長さ出しの方法でポリジェルという方法があります。
チップフォームという長さ出し用のネイルチップにテクスチャーの固いジェルを出し、チップに塗り伸ばして爪に付けて硬化するという方法で長さ出しをすることができます。
この長さ出しができるポリジェルが100均のキャンドゥから550円で販売されています。
今回の記事では、100均のキャンドゥのポリジェルでの長さ出しのやり方についてお話をしていきます。
やりがちな失敗とその対処法についてもご紹介しているので本記事を参考にして、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
- ポリジェルが100均で手に入る!
- ポリネイルジェルを使うときに用意するもの
- ・各アイテムの用途と使い方
- 下準備(プレパレーション)に必要なアイテムとやり方
- ・必要なアイテム
- ・やり方
- キャンドゥのポリネイルジェルの使い方
- セリアのフォームジェルとの違い
- ・キャンドゥはクリア以外に2色ある
- ・ポリネイルジェルはテクスチャーが固め
- ・おすすめなのはどっち?
- ポリジェルで失敗する時の対処法
- ・ポリネイルジェルがチップに広げられない
- ・チップを爪に乗せたときにはみ出してしまう
- ・強度がなく、折れやすい
- ・爪とポリジェルの間に隙間ができる
- 長さ出しの種類を紹介
- ・アクリルスカルプチュア
- ・ジェルスカルプチュア
- ・チップオーバーレイ
- 100均のポリジェルで長さ出ししよう!
ポリジェルが100均で手に入る!
100均のキャンドゥで、ポリジェルチップを使って長さ出しができる「ポリネイルジェル」という商品が550円で販売されています。
これはポリジェルという長さ出しができるアイテムです。ポリジェルは、チップ型のフォームにテクスチャーの固いジェルを塗り伸ばし、爪に乗せて硬化するだけで長さ出しができます。
利き手でない手でもやりやすく、専門的な技術もほとんどいらないのでセルフネイルでおすすめの長さ出し方法です。
ポリネイルジェルを使うときに用意するもの
ポリネイルジェルを使う時に必要なものは以下の通りです。
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- ポリネイルジェル
- ポリジェルチップ
- ジェルブラシ(平筆)
- 消毒用エタノール
- 硬化用ライト
- ネイルファイル
- スポンジバッファー
各アイテムの用途と使い方
では、上で挙げたポリネイルジェルに必要なアイテムの用途や使い方を、それぞれ詳しく解説していきます。
■ベースジェルとノンワイプトップジェル
ベースジェルとノンワイプトップジェルは、普段からお使いのベースやトップでOKです。
今回はセリアのSHジェルネイル(ライト対応)ベースコートとSHジェルネイル(ライト対応)ノンワイプトップコートを使用しました。
■ポリネイルジェル
クリア、ダスティピンク、クリアベージュからお好きなカラーを選びましょう。
クリアは長さ出しをした後にジェルを塗るときにおすすめです。他の2色はポリジェルだけで仕上げたいときに使いましょう。
■ポリジェルチップ
キャンドゥのポリジェルチップはポイントとオーバルがあります。
今回は先が尖ったフォルムになるポイントを使用します。セリアでも長さ出しチップフォームという商品が販売されているのでそちらでも代用できます。
事前に自爪に合わせてサイズを確認しておきましょう。
■ジェルブラシ(平筆)
ポリネイルジェルをチップに塗り伸ばす際に使用します。
毛先の形は平筆がおすすめです。
■消毒用エタノール
ジェルブラシを消毒用エタノールにつけながらポリネイルジェルに触ることで、ブラシにジェルがくっつきにくくなります。
■硬化用ライト
ポリネイルジェルはLED約1分、UV約2分で硬化です。
今回は36ワットのライトで1分硬化しています。
■ネイルファイルとスポンジバッファー
硬化した後に形を整えたり、根元の段差を取ったりするのに使用します。
どちらも180Gのものがちょうど良いです。
目が粗すぎるファイルで削るとあっという間に薄くなってしまうので注意しましょう。
下準備(プレパレーション)に必要なアイテムとやり方
ネイルを塗布する前には、土台となる爪の下準備(プレパレーション)を行う必要があります。
しっかりと下準備することでネイルに持ちが良くなり、仕上がりもきれいになるので手を抜かず行いましょう!
ここでは、爪の下準備に必要なアイテムと、下準備のやり方を解説していきます。
必要なアイテム
- エメリーボード
- お湯を入れられる容器
- メタルプッシャー(オレンジウッドスティックでもOK)
- キューティクルニッパー(なくてもOK)
- スポンジバッファー
- 消毒用エタノール
- ワイプ(カットしたキッチンペーパーでOK)
やり方
必要なアイテムが揃ったら、爪の下準備を行います。
プレパレーションはジェルネイルをする前の基本となるので、しっかり覚えておきましょう!
- エメリーボードで自爪の長さと形を整えます。
- 指先が入る容器にお湯を入れ、指先を温めて甘皮をふやかします。
- メタルプッシャーかオレンジウッドスティックで甘皮を押し上げます。
- キューティクルニッパーがある場合は甘皮と爪先の角質を取り除きましょう。
- スポンジバッファーで自爪の表面を曇る程度に擦ります。サンディングと言い、自爪とジェルの密着が高まり、持ちが良くなります。
- 消毒用エタノールをワイプに染み込ませて爪表面の油分を拭き取ります。油分除去することで持ちが良くなります。
爪の下準備(プレパレーション)はジェルネイルをする前の基本です。
しっかり覚えておきましょう!
キャンドゥのポリネイルジェルの使い方
それでは「キャンドゥのポリネイルジェル」の使い方を解説していきます。
- ベースコートを爪全体に塗ります。
- ポリジェルチップにポリネイルジェルを出します。
- 消毒用エタノールをつけたブラシでジェルを均等に塗り伸ばします。厚みはクレジットカード1枚分くらいになるようにしましょう。ただし、根元の方は薄くなるように塗ると仕上げの削りが少なくて済みますよ。
- 爪の根元を少し開けて、ポリジェルチップを爪に乗せます。空気が入らないようにゆっくりと乗せましょう。
- チップがズレないように注意しながらライトで1分硬化します。
- 硬化したらチップをパカッと外します。
- 商品説明には未硬化ジェルの拭き取り不要とありましたが、ベタつきがあったので消毒用エタノールを染み込ませたワイプで拭き取ります。
- ネイルファイルを使って先端の形や根元の段差を整えましょう。
- スポンジバッファーで表面を軽く擦って表面を曇らせます。形が崩れないように注意しましょう。表面がつるつるの状態だとトップの密着が弱くなるのでサンディングしています。
- 最後にノンワイプトップコートを塗ってライトで硬化したら完成です。
セリアのフォームジェルとの違いは?
100均のセリアでも長さ出しジェルとして「フォームジェル」という商品が販売されています。
ここではキャンドゥのポリネイルジェルと、セリアのフォームジェルを違いをお伝えします。
実際に使った感じの違いなどをお話していきますね!
セリアのフォームジェルについてはこちらの記事で詳しく解説しています♪
キャンドゥはクリア以外に2色ある
セリアのフォームジェルはクリアのみですが、キャンドゥは今回使用しているクリア以外にダスティピンクとクリアベージュという色付きのものが販売されています。
クリアの透明度はセリアのほうが高く、キャンドゥのクリアは少し乳白色がかったクリアになりました。
ピンクとベージュはマットではなく、透け感のあるカラーです。厚みにもよりますが、爪先の白い部分が透けて見えます。
クリアベージュはかなりナチュラルなカラーです。
ポリネイルジェルはテクスチャーが固め
ポリネイルジェルはセリアのフォームジェルに比べてテクスチャーがかなり固いです。
セリアのフォームジェルが柔らかめなので、キャンドゥのほうが一般的なポリジェルと同じくらいの固さという印象を受けました。
おすすめなのはどっち?
1本だけの長さ出しであればキャンドゥとセリアどちらでも有効ですが、
両手10本の長さ出しをするなら、均等な厚みを出しやすいキャンドゥのポリネイルジェルがおすすめです。
ポリジェルで失敗する時の対処法
ポリネイルジェルだけでなく、一般的なポリジェルやセリアのフォームジェルにも起こりがちな「失敗と対処法」をご紹介します。
ポリネイルジェルがチップに広げられない
ポリネイルジェルをジェルブラシで塗り伸ばそうとしたときにハケにくっついてきてしまってうまく伸ばせないということがあります。
これはブラシにつけている消毒用エタノールの量が少ないことが原因です。
たっぷりつけて伸ばすようにしましょう!
チップを爪に乗せたときにはみ出してしまう
チップの根元や爪先からジェルがはみ出してしまう時は、ポリネイルジェルの量が多いか、ジェルが均等に広げられていないかのどちらかです。
ジェルを出しすぎてしまった時は先端にジェルを広げ、長さに変えましょう。
強度がなく、折れやすい
チップに出しているポリネイルジェルの量が少なく、薄い仕上がりになってしまっている可能性が高いです。
仕上がりの厚みの目安は、クレジットカード1枚分くらいです。
量を多めにして、厚みが均等になるように塗り伸ばしてくださいね。
厚みがあるのに折れやすい場合は、両端のストレスポイントがしっかり覆えているかをよく確認してください。
ストレスポイントとは、両端の爪が皮膚からちょうど離れているポイントのことです。
この部分に負荷がかかりやすのできちんとポリネイルジェルで覆われていることが大切ですよ!
爪とポリジェルの間に隙間ができる
爪とポリジェルの間に隙間ができるのは、チップのカーブが自爪表面のカーブに合っていないことが原因です。
他のチップを用意できない場合は、隙間が開いている部分にポリネイルジェルを多めに乗せるようにしましょう。
その場合、硬化熱が高めに出るので熱く感じたときには手を出して熱が落ち着いてから再度ライトに当てましょう。
長さ出しの種類を紹介
ここまでポリジェルでの長さ出しの仕方をご紹介してきました。
長さ出しの方法は他にも、
・アクリルスカルプチュア
・ジェルスカルプチュア
・チップオーバーレイ
などがあります。
それぞれの特徴を知って、自分に合った長さ出しをしてくださいね。
アクリルスカルプチュア
リキッドという専用の液体とアクリルパウダーを混ぜ合わせて「ミクスチュア」を作り、ネイルフォームという長さ出し用の台紙の上に人工爪を作っていきます。
長さ出しの中では最も強度が高く、ロングネイルに向いています。
オフはアセトンを使用しますが、ジェルより取れにくいためセルフネイルではあまりおすすめできない長さ出し方法です。
ジェルスカルプチュア
ジェルとネイルフォームを使った長さ出しのやり方です。
ジェルなのでオフがしやすいことや、フィット感がありつけ心地がいいことが魅力ですが、アクリルより強度が低いためロングネイルには向いていません。
チップオーバーレイ
ハーフチップという長さ出し用のチップを爪の先端に付けて長さ出しを行う技法です。
チップを使うのでイチから形を作るよりスピーディーに長さ出しをできるというメリットがあります。
ジェルスカルプチュアと同じく強度はアクリルほどありません。
100均のポリジェルで長さ出ししよう!
いかがでしたか?
今回の記事では、長さ出し用のポリジェルやフォームジェルが100均で購入できるというお話をしてきました。
キャンドゥのポリネイルジェルを取り上げて必要なものや、やり方について解説しました。
やりがちな失敗とその対処法もご紹介したので上手くいかない時の参考にしてくださいね。
塗り伸ばしにくい時はたっぷりの消毒用エタノールを筆につけてジェルを触るようにしてみましょう。
また、最後に様々な長さ出しの種類をご紹介しました。
オフのしやすさと道具の揃えやすさの観点からセルフネイルでの長さ出しは、今回ご紹介したポリジェルか、ジェルスカルプチュアでやるのがおすすめです。
ポリジェルはキャンドゥのポリネイルジェルは非常に使いやすい商品だったので長さ出しにチャレンジしてみたい方にとって良い商品だと思います。
100均のポリジェルでロングネイルを楽しみましょう!
ポリジェルについてはこちらの記事も参考にしてください♪