深爪になる原因は?自分で直す方法と予防対策・セルフケアのやり方を紹介 | ネイル女子

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気づかないうちに爪を切りすぎて「痛い」と感じたり、爪を噛む癖がやめられずに深爪をくり返してしまうことはありませんか?

深爪は小さなトラブルのように見えて、放置すると巻き爪や変形・膿を伴う炎症などを引き起こすこともあります。
それだけでなく深爪は二枚爪や爪先の割れなどの影響も出やすく、指先の見た目にも悪い印象を与えてしまうことも。

この記事では、深爪になってしまう原因やセルフケアでの改善方法・応急処置のやり方、そして予防のポイントまで詳しく紹介します。
健康で美しい爪を保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

深爪になる原因

自爪を保湿ケアしている女性の様子

深爪は誰にでも起こりやすいトラブルですが、その多くは日常のちょっとした習慣が原因になっています。
特に「爪を短く切りすぎてしまう」「無意識に爪を噛んでしまう」といった行動は、深爪を繰り返す大きな要因です。

一度深爪になると爪が薄くなり、指先に痛みや違和感を感じたり歩行時に足の爪が巻き爪になるなどの影響も出てきます。

ここでは、深爪になりやすい主な原因を解説します。

爪切りの時に切りすぎてしまう

爪を短く切りすぎることは、最も多い深爪の原因です。
爪は指先を守るクッションのような役割を果たしていますが、白い部分をすべて切り落としてしまうとその保護機能がなくなり、皮膚がむき出しの状態になります。

その結果、指先に圧がかかったときに「痛い」と感じやすくなり、出血や炎症が起きることもあります。
爪はほんの少し白い部分(1mmほど)を残してカットし、角を丸めるように整えることで深爪を防げますよ。

爪を噛む癖がある 

無意識に爪を噛む癖も、深爪を招く大きな原因です。
ストレスや緊張がきっかけでやめられない人も多く、爪の先端だけでなく根元の皮膚まで傷つけてしまうことがあります。

このような状態が続くと、爪の成長に関わる部分がダメージを受け、爪の形が変形したり二枚爪やボコボコとした爪になるおそれも。
さらに、傷ついた箇所から細菌が入り込むと膿がたまったり、炎症を起こして痛みが出ることもあります。

爪を噛む癖を直すには爪先を常に整えておくほか、保湿ケアやベースコートでコーティングして触りにくくするのも効果的です。

深爪のデメリット

どっちにしようか悩む女性

は見た目が気になるだけでなく、指先の機能や健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。

爪は指先を守るための大切なパーツであり、外からの衝撃や摩擦を和らげるクッションのような役割を果たしています。
そのため、深爪になると小さな刺激でも痛みを感じたり、爪の形が変形したりと日常生活に支障が出ることも。

ここでは、深爪によって起こりやすい4つのデメリットを解説していきます。

物が掴みにくくなる

爪は、指先で物を掴むときに支点となる重要な部分です。
しかし、深爪になると爪先が皮膚より内側に入り込むため力を入れにくくなり、紙や小物など薄いものを掴む動作が難しくなります。

また、爪がないことで指の腹が直接物に当たり、摩擦が生じて皮膚が硬くなったりヒリヒリした痛みを感じることも。
特に利き手の親指や人差し指を深爪にすると、日常的な作業に大きな影響が出やすくなります。

細かい作業がしにくくなる

深爪になると、指先の感覚が過敏になって細かい動作がしにくくなります。
爪はもともと指先を支えたり、力を分散させたりする役割を持っているもの。

しかし、爪が短すぎると物を押さえるときやつまむときに皮膚へ直接圧がかかり、痛みや違和感が出やすくなります。
その結果、ボタンを留める・スマホを操作する・文字を書くといった繊細な動きがスムーズにできなくなることも。

特に、手先を使う仕事や趣味を持つ方にとっては、深爪が集中力や作業効率に影響する場合もあります。
爪を適度な長さでキープすることが、指先の動きを自然に保つためのポイントです。

痛みを伴う場合がある

深爪になると爪の下にある皮膚(爪床)が露出しやすくなり、少しの刺激でも「痛い」と感じるようになります。

爪は本来は指先を守るクッションのような役割を果たしていますが、その防御機能が失われることで触れるだけでも敏感になってしまうのです。
傷ついた部分から雑菌が入り込むと炎症を起こし、赤みや腫れ・膿を伴うこともあります。

特に足の爪の場合は靴の圧迫で痛みが強く出たり、放置すると何もしていなくても痛いと感じる状態に悪化するケースも。
深爪を繰り返すと皮膚が硬くなり爪の形が変形してしまうこともあるため、痛みが出た時点でしっかりセルフケアを行うか、必要に応じて皮膚科で治療を受けることが大切です。

見た目が良くない

深爪になると、爪の形が極端に短くなり指全体のバランスが悪く見えてしまいます。
爪が皮膚に食い込むような状態になると赤みや傷跡が目立ちやすく、清潔感を欠いて見えることもあります。

また、爪周りの皮膚が乾燥して硬くなったり、ささくれが増えたりすることで「手入れしていない」「不健康そう」という印象を与えてしまう場合も。

深爪が続くと爪の形そのものが変形し、二枚爪や巻き爪の原因になることもあるため注意が必要です。

手元は会話や仕事の場でも自然と目に入る部分。
美しい印象を保つためには爪を適度な長さで整え、健康的な状態をキープすることが大切です。

深爪を改善する方法

制服姿でオッケーサインをする女性

深爪を改善するには、爪の成長をサポートしながら健康的な状態を取り戻すケアが欠かせません。

爪は皮膚の一部であり乾燥や刺激に弱いため、適切な保湿と保護が重要です。
また、爪を強化して外部からのダメージを防ぐことで、自然な形に戻りやすくなります。

ここでは、自宅でできるセルフケアを中心に、深爪を改善するための具体的な方法を解説します。

爪の周りを保湿ケアをする

深爪の改善において最も大切なのが、爪とその周囲の保湿ケアです。
乾燥した状態では爪が割れやすく指先の皮膚も硬くなり、爪の成長を妨げてしまう可能性も。

ネイルオイルやハンドクリームを1日数回なじませることで爪の根元にある「爪母(そうぼ)」へうるおいを届け、健康的な爪の成長を促しましょう。
特に入浴後や就寝前は血行が良くなっているため、保湿成分が浸透しやすいタイミングです。

爪の周りを軽くマッサージするように塗り込むと、爪の再生スピードもアップします。
継続的なケアによって、深爪で傷んだ指先もなめらかで柔らかい状態に整っていきますよ。

ベースコートでコーティングして爪を強化する

深爪を改善するもうひとつのポイントは、ベースコートで爪を保護・強化することです。
ベースコートには爪の表面をなめらかに整え、二枚爪や欠けを防ぐ効果があります。

弱っている爪をそのまま放置すると割れやすくなったり変形が進んだりすることもあるため、保護膜を作るようにコーティングしておくのが大切です。
透明タイプを使えばナチュラルな仕上がりで、男性やネイルができない職場の方にもおすすめ。

また、補修成分入りのベースコートを選ぶと、乾燥や外的刺激から爪を守りながら徐々に健康的な状態へ導いてくれます。
爪を育てながら守るケアを習慣にすることで、深爪の再発も防げますよ。

深爪になった時の応急処置

ハンドクリームを手の甲に伸ばしている様子

深爪をしてしまった直後は、正しい応急処置を行うことがとても大切です。
無理に触ったり放置したりすると傷口から雑菌が入り込み、腫れや膿などの炎症を引き起こすおそれがあります。

特に指先は神経が多く、少しの刺激でも強く「痛い」と感じやすい部分。
まずは清潔を保ちながら、刺激を与えないように保護することが基本です。

ここでは、深爪をしてしまったときの状況別に応急処置の方法を解説します。

指先に傷ができてしまった場合

深爪によって指先の皮膚を傷つけてしまった場合は、まず流水でやさしく洗い流して血や汚れを落としましょう。
その後、清潔なガーゼやティッシュで軽く押さえ、出血が止まったら市販の消毒液で患部を消毒します。
絆創膏を貼るときは、密閉しすぎず通気性のあるタイプを選ぶと治りが早くなります。

また、傷口が乾燥すると治りが遅くなるため、ハンドクリームやワセリンを周囲に薄く塗って保湿するのも効果的です。
爪が当たると刺激になる場合は、保護用のテープで軽く覆っておくと安心。
深爪を放置すると炎症や二次感染のリスクが高まるため、早めにケアを行いましょう。

痛みがあり、指先に熱をもっている場合

深爪後に「ズキズキする」「熱をもっている」と感じる場合は、炎症が起きているサインです。
まずは清潔な状態を保ち、患部を冷やして痛みを和らげましょう。
氷水を直接当てず、タオルなどで包んで冷やすのがポイントです。

強い痛みや赤み・腫れが続く場合は細菌感染や膿が溜まっている可能性もあるため、早めに皮膚科を受診してください。
特に足の深爪の場合は極度の巻き爪の症状に発展しやすく、歩行にも影響を与えることがあります。

無理に爪を切ったり押し込んだりせず、専門医で適切な処置を受けることが大切です。
早めの対応で悪化を防ぎ、健康な指先を取り戻しましょう。

深爪にしないための予防対策

爪にオイルを塗っている様子

深爪は一度直しても、爪の扱い方や生活習慣を見直さないと再発してしまうことがあります。
毎日の小さな意識が、健康で美しい爪を保つための第一歩です。

ここでは、深爪を防ぐために意識したい予防対策をいくつか紹介します。

爪を切りすぎないように注意する

深爪の一番の原因は、爪を短く切りすぎてしまうことです。
指先と爪の境目が見えなくなるほど切ると、皮膚が露出して刺激や痛みを感じやすくなります。

爪を切るときは、指先の肉よりも少し長めに残すのが理想です。
爪切りを使う際は一気に切らず、やすりで整えるようにすれば深爪になりにくくなりますよ。
特に足の爪は「巻き爪」になりやすいため、端を切り落としすぎないよう注意しましょう。

爪を噛む・いじる癖をやめる

ストレスや集中時に無意識で爪を噛んだりいじったりしてしまう癖は、深爪を繰り返す大きな原因です。
爪をいじると爪の根元にある爪母が傷つき、爪の形が変形したり二枚爪になったりすることも。

やめられない場合は、爪に透明のベースコートを塗って意識的に触らないようにしたり、保湿オイルを塗って滑りをよくしておくのがおすすめです。
触りたい衝動を減らすことで、爪が正常に伸びやすくなりますよ。

爪と指先の保湿を習慣にする

乾燥した状態の爪は割れやすく、ちょっとした刺激でも深爪につながることがあります。
ハンドクリームやネイルオイルを使って、爪の根元からしっかり保湿しましょう。

特に入浴後や寝る前は、血行が良くなっているため保湿効果が高まります。
保湿を続けることで爪に柔軟性が出て、二枚爪や割れを防ぎながら健康的に伸ばせます。

定期的にセルフケアを行う

爪をきれいに保つためには、こまめなセルフケアも大切です。
甘皮まわりを軽く整えたりやすりで形を整えることで、爪が均一に伸びやすくなります。

また、ベースコートでコーティングしておくと爪の保護にもなり、欠けや割れの防止にもつながりますよ。
定期的なケアを習慣にして、深爪だけでなく巻き爪や爪の変形も予防しましょう。

足の爪にも注意する

手だけでなく、足の深爪にも気を配りましょう。
足の爪を短く切りすぎると、巻き爪になって痛みを感じたり、歩行に影響が出ることもあります。

爪の角は丸く削りすぎず、まっすぐカットしておくのが理想的。
定期的にチェックして、違和感や痛みを感じた場合は早めに皮膚科で相談しましょう。

深爪の治療は皮膚科でする

笑顔で座っている白衣を着た女医

セルフケアを続けてもなかなか深爪が改善せずに痛みや腫れがひどい場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

深爪は単なる「爪が短い状態」ではなく、場合によっては炎症や感染を伴う皮膚トラブルに発展していることがあります。
治療を受けるなら、爪や皮膚の構造に詳しい皮膚科が適しています。

皮膚科では、炎症を抑える軟膏や内服薬、膿がある場合には排膿処置など、症状に合わせた適切な治療を行ってもらえます。
また、爪の根の爪母に傷や変形がある場合も医師による診断で原因を特定しやすく、再発を防ぐためのケア方法も指導してもらえるでしょう。

特に足の深爪は「巻き爪」や「化膿性爪囲炎」を引き起こしやすく、強い痛みや膿が出ているなどの症状があるときは放置せずに必ず受診してください。
放置して悪化すると歩行に影響を及ぼしたり、治療が長引いたりするケースもあります。

医師の診察を受けることでセルフケアでは治らなかった原因を正確に見極められ、爪を健康に保つための正しい方法を知ることができます。
「もう深爪を繰り返したくない」「痛みを早く治したい」と感じている方は、皮膚科での治療を検討してみましょう。

まとめ

白いタオルに乗せたケア後の女性の手

深爪は、爪を切りすぎる・噛むなどの癖が主な原因です。
放置すると痛みや違和感が続くだけでなく、二枚爪や爪の変形・傷口から血や膿を伴う炎症に発展することもあります。
特に足の爪は負荷が大きく、短くし過ぎると巻き爪になり歩行へ影響するケースも少なくありません。

改善の基本はセルフケア。
爪周りの保湿で柔軟性を高め、ベースコートでコーティングして欠けを予防しましょう。
深爪になった直後は流水で洗浄・消毒・保護、熱感や強い痛みがあれば冷却し、症状が続く場合は皮膚科を受診するのが安全です。

予防は、爪を切りすぎない・やめられない噛み癖への対策・定期的な保湿と整え直し・足の爪はまっすぐカットを徹底すること。
これらを継続すれば指先は健康的に伸び、見た目も整います。

無理をせず、必要に応じて医療機関と併用しながら今日からできるケアを続けていきましょう。
深爪気味で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

深爪とネイルについて興味のある方はコチラ↓の記事を参考にどうぞ♪

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