【初めてでも安心】セルフネイルケアの正しい方法と失敗しないコツを紹介 | ネイル女子

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「セルフネイルケアを始めてみたいけど、やり方がよく分からない」
「甘皮ってどうやって処理するの?」

そんなふうに感じたことはありませんか?

でも実は、セルフケアは基本の流れを一度覚えてしまえば、自宅でもきれいに仕上げられるんです。

甘皮の処理や爪の整え方、ケア後の保湿やマッサージまで丁寧に行うことで、ネイルの持ちや仕上がりもぐっと良くなります。

この記事では、初心者の方でも安心して始められるセルフネイルケアの方法を、必要な道具と一緒にわかりやすくご紹介。
セルフケアがはじめての方も基本を見直したい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ネイルケアに必要な道具

セルフでネイルケアを行う際には、最低限そろえておきたい道具があります。

特別なアイテムがなくても基本のツールを正しく使えば、自宅でも十分きれいに仕上げることができますよ。

今回はキューティクルリムーバーを使わない「ウォーターケア」の方法に基づき、それぞれの道具の役割や特徴を分かりやすく解説していきます。

どれも初心者でも扱いやすいものばかりなので、ぜひ道具選びの参考にしてみてくださいね。

エメリーボード

エメリーボードの写真

エメリーボードは、セルフネイルケアでまず揃えておきたい基本の道具です。

紙や布にやすり加工が施されており、爪切りよりもやさしく爪の長さや形を整えることができます。
エメリーボードには「グリット(G)」と呼ばれる粗さの数値があり、用途に応じて使い分けるのがポイント。

たとえば、180G程度のものは長さ調整にちょうどよく、爪に負担をかけにくい標準的なタイプです。
100Gなど粗いものは削る力が強い代わりに厚い爪向きで、反対に240Gなど細かいものは仕上げや整えに適しています。

選ぶ際は「自分の爪の状態」に合わせてグリットをチェックしてみましょう。
爪が薄い方は細かめ、爪が硬くしっかりしている方はやや粗めのものを選ぶと安心です。

スポンジファイル

スポンジバッファーまたはスポンジファイル

スポンジファイルは、爪の表面やエッジをやさしく整えるために使われるクッション性のあるやすりです。

紙製のエメリーボードよりも柔らかく力を入れすぎずに扱えるため、セルフネイル初心者にも安心して使えます。

主な役割は、爪を削ったあとのバリ取りや表面の凹凸の調整です。
二枚爪やガサつきが気になる部分にもピンポイントで使いやすく、仕上がりをなめらかに整えることができます。

グリットは180G〜220G程度のものが多く、爪を傷めにくいのが特徴です。
さらに240G以上の細かいグリットを選べば、磨いたときに自然なツヤ感を出すことができます。

シャイナー

ワンステップ上の仕上がりを目指すなら「シャイナー」と呼ばれる爪専用の磨きアイテムを併用するのもおすすめ。
シャイナーは爪表面にやさしく光沢を与えたいときに使い、トップコートなしでも自然なツヤが出せる便利な道具です。

ナチュラルネイル派の方やネイル前の下準備としても活躍するスポンジファイルとシャイナーは、美しい指先を目指すための頼れるサポートアイテムといえます。

メタルプッシャー

メタルプッシャー

メタルプッシャーは、甘皮(キューティクル)をやさしく押し上げるために使うケアツールです。

ステンレスなどの金属製でできており先端が薄くカーブしているため、爪の形に沿ってフィットしやすくなっています。

セルフケア用として市販されているものの中には、片側がスプーン型・反対側が平らなヘラ型など、両端の形が異なるタイプもあります。
用途や使いやすさに合わせて自分の爪のカーブに合った形状を選ぶと、よりスムーズなケアができるでしょう。

甘皮を押し上げることで「ルースキューティクル」と呼ばれる古くなった角質が取り除きやすくなり、ネイルの密着力や仕上がりにも差が出てきます。
金属製のため、水洗い・消毒しやすく衛生的に使えるのもメリットのひとつです。

爪に負担をかけずに甘皮ケアを行うためにも、プッシャーの材質や先端の形状はぜひこだわって選んでみてくださいね。

キューティクルニッパー

キューティクルニッパーの写真

キューティクルニッパーは、甘皮まわりの不要な角質やささくれや小爪をカットするための専用ツールです。

先端が小さく鋭いハサミ状になっていて、細かい部分の処理に適しています。
セルフ用としては、刃先が5mm程度のコンパクトなタイプが扱いやすく、初心者さんにもおすすめ。

プロ用のシャープな刃は切れ味が高い反面、慣れないとケガにつながることもあるため最初はやや刃が丸めのものを選ぶと安心です。

甘皮を押し上げたあとに出てくる「ルースキューティクル」や、白く浮いた不要な角質を取り除くことで指先がすっきり整って清潔感もアップします。

ただし、皮膚とつながっている本来の甘皮は切らずに残すのが基本ルール。
切りすぎは炎症やささくれの原因になるため注意しましょう。

清潔な状態で丁寧に使うことで、安全にケアができる便利な道具です。

ぬるま湯とフィンガーボウル

フィンガーボウルに指先を浸す

ウォーターケアで欠かせないのが、ぬるま湯とフィンガーボウルのセットです。

甘皮をふやかしてやわらかくすることでプッシャーやニッパーでの処理がしやすくなり、肌への負担も軽減されます。

フィンガーボウルとは、指先を数本ずつ浸すための浅めの容器のこと。
自宅にある小さめのボウルやカップでも代用可能です。

ぬるま湯は熱すぎず冷たすぎない温度(35〜40℃前後)が目安で、手肌にやさしい温度にしましょう。
数分間、指先をぬるま湯に浸すだけで甘皮がふっくらとやわらかくなり、無理なく押し上げることができるようになります。

甘皮が硬いままだと傷やささくれの原因にもなるため、ウォーターケアはセルフネイルケア初心者にもぜひ取り入れてほしい工程です。

ガーゼ

折り畳まれた白いガーゼ

ガーゼは、甘皮ケアの仕上げやルースキューティクル(爪に貼りついた古い角質)をやさしく取り除くために使います。

プッシャーで押し上げたあとに残る細かな角質をガーゼでやさしく拭き取ることで爪まわりがすっきりと整い、見た目もきれいに仕上がります。

使い方は水で軽く湿らせたガーゼを指先に巻きつけ、くるくると撫でるように動かすだけ。
爪表面や甘皮まわりに残った角質や汚れを無理なく除去できます。

コットンよりも繊維が引っかかりにくく、細かい部分にもフィットしやすいのが特徴です。
セルフケア初心者でも扱いやすく、手軽に取り入れられるアイテムのひとつですよ。

ネイルオイル

ネイルオイルを塗布している様子

ネイルオイルは、ネイルケアの仕上げに欠かせない保湿アイテムです。

乾燥しやすい甘皮まわりや爪の根元(ネイルマトリクス)にしっかりとうるおいを与えることで、健康的で美しい爪を育てるサポートをしてくれます。

特にセルフネイルケアの後は乾燥や外的刺激で爪がダメージを受けやすい状態になっているため、オイルでの保湿がとても重要です。
爪表面だけでなくサイドやハイポニキウム(爪先の下の皮膚)までしっかり塗り、指でやさしくマッサージするようになじませましょう。

ネイルオイルを日常的に取り入れることで、二枚爪や割れ爪の予防にもつながります。
ハンドクリームと併用して、こまめに保湿する習慣をつけるのがおすすめです。

初心者でもできるセルフネイルケアやり方

エメリーボードで爪を削る

ではいよいよネイルケアに挑戦してみましょう!
※ネイルケアは爪や甘皮が柔らかくなっているお風呂上がりにやるのがおすすめです!

1.エメリーボードで爪を削る

使うもの:エメリーボード

まずはエメリーボードで爪の長さと形を調整します。

爪の形にはいくつか種類があります。
どの形にするか決めてから、エメリーボードで削っていきましょう。

爪先に対してエメリーボードが45度くらいの角度になるように当て、一定方向に引いて削ります。
往復で動かすと軸がぶれてしまい、まっすぐに削れないので注意してくださいね。
爪の長さがちょうどよくなったら、爪先と爪の両サイドも削って好みの形に整えます。

2.スポンジファイルでバリを取り除く

使うもの:スポンジファイル

爪先にエメリーボードを使ったときのバリが付いていたら、スポンジバッファーで軽く擦って削り落としましょう。

3.爪表面をスポンジファイルで整える

使うもの:スポンジファイル

二枚爪などで爪がデコボコしていたら、スポンジファイルで撫でるように1~2回擦ればなだらかになります。
何度も擦ってしまうと爪が薄くなるので、かけすぎないように注意してください!

4.ぬるま湯で甘皮をふやかす

使うもの:ぬるま湯とフィンガーボウル

フィンガーボウルの中にぬるま湯を入れて、そこに指先を浸します。
5分くらい指先を浸して、甘皮をふやかしましょう。

乾いた状態で甘皮ケアをしてしまうと、甘皮が傷ついたり、ささくれができる原因となるので注意が必要です。

5.メタルプッシャーで甘皮を押す

使うもの:メタルプッシャー

柔らかくなった甘皮をメタルプッシャーで押し上げます。
最初はサイドのどちらかを、軽い力で優しく押し上げてください。
角度は爪に対してプッシャーが45度くらいになるよう当ててみてくださいね。

サイドが押し上がったら、少しずつ移動し中央→反対側のサイドまで甘皮全体を押し上げていきましょう。
古い角質が爪や甘皮に残っていると、押し上げているうちにルースキューティクルがプッシャーの裏側に溜まっていきます。
この甘皮ケアは力強くやらずに、あくまで優しい力で行うようにしてください。

甘皮が切れてしまったり、ささくれができたりする原因になってしまいます。
爪の根元に張り付いている頑固なルースキューティクルは、メタルプッシャーの掻き出し部分を使って取り除いてみてください。

6.キューティクルニッパーでルースキューティクルやささくれを除去する

使うもの:キューティクルニッパー

ニッパーはルースキューティクルやささくれ、小爪が付いていない時は使わなくてOKです!

メタルプッシャーでも取れないルースキューティクルや、指周りに出来たささくれ・小爪はキューティクルニッパーでカットして除去しましょう。
キューティクルニッパーでは指の皮膚とくっついている甘皮は、爪の根元を保護する役割があるのでカットしてはいけません!

爪の表面に貼り付いていたり、飛び出ているルースキューティクルや、ささくれ、小爪を除去する目的で使いましょう。

ルースキューティクルってどこ?どういうもの?という方はこちらの記事をチェック!

7.ガーゼを使ってルースキューティクルを拭き取る

使うもの:ガーゼ

指先にガーゼを巻き付け、水で軽く濡らし、爪表面を拭き取ります。
甘皮周りを中心に、ガーゼをつけた指先でくるくると撫でていきましょう。
押し上げて出てきたルースキューティクルが取り除けます。

8.ネイルオイルで保湿をする

使うもの:ネイルオイル

最後にネイルオイルを塗って保湿します。
爪表面だけでなく、甘皮周り、サイド、ハイポニキウムにも塗布して、指でなじませるのがおすすめです。

ネイルオイルは毎日こまめに使うことで、しなやかかつ上部な爪が生えやすくなります。
ハンドクリームと一緒に頻繁に保湿ケアをしましょう。

まとめ

ハンドクリームを手に取る様子

セルフネイルケアは、正しい手順と道具を知っていれば誰でも自宅で美しい指先を目指せる習慣です。

爪の長さや形を整え、甘皮まわりのケアや表面の凹凸の調整・仕上げの保湿までを丁寧に行うことで、ネイルの持ちや仕上がりにも大きな差が出てきます。

とくにウォーターケアは甘皮をやわらかくし、初心者でも扱いやすいのが魅力。
今回ご紹介した道具や手順を参考に、自分に合ったセルフケアを取り入れてみてくださいね。

定期的なケアを続けることで清潔感のある手元が保たれ、ネイルやアクセサリーもより映えて気分も上がりますよ。
日々のちょっとしたお手入れが、自信の持てる指先につながります。
無理のない範囲で、楽しみながら続けてみてくださいね。

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