ネイルにやめどきってあるの?|ジェルネイルを休むタイミングとは | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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ジェルネイルは1年中付けているという人もいれば、たまにしか付けない人、興味がないからつけないという人もいます。

「なんとなくジェルネイルを続けているけど、このまま続けていてもいいのかな?」
「ジェルネイルを始めてから爪が傷んでいる気がするけど、もしかしてやめどき?」

と考えている人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな疑問にお答えするべく、「ネイルのやめどき」についてご紹介してまいります。

ネイルにはやめどきがある?

ネイルサロンにずっと通っていたり、セルフネイルを続けていると、「やめどき」がわからなくなりますよね。

以下のようなケースだと、一旦ネイルをやめてもよいのかもしれません。

  • 地爪が薄くペラペラになっている
  • 入院や出産を控えている時
  • 葬儀に参列する時
  • 就職、転職する時

特に、地爪が薄くペラペラになっている、爪のダメージが気になるという方は要注意。

少なくとも3ヶ月~半年以上はジェルネイルやスカルプをお休みして、健康的な爪を伸ばすようにしましょう。

では、それぞれの項目を下記で詳しく解説してまいります。

地爪が薄くペラペラになっている

手の写真

ジェルネイルをオフする時は、ファイルというやすりを使ったり、ネイルマシンを使ってジェルを削り取らなくてはいけない時もあります。

ファイルやネイルマシンが正しく使えていれば良いのですが、あまり慣れていない人がオフをしようとすると、地爪まで削って傷つけてしまうケースもあるのです。

誤ったオフを続けるとだんだんと爪が薄くなり、いつの間にか地爪がペラペラで弱くなってしまいます。

爪は一度傷ついてしまうと元には戻らないので、伸ばして傷ついた部分をカットするしかありません。

また、薄くなっている爪に新たにジェルネイルをつけようとすると、ジェルをライトで固める時に発生する「硬化熱」が伝わりやすく、熱さで痛い思いをすることも。

さらに、ダメージが残っている爪にジェルネイルを付け替えていくと、オフでさらにダメージを蓄積していくことに。

弱った爪に付け替えを繰り返していくと、ある日突然ジェルをオフしているだけなのに爪が割れてしまったり、大きな亀裂が入るかもしれません。

爪が薄く弱っているなと思ったら、一度ネイルをオフして、最低でも3ヶ月~半年ほどお休みしましょう。







入院や妊娠時

妊婦の写真

爪にネイルがついていると困るケースがあります。
それは手術で入院する時や、妊娠時など、通院が多くなる時です。

検査をする時や手術をする時には、指先に血中の酸素濃度を測る機械をつけます。「サチュレーター」や「パルスオキシメーター」と言われているものがそれです。この機械は、センサーを使って爪の動脈から血中の酸素濃度を測っています。しかし、マニキュアを塗っていたり、ジェルネイルをつけていると、センサーが反応せず測れなくなってしまうのです。

さらに、医師は機械だけでなく、爪の色や皮膚の色を実際に観察して、患者がどのような状態か確認することもあります。病院からは、正確な検査をするために、手の爪も足の爪も、何もついていない地爪の状態で通院・入院するようアナウンスされているので、しっかりと確認してくださいね。

ちなみに、「サチュレーターは指1本に対してつけるのだから、全てオフしなくてもいいのでは?」という意見もあるようです。ですが、どの指で測定をするかは当日にならなければわからないですし、指で測れないときには足の爪も使うそうです。

入院や手術前、出産時は、ハンドもフットもネイルをするのはやめておきましょう。

※補足※
妊娠中で経過も良好、医師からも特に指摘がない場合は、妊娠7~8ヶ月までネイルをしていたという方もいるようです。

しかし、お腹がどんどん大きくなるにつれて、ネイルサロンで席に座っているのも大変になったり、つわりがひどい時期はネイル道具のニオイで体調を崩してしまうケースもあります。

妊娠中はネイルを続けるほうが難しいことも考えられるので、やはりオフしておいたほうが良さそうですね。

葬儀に参列する時

ゆりの花の写真

葬儀の際はマナーのためにもネイルはやめて、オフすることをおすすめします。

葬儀に参列する際は、ネイルだけでなく派手な服装や、メイク、アクセサリーはマナー違反とされ、他の参列者から常識がないと思われるかもしれません。

ちなみに、ベージュやピンクのような地爪の色であれば目立たないからOKという意見があります。

また、ネイルがすぐにオフ出来ない時は手袋をつけたり、上からベージュのマニキュアを塗って隠すといった方法もありますが、ついつい見られることが多いのが手元です。

静かに故人を見送るためにも、ジェルネイルやマニキュアはつけずに参列したほうがよいのではないでしょうか。

就職・転職する時

就活している女性の写真

新社会人として働きはじめる時や、転職活動をする時は、ネイルをしない方がよいかもしれません。

もちろんネイル業界や、ファッショナブルなことを求められる美容、服飾業界では、どんなネイルをしてもOKだったり、むしろ身だしなみやPRとしてネイルをしてほしい!となるはずです。

しかし、企業や人事担当者によっては、ネイルをつけることや、派手なネイルをすることに対して寛容ではない場合もあるのです。

さらにそれが、就業規則としてネイルOKの会社であっても、一緒に働いている同僚や、先輩、上司が、ネイルに対してあまり理解がなく、よしとされないケースがあります。

就業規則としてネイルがOKで、ネイルを楽しみつつ仕事がしたいのであれば、「どんなカラーやデザインがOKなのか」を、入社前や面接時に聞いておきましょう。

オフィスでのお仕事など内勤が中心であっても、「ワンカラーやグラデーションのみ」「ベージュやピンクのみ」といった決まりがあるかもしれません。

また、面接時や就活中も、ネイルはしない方がよいかもしれません。

ネイル業界や美容業界ならそこまで気にしなくてもOKです。

ネイルOKの一般企業なら、派手なネイルはせず、地爪かクリアのネイルで就活に挑みましょう。







ジェルネイルをやめた後の注意点

缶詰を開ける写真

ジェルネイルをやめた後は、ジェルによるコーティングが無くなった状態です。
そのため、これまで通り爪先や指先を扱っていると、自爪が負荷に耐えられず、割れたり欠けたりするかもしれません。

ジェルネイルをやめた後の爪は、今まで以上に気を使い、割れないように過ごしてください。

特に、

・シールを剥がす時
・缶のプルタブを開ける時
・引き戸や引き出しを開ける時
・髪の毛を洗う時

上記のようなケースはついつい爪先に力が入りやすく、いつの間にか爪が割れやすいです。

缶のプルタブや、引き戸などに手をかける時は指の腹に力を入れるようにし、
髪の毛を洗う時はシャンプーブラシを使うなど、代替品の使用がおすすめです。

ネイルオイルとハンドクリームを使う

マニキュアを塗っている写真

爪は乾燥していると、軽く力を入れただけでも割れてしまいます。
割れないように過ごすには、保湿ケアで爪に潤いをプラスしましょう。

おすすめはネイルオイルとハンドクリームの併用です。
甘皮や爪表面にネイルオイルを塗ったあと、ハンドクリームを適量出し、指先から手首までしっかり刷り込みましょう。

ネイルオイルとハンドクリームを使う頻度は、高ければ高いほど保湿力が上がります!
基本は「手を洗った後すぐに」ですが、お風呂上がりや寝る前も付けるようにしてみてください。

続ければ続けるほど、乾燥の気にならない爪や手元が手に入ります。

ネイルをやめたらケアをしよう!

爪へのダメージが気になって、ネイルはやめどきかな・・・と思う方は、ジェルネイルもマニキュアもオフして、自爪のまま過ごしましょう。

特に傷んだ爪が気になる方は、自爪のまま3~6ヶ月過ごすことで、キレイな爪に生え変わります。

でも、しばらくネイルをしていたのに急にネイルをやめるとなると、何もついていない地爪がなんだか寂しいですよね。

そこでおすすめしたいのが、ジェルネイルもマニキュアも使わないネイルケアです。

ネイルケアには「ドライケア」と「ウォーターケア」の2種があり、どちらも道具を揃えて手順を押さえれば、セルフでも簡単にできちゃいます。

まずはそれぞれの特徴について解説します。

ドライケアとは

ネイルサロンで施術している写真

ドライケアとは、爪や甘皮周りが乾燥した状態で行う簡単なケアのことで、「クイックケア」とも呼ばれています。

ちなみに、セルフネイルやネイルサロンでジェルを付ける時に行われているのもドライケアです。

ドライケアに必要なもの

ドライケアは、

・爪の形や長さを整える
・甘皮を押し上げる
・ルースキューティクルを取り除く

上記の3つがメインなので、以下のような道具が必要です。

  • メタルプッシャー
  • キューティクルリムーバー
  • エメリーボード
  • スポンジバッファー
  • ネイルワイプ
  • 消毒用エタノール

ドライケアのやり方

  1. エメリーボードで爪の長さや形を整える。
  2. スポンジバッファーで爪先のバリを取り除く。
  3. キューティクルリムーバーを甘皮に塗る。
  4. メタルプッシャーで甘皮を押し上げる。
  5. 押し上げた甘皮のカスをメタルプッシャーで取り除く。
  6. ネイルワイプにエタノールを含ませて爪表面を拭き取って完了。

ドライケアは、ジェルネイルを付ける前に行われる「プレパレーション」と基本のやり方が一緒です。

詳しいやり方は、ネイル女子の別記事で分かりやすく解説しています。
こちらの記事も是非チェックしてみてください♪

ネイルのプレパレーションで必要なものとやり方【初心者向け】
URL:https://www.nailjoshi.com/81053/

ウォーターケアとは

ネイルケアをしている写真

指先をお湯に浸して、甘皮をふやかしつつケアすることを「ウォーターケア」と言います。

ネイルケア専門サロンや、ケアにこだわりがあるネイルサロンでは、ジェルネイルを付ける前にもウォーターケアを取り入れていることがあります。

ウォーターケアに必要なもの

ウォーターケアは甘皮をふやかし、丁寧に整えていく所がメインです。
ドライケアよりも必要な道具が多く、以下のような物を揃えて行います。

  • エメリーボード
  • スポンジバッファー
  • キューティクルリムーバー
  • メタルプッシャー
  • フィンガーボウル
  • ぬるま湯
  • ハンドソープorボディーソープ
  • タオル
  • ガーゼ
  • キューティクルニッパー(なくてもOK)

ウォーターケアのやり方

  1. エメリーボードで爪の長さや形を整える。
  2. スポンジバッファーで爪先のバリを取り除く。
  3. フィンガーボウルにぬるま湯を入れ、ハンドソープなどを数滴入れる。
  4. キューティクルリムーバーを甘皮周りに塗る。
  5. フィンガーボウルに指先を入れて5分ほど甘皮をふやかす。
  6. タオルで水気を拭き取り、メタルプッシャーで甘皮を押し上げる。
  7. 甘皮のカスや甘皮周りを湿らせたガーゼで拭き取る。
  8. 貼り付いているルースキューティクルはキューティクルニッパーで除去する。

今までネイルケアをしてこなかった人や、乾燥で甘皮や角質が増えてしまったという方は、1度ウォーターケアで丁寧にケアをしていくのがおすすめです。

詳しいやり方は、ネイル女子の別記事で分かりやすく解説しています。
こちらの記事も是非チェックしてみてください♪

ネイルのウォーターケアとドライケアの違い&ウォーターピーリングでお肌の毛穴ケア
URL:https://www.nailjoshi.com/2803/

まとめ

爪先をケアしている写真

もし、自爪が傷ついて薄くなっていたら、ネイルはやめどきと考えましょう。

爪が伸びるのが早い人は、だいたい3~4ヶ月ほどで傷ついた部分をカットできるようになるはずです。

一度お休みをすれば、またキレイな地爪を取り戻すことができますし、丈夫な爪のほうが安心してジェルネイルやマニキュアを楽しめますよ。

また、「ジェルネイルやマニキュアをずっとやめるのはなんだか抵抗がある・・・」という方はドライケアやウォーターケアをした後に、爪磨きをしてみましょう。

爪磨きは、表面を擦るだけでもトップコートを塗ったかのようなツヤツヤが楽しめます。
ツヤツヤで形の整えられた爪は、清潔感もありテンションが上がりますよ。

お休みする時はしっかりお休みして、楽しむ時は思い切りネイルを楽しみましょう。







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