおすすめ
- ネイルチップに関するよくある質問
- ・セルフでネイルチップを作る時、簡単でおすすめのデザインは?
- ・ネイルチップは繰り返し使ってもOK?
- ・ネイルチップはジェルネイルでもつけられる?
- まとめ
ネイルチップを付ける前にやっておくべき準備
ネイルチップを付ける前には、しっかりとした準備が必要です。
ただ付ければいいというわけではなく、自爪とネイルチップをしっかり密着させるための下準備をしていきます。
ここでは、ネイルチップを付ける前の準備を細かく解説していきます。
自爪の長さと形を整える
まず、爪切りやファイルを使って10本すべての自爪の長さと形を整えます。
ネイルチップから自爪がはみ出てしまったりすると、見た目も悪くなり持ちもよくありません。
爪がネイルチップの内側に収まる長さに整えていきましょう。
甘皮のケアをする
自爪の長さと形を整えたら、次は甘皮ケアです。
専用のプッシャーかコットンを巻いたウッドスティックで、キューティクルを押し上げていきましょう。押し上げたら余分な甘皮をニッパーで除去し、目の細かいバッファーで軽く爪の表面を削りながら、ルースキューティクル(爪にへばりついた角質)を取ります。
甘皮を処理しないと、伸びた甘皮の上にネイルチップが乗ってしまったり、ルースキューティクルが残っていると、爪とチップの密着が弱まってしまい、せっかくのネイルチップが外れやすくなってしまいます。
爪の汚れを落とし清潔にする
ケアの最後は、アルコール、ネイルクリーナー、ネイルリムーバーなどを使って、爪全体の油分や汚れをキレイに落としていきましょう。
このときに、削った粉や爪の油分をしっかりと拭き取ります。
最後に拭き取る工程を加えるだけで密着力がグンと上がります!
ネイルチップのサイズを調整する
ネイルチップ側の調整も必ず行ってください。
自爪に合わないネイルチップを装着すると、すぐ外れる原因になります。
まず、自爪に対して幅が少し大きめのネイルチップを選び、そこからサイドを少しづつ削って、幅がほんの少し大きいくらいまで合わせていきましょう。
ぴったりすぎると、接着テープや接着剤が入ったときに自爪とネイルチップの間が浮いて合わなくなってしまうので要注意です。
【両面テープ(シール)編】ネイルチップの付け方・外し方
ネイルチップを付けるための接着アイテムはいくつかあります。
主に、「両面テープ(シール)」「ネイルグルー」「粘着グミ」の3種類が一般的です。
まずは、昔からある最も一般的なアイテム
「両面テープ(シール)」を使ったネイルチップの付け方と外し方をお伝えします。
両面テープは500円から1000円以内で購入できます。
また、100円ショップでも販売されています。
両面テープを使った付け方
- 自爪より1回りくらい小さな両面テープを使います。台紙から剥がし、自爪に貼り付けましょう。
- 剥離紙を剥がし、ネイルチップを爪の根元からゆっくりと貼り付けます。空気が入らないように注意してください。
- 根元から先端まで貼り付けたら、指の腹でチップ全体をぎゅっと押さえてくっつけましょう。
両面テープを使った外し方
- ぬるま湯とオレンジウッドスティックを用意します。
- ぬるま湯に指先を1〜2分ほど浸けて、両面テープをふやかします。
- オレンジウッドスティックをチップと自爪のスキマに差し込み、ゆっくりと外しましょう。
水分をよく拭き取って保管すればチップは再利用できますよ。
【グルー(接着剤)編】ネイルチップの付け方・外し方
ネイルグルーは固まるのが早いのでスピーディーにくっつけることが大切です。
また皮膚につくと一瞬で指同士がくっついてしまうので、指の皮膚につかないように気をつけながら作業しましょう!
ネイルグルーは500円程度で購入することができます。
また、少量タイプが100円ショップで売られていることもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
グルー(接着剤)を使った付け方
- まずネイルグルーをネイルチップに塗ります。
チップ全体に塗ると爪に付けたときにはみ出してしまうので、1ミリから2ミリは縁を残して塗るのがポイントです。 - 爪に合わせて付け、1分程度押さえてくっつけます。
グルーは厚みが出ないので、爪とチップの間にスキマができないようにくっつけましょう。
グルー(接着剤)を使った外し方
外す時は、除光液とオレンジウッドスティックを使いましょう。
どちらもバラエティショップやドラッグストアのネイル用品コーナーで販売しています。
使う時は垂れても大丈夫なように、キッチンペーパーなどを敷いておくと安心です。
- ネイルチップと自爪のスキマに爪先からアセトンを染み込ませます。
- 約2分時間を置いてから、オレンジウッドスティックをスキマに差し込んでチップを外してください。
- 自爪にグルーが残った時は、コットンに除光液やアセトンを染み込ませて拭き取ればきれいに落とすことができます。
それでも落ちない時は、ネイルファイルで軽く擦ってグルーを削り落としましょう。
【粘着グミ編】ネイルチップの付け方・外し方
粘着グミは触ると粘着力が弱くなってしまうので、ピンセットを使用するか、接着面に触らないように端を持つようにしてください。
粘着グミを使う時は、接着面を触らないように気をつけましょう。
粘着グミは500円から1000円以内で購入できます。
また、100円ショップでも販売されています。
粘着グミを使った付け方
- チップよりも1回りくらい小さい粘着グミを使います。台紙から剥がし、ネイルチップに粘着グミを貼りましょう。
- 剥離紙を剥がし、爪の根元にチップを合わせたら、指の腹でチップ全体をグッと押さえてくっつけます。
粘着グミを使った外し方
- ネイルチップを爪の先端側へスライドさせるように引っ張ります。
- チップの真ん中辺りまで引っ張ったら、根元側を持ち上げて、そのまま爪先側に倒すようにして外します。
- 粘着が強くてうまく剥がれない時は、ぬるま湯とオレンジウッドスティックを用意しましょう。
- ぬるま湯に指先を1〜2分ほど浸し、粘着グミをふやかします。
- オレンジウッドスティックをネイルチップと自爪のスキマに入れてゆっくりと外していきましょう。
きれいに外すことができればチップは再利用できるので慎重に外してくださいね。
ネイルチップを付けるために必要なもの
まずはネイルチップを付けるために必要な道具をご紹介します。
ネイルチップ
ネイルチップは、デザインやカラー、長さも含めて好きなものを選びましょう。
「付けてる感」を減らしたいときは、ナチュラルカラーで長さが短めのネイルチップを選ぶのがおすすめです。
ネイルファイル
ネイルファイルは、ネイルチップの長さや幅を調整する時に使うやすりです。
目の粗さは180G(グリッド)のものがおすすめ。
エメリーボード
エメリーボードは、自爪の長さと形を整えるときに使う爪やすりです。
目の粗さは180Gから240Gのものを用意しましょう。
接着剤類
ネイルチップを付けるための接着剤は、以下の3種類から自分に合うものを選びましょう。
■ネイルグルー
液状で強力な爪用接着剤です。
メリット:1番外れにくい。
デメリット:ネイルチップの再利用ができない。
■粘着グミ
柔らかく厚みのあるグミ状の接着剤です。
メリット:接着がしっかりできる。ネイルチップを再利用できる。
デメリット:水(特にお湯)に弱い。
■両面テープ
シールのように付けられる接着剤です。
メリット:着脱が簡単。安価に手に入る。
デメリット:衝撃や水(特にお湯)に弱い。
キッチンペーパー
消毒用エタノールを染み込ませて、自爪表面の油分を拭き取るときに使用します。
消毒用エタノール
自爪の油分除去に使用します。
ノンアセトンの除光液でも代用可能です。
ネイルチップを付ける時・外す時の注意点
ネイルチップを付け外しする際の注意点や、取れやすい時の対処法などをご紹介していきます。また、外した後のネイルケア方法もお話しています。
注意点を意識して、ネイルケアをしっかりと行うことで、健康な爪を守りながらネイルチップを楽しみましょう。
ネイルチップを付ける時の注意点
ネイルチップを付けるときは、主に4つの注意点に気を付けましょう。
- ネイルチップは1日で外す
- ネイルチップは水に弱い
- ネイルチップ着用時は指先に負荷をかけない
- サイズが合ってないと浮く・違和感がでる
ネイルチップはジェルネイルやマニキュアと違って、常に爪先へ注意を向けておかないといけません。
しっかりと注意点を理解しておくことで、長くネイルチップを楽しむことができます。それぞれ解説していきます。
■ネイルチップは1日で外す
ネイルチップは1日だけネイルを楽しむための商品です。
必ず付けた日に外すようにしましょう。
ネイルグルーで付けたときはしっかりつくので数日楽しめそうと思うかもしれませんが、
つけっぱなしにするのはグリーンネイルという爪の病気になる可能性もあるのでやめてくださいね。
■ネイルチップは水に弱い
ネイルチップは水にとても弱いです。
特に粘着グミや両面テープは外す際にお湯を用いることからわかるように、お風呂に入ってしまうと非常に取れやすくなります。
また、両面テープは水にも弱いです。
プールや海水浴、温泉などに行くときにネイルチップを使用する場合、取れてしまう可能性が高いので十分注意しましょう。
■ネイルチップ着用時は指先に負荷をかけない
ネイルチップをしているときは、指先の使い方にも注意が必要です。
ストッキングの上げ下ろしや、バッグから何かを取り出すとき、上着を着たり脱いだりする行為はネイルチップが引っかかりやすいタイミングです。
神経質になりすぎる必要はありませんが、爪先が引っかからないように気をつけましょう。
■サイズが合ってないと浮く・違和感がでる
チップが爪に合ったサイズではないときに、浮いたり違和感を感じたりします。
サイズが大きすぎると爪からはみ出して浮いてくるので、しっかりと接着されていないことが原因で剥がれやすくなります。
また、小さすぎるチップは爪全体を覆いきれていないので、隙間ができて見た目にも違和感が生じ、チップが外れやすくなる原因に。
サイズが合わないチップを無理につけると、指先への圧迫感が強くなり、不快感や痛みを伴うこともあります。
最適なサイズを選ぶには、自爪の幅にぴったりフィットして両端が爪のカーブに沿うものを選びましょう。
ネイルチップを付ける時の注意点は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい♪
https://www.nailjoshi.com/81736/
https://www.nailjoshi.com/93415/
ネイルチップが取れやすい原因と対処法
ネイルチップが取れやすい時は以下のいずれかの原因が考えられます。
それぞれの原因とネイルチップを取れにくくする対処法をお伝えします。
■油分除去が不十分
ネイルチップをしっかり接着するには、自爪の油分を確実に取り除くことが重要です。
油分が残っていると接着テープや接着剤が爪に密着しづらくなり、チップが浮いたり剥がれやすくなります。
特に皮脂やハンドクリーム、汗などは接着を妨げてしまう大きな要因です。
油分を取り除くには、ネイルリムーバー、アルコール、ネイルクリーナーを使って自爪全体を丁寧に拭き取りましょう。
汚れや油分を除去して接着効果を高めます。また、拭き取り後は水分が残らないように乾かすことも忘れないでくださいね。
油分除去を怠るとネイルチップの持続力が大きく低下するので、必ず行いましょう!
■自爪とチップのカーブが合っていない
自爪とチップのカーブがぴったりと合っていることが大切です。
カーブが合っていない場合、チップの端が浮いたり中央に隙間ができて密着しづらくなるため、剥がれやすくなる原因となります。
また、フィットしないと見た目の仕上がりも悪くなってしまいます。
フィットさせるには、自爪のカーブに合うチップを選ぶことが重要です。もしカーブが合わない場合は、チップの端を少し削って微調整しましょう。
■水にたくさん触れてしまっている
ネイルチップが水にたくさん触れると取れてしまうのは、接着シールや接着剤の密着力が水分によって弱まるためです。
水分が爪とチップの間に入り込むと、接着シールや接着剤が徐々に溶けたり軟化したりして、密着力が低下します。
特に、温水や洗剤を使った水仕事では影響を受けやすくなります。
水分が浸透することで、チップの端が浮いたり隙間ができて剥がれやすくなるのです。また、頻繁に水に触れると爪自体も柔らかくなり、チップの保持力が低下してネイルチップが取れやすくなります。
対処法は次の通りです。
チップと自爪の表面をネイルリムーバーやアルコールで残った汚れを取り除きます。
その後、チップをしっかりと再装着しましょう。装着後は数時間、水に触れないようにしてください。また、予防策として水仕事時にゴム手袋を着用しましょう。
以下の記事でも詳しく解説しています。
https://www.nailjoshi.com/82300/
ネイルチップを外す時の注意点
ネイルチップを外すときに気をつけることは「無理に剥がさないこと」です。
両面テープや粘着組はお湯に指先を付けてから、ネイルグルーはアセトンを染み込ませてから、ゆっくりとオレンジウッドスティックを使って外していきましょう。
無理やり剥がすと二枚爪や爪割れの原因になるのでやめてくださいね!
ネイルチップを外した後のアフターケア
ネイルチップを付ける時は油分除去をしていることもあり、爪が乾燥している状態です。
ネイルチップを外した後は保湿ケアをきちんと行いましょう。
アフターケアにはキューティクルオイル(ネイルオイル)を使用します。
ハンドクリームも塗っておくと保湿力が持続するのでおすすめです。
キューティクルオイルで指先をマッサージする
キューティクルオイルを使った簡単なマッサージ方法です。
- キューティクルオイルを適量、指先に塗ります。爪とその周りに均等に行き渡らせましょう。
- 指先にオイルを塗ったら、親指を使ってキューティクル部分(爪の根元の皮膚)を優しく円を描くようにマッサージします。乾燥したキューティクルが柔らかくなり、血行も促進されます。
- 指先全体を使って爪の周りや指の腹を軽く押しながら、オイルを浸透させていきます。特に乾燥しやすい爪のサイドや先端を意識的にマッサージすると効果的です。
- オイルをしばらくそのまま置いて、指先にしっかり浸透させます。
ハンドクリームで保湿ケアする
ハンドクリームを使った保湿ケアは、手洗い後に行うのが効果的です。手を洗った後、軽く水分を拭き取ったらすぐにハンドクリームを使いましょう。水分が残った状態でクリームを塗ると保湿効果が高まります。
- 指先に適量を取り、手全体に均等に塗り広げます。
- 手のひらだけでなく、指先や爪周りも重点的にケアします。指先は特に乾燥しやすく、乾燥によるひび割れを防ぐためにしっかりと保湿しましょう。
- ハンドクリームを塗った後、指先から手のひらまで優しくマッサージします。マッサージすることで血行が促進され、クリームの浸透も良くなります。
夜寝る前にたっぷりとハンドクリームを塗って手袋をして寝ると、翌朝しっとりとした手肌になります。
ネイルチップと爪の「測り方」と「合わせ方」
ネイルチップはサイズが合っていないと「付けてる感」が出てしまうので、サイズの計測は非常に大事です。
セルフだけでなく、オーダーメイドやハンドメイドサイトでチップを購入する際も自爪のサイズは必要となります。
正しい測り方をしっかり覚えましょう!
自爪のサイズの測り方
柔らかい素材のメジャーを使って爪の横幅を測ります。
爪のカーブにそわせて測ることが大切です。
■メジャーを使って測る|紐で代用も可能
メジャーがない場合は、糸やマスキングテープを使うのがおすすめです。
爪のカーブにそわせて、ペンで印を付けてから定規で長さを測りましょう。
ネイルチップの選び方
ネイルチップはサイズごとに0から10くらいまでの数字が書いてあります。
ただし、メーカーや商品でサイズが違うので注意が必要です。
サイズ表を必ず見て、自分の爪のサイズに合いそうなものを選ぶようにしてください。
■チップの長さを選ぶ
チップの長さは、自分の生活スタイルや仕事環境を考えて選ぶとよいでしょう。
長さには以下の種類があります。
- ショート:自然な長さで、日常使いに最適。
- ミディアム:少し長めで、華やかさをプラス。
- ロング:華やかでエレガント、デザインに適した長さ。
- エクストラロング:非常に長く、個性的なスタイルに。
自分の好みに合った長さを選ぶことができ、さらに調整することも可能です。
■爪にネイルチップを合わせててみる
実際に自爪に合わせてサイズやフィット感を確認することが重要です。
チップの幅やカーブが自爪に合っていないと、装着後に浮いてきたり剥がれやすくなってしまいます。
適切なサイズを選ぶ際は、自爪より少し大きめのチップを選び、必要に応じてファイルで削って調整しましょう。また、装着前に一度合わせておくことで、爪の形状やデザインのイメージも確認できます。
ネイルチップが合っているか見極める3つのポイント
ネイルチップと爪を合わせたときに合っているのかを見極めるポイントをご紹介します。
- 爪のストレスポイントが覆えているか
- 爪のカーブに合わせた時、チップが広がりすぎないか
- 爪先から見たときに爪とチップのスキマが大きすぎないか
以上の3点をよくチェックしましょう。
ストレスポイントとは爪のサイドの皮膚との境目です。
ストレスポイントは負荷のかかる部分なので、チップで覆えていることが大切です。
爪のカーブに合わせたときにチップが広がっていたらサイズが小さいので、ワンサイズ大きいものにするといいでしょう。
爪とチップのスキマが大きい場合は、厚みのある粘着グミを使用するか、両面テープの2枚重ねで対応することができますよ。
ネイリスト厳選!おすすめのネイルチップ
ネイリストが選んだおすすめのネイルチップを紹介します。様々なサイズがあり、デザインも豊富なものを選んでいます。
BHIDENAW ネイルチップ 24枚入
トレンドのニュアンスネイルや韓国ネイル風まで幅広いデザインがあります。
24枚入りなのでサイズが合わせやすいのも魅力で、両面テープも付属しています。
・価格:700円~800円
Sun&Beam Nails 手作り ネイルチップ
手作りのネイルチップ10枚入りです。
購入時にサイズを選ぶことができ、ナチュラルテイストのものからメルヘンチックな可愛い系まで種類豊富です。
・価格:899円
le néant ネイルチップ
24枚入りで両面テープも付属しています。
普段遣いできるシンプル系やニュアンスネイルのネイルチップが揃っていて、リーズナブルな価格です。
・価格:800円~1900円
オンラインショップやネイルサロンでオーダーもおすすめ
市販のネイルチップに加え、オンラインショップやネイルサロンでオーダーメイドするのもおすすめです。その理由は以下の通りです。
- 自爪にピッタリのサイズ
オーダーメイドでは、自爪のサイズや形に合わせて作られるため、装着後に浮きや違和感が少ないです。 - デザインの自由度が高い
好みやテーマに合わせたデザインを選べるため、特別なイベントや日常使いに合わせたオリジナルのネイルチップを作ることができます。 - プロの技術による高品質
ネイルサロンではプロが製作するため、細かいところまで丁寧な作りでキレイに仕上がります。耐久性にもよく、長持ちするのも魅力です。 - オンラインで手軽に注文可能
オンラインショップでは、自宅から手軽にオーダーができ、豊富なデザインや価格帯から選べます。サンプルチップでサイズ確認ができるショップも多いです。
オーダーメイドのネイルチップは、自分だけの特別なデザインやぴったりのサイズを作ってもらうことができます。
ネイルチップに関するよくある質問
ネイルチップに関するよくある質問を紹介していきます。ネイルチップを作ろうと思っている方が、特に疑問に思っていることをピックアップしています。ぜひ参考にしてみてください。
セルフでネイルチップを作る時、簡単でおすすめのデザインは?
セルフでネイルチップを作る際は、初心者でも手軽にできるデザインを選ぶと失敗が少なく楽しく作れます。簡単でおすすめのデザインは次の通りです♪
- ワンカラー
単色で塗るだけのシンプルなデザインです。淡いピンクやベージュなどのナチュラルカラーなら日常使いにもぴったり。塗るだけなので初心者でも簡単に仕上げられます。 - グラデーション
スポンジやブラシを使い、爪先から根元にかけて色が薄くなるグラデーションを作る方法です。少しぼかすだけで、上品でプロのような仕上がりになります。 - ドットデザイン
ドットペンや爪楊枝を使って、ベースカラーの上にポルカドットを描くデザイン。小さなドットをバランス良く配置するだけで可愛らしい仕上がりに。 - シールやストーンを使ったアレンジ
ネイルシールやストーンを貼るだけで簡単に華やかなネイルの完成です。ベースカラーを塗った後に貼るだけなので、手軽に作れます。
セルフネイルチップ作りは、好きなデザインを楽しみながら作れるのが魅力です。シンプルなデザインから始めて、徐々にアレンジを加えてみましょう!
ネイルチップは繰り返し使ってもOK?
ネイルチップは、適切なケアを行えば繰り返し使用することができます。
使用後は、チップの裏面に残った接着剤や汚れをネイルリムーバーや専用クリーナーで丁寧に取り除き、清潔な状態に保つことが大切です。
チップが曲がったり割れていないかを確認して、破損がある場合は再使用しないようにしましょう。もし再利用する場合は、ネイルグルーではなく粘着テープ(ネイルシール)を使用するとチップを傷めずに装着できるためおすすめです。
さらに、表面のデザインが剥がれてきた場合は、トップコートを塗り直すことでツヤを復活させることができます。正しいケアを行えば、ネイルチップを複数回使用できるため、長く楽しむことができます。
ネイルチップはジェルネイルでもつけられる?
ネイルチップはジェルネイルを使って装着することができます。
ジェルネイルを使用すると、通常の接着剤や粘着テープに比べて密着力が高く、しっかりと固定できるのが特徴です。そのため、長期間装着したい場合や、特別なイベントで激しく手を使う場面がある場合におすすめです。
ジェルネイルでネイルチップを装着する際には、まず自爪の表面を軽く削って油分をしっかりと除去し、密着力を高める準備を行います。その後、チップの裏面と自爪にジェルを薄く塗り、チップを爪に押し当てた状態でUVまたはLEDライトを使用して硬化させます。短時間でしっかりと固定できます。
ただし、ジェルネイルで装着したネイルチップを取り外す際は専用のリムーバーが必要です。無理に剥がすと爪を傷めるので、正しいオフの方法で行うことが大切です。ジェルネイルでネイルチップを長期間楽しむことができますが、爪への負担も考慮しながら使用するようにしましょう。
まとめ
手先が綺麗だと気分も上がります♪
手軽におしゃれなネイルを楽しめるネイルチップは、普段はネイルができない方や特別な日にネイルをしたい方にとって非常に魅力的ですよね。
今回の記事では、ネイルチップの付け方や外し方についてお話をしてきました。
ただし、いくら手軽とはいえ、ネイルチップは正しく付け外ししないとすぐに取れてしまったり、自爪を傷つけてしまう可能性があります。
これからネイルチップを使ってみようと思っている方は、この記事を参考にしながら正しいやり方でネイルチップを楽しんで下さい♪