セルフネイルは、ネイルサロンで施術したネイルより持ちが短い傾向にあります。
ネイリストじゃないから持ちが悪いのかも・・・と諦めている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、セルフネイルの持ちの平均はどのくらいなのか、また、ネイルは何日持つのが適切なのかを解説します!
セルフネイルの持ちの平均は?
セルフネイルをした時の持ちの平均は、ジェルネイルなら1~2週間です。
これは初心者が塗ったときの平均で、セルフネイルに慣れている人なら更に長く持つようになります。
そもそもジェルネイルは樹脂を爪に塗ってライトで固めるという仕組みです。
厚みや強度が増すので、マニキュアやネイルシールよりも長持ちします。
ただしジェルネイルをセルフで楽しむには、ライトや筆をはじめ専用の道具が必要です。
また、事前のネイルケアや塗り方にはコツがあるので、道具の使い方や手順を守ることで初めて長持ちするというのは把握しておきましょう。
ネイルチップやネイルシールはどのくらい持つの?
最近はネイルチップや、ジェルネイルシールをセルフで付ける方も多いですよね。
ネイルチップの持ちは最大で1日、ジェルネイルシールは1~2週間が平均の持ちです。
ネイルチップは強力なネイルグルーを使えばさらに長持ちしますが、1日以上付けるとチップが浮いてきて爪トラブルの元になります。
もったいないかもしれませんが、付けた当日中に取り外すようにしましょう。
また、ネイルシールはジェルで出来た半硬化タイプなら1~2週間が平均です。
しかし、通常の糊が付いているシールなら数日で剥がれることもあるので、ネイルをオフしたいタイミングに合わせて使い分けるのがおすすめです。
ネイルは何日持つのが適切?
では、ネイルは何日持つのが適切なのでしょうか?
これはネイルサロンで施術を受けた時の持ちを参考にしましょう。
ジェルネイルの適切な持ち
ベーシックなジェルネイルは、施術から3~4週間ほど持つようになっています。
ジェルは爪への定着が良く、丈夫な素材で出来ているので、マニキュアやネイルシールよりもかなり長持ちするのです。
また、爪とジェルの相性によっては、4週間経っても取れる気配がないこともあります。
しかし取れないからといって、4週間以上つけたままにするのはNGです!
一見しっかりジェルがついているように見えても、数週間経つとジェルと爪の間には小さなスキマが出来始めます。
スキマがあると自爪が割れやすくなりますし、スキマに水分が入ってしまうと、細菌感染してグリーンネイルになってしまうことも…。
ジェルを付けてから3~4週間経ったら、自爪のためにも新しいジェルに付け替えたり、オフをして自爪に戻してくださいね。
ピールオフジェルやジェルポリッシュの適切な持ち
ジェルネイルやマニキュアの中には、ピールオフというアセトンいらずで剥がして落とせる商品もあります。
ジェルオフの作業が必要なく、アセトンを使わず落とせるので、爪や指の乾燥も防げる優れものです。
しかし、落としやすいということはその分持ちも短いというデメリットがあります。
ピールオフジェルの持ちは、通常のジェルネイルよりも短い1週間前後が基本と考えましょう。
そして、HOMEIの「ウィークリージェル」や、コスメ・デ・ボーテの「ジェルミーワン」といったジェルポリッシュも、持ちは1~2週間と短めです。
オフにはアセトンが必要ですが、薄付きでオフが簡単にできるように作られているので、ジェルネイル初心者におすすめ。
ピールオフやジェルポリッシュといったオフが簡単なジェルは、持ちは短めですが付け替えや落とすのがとても簡単です。
シーンによって使い分けると、セルフネイルがより楽ちんになりますよ。
セルフのジェルネイルが長持ちしない理由
セルフネイルをしていると、こんなお悩みが出てきませんか?
「セルフでジェルネイルを付けたのに、数日で剥がれてしまう・・・」
「ネイルサロンで付けたジェルネイルは長持ちしたのに、セルフジェルネイルだと持ちが悪い」
セルフで付けたジェルネイルが、数日や1週間で取れてしまうという方は、付け方・やり方に原因があるかもしれません。
以下では、ジェルネイルの持ちが悪くなる原因と、対処方法についてご紹介します!
原因1:ネイルケアが足りない
ジェルネイルを塗る前にネイルケア(プレパレーションと言います)を行いますが、そのネイルケアが足りないのかもしれません。
特にネイルケアが不足しがちな箇所は、
- 甘皮ケア
- 油分除去
- バリ取り
上記の3つです。
ネイルケアをする時に、上記の3つは特に気をつけるようにしましょう。
【対処方法は?】
甘皮はジェルを塗る時に邪魔にならないよう押し上げて、押し上げた時に出るカス=ルースキューティクルをしっかり除去しましょう。
また、爪に油分や水分が残っていると、ジェルが定着しにくくなります。
消毒用エタノールや、ネイルプレップを使って、爪の表面と爪先をしっかり拭き取りましょう。
そして、爪やすりで削った後は薄い膜のような「バリ」が残りやすいです。
スポンジバッファーで軽く擦り、バリを落とした状態でジェルを塗りましょう。
原因2:爪先にジェルが塗れていない
ジェルネイルが爪先に塗られていないと、耐久性が落ちて爪先から剥がれやすくなります。
ジェルは爪表面だけでなく、爪先にもしっかりと塗らなくてはなりません。
【対処方法は?】
ベースジェル、カラージェル、トップジェルは必ず爪先にも塗ってから硬化しましょう。
筆先についたジェルをそっと爪先に当てるようにして、しっかりコーティングします。
また、爪表面からではなく、爪先から塗り始めるようにすると、塗り忘れも防げます。
原因3:甘皮やサイドにはみ出している
甘皮や爪のサイドにはみ出して、そのままライトで硬化するのはNGです。
はみ出した部分からジェルが浮いて、剥がれやすくなります。
【対処方法は?】
ジェルを塗り終わったら、正面や横、裏側など色んな角度から見て、はみ出していないかしっかりチェックしましょう。
はみ出しがあったら、ウッドスティック(オレンジスティック)でさっと拭き取り、改めてはみ出していないか確認してからライトで固めます。
原因4:爪が薄い、痛んでいる
自爪が薄くなっていたり、痛んでいるとジェルネイルが剥がれやすくなります。
爪が薄いと、衝撃や負荷でジェルと爪が曲がってしまい、スキマができます。そのせいでジェルが取れやすくなることもあるのです。
【対処方法は?】
自爪が通常よりも薄くなっている人は、爪が全体的に生え変わるまでジェルネイルをお休みしましょう。
根元から爪先まで生え変わるには、伸びるのが早い人で3ヶ月、遅いと半年ほどかかります。
時間はかかりますが、しっかりお休みすることでダメージを残さずジェルネイルを楽しめます。
原因5:硬化不良を起こしている
ライトを当てて固めたはずなのに、表面はキレイでも、中はドロドロで生焼けのような状態になっていませんか?
これは硬化不良といい、ジェルが完全に固まりきっていない証拠です。
硬化不良は
- ライトを当てる時間が短い
- ライトのランプ切れ
- 厚塗りしすぎ
などが原因で起こります。
【対処方法は?】
ライトを当てる時間が短いと、ジェルは中途半端に固まってしまいます。
ジェルネイルは種類やメーカーごとに、ライトに当てる時間が決まっているので必ず守りましょう。
また、色が濃くて透け感のないマットなカラージェルは、光を通しにくいので硬化不良になりやすいです。
マットなカラージェルは厚塗りをせず、薄く塗って硬化するのを繰り返しましょう。
セルフのジェルネイルやマニキュアを長持ちさせる方法は、ネイル女子の別記事で詳しく解説しています。
ぜひこちらも参考にしてください♪
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