「ジェルネイルに挑戦してみたいけど、マニキュアとどう違うの?」今さら聞けないそんな疑問を持つ方は多いかもしれません。
ジェルネイルはぷっくりしたツヤ感や持ちの良さや・デザインの自由度など、魅力がたくさん詰まったネイル方法です。
最近ではセルフジェルネイルの道具も手に入りやすくなり、自宅で楽しむ方も増えてきました。
でも最初は必要なものや正しい塗り方、サロンとの違いがわからず不安になることもありますよね。
この記事では、ジェルネイルの基礎知識からマニキュアとの違いやメリット、長持ちの秘密をわかりやすく解説していきます。
ジェルネイルを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ジェルネイルって何?
- ジェルネイルとマニキュアの違いを比較
- ・どこが違うの?項目別に徹底比較
- ジェルネイルが選ばれるメリットと魅力
- ・ライトですぐに固まる
- ・長持ちする
- ・いろんなアートやデザインが楽しめる
- ・ツヤツヤで綺麗な仕上がり
- ・自爪の補強ができる
- ジェルネイルの気をつけたいデメリット
- ・オフが難しい
- ・間違った施術で爪が痛むことがある
- セルフジェルネイル:基本のやり方
- ・必要なもの
- ・セルフジェルネイルのやり方
- ネイルサロンでジェルネイルを楽しもう
- ・ジェルネイルの施術の流れ
- ・ジェルネイルの料金は?
- ・ジェルネイルの所要時間は?
- ・ネイルサロンに通う頻度は?
- 初心者向け!ジェルネイルのおすすめデザイン
- ・ワンカラーネイル
- ・マグネットネイル
- ・グラデーションネイル
- ジェルネイルを付けた後の取り扱いマニュアル
- ・ジェルネイルを長持ちさせるには?
- ・適切な付け替えタイミングは?
- ・ジェルネイルをオフしたい時は?
- まとめ
ジェルネイルって何?
ジェルネイルとは、合成樹脂でできたジェル状の液体を爪に塗り、専用のライトを当てて硬化させたネイルを指します。
爪に付けた状態はもちろん、容器に入っていて液状のものも当てはまります。
ジェルネイルは、マニキュアやアクリルスカルプチュアと比べると新しい技術です。
ですがネイルサロンではメインメニューになっており、お客様のほとんどがジェルネイルをオーダーします。
また、100均でのジェルネイル販売や、ネット通販でプチプラジェルが購入しやすくなったことで、セルフネイルでもジェルネイルをする人が増えています。
ジェルネイルが材料の「ジェルネイルシール」や、ジェルネイルで作成したネイルチップもセルフネイルで大人気です!
ジェルネイルとマニキュアの違いを比較
ジェルネイルとマニキュアはどちらもネイルを楽しむためのアイテムですが、大きな違いがあります。
それは「どうやって固まるか」と「持ち」の2点です。
ジェルネイルは「爪に樹脂を塗ってライトで固める」です。
硬化後はプラスチックのようにしっかり固まり、長持ちします。
一方マニキュアは「爪に塗料を塗って成分を揮発させて自然乾燥させる」ものです。
硬化後は皮膜のようになりますが、衝撃には弱いです。
どこが違うの?項目別に徹底比較
ジェルネイルとマニキュアの具体的な違いを、表にまとめました。
項目 | ジェルネイル | マニキュア |
主成分 | 合成樹脂(ウレタンアクリレートオリゴマー) | 合成樹脂(アクリルやニトロセルロース) |
硬化方法 | UV/LEDライトで数秒~数分照射 | 自然乾燥で30分〜1時間以上 |
持ち(持続期間) | 約3~4週間 | 約2日〜1週間 |
ツヤ・見た目 | ぷっくりと厚みがあり、濡れたようなツヤ | 薄付きで、自然なツヤ |
強度 | 強度があり、爪の補強にもなる | 塗らないよりは強いが、衝撃で欠けやすい |
オフ(落とし方) | 専用のリムーバー(アセトン)で溶かすか、削り落とす必要があり、難易度が高い | 市販の除光液で簡単に拭き取って落とせる |
施術時間 | 約1〜2時間 | 約30分〜1時間 |
サロンでの費用 | 比較的高め(5,000円~) | 比較的安め(3,000円〜) |
におい | ほぼ無臭 | 揮発性のあるツンとした匂い |
爪への負担 | オフの際に削るため、負担がかかりやすい | 比較的少ない(除光液の使いすぎには注意) |
どちらが良いかは、あなたのライフスタイルやネイルをどう楽しみたいかによって変わります。
【こんな人にはジェルネイルがおすすめ!】
長期間ネイルを楽しみたい人
家事や仕事で指先をよく使う人
爪が弱くて補強したい人
ぷっくりとしたツヤや、凝ったアートを楽しみたい人
【こんな人にはマニキュアがおすすめ!】
週末や短期間だけネイルを楽しみたい人
自分で手軽にネイルを塗り替えたい人
爪への負担をできるだけ減らしたい人
コストを抑えてネイルを楽しみたい人
それぞれの特徴を理解して、自分にぴったりのネイルを楽しんでくださいね!
ジェルネイルが選ばれるメリットと魅力
手元のおしゃれとして多くの人の愛されているジェルネイルは、どうしてこんなに人気なのでしょうか?
ここではジェルネイルのメリットや特徴をまとめました。
ライトですぐに固まる
ジェルネイルはマニキュアと違い、UV/LEDライトに照射するとすぐに固まる性質があります。
ジェルや使用するライトの種類にもよりますが、完全硬化にかかる時間は約30秒から長くても約60秒です。
そのため、ネイルを塗った後の面倒な乾燥時間がない、完成させたらすぐに水仕事や普段通りの生活ができるのがメリットの1つと言えるでしょう。
マニキュアを塗って乾かしたのにいつの間にかよれてしまった!というのも防ぐことができますよ。
長持ちする
マニキュアだとどうしてもすぐに剥がれてしまったり傷がついてしまったりしますが、ジェルネイルの場合は綺麗な爪の状態が長持ちします。
使うジェルや技術力・爪の状態などによって持ちは変わりますが、プロのネイリストの施術だと約4週間ほど持つこともあります。
いろんなアートやデザインが楽しめる
ジェルネイルは一色塗りだけでなく、グラデーションやマーブル・繊細な手描きアートなどあらゆるデザインを楽しめます。
マニキュアでもいろんなアートができますが、やはりジェルネイルの方が幅広いデザインをしやすいと言えます。
最近ではマグネットネイルやミラーネイルなど、ジェルネイルならではのデザインが人気です。
ツヤツヤで綺麗な仕上がり
ジェルネイルの魅力はなんといっても光沢のある綺麗な仕上がりでしょう。
マニキュアと比べて圧倒的なツヤと光沢は、たとえクリアジェルだけだとしてもガラスのような透明感で指先を綺麗に見せてくれます。
自爪の補強ができる
ジェルネイルをすることで自爪が保護されて折れにくくなる効果もあります。
ジェルネイルを何層も重ねて厚みを出しているので爪に強度が出て、普段の生活の中で爪が折れたり欠けたりするのを防いでくれます。
なので、爪が薄くて欠けやすくて困っている人は、補強目的としてジェルネイルをするのもおすすめです。
ジェルネイルの気をつけたいデメリット
ジェルネイルのメリットを見ているといいところばかりかと思いきや、実はジェルネイルにもデメリットや注意点があります。
ここではそんなジェルネイルのデメリットも解説していきます。
オフが難しい
好きな時に除光液でオフができるマニキュアと違い、ジェルネイルは簡単にオフすることができません。
もちろんセルフでオフすることができるのですが、慣れないうちは難しく時間もかかります。
無理にはがすと爪がぼろぼろになってしまったりもするので、ジェルネイルのオフには注意が必要です。
間違った施術で爪が痛むことがある
ジェルネイルはしっかり知識を持って施術すれば必要以上に爪が傷むことはないのですが、間違った施術をするとリスクが高いのも事実です。
知識がないままジェルネイルを付けたりオフしたりすると、爪が傷んでダメージが残ってしまうことがあります。
爪の健康は手元の美しさにも関係します。
なんとなく適当に施術するのではなく、正しい施術ができるようにネットなどで調べて基本的な知識をつけるようにしましょう。
セルフジェルネイル:基本のやり方
セルフジェルネイルで必要なものや手順についてご紹介していきます。
ジェルネイルに必要なものはマニキュアよりも多いのですが、取れにくくするための下準備をするために大事なので始めるにあたってしっかり用意しましょう。
必要なもの
ジェルネイルは事前のネイルケアをすることで、美しい仕上がりと長持ちを両立します。
ジェルネイル液やライトの他にもネイルケア道具の準備もしてくださいね。
【ネイルケア道具】
- エメリーボード
- スポンジバッファー
- メタルプッシャー
- ぬるま湯
- ガーゼ
- ネイルワイプ
- 消毒用エタノール
【ジェルネイル道具】
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- ジェルネイル用ライト
- ネイルアートのパーツや道具
ちなみにベースジェルやトップジェルにも種類がいくつかあります。
ベースジェルはサンディングが必要なもの、不要なものがあり、トップジェルは拭き取りが必要なもの、不要なものがあります。
初心者は最近主流のサンディング不要のベースジェルと、拭き取り不要のトップジェルを揃えるのがおすすめです♪
セルフジェルネイルのやり方
セルフジェルネイルをきれいに仕上げるには、正しい順序とポイントを押さえることが大切です。
塗り方や使う道具・ジェルの役割をしっかり理解しておけば、初めてでも失敗を減らせますよ。
ここでは基本の4ステップに分けて、セルフジェルネイルのやり方をわかりやすく解説します。
■1.ネイルケアをする
ジェルを長持ちさせるためには、塗る前のネイルケアがとても重要です。
甘皮をしっかり押し上げて、余分な角質を取り除くことで、ジェルが根元まで密着しやすくなります。
爪の表面はバッファーで軽く整え、油分や水分をしっかり拭き取るのがコツ。
表面に凹凸が残っていると、ジェルがはがれやすくなるので注意しましょう。
プライマーやプレプライマーを使って、ジェルとの密着力を高める下準備もおすすめです。
このケアがしっかりできていれば、ジェルの仕上がりと持ちに大きく差が出てきますよ。
ネイルケアのやり方はこちらの記事で解説しています!
■2.ベースジェルを塗る
ベースジェルには、自爪とカラージェルの密着を高める役割があります。
ここを丁寧に塗ることで、ジェルネイルの持ちが格段によくなります。
塗り方のポイントは、爪の先端までしっかり塗ること。
この部分がしっかり塗れていないと、先端から浮いたりはがれたりしやすくなります。
また、厚塗りは避けて薄く均一に塗るのが基本です。
ライトで完全に硬化させる前にはみ出してしまった部分があればウッドスティックなどで取り除いておくと、皮膚への刺激やアレルギーの予防にもつながります。
■3.カラージェルを塗る
カラージェルは、デザインや色味を楽しむためのメインの工程です。
1度塗りだけではムラになりやすいため、2回に分けて塗り重ねるのが基本です。
1回目は薄く全体に塗ってライトでしっかり硬化したあと、2回目で色をしっかり出し発色を整えます。
塗りすぎると厚みが出すぎて硬化不良を起こすことがあるので、毎回薄く・均等に塗ることが大切です。
グラデーションやニュアンスネイルなどに挑戦したい場合は色の重ね方や筆の動かし方にコツがいるので、最初はシンプルなワンカラーやマグネットネイルなどから挑戦するのがおすすめですよ。
■4.トップジェルを塗る
仕上げにトップジェルを塗ることで、ツヤのある美しい表面と保護力が加わります。
ここでもエッジを忘れずに塗るのが長持ちのコツで、仕上がりに差が出るポイントです。
ぷっくりとした立体感を出したいときは少し厚めに塗るのもOKですが、爪の形に合わせてジェルをなじませながら整えるように塗ると自然な仕上がりに。
ライトで硬化させたあとは、拭き取り不要タイプならそのままで完成。
拭き取りが必要なタイプの場合は専用のクレンザーで未硬化ジェルをしっかり拭き取って、最後にキューティクルオイルで保湿すればセルフジェルネイルの完成です。
ネイルサロンでジェルネイルを楽しもう
ネイルサロンでジェルネイルをつけたいけれど、料金は?所要時間は?どのくらいのペースで行けばいい?などの気になるポイントを解説します。
ジェルネイルの施術の流れ
手指消毒をした後オフがある場合はオフから、なければネイルケアなどのプレパレーションをしながらカウンセリングをしてもらいます。
デザインや爪の長さ・形・希望することや相談などを担当ネイリストに伝えましょう。
その次はジェルの塗布です。
爪の形アートなど、その都度ネイリストが確認するので気になるところがあればライトに入れる前に言うようにしましょう。
アートが終わるとトップジェルで仕上げて、最後はキューティクルオイルを塗って終了です。
ジェルネイルの料金は?
ジェルネイルの料金は行くネイルサロンやネイリストによってかなり差があります。
一般的にワンカラーのジェルネイルだと、安くて4,000円前後、高いところは8,000円前後のイメージです。
ジェルネイルのオフやアートの追加などがあると、さらにコストがかかります。
安さ重視のサロン・平均的な料金のサロン・SNSなどで人気のネイリストがいるサロンなどで値段は違うので、自分のニーズに合ったサロンの料金を調べてみるといいでしょう。
料金を調べた上でネイルサロンに行っても、希望のデザインがオプションなどで予想より高くなってしまうこともあります。
施術後に「想像していた値段と違った」というトラブルを避けるため、担当ネイリストに値段の確認をすることも必要です。
ジェルネイルの所要時間は?
ジェルネイルの所要時間・作業時間は施術内容によって違いますが、基本的にオフがないスタンダードなデザインだと1時間半〜2時間程でしょう。
こちらもスタンダードなジェルのオフがあれば約30分プラスされます。
するデザインやオフをするネイルがどんなものかによって時間は変わるので、凝ったデザインやリペア・長さだしが入ると3時間以上かかることも。
施術終わりの予定はカツカツに詰めないことをおすすめします。
そして、こだわったアートがしたい時や、オフにスカルプやハードジェルがついている時で、どうしても終わりの時間が気になる方は、予約時にそのことをサロンに伝えるとスムーズです。
ネイルサロンに通う頻度は?
その人の爪の伸びる周期や持ちのよさで変わりますが、毎回ジェルネイルの付け替えでネイルサロンに通う方はだいたい4週間前後に1度の利用が多いです。
あまり早すぎると爪の健康によくないので、早くても3週間は期間を空けるようにしましょう。
逆に長く付けすぎると爪が伸びすぎて折れてしまったり、見た目的にも衛生的にもよくないので注意が必要です。
初心者向け!ジェルネイルのおすすめデザイン
ここではセルフジェルネイルにおすすめしたいネイルデザインを3つご紹介します。
どれも難易度が低く初心者でも作りやすいアートなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ワンカラーネイル
セルフジェルネイルを始めるなら、まずはワンカラーがおすすめです。
シンプルですが根元からきっちり塗られているワンカラーは、ジェル特有のぷっくり感とガラスのような光沢だけで美しい手元に見せてくれます。
根元のキューティクルラインを揃えるのがポイントなので、甘皮を押し上げてのネイルケアを忘れないようにしましょう。
ワンカラーが物足りないなら根元に1粒ストーンを置くのも簡単でおすすめ。
手を動かすたびにストーンが華やかにキラッと輝いて上品です。
マグネットネイル
セルフジェルネイルにはマグネットネイルもおすすめ。
マグネットジェルを基本のワンカラーのように塗布し、硬化する前に専用の磁石で好みの模様に動かすだけです。
難易度は高くないのに洗練されたおしゃれネイルに見えますよ。
ポイントは一気にしようとしないで、1本ずつマグネットを動かし硬化すること。
いろんなカラーのマグネットジェルや専用磁石があるので色々チャレンジしてみてくださいね。
マグネットネイルはこちらの記事で解説中♪
グラデーションネイル
セルフジェルネイル初心者におすすめなのが、グラデーションネイルです。
根元から先端にかけて色がじんわり変化するデザインは指先を上品に見せてくれるだけでなく、伸びてきても目立ちにくいというメリットも。
ナチュラルな仕上がりなので、カジュアルな日常シーンからオフィス・フォーマルまで幅広く活躍します。
グラデーションの塗り方にはいくつか方法がありますが、初心者にはスポンジを使って少しずつ色を乗せていく方法や、筆でジェルを薄くぼかしながら重ねる方法がおすすめ。
1度で仕上げようとせず、少しずつ色を足して重ねていくのがキレイに見せるコツです。
おすすめのカラーは、シアーピンク・ベージュ・ラベンダー系などの淡い色。
濃い色よりもぼかしやすく、失敗が目立ちにくいので「最初に挑戦するグラデーションネイル」にぴったりです。
ホロやラメを重ねれば、ニュアンス感のある華やかな指先にもアレンジできますよ。
ジェルネイルを付けた後の取り扱いマニュアル
ジェルネイルをきれいに仕上げた後は、その状態をできるだけ長く保つためのアフターケアが大切です。
扱い方や日常のちょっとした習慣によって、ジェルの持ちや仕上がりに差が出ることもあります。
ここでは、ジェルネイルを長持ちさせるコツや適切な付け替えタイミングや、オフするときの注意点について初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ネイルを楽しみながら自爪もいたわるために、ぜひ日々のケアに取り入れてみてくださいね。
ジェルネイルを長持ちさせるには?
ジェルネイルを少しでも長く楽しむためには、日常の中でのちょっとした心がけが大切です。
せっかくきれいに仕上げても、扱い方次第ではすぐに先端から浮いたり剥がれてしまうことも。
まず気をつけたいのが、水仕事やアルコール消毒の頻度。
手袋を使って爪への負担を減らすことが、ジェルのモチを良くするコツです。
爪の先端(エッジ)をぶつける・引っかけるクセがある方は注意が必要。
エッジが欠けるとそこからジェルが浮いてしまう原因になるので、トップジェルでエッジまでしっかりコーティングしておくと強度が増して持ちもアップしますよ。
さらに、キューティクルオイルなどで爪まわりの皮膚を保湿することも、ジェルの長持ちをサポートする重要なケアです。
爪の乾燥を防ぐことでジェルの浮きや割れを防ぎ、ツヤも保ちやすくなります。
ジェルネイルの美しさを長持ちさせるには、見えないところでの「いたわり」が大きな役割を果たしてくれるでしょう。
適切な付け替えタイミングは?
ジェルネイルをきれいな状態で保つためには、3〜4週間に1回のペースで付け替えるのが理想的です。
これ以上放置すると爪が伸びてバランスが悪くなったり、ジェルと爪の間に隙間ができて雑菌が入り込んでトラブルの原因になることもあります。
逆に頻繁すぎる付け替えは毎回のオフによる削りすぎや負担が積み重なってしまうため、適度な間隔を守ることが大切です。
フットネイルの場合はハンドより持ちがよく1.5〜2か月程度もつ場合もありますが、6週間以内を目安に付け替えるのが安心です。
特に汗をかきやすい時期やブーツを履くシーズンは、早めのケアを意識しましょう。
ジェルの種類や「長さ出し」の有無、自爪の状態によっても適切なタイミングは変わってきます。
浮き・欠け・ヒビなどの違いに早く気づくことが、爪を守るコツです。
ネイルの持ちだけにこだわらず自爪の健康とバランスを考えた周期で付け替えることが、ジェルネイルを長く楽しむポイントになりますよ。
ジェルネイルをオフしたい時は?
ジェルネイルはマニキュアと違い除光液で簡単に落とせないため、正しい方法でオフすることがとても大切です。
無理にはがしてしまうと自爪の表面まで一緒に剥がれ、傷みや薄くなる原因になってしまいます。
セルフジェルネイルを安全にオフするには、まず表面をファイルで軽く削ってトップジェルの層を取り除くことから始めます。
その後、アセトンなど専用のリムーバーをコットンに染み込ませて爪にのせ、アルミホイルで包んで10〜15分程度置くとジェルが柔らかくなって浮いてきます。
このときのポイントは、焦らず優しく取り除くこと。
無理にこそぎ落とそうとしたり、皮膚にアセトンが長時間触れすぎないように注意しましょう。
オフの後は爪やまわりの皮膚が乾燥しやすい状態になるため、オイルやクリームでしっかり保湿することが大切です。
サロンでのオフは自爪を傷めにくい方法で行ってもらえるため、不安がある場合や初めての方はプロにお願いするのもおすすめです。
ジェルネイルオフのやり方はこちらの記事をチェック!
まとめ
ジェルネイルは、美しいツヤ感と長持ちする仕上がりで多くの人に愛されているネイルの定番です。
マニキュアと比べて硬化が早く、デザインの幅も広がるため、自分好みのアートを楽しみたい方にぴったりでしょう。
さらに自爪の補強にもなる点は、爪が弱い方にとっても心強いポイントです。
一方で、オフの難しさや間違った施術による爪への負担といった注意点もあるため、基本的な知識を理解したうえで取り入れることが大切です。
セルフジェルネイルに挑戦する場合は、正しい道具と手順を意識しながら少しずつステップアップしていくと失敗も減って楽しさが増していきますよ。
また、ジェルネイルを長く楽しむためには日常のちょっとしたケアや、適切な付け替え・オフの方法を心がけることが欠かせません。
ネイルサロンとセルフネイル、それぞれの特徴をうまく取り入れてあなたらしいジェルネイルライフを楽しんでくださいね。