ジェルネイルオフ完全ガイド|自宅で簡単に爪を痛めないで落とす方法とは | ネイル女子

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ジェルネイルは特有のツヤ感やぷっくり感があって、長持ちすることから、セルフネイルやネイルサロンで楽しんでいる人がたくさんいます。

ですが、ジェルネイルのオフは「なんだか難しそう」「必要な道具・やり方がわからない」という人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ジェルネイルのオフに必要な道具や、適切な手順をわかりやすく解説します。

すべてネイリストが監修・解説しているので、初心者の方でも失敗せず、きれいにオフするコツを習得できますよ!

自宅で簡単・キレイにジェルネイルをオフしてみましょう!

ジェルネイルオフは正しい手順が大切

ネイルポリッシュやエメリーボードなどネイル道具がずらっと並んでいる写真

ジェルネイルオフには正しい手順があります。

オフに必要な道具を揃えるのはもちろん、部屋を換気しながら作業しなくてはなりませんし、リムーバーを使う量や染み込ませる時間を守るなど、手順通りに進めることが大切なのです。

手順を守らずに無理やりジェルを取ろうとすると、爪が傷んだり、薄くなったり、欠けてしまうかもしれません。

そして、爪が傷んでしまうと、ジェルネイルやマニキュアを塗っても持ちが悪くなってしまいますし、ジェルをつけること自体が負担になって、爪がふにゃふにゃになってしまうことも・・。

キレイなネイルと自爪をキープするためにも、この記事で紹介するオフの手順はしっかり守りましょう!

セルフオフとサロンオフの違い

セルフのオフとネイルサロンでのオフは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そこで、セルフオフが向いている人と、サロンオフが向いている人についてそれぞれ解説します

セルフオフが向いている人

  • オフにかかる費用を安く抑えたい
  • 自分の好きなタイミングでオフがしたい
  • セルフネイルで付け替えを続けたい
  • 細かい作業が好きor得意

セルフオフは「費用が安く済む」「自分の好きなタイミングで出来る」の2点が大きなメリットです。

ネイルサロンでのオフは、オフのみでも平均2,000~3,000円かかりますが、セルフオフにすれば道具代だけで済みます。
プチプラアイテムや家にあるものを使えば、500円くらいで揃えられるでしょう。

そして、ジェルネイルを短期間だけで楽しみたい人や、オフのためだけにネイルサロンを予約したり、お店に行くのは大変!という方にも向いています。

空いた時間を使ってオフ出来るので、仕事や家事、育児と毎日忙しい方にもおすすめなのです。

サロンオフが向いている人

  • めんどくさがり
  • 常に大きなパーツや長さ出しをつけている
  • 不器用で細かい作業が苦手

サロンオフが向いている人は、オフを自分でするのが面倒だったり、3Dアートや大きなビジュー、長さ出しを付けてる人、細かい作業が苦手という人です。

セルフオフは自分の好きなタイミングで出来るとはいえ、初心者だとかなり時間がかかる作業です。
場合によってはオフ完了まで1時間以上かかることも・・。

また、3Dアートや大きなパーツを付けたネイル、ハードジェルやアクリルで長さ出しをしている人は、セルフオフの難易度がぐんと高くなります。

このようなケースは、無理やりセルフでオフせず、サロンでオフしてもらう方が安心です。







ジェルネイルオフの道具を用意しよう!

自爪を痛めずキレイにジェルネイルをオフするためにも、まずは下記の道具を用意しましょう。

  • アセトンorジェルリムーバー
  • ネイルファイル(爪やすり)
  • スポンジバッファー
  • メタルプッシャーorウッドスティック
  • ダストブラシ
  • コットン
  • アルミホイル(クリップカバーでもOK)
  • ネイルオイルやハンドクリーム
  • 使い捨てマスク
  • 作業台に敷く古紙

コットンやアルミホイル、マスク、古紙は家にあるものでももちろんOK!

アセトンやネイルファイルといった専門的な道具も、100円ショップやドラッグストアで購入できますよ。

どんなものを揃えれば良いのか、以下で詳しく見ていきましょう。

アセトンorジェルリムーバー

ジェルネイルをオフするアセトンが置かれている写真

アセトンもジェルネイルリムーバーも、ジェルネイルを溶かしてオフしやすくするための溶剤です。

どちらも使い方は同じなので、初心者なら、ジェルネイルリムーバーと書かれている商品を購入すればOKです!

一方アセトンは、リムーバーより強力に、素早くジェルを溶かせるのでネイルサロンでも使われています。

使い方は同じなのでどちらでも良いのですが、アセトンは工業用商品もあるので、間違えて購入しないよう注意が必要です。

アセトンでのオフを試してみたい方は、「ネイル用」と書かれている商品を買いましょう。

ちなみに、マニキュアを落とす除光液を使うのはNGです!
除光液ではジェルがなかなか溶けませんし、溶けないせいでオフに時間がかかってしまうので、使わないようにしましょう。

<購入場所や価格について>

アセトンやジェルネイルリムーバーは、

  • 100円ショップ
  • ドラッグストア
  • バラエティショップ
  • ネイル用品店
  • ネットショップ

上記のお店で売られています。

ジェルネイルリムーバーは100円ショップでも購入可能で、1,000円以内の商品が多いです。

アセトンの平均価格は300mlで800円~1,500円です。

セルフでジェルをオフするなら、わざわざ高い商品を買わなくてもOKです!
100均のジェルネイルリムーバーでも、正しく使えばしっかりオフできます。

ネイルファイル(爪やすり)

ネイルファイルが置かれている写真

ネイルファイルは、ジェルネイルやスカルプ、ネイルチップなどを削るやすりです。

ジェルネイルオフでは、ジェルの表面をやすったり、オフの最後で爪に残ってしまったジェルを削り取るために使います。

ネイルファイルは目の粗さが違う商品がいくつか売られています。
目の粗さはG(グリッド)という単位で表し、数字が大きいほど目が粗く、小さいほど細かくなるのです。

ジェルネイルオフでは、削りすぎを防ぐために150G前後のネイルファイルを使いましょう。

<購入場所や価格について>

ネイルファイルは、

  • 100円ショップ
  • ドラッグストア
  • バラエティショップ
  • ネイル用品店
  • ネットショップ

上記のお店で売られています。

平均価格は1本あたり100~400円です。
プチプラなネイルファイルでも十分使えるので、高い商品を買う必要はありません。

ただし、「100円ショップ」「ドラッグストア」「バラエティショップ」のネイルファイルは、グリッド数が書かれていない商品が多いので要注意。

購入していざ使ってみたら、やすりの目が細かすぎてジェルが削れなかったり、反対に目が粗すぎて、自爪まで傷つけてしまった・・なんてことになりかねません。

確実に150Gのネイルファイルを購入するなら、ネイル用品店やネットショップを利用しましょう。

スポンジバッファー

スポンジバッファーが置かれている写真

スポンジの両面にやすりがついている柔らかい爪やすり・爪磨きです。

ジェルネイルオフでは、ジェルをオフした後の爪表面をなだらかに整えるために使います。

ネイルファイルと同じく、150G前後の物を購入するのがおすすめです。

<購入場所や価格について>

スポンジバッファーは、

  • 100円ショップ
  • ドラッグストア
  • バラエティショップ
  • ネイル用品店
  • ネットショップ

上記のお店で売られています。

平均価格は1本あたり100~500円です。プチプラ商品でも問題なく使えますよ。

ただし、「100円ショップ」「ドラッグストア」「バラエティショップ」のスポンジバッファーは、グリッド数が書かれていないものが多いです。

使うアイテムにこだわりたい方は、ネイル用品店やネットショップでの購入をおすすめします。

メタルプッシャーorウッドスティック

メタルプッシャーとウッドスティックが並んで置かれている写真

メタルプッシャーは本来甘皮をケアするために使う道具ですが、ジェルネイルオフにも使えます。ウッドスティックでも代用可能です。

リムーバーやアセトンで浮いてきたジェルを、プッシャーやウッドスティックの先を使ってポロポロと落としていきます。

<購入場所や価格について>

メタルプッシャーやウッドスティックは、

  • 100円ショップ
  • ドラッグストア
  • バラエティショップ
  • ネイル用品店
  • ネットショップ

上記のお店で売られています。

メタルプッシャーはオフだけに使うなら100円ショップの商品でもOKです!

ただし、ネイルケアでも使うなら100円ショップやプチプラ商品は避けましょう。

100均や数百円で売られているメタルプッシャーは、残念ながらケアでは使いにくい商品が多いのです。

ネイルケアやセルフネイルを続けたい人は、ネイル用品店やネットショップで売られているメーカー品のプッシャーを購入しましょう。

ネイル用品の主なメーカーは「内海」「光」「Natural Field」「Naility!」「BEAUTY NAILER」などがあります。

平均価格は1,500~5,000円ほどしますが、メーカー品は長持ちしますし、ネイルケアもしやすいですよ。

また、ウッドスティックは平均価格100~500円くらいで購入できます。
単にオフするだけなら100均のウッドスティックでもOKです!

ダストブラシ

ダストブラシが置かれている写真

爪や手についたジェルの削りカスをはらうのに使います。
毛足が長く、ふわふわで手触りの良いブラシがおすすめです。

<購入場所や価格について>

ダストブラシは、

  • ネイル用品店
  • ネットショップ

上記のお店で売られています。

平均価格は500~1,500円くらいで、プチプラ商品でも問題なく使えます。

また、こだわりがなければ100円ショップに売られているパウダー用のメイクブラシでも代用可能です。

道具代を抑えたい方は、100均で毛足の長いメイクブラシを探してみてください。

コットン

スキンケアなどに使うコットンが重なって置かれている写真

 

ジェルネイルオフのために小さくカットされたコットンと、ジェルネイルがついた指先を写した写真

リムーバーやアセトンを染み込ませるために使います。
もちろんおうちにある物でOKです!
写真のように、爪の大きさに合わせて小さくカットしておきましょう。

アルミホイル(クリップカバーでもOK)

ジェルネイルオフのために小さくカットされたアルミホイルが並べて置かれている写真

 

指先を包めるサイズにカットされたアルミホイルに指を置いている写真

アセトンを含ませたコットンを指先ごと包んで、密閉させるために使います。

家にあるものでOKですが、写真のように、指先が1本ずつ包めるくらいの大きさにカットしておきましょう。

アルミホイルの上から指サックやゴム手袋をはめるとよりスピーディーにオフが可能になります。
ちなみに、アルミホイルの代用として100均などで売っているオフに使えるクリップカバーを使ってもOKです。

ネイルオイルやハンドクリーム

ハンドクリームとネイルオイルが並べて置かれている写真

ジェルをオフしたあとは、アセトンの影響で爪も指先も乾燥しやすい状態です。
自爪に戻した時や、付け替えた後に、保湿剤として使いましょう。

使い捨てマスク

不織布マスクが置かれた写真

オフではジェルの削りカスがたくさん出て、空気中に舞いやすいです。
削りカスを吸い込まないためにも、不織布の使い捨てマスクを付けて作業しましょう。

作業台に敷く古紙

英字新聞が積み重なって机に置いてある写真

削りカスが出ても掃除しやすいように、机の上にいらない紙や新聞紙・チラシなどを敷いておきましょう。
事前に敷いておけば、オフが終わった後に丸めてササッと捨てられますよ。

ジェルネイルオフのやり方を紹介

道具を揃えたら、早速セルフでジェルネイルのオフに挑戦しましょう!

1.下準備する

まずは部屋の窓やドアを開けたり、換気扇をつけて部屋全体を換気しましょう。

ジェルネイルオフに使うリムーバーやアセトンは、少し使うだけでもあっという間に成分が揮発し、イヤな臭いとともに部屋中に充満します。

アセトンが揮発した空気を吸い続けると、気分が悪くなったり、頭痛を引き起こすことがあるのです。
安全にオフするためにも、必ず換気しながら作業してくださいね。

また、ジェルネイルの削りカスが散らばってもいいよう、机に古紙を敷いておきましょう。

コットンは爪よりも一回り大きいくらいで細かくカットし、アルミホイルは指先を包める大きさに切っておいてください。
それぞれ10枚ずつは用意しておきましょう。

2.ジェルを削る

ジェルネイルをネイルファイルで削っている写真

ネイルファイルを使って、ジェルネイルの表面を削ります。
ですが、初めてジェルネイルオフをする人は、どのくらい削ればいいのかわからないですよね。

初心者の方は、自爪を傷つけないためにも「削りすぎない」を重視しましょう。

ジェル全体をネイルファイルでやすって、表面が曇ってきたくらいが削りをストップする目安です!

ダストブラシでジェルネイルの削りカスをはらっている写真

削り終わったら、ダストブラシで削りカスをはらって、次のステップへ進んでください。

ジェルネイルオフのためにカラージェルまで削り落とした写真

また、ジェルネイルオフやネイルファイルの扱いに慣れてきたら、「カラージェルまで削る」にトライしましょう。

ネイルファイルでジェルを削り続けると、写真のようにカラージェルの部分もなくなってきます。
この時点でストップしましょう。

これ以上削ると、ベースジェルだけでなく自爪も削れる恐れがあるので要注意。
ダストブラシで削りカスをはらって、次のステップへ進みましょう。

3.コットンとリムーバーを用意

コットンにアセトンを染み込ませている写真

コットンにリムーバーやアセトンを含ませます。コットンがひたひたになるくらい染み込ませましょう。

4.アルミホイルで包む

コットンを爪の上に置いている写真

 

アルミホイルで指先を包んでいる写真

リムーバーを含ませたコットンを爪の上に置き、指先ごとアルミホイルで包んでコットンを固定します。

スキマがあるとリムーバーが揮発してしまうので、しっかり密閉してくださいね。

5.10~15分くらい待つ

リムーバーをジェルにしっかり染み込ませるためにも、10~15分くらい待ちましょう。

6.プッシャーで溶けたジェルを取る

プッシャーでジェルネイルを落としている写真

時間が経ったら、アルミホイルとコットンを取ります。
ジェルが溶けてポロポロと崩れそうなところを、プッシャーやウッドスティックで取り除いていきましょう。

この時、爪にしっかり貼り付いているジェルは、無理やり剥がさないようにしてください。

7.取れにくい部分を軽く削る

ネイルファイルでジェルネイルを削っている写真

 

スポンジバッファーで爪をやすっている写真

プッシャーで取れにくいところは、ネイルファイルを使って削ります。

ジェルが少しだけ残ってザラザラとしている部分は、スポンジバッファーを使ってキレイにならしましょう。

削っているところを確認しながら、自爪まで削らないようファイルやバッファーを使ってくださいね。

ジェルネイルのオフが完了した自爪の写真

爪についているジェルが取り切れていれば、ジェルネイルオフは完了です!

ネイルファイルで削っても取れないところは、無理に削ったり剥がそうとしたりせず、8へ進みましょう。

8.うまくいかない時は、もう一度試してみよう

コットンにもう一度アセトンを染み込ませます。すでに使っているコットンでOKです。

使用済みのアルミホイルで良いので、もう一度コットンをのせて、指先を包みましょう。

10~15分程経ったら、アルミとコットンを取り外します。
アセトンで溶けたジェルを、プッシャーやウッドスティックでもう一度優しく取り除きましょう。

プッシャーで取り切れない部分は、少しずつネイルファイルで削ります。
ジェルが薄く残っているところは、スポンジバッファーで軽く擦ってみてください。

ジェルが取り切れるまで、8の内容を繰り返しましょう。
無理にジェルを剥がさないことで、自爪を痛めずキレイにオフができます。

9.ジェルが取り切れたら完了!

ジェルが取れたらオフ完了です!お疲れ様でした!

敷いていた紙や使ったコットン、アルミホイルは、ビニール袋にまとめて捨てましょう。

なお、リムーバーやアセトンは火の元に近づけると引火しやすいので、捨てる時は火元に近づけないよう気をつけてください。

自爪で過ごす時は保湿ケア!

自爪にネイルオイルを塗っている写真

オフをして自爪で過ごす時は、手を洗ってすぐに保湿しましょう。

手を石鹸でキレイに洗った後、ネイルオイルを甘皮周りに塗って、指で爪先~甘皮まで馴染ます。

その後ハンドクリームを適量出して、手全体をしっかり保湿・保護すれば完了です!

保湿をすることで二枚爪やささくれ、手荒れを防ぐことができます。

付け替える時に保湿はNG!

ジェルネイルオフをして。すぐにジェルやマニキュアを塗る「付け替え」の場合、オフ後の保湿はNGです!

ネイルオイルやハンドクリームなど油分があるものを使ってしまうと、その後に塗るジェルやマニキュアを弾いてしまい、爪に定着しにくくなります。

ジェルやマニキュアを塗り終えて、完成してから保湿してくださいね。







ジェルネイルオフの注意点

ジェルネイルオフでは、気をつけたいポイントがいくつかあります。

安全に、そしてキレイに自爪に戻すためにも、以下の7つをチェックしておきましょう!

ジェルをすべて削る

ハードジェルはジェルリムーバーで溶けないため、ファイルで削ってオフする必要がありますが、ソフトジェルを全て削ってオフするのはNGです。

ソフトジェルはその名の通り柔らかく、ジェルリムーバーで溶かしてオフできることが特徴。そのような特徴を持つソフトジェルを全て削ってオフしようとすると、一緒に自爪まで削ってしまうことがあるのです。そして結果的には、爪が薄くなる原因になってしまいます。

基本的に、ジェルにはソフトジェル・ハードジェルの2種類がありますが、一般的にネイルサロンやセルフジェルネイルキットなどで使用されているジェルは、ソフトジェルであることがほとんどです。

ただ、「ネイルサロンで施術してもらったジェルネイルがソフトジェルなのか、ハードジェルなのかよく分からなくて不安…」という方は、念のため施術後に担当のネイリストさんに確認してみましょう。

部屋を換気する

空いた窓からカーテンが風で揺れている写真

オフに使うジェルネイルリムーバーやアセトンは、揮発性が高い溶剤です。

窓やドアを締め切った部屋で使っていると、気分が悪くなったり、頭が痛くなることもあるので、部屋は必ず換気しながらジェルネイルオフをしましょう。

ちなみに、換気をせず空気清浄機をつけるだけはNGです!
外気が寒い時期でも、必ず換気扇をつけたり、窓を開けたりしてくださいね。

子供やペットが居る部屋でのオフはNG

子供と犬が部屋の中で過ごしている写真

リムーバーにも含まれているアセトンは空気より重いので、揮発するとその空間の中で低い位置に溜まります。

子供やペットは大人よりも床に近い位置にいるため、揮発したアセトンを吸い込みやすく大変危険です。

過去の事例には、2ヶ月の赤ちゃんの居る部屋で、母親がマニキュアを除光液で落としていた際、換気していないこともあって赤ちゃんがアセトン中毒になり、嘔吐や意識障害で入院するということもありました。

安全のためにも、子供やペットが居る部屋でのジェルネイルオフは行わないでください。

マスクをする

不織布マスクを付けている女性のアップの写真

ジェルネイルの削りカスはネイルダストと言い、空気中に舞いやすいです。

対策をしていないと、鼻や口から空気と一緒に吸い込んでしまいます。

ネイルサロンにはネイルダストを吸い込む集塵機があるので比較的安心ですが、集塵機が無いセルフのオフでは不織布マスクをつけ、ダストを吸い込まないよう鼻や口をガードしましょう。

無理やり剥がさない&削りすぎない

ジェルネイルのオフで爪がボロボロに、薄くなってしまったというケースも耳にします。

爪にくっついているジェルをプッシャーやウッドスティックで無理やり剥がしてしまったり、ネイルファイルで自爪まで削っていることが多いです。

これを防ぐには、しっかりくっついている部分は無理に剥がさず、アセトンで柔らかくなったところを優しく取るのを繰り返しましょう。

根気よく繰り返せばジェルも取れますし、爪へのダメージも防げます。

取れかけているジェルを手でベリっとはがすのもNGです!やりがちですがしないようにしましょう。

リムーバーの使用量はたっぷり

ジェルリムーバーやアセトンはコットンがひたひたになるくらい、たっぷりと使いましょう。
少量しか使わないと、ジェルが溶けず、オフもしにくくなります。

ネイルマシンは便利だけど使い方に注意

ネイルサロンのデスクに置かれているネイルマシンの写真

ネイルマシンは昔からネイルサロンで使われているプロ用のネイル道具です。
最近はセルフネイラー向けの、安価で使いやすいネイルマシンも販売されています。

ネイルマシンを使えば、電動のやすりでジェルもあっという間に削り落とすことが出来ます。
スカルプ、ハードジェルといったセルフでオフが難しいものもキレイに落とせますよ。

しかし、ネイルマシンは電動で素早く削れる分、初心者が使うと自爪や皮膚を傷つける可能性が高いです。

セルフネイラー向けのネイルマシンなら使い方の説明書が付いている物も多いので、しっかり読んでから使いましょう。

他にもマシンのビットについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

ネイルマシンのビットの使い分け|マシンオフや使い方も解説
https://www.nailjoshi.com/95119/

オフ初心者によくある質問

ここまでオフの仕方やコツを紹介してきました。

初めてのジェルネイルオフでは、疑問や困りごとも出てくるはず。

そこで、初心者にとってつまづきやすいポイントと、その解消方法をご紹介します。

ジェルってどこまで削るの?表面だけでいい?

ジェルネイルオフのためにカラージェルまで削り落とした写真

リムーバーに浸す前にネイルファイルでジェルを削りますよね。

この時、写真のように「トップジェル」と「カラージェル」まで削っておくと、リムーバーが染み込みやすく、プッシャーで取る時も楽になります。

トップジェルはクリアなので削ってもわかりにくいですが、カラージェルは削っていくうちにベースジェルや、ベースジェルから透ける自爪の色が見えてきます。

少しでも自爪の色が見えてきたら、そこを削るのはストップしましょう。

カラージェルまである程度削れていれば、リムーバーが染み込みやすく落としやすいので、かなりの時短になります。

オフがなかなか終わらない時は?

ジェルがなかなか落ちなくて、オフが終わらないことがありますよね。
そんな時は以下をチェックしましょう。

ジェルが溶けにくい時

ジェルが溶けにくいのは、手元が冷えていて、リムーバーがジェルに浸透しにくくなっている可能性が高いです。

室温が低い秋冬や、冷え性で指や手がずっと冷たいという人は、アルミホイルを巻いたあとにビニール手袋を付けたり、ホットタオルを巻いたりしてジェルと手元を温めましょう。

ベースジェルが残りやすい時

爪先にベースジェルがどうしても残ってしまう時は、ジェルがついたままで良いので、エメリーボードや爪切りで短くしてしまいしょう。

また、エメリーボードで削ったり、切ったりしているうちにポロッと取れることもありますよ。

もし付け替えをするなら、いっそのこと残したまま、新しくベースジェルで覆ってしまうという方法もあります。

完全に取りきろうとネイルファイルでたくさん削ってしまうと、自爪まで削れてしまうかも・・。
残っている部分が薄くてほんの少しなら、新たに塗るジェルで覆ってしまったほうが爪に優しいです。

大きなパーツが取れない

大きなネイルパーツがついた黒とベージュがメインの華やかなネイルデザインの写真

大きなパーツを付けたジェルは落とすのが大変です。

ネイルファイルでやすっても削り落とせなければ、リムーバーをコットンに含ませ、パーツが付いた部分ごとコットンとアルミホイルで包んでしまいましょう。

そのまま10~15分ほど経てば、パーツ周りのジェルが溶けているはずです。
アルミとコットンを取り外し、ネイルニッパー(爪切り)やプッシャーで、パーツを軽く動かしてみてください。

動かす時は、ジェルとパーツにスキマを作るように軽くひねりましょう。
その後は周りのジェルをネイルファイルで削ったり、ニッパーでパーツをぐぐっとひねりつつ動かせば、キレイに取れますよ。

ただし、ニッパーで無理やり取ろうとすると、自爪に大きなダメージを与えてしまいます。

どうしてもパーツが取れない時は、ネイルサロンでオフをお願いしましょう。

100均で必要なものは揃う?

100均のみでオフに必要なものを揃えることが可能です。
安いのでしっかり使えるのか不安な方もいるかもしれませんが、問題なく使用できますよ。

他にもジェルリムーバーの購入場所について知りたい方は、こちらの記事で解説しています♪

ジェルネイルリムーバーは薬局や100均で買える!オフで使えるおすすめアイテム
https://www.nailjoshi.com/1061/

マニキュアの除光液でのオフの仕方は?失敗する?

マニキュアを落とす時に使用する除光液は、ジェルオフには使うことができません。
除光液には、ジェルオフの際に必要なアセトンという成分が含まれていますが、その濃度は低め。
その為、ジェルネイルを完全に溶かすことは難しいのです。
また、ツンとしたニオイがしないことで人気のノンアセトン除光液はソフトジェルを溶かすことができないので使えません。

ちなみに、除光液を使ってジェルネイルを落とそうと試みても、全体は溶けずに表面だけが曇ってしまいます。
ジェル表面の見た目が悪くなる上、完全には落としきれないという中途半端な状態になってしまいますので注意してくださいね。

「ラメやホログラム入りのマニキュアもよく落ちる!」としている除光液の中にはジェルにも使えるものがありますが、100均でもジェルリムーバーは買えるので何か理由がない場合はジェルリムーバーを用意しましょう。

除光液でのジェルオフがNGなことについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ジェルネイルのオフに除光液はNG!オフのやり方とおすすめリムーバーを紹介
https://www.nailjoshi.com/100830/

自分でオフは難しそう…ネイルサロンでオフのみは可能?

本記事を読んで家でセルフオフするのが難しそうと思った方も多いハズ。
そのような場合はネイルサロンのオフのみメニューを活用してください!
すべてのネイルサロンがいつでもオフのみメニューを用意しているわけではないのですが、予約サイトで探せば見つかりますよ!

ネイルサロンでのオフや値段相場についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ジェルネイルのオフだけしたい!オフのみはサロンで気まずい?
https://www.nailjoshi.com/56288/

ピールオフジェルならオフも簡単

ジェルネイルのオフは工程が多くて大変!という方は、オフが楽ちんなピールオフジェルを使ってみてはいかがでしょうか?

ピールオフジェルとは

ネイルポリッシュを塗っている手元のアップの写真

ピールオフジェルとは、爪についているジェルをシールのようにペリッと剥がしてオフができる商品です。

ベースコートのように使うタイプと、ベース・カラー・トップが一体化しているオールインワンタイプがあります。

ピールオフジェルは、ネイルファイルでジェルを削ったり、アセトンを使ったりしなくても簡単にオフが出来ます。

オフの工程が苦手な人や、短期間でネイルを落とさなくちゃいけないという人にもぴったりなアイテムです。

ピールオフジェルの使い方

ピールオフジェルもジェル硬化用のライトが必要です。
他のジェルと同じように爪に塗って、ライトを当てれば完成します。

落としたい時は、ジェルをゆっくりめくればキレイに剥がせますよ。

さらにダメージレスにオフしたい時は、水やぬるま湯に指先を浸して、ふやかした状態で取るのがおすすめです。
乾燥している状態よりも自爪に負担がかかりにくく、するんと落とせます。

ピールオフのメリット・デメリット

机の上にライトやジェルネイルを置いて、セルフネイルを楽しんでいる女性の写真

ピールオフジェルのメリットは、なんといってもオフが簡単になる点です。

時間と手間がかかるジェルネイルのオフですが、ピールオフタイプならオフをしたい時にシールを剥がすように取ればOK!

普段はネイルが出来ない方でも、休日はピールオフジェルをつけて、お仕事の日までに剥がしてオフするというように、休日用ジェルネイルも楽しめます。

デメリットは「持ちが悪い」という点です。

ピールオフジェルの持ちは1週間程度が平均で、日が経つに連れてジェルが爪から浮いてきます。
通常のジェルのように3週間つけっぱなしにはできないので、ネイルは長持ちさせたいという方には向いていません。

まとめ

ジェルネイルのオフは、自爪を痛めないためにも以下の3つを守りましょう!

  • 部屋は換気しながらオフをする
  • 自爪にぴったりくっついたジェルは無理やり剥がさない
  • 自爪で過ごすならオフ後はしっかり保湿

また、ジェルネイルオフに使う道具は、100均やプチプラアイテムで揃えてもOK!

わざわざ高価な商品を購入する必要はありませんし、プチプラアイテムでもしっかりオフができます。

そして、オフが簡単なピールオフジェルをうまく使えば、ジェルネイルの付け替えが時短になりますし、休日だけネイルをつけたいという方にもぴったりです!

オフもジェルも工夫して、セルフネイルを楽しんでください♪







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