ネイルアートにアクリル絵の具を使ってみよう!やり方やコツをネイリストが解説 | ネイル女子

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季節感やトレンドを取り入れたものなど、ネイルデザインはその時々の気分で変えたいですよね。
しかし、長くネイルをしていると「次は、どんなデザインにしよう・・・。」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、アクリル絵の具を使ってネイルアートに挑戦してみるのがおすすめです!
アクリル絵の具を使ったネイルアートは、透明感がアップし、いつものジェルとは異なる雰囲気に仕上がり、ネイルデザインのワンポイントにピッタリですよ♪

そこで今回は、アクリル絵の具を使用したネイルアートのやり方やコツを解説していきます!

ネイルアートにアクリル絵の具を使うメリット

ジェルネイルの写真

冒頭でお伝えしたアクリル絵の具を使ったネイルアートは、透明感や芸術度がアップし、いつもの定番デザインに飽きてしまった方におすすめです。
ネイルアートにアクリル絵の具を使うメリットをいくつかお伝えします♪

1.プチプラで購入できる

アクリル絵の具は、100均などプチプラで購入することができ、一回のネイルアートで使用する量が少ないため、セルフネイルでもコスパがいいのが最大のメリットです。
また、お子様がいらっしゃる方は、お子様の持っているアクリル絵の具を使うのもアリですね♪

2.カラバリが豊富

カラーバリエーションが豊富な点も、アクリル絵の具を使用する大きなメリットです。

100均で売られている絵の具の種類には限りがありますが、画材屋さんなどに行くと珍しいカラーも多くあります。

また、カラー同士を組み合わせることで、自分のお気に入りの色を作ることもできますよ♪

カラーを組み合わせるときは、ジェルネイルを混ぜるときと同様、パレットの上で好きな色同士を筆やスパチュラなどで混ぜるだけでOK。
手軽に自分が好きなカラーを作ることができるのもうれしいですよね!

3.滲んだり広がったりしにくい

アクリル絵の具は、混ぜる水の量で硬さを調整でき、塗布した瞬間から乾燥していくため、ジェルのように滲んだり、広がったりしにくいのも魅力のひとつです。

また、アクリル絵の具自体は、比較的粘度が硬めなため、ジェルより流れにくく、アートにも使いやすいです。

4.厚みが出にくい

ジェルを使ってネイルアートをすると、どうしてもぷっくりとした厚みが出てしまいます。
ですが、アクリル絵の具は色を重ねても厚みが出にくいことが特徴です。

アクリル絵の具はフラットアートを描きたい時に最適です。
ジェルネイルはぷっくり感がかわいいという面もありますが、フラットアートのほうがスタイリッシュに見えやすいです。
また、爪表面の凹凸もできにくいため、フォルムも綺麗に仕上げることができます。

5.たらしこみアートができる

アクリル絵の具を使用したネイルアートの代表例ともいえる、「たらしこみアート」ができる点も大きなメリットです。

たらしこみアートとは、多めの水とアクリル絵の具を組み合わせたものを筆に含ませ、水滴を落とすイメージで爪にのせたらキッチンペーパーやスポンジなどで真ん中にたまった水分を吸い取ることで、透明感や抜け感のある模様をつくるアートのことです。

自然と色の明度に濃淡がつくため、リアルな花びらを描くのにもぴったりなアート方法です。

ネイリストをしている筆者もこのたらしこみアートをする際は、ジェルよりもアクリル絵の具を使用することが多いです。
たらしこみアートは、オフィスネイルなどシンプルデザインのワンポイントにもぴったりなアートなのでおすすめですよ♪

アクリル絵の具をネイルアートに使う時に用意するもの

絵の具の筆の写真

続いて、アクリル絵の具を使う時に必要なものをご紹介していきます。
他のネイルアイテムとは異なり、どれも自宅にあるものや安価で準備しやすいものが多いため、ぜひ参考にしてみて下さい。

アクリル絵の具

まずアクリル絵の具です。画材屋やホームセンター、100円ショップなどで販売されており、価格も1本当たり数百円で購入することができます。
セットでも販売されていますが、そんなに沢山の種類や量を使用することはないので、最初は好みの色を何色か購入してみることをおすすめします。

アクリル絵の具用の筆

ネイルアートをする際に必須の筆。ネイル用として販売されている筆でも、絵を描くための筆でもどちらでもOKです。
ただし、ジェルとアクリル絵の具は必ず別の筆を使いましょう。
筆の種類としては、アートにもよりますが、基本的には細めのライナー筆が小回りも効き、使いやすいためおすすめです。

パレット

アクリル絵の具を水で薄めたり、色を混ぜたりするためにパレットを使います。
プラスチック製の物もありますが、洗う手間や残った色が落ち辛くなるというデメリットがあるため、ペーパーパレットをおすすめします。
ペーパーパレットならその都度新しいものを使えるため、絵の具の色が混ざったりする心配もありません。紙皿やアルミホイルでも代用できるので活用してみて下さい。

水入れと水

絵の具を薄めたり筆を洗うための水入れと水も必要です。絵の具を薄めるための水と、筆を洗うための水は分けた方が良いため、最低でも2つは用意しましょう。
どんな容器でも構いませんが、沢山の量を使うわけではないため小さめのサイズが使いやすいでしょう。
適したものがなければ、紙コップなどでも代用可能です。

アクリル絵の具を使ったネイルアートのやり方

絵の具を手につけた女の子の写真

ここからはアクリル絵の具を使ったネイルアートのやり方を説明していきます。

1.ベースジェルを塗る

最初にベースジェルを塗ります。
この時、爪のサイドやキワまでしっかりジェルが塗れていないとアクリル絵の具が自爪に付着し、色素沈着の原因となってしまいます。
サイドやキワまでしっかりジェルが塗れているか確認しましょう。

2.カラージェルを塗る

続いてお好みのカラージェルを塗ります。
カラージェルを塗る時も、ベースジェル同様に塗り残しのないようにすることが綺麗なアートに仕上げるためのコツです。
また、色ムラや凹凸があるとネイルアートがやり辛いため、綺麗なワンカラーになるよう仕上げましょう。

3.マットトップジェルを塗る

未硬化ジェルとアクリル絵の具は相性が悪く、そのままではネイルアートができないため、一度マットトップジェルを塗り爪全体をマットにします。
マットトップジェルを持っていない方は、未硬化ジェルを拭き取り、表面を軽くサンディングすることでも問題ありません。

4.アクリル絵の具でアートをする

爪の表面がマットになったら、アクリル絵の具でお好みのネイルアートをしていきます。
アクリル絵の具はエタノールを含ませたコットンで拭けばすぐに落ちるため、やり直しも簡単にできます。
グラデーションやタイダイ、マーブル、たらしこみアートなど様々なデザインがあるので色んなアートに挑戦してみて下さい。

5.乾いてからトップジェルで仕上げる

アクリル絵の具が完全に乾いたことを確認してトップジェルを塗っていきます。
アクリル絵の具には速乾性がありますが、絵の具の量が多いと表面は乾いていても、中心部が乾いておらずにじむことがあるので、必ず絵の具がちゃんと乾いているか確認しましょう。また、アート部分はしっかりとトップジェルでコーティングすることで、綺麗なネイルアートをキープできます。

まとめ

絵の具の写真

アクリル絵の具はネイリスト検定のネイルアートにも使用されています。
使い方次第で様々なネイルアートができるため、ネイリストの中でも重宝されるメジャーなアート方法です。

今回ご紹介したアート以外にも沢山のアクリル絵の具を使ったネイルアートがあるので、アクリル絵の具を使いこなして、様々なネイルアートに挑戦してみて下さい!

他にもネイルアートについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい♪

ネイルアートの3Dとは|必要なもの・やり方・注意点を解説します
https://www.nailjoshi.com/95335/
ネイルサロンの「ネイルアート2本」とは?メニューについて詳しく解説
https://www.nailjoshi.com/95550/
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