ジェルネイルオフ完全ガイド|プロが教える自宅で簡単に落とす方法とは? | ネイル女子

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ジェルネイルは特有のツヤ感やぷっくり感があって、長持ちすることから、セルフネイルやネイルサロンで楽しんでいる人がたくさんいます。
ですが、ジェルネイルのオフは「なんだか難しそう」「必要な道具・やり方がわからない」という人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ジェルネイルのオフに必要な道具や、適切な手順をわかりやすく解説します。

すべてネイリストが監修・解説しているので、初心者の方でも失敗せず、きれいにオフするコツを習得できますよ!
自宅で簡単・キレイにジェルネイルをオフしてみましょう!

目次

ジェルネイルオフとは?

ジェルネイルオフ中でアルミホイルを巻いている手元

ジェルネイルオフとは、現在爪に付いているジェルネイルを除去することです。
アセトンやジェルリムーバーなどの専用の薬剤を使い、自爪へと戻していきます。

一度ジェルネイルを付けたら、ハンドネイルの場合3〜4週間がオフする目安になります。

注意点としては、時期がきたら「オフして新しいジェルネイルに付け替える」または「全てオフして自爪へと戻す」のどちらかを行いましょう。
ジェルが綺麗に付いていても、爪は伸びています。
伸びてきた自爪が目立ってくると、指先にかかる負担がいつもと変わり、折れたり亀裂が入るリスクが高まります。
また、伸びっぱなしの爪は見た目的にも良くないので、適切な周期でオフすることが大切です。

無理やり剥がしてしまうと自爪を薄くしてしまうので、これから紹介するオフの工程をきちんと行うようにしてください。

ジェルネイルオフで必要なアイテム

自爪を痛めずキレイにジェルネイルをオフするためにも、まずは下記の道具を用意しましょう。

  • ジェルリムーバー
  • ネイルファイル
  • メタルプッシャー
  • ダストブラシ
  • コットン
  • アルミホイル
  • ネイルオイルやハンドクリーム
  • 使い捨てマスク
  • 作業台に敷く古紙

コットンやアルミホイル、マスク、古紙は家にあるものでももちろんOK!
ジェルリムーバーやネイルファイルといった専門的な道具も、100円ショップやドラッグストアで購入できますよ。

どんなものを揃えれば良いのか、以下で詳しく見ていきましょう。

ジェルリムーバー

ジェルネイルリムーバーのパッケージ

ジェルネイルリムーバーとは、ジェルネイルを溶かしてオフしやすくするための溶剤です。
アセトンという名称で売られていることもあります。

どちらも使い方は同じなので、初心者ならジェルネイルリムーバーと書かれている商品を購入すればOKです!
100円ショップやドラッグストア、バラエティショップでも売られていますよ。

ちなみに、マニキュアを落とす除光液や、ノンアセトンと書かれたリムーバーを使うのはNGです!
除光液ではジェルがなかなか溶けず時間がかかりますし、ノンアセトンの場合はジェルが溶けずオフには使えないので注意しましょう。

ネイルファイル

ネイルファイルが置かれている写真

ネイルファイルはゼブラファイル、ウォッシャブルファイルとも言います。
ジェルネイルやスカルプ、ネイルチップなどを削るための、厚みがある爪やすりのことです。

ジェルネイルオフでは、ジェルの表面をやすったり、オフの最後で爪に残ってしまったジェルを削り取るために使います。

ネイルファイルは目の粗さが違う種類がいくつか売られています。
目の粗さはG(グリッド)という単位で表し、数字が大きいほど目が粗く、小さいほど細かくなるのです。

ジェルネイルオフでは、削りすぎを防ぐために150~180G前後のネイルファイルを使いましょう。
慣れている人なら100G前後のネイルファイルでもOKです。

ネイルファイルは100均やドラッグストア、バラエティショップ、ネット通販で売られています。
100均のネイルファイルはグリッド数が書かれていないことが多いので、気になる方はネット通販で購入するのが確実です。

ネイルファイルの詳しい解説はこちらの記事をチェック!

メタルプッシャー

メタルプッシャーとウッドスティックが並んで置かれている写真

メタルプッシャーは本来甘皮をケアするために使う道具ですが、ジェルネイルオフにも使うアイテムです。
リムーバーで浮いてきたジェルを、プッシャーの先を使ってポロポロと落としていきます。

こちらはウッドスティックでも代用可能なので、お好みで選びましょう。
メタルプッシャーもウッドスティックも、100均やバラエティショップ、ネット通販で購入可能です。

ダストブラシ

ダストブラシが置かれている写真

爪や手についたジェルの削りカスをはらうのに使います。
毛足が長く、ふわふわで手触りの良いブラシがおすすめです。

100均やバラエティショップ、ネット通販で購入できます。

コットン

スキンケアなどに使うコットンが重なって置かれている写真

 

ジェルネイルオフのために小さくカットされたコットンと、ジェルネイルがついた指先を写した写真

リムーバーやアセトンを染み込ませるために使います。
化粧品用やおうちにある物でもちろんOKです!

写真のように、爪の大きさに合わせて小さくカットしておきましょう。

アルミホイル

ジェルネイルオフのために小さくカットされたアルミホイルが並べて置かれている写真

 

指先を包めるサイズにカットされたアルミホイルに指を置いている写真

アセトンを含ませたコットンを指先ごと包んで、密閉させるために使います。
家にあるものでOKですが、写真のように指先が1本ずつ包めるくらいの大きさにカットしておきましょう。

アルミホイル以外では、コットンを押さえるためのクリップやキャップが売られてるので、そちらを使うのもおすすめです!

ネイルオイルやハンドクリーム

ネイルオイルとハンドクリームのパッケージ

ジェルオフ後は、リムーバーの影響で爪も指先も乾燥しやすい状態です。

ネイルオイルは爪専用の保湿剤で、普段からネイルケアをしたい人におすすめ。
ハンドクリームはネイルオイルと併用することでさらに爪や手元の保湿効果が高まります。

自爪に戻した時や、ネイルを付け替えた後、日常の乾燥が気になったときに使いましょう。

使い捨てマスク

不織布マスクが置かれた写真

オフではジェルの削りカスがたくさん出て、空気中に舞いやすいです。
削りカスを吸い込まないためにも、不織布の使い捨てマスクを付けて作業しましょう。
手持ちの普段使っているマスクでOKです!

作業台に敷く古紙

英字新聞が積み重なって机に置いてある写真

削りカスが出ても掃除しやすいように、机の上にいらない紙や新聞紙・チラシなどを敷いておきましょう。
事前に敷いておけば、オフが終わった後に丸めてササッと捨てられますよ。

セルフでジェルネイルオフの手順を解説

道具を揃えたら、早速セルフでジェルネイルのオフに挑戦しましょう!
以下では正しいジェルネイルオフの手順を解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.下準備する

まずは部屋の窓やドアを開けたり、換気扇をつけて部屋全体を換気しましょう。
ジェルリムーバーに含まれている成分の「アセトン」は少し使うだけでもあっという間に揮発し、イヤな臭いとともに部屋中に充満します。

アセトンが揮発した空気を吸い続けると、気分が悪くなったり、頭痛を引き起こすことがあるので、安全にオフするためにも換気しながら作業してくださいね。

机には、ジェルネイルの削りカスが散らばってもいいよう古紙を敷いて置くと掃除が楽ちんです。
マスクもこの時点で着けておき、ダストを吸い込まないように防ぎましょう。

コットンとアルミホイルは、オフの作業に入る前に事前にカットしておきます。
コットンは爪よりも一回り大きいくらいに、アルミホイルは指先を包める大きさに切りましょう。
それぞれ10枚以上は用意してくださいね。

2.ジェルの表面ファイルで削る

ジェルネイルをネイルファイルで削っている写真

まずはネイルファイルを使って、ジェルネイルの表面を削ります。

ですが、初めてジェルネイルオフをする人は、どのくらい削ればいいのかわからないですよね。
初心者の方は、自爪を傷つけないためにも「削りすぎない」を重視しましょう。

ジェル全体をネイルファイルでやすって、表面が曇ってきたら削りをストップする目安です!

ダストブラシでジェルネイルの削りカスをはらっている写真

削り終わったら、ダストブラシで削りカスをはらって、次のステップへ進んでください。

ジェルネイルオフのためにカラージェルまで削り落とした写真

ちなみに、ジェルネイルオフに慣れてきたら、上の写真のように「カラージェルまで削る」にトライしましょう。
ネイルファイルでジェルを削り続けると、カラージェルの部分もなくなってベースジェルだけが残ります。
この時点でストップしましょう。

これ以上削ると、ベースジェルだけでなく自爪も削れる恐れがあるので要注意!
ダストブラシで削りカスをはらって、次のステップへ進みましょう。

3.コットンにリムーバーを含ませる

コットンにアセトンを染み込ませている写真

コットンにリムーバーを含ませます。
リムーバーの量が少ないとジェルが溶けにくいので、コットンがひたひたになるくらい染み込ませましょう。

4.爪にコットンを乗せてアルミホイルで包む

コットンを爪の上に置いている写真

 

アルミホイルで指先を包んでいる写真

リムーバーを含ませたコットンを爪の上に置き、指先ごとアルミホイルで包んでコットンを固定します。
スキマがあるとリムーバーが揮発してしまうので、しっかり密閉してくださいね。

5.そのまま10~15分くらい待つ

リムーバーをジェルにしっかり染み込ませるためにも、10~15分くらい待ちましょう。
置く時間が短いとジェルが溶けておらず、オフがしにくくなって爪を傷つける原因になります。

6.プッシャーで溶けたジェルを取る

プッシャーでジェルネイルを落としている写真

時間が経ったら、アルミホイルとコットンを取ります。
ジェルが溶けてポロポロと崩れそうなところを、プッシャーやウッドスティックで取り除いていきましょう。

この時、爪にしっかり貼り付いているジェルは無理に剥がすことがないよう、慎重に落としてください。

7.取れにくい部分を軽く削る

オフで残っている部分をネイルファイルで削る

ジェルが取れにくいところは、ネイルファイルを使って削ります。
削っているところを細かく確認しながら、自爪まで削らないよう注意してくださいね。

爪についているジェルが取り切れていれば、ジェルネイルオフは完了です!

ネイルファイルで削っても取れないところは、無理に削ったり剥がそうとしたりせず、8へ進みましょう。

8.うまくいかない時は、もう一度試してみよう

7までの工程を経ても、ジェルが落ちきっていないときは、2~7の工程をもう一度繰り返しましょう!

ここでめんどくさいからと無理やり剥がしてしまうと、爪が傷んでしまうので要注意。

コットンにもう一度リムーバーを染み込ませます。
すでに使っているコットンでOKです。
もう一度爪にコットンをのせて、使用済みのアルミホイルで良いので指先を包みましょう。

10~15分程経ったら、アルミとコットンを取り外します。
溶けたジェルを、プッシャーでもう一度優しく取り除きましょう。
プッシャーで取り切れない部分は、また少しずつネイルファイルで削ります。

面倒でもジェルが取り切れるまで、この工程を繰り返しましょう。
無理にジェルを剥がさないことで、自爪を傷めずキレイにオフができます!

9.ジェルが取り切れたら完了!

ジェルネイルのオフが完了した自爪の写真

ジェルが取れたらオフ完了です!お疲れ様でした!
敷いていた紙や使ったコットン、アルミホイルは、ビニール袋にまとめて捨てましょう。

なお、リムーバーやリムーバーを含んだコットンは火気に近づけると引火しやすいので、捨てる時は注意してくださいね。

10.自爪で過ごす時は保湿をする

自爪にネイルオイルを塗っている写真

ジェルオフをしてそのまま自爪で過ごす時は、手を洗ってすぐに保湿しましょう。

手を石鹸でキレイに洗った後、ネイルオイルを甘皮周りに塗って、指で爪先~甘皮まで馴染ませます。
甘皮部分などをマッサージするように刷り込ませるのがおすすめ!

その後ハンドクリームを適量出して、手全体をしっかり保湿すれば完了です!
ダブルの保湿をすることで二枚爪やささくれ、手荒れを防ぐことができます。

11.付け替える時に保湿はNG!

ジェルオフ後にすぐジェルやマニキュアを塗る「付け替え」をするなら、オフが終わった後に保湿をしてはいけません。

ネイルオイルやハンドクリームなど油分があるものを使ってしまうと、その後に塗るジェルやマニキュアを弾いてしまい、爪に定着しにくくなります。
ジェルやマニキュアが完成してから保湿してくださいね。

ジェルネイルオフのやり方を整理

上記で解説したジェルネイルオフのやり方と手順を分かりやすく整理したので、再度確認していきましょう。

  1. ジェルの表面をファイルで削る
  2. アセトンやリムーバーをしみ込ませたコットンを爪の上に乗せ、アルミで巻く
  3. 10分~15分放置
  4. アルミを外し、ネイルプッシャーでやわらかくなったジェルを取り除く
  5. 残った部分はファイルをかけ、表面を整えて保湿をする

基本のオフはこのような流れになります。

大切なのは力加減です。
ファイルやプッシャーの力が強いと自爪へのダメージになるので、やさしい力加減で自爪に負担をかけないよう気をつけてください。

溶けたジェルは一気に取り除こうとせず、プッシャーで取り除けないと思ったら再びアセトンコットンを巻き直すようにしましょう。

セルフでジェルネイルオフする時の注意点

ポイントを解説するイメージ

セルフでのジェルネイルオフは初心者にとって大変なことも多いですよね。
ここでは綺麗にジェルネイルオフをするためのコツや、重視したいポイントを解説していきます!

リムーバーの使用量はたっぷり

ジェルリムーバーはコットンがひたひたになるくらい、たっぷりと使いましょう。
少量しか使わないと、ジェルリムーバーがすぐに揮発してジェルが溶けずらくなり、オフもしにくくなります。

ジェルは無理やり剥がさない&削りすぎない

セルフジェルネイルオフで爪がボロボロになったことがある人もいるのでは?
これは爪にくっついているジェルをプッシャーで無理やり剥がしてしまったり、ネイルファイルで自爪まで削っている可能性が高いです。

ジェルがくっついている部分は無理に剥がさず、「リムーバーで溶かしてからプッシャーで取り除く」を繰り返しましょう。
根気よく繰り返せばジェルも取れますし、爪へのダメージも防げます。

また、ネイルファイルでの削りすぎも自爪を傷つけることがあり危険です。
ジェルと自爪の境目がわからない時は、ネイルファイルで削る量を控えめにしましょう。

ネイルマシンは便利だけど使い方に注意

ネイルマシンはジェルネイルを削ったり、ネイルケアに使える機械です。
最近はセルフネイラー向けの安価で使いやすいネイルマシンも販売されているので、使ったことがある人もいるのではないでしょうか?

ネイルマシンを使えばジェルを削るのも電動でスピーディーに完了します!
しかし、ネイルマシンは素早く削れる分、初心者が使うと自爪や皮膚を傷つける可能性が高いです。
セルフネイラー向けのネイルマシンなら使い方の説明書が付いている物も多いので、しっかり読んでから使いましょう。

ビットの当て方や回転方向など、ネイルチップを使って練習してから自爪に使うと安心です。

オフしたあとはネイルオイルとハンドクリームで保湿ケアする

ネイルオフ後は、リムーバーの使用で爪が非常に乾燥しているため、保湿をしっかり行うことが大切です。

さらに、爪を綺麗に保ちたいならネイルオイルとハンドクリームの保湿は、オフ後だけでなく毎日行うようにしましょう。

特に手を洗った後やお風呂上がり、寝る前といったタイミングに塗るのがおすすめです。

ジェルネイルオフに関するQ&Aにネイリストが回答

Q&Aのイメージ

ジェルネイルのオフは、一見簡単そうに思えても奥が深く、正しい方法で行わなければ自爪がダメージを負ってしまいます。
オフが難しいと感じる初心者に向けて、上手くいかない理由と解決策を紹介していきます。

Q.爪にジェルが残ってしまうのはなぜ?

A.爪にジェルが残ってしまうのは「削りが足りない」「リムーバーを浸したコットンが正しく当たっていない」「オフする時の温度が低い、または浸透時間が足りない」「使っているジェルの特性」「爪が傷んでいてジェルの密着が強い」といった原因が考えられます。

特に見落としがちなのが、「オフする時の温度の低さ」です。
ジェルオフ時に手元が冷えているとリムーバーが浸透しにくくなります。
室温が低い秋冬や、冷え性で指や手がずっと冷たいという人はジェルが特に溶けづらいです。

手が冷えている時は、アルミホイルを巻いたあとにミトンやビニール手袋を付けたり、ホットタオルを巻いたりしてジェルと手元を温めましょう。

また、付け替えのためのオフなら、いっそのこと少し残したまま付け替えるというのもアリです。

例えば、付け替え時に甘皮ケアやファイリングなどを行いますが、その時にポロッと取れることも多いです。
ジェルの塗布に支障がなければ、残っている部分を新しくベースジェルで覆ってしまうという方法もあります。

完全に取りきろうとネイルファイルでたくさん削ってしまうと、自爪まで削りやすいです。
残っている部分が薄くてほんの少しなら、新たに塗るジェルで覆ってしまったほうが爪に優しいとも考えられるので、試してみてくださいね。

Q.ジェルはどこまで削ればいいの?

A.上の写真のように「トップジェル」と「カラージェル」までは削ってOKと考えましょう!

リムーバーに浸す前にネイルファイルでジェルを削りますが、「どこまで削ればいいの?」と悩んだことはありませんか?
そんな時はトップジェルとカラージェルまで削れば、リムーバーが染み込みやすく、プッシャーで取る時も楽になります。

トップジェルはクリアなので削ってもわかりにくいですが、カラージェルは削っていくうちにベースジェルや、ベースジェルから透ける自爪の色が見えてきます。
少しでも自爪の色が見えてきたら、そこを削るのはストップしましょう。

ちなみに、ファイルに慣れておらず「自爪を削ってしまいそうで怖い!」という方はジェルを全体的に削って表面が曇る程度でOKです。
リムーバーで溶かして、プッシャーで取り除くのをメインにしましょう。

Q.オフ後の爪がデコボコしているのはなぜ?

A.オフ後に爪の表面がデコボコしているのは「ジェルがまだ残っている」「自爪を削ってしまった」「ジェル塗布時のサンディングの跡」の可能性があります。

触った時に明らかにザラザラした感触があれば、ジェル残りである可能性が高いです。
再びオフ剤を巻き、プッシャーでオフしましょう。
うっすら残ったジェルなら、スポンジバッファーという柔らかいネイルファイルで削るのも良いでしょう。

ただし柔らかいとはいえ、やすりがけのしすぎは爪を傷めてしまうので注意しましょう!

また、オフ時に自爪を削ってしまったり、サンディングの跡が残っている場合は、それをならすためにファイルがけをしてはいけません。爪が薄くペラペラになってしまいます。
一度傷ついた爪は伸びるまで元には戻らないので、これ以上傷つけないようにしましょう。

Q.ジェルオフで自爪がボロボロ、ペラペラになったらどうすればいい?

A.一度傷ついた爪は伸びるまでもとに戻らないので、ジェルネイルをお休みしつつ爪を伸ばし、保湿ケアを続けるのがおすすめです。

セルフでのジェルオフが原因で自爪が薄くボロボロ、ペラペラになってしまったら、その上からジェルを重ねるのはおすすめできません。
正しいジェルオフがセルフでできない状態で、ボロボロの爪にジェルを重ねてしまうと、次のオフで更にボロボロになってしまう可能性があるからです。

まずはジェルネイルをお休みしつつ、傷んだ部分が切れるまで爪を伸ばしましょう。
その間にネイルオイルとハンドクリームの保湿も忘れずに。
爪の根元にある甘皮周辺にネイルオイルを塗り、優しくマッサージすることで、新しく生えてくる爪を健康に育てることができます。

どうしても爪を補強したい時は、「ネイルハードナー」という補強向けのマニキュアを塗ると良いでしょう。

Q.大きなパーツが取れない時の対処法は?

A.ネイルファイルで削り落とすか、リムーバーでパーツ周りのジェルを溶かし、ネイルニッパーなどで取り除きましょう。

パーツの大きさによってはファイルで削っているうちにポロッと取れたりします。
かなり大きいパーツや、がっちり固定しているネイルパーツは、ネイルニッパーで取るようにしましょう。

コットンとリムーバー、アルミホイルでいつも通り包んで、パーツ周りのジェルを溶かしてからニッパーで取ると安全です。
ニッパーを動かす時は、切るように使うのではなく、ジェルとパーツにスキマを作るように軽くひねりましょう。

どうしてもパーツが取れない時は、ネイルサロンでオフをお願いするのも1つの手ですよ。

Q.除光液でジェルは落ちる?

A.マニキュア用の除光液はジェルオフには使えません。

除光液には、ジェルオフの際に必要なアセトンという成分が含まれていますが、その濃度は低め。
その為、ジェルオフには向いておらず、使ってもジェルを溶かすのに時間がかかります。

ちなみに、ノンアセトンタイプの除光液もジェルオフには使えません。
アセトンが入っておらずジェルが解かせないからです。

ジェルオフに使うリムーバーは「ジェルネイルがオフできる・落とせる」と書いてあるものを用意しましょう。

Q.自分でオフは難しそう…ネイルサロンでオフのみは可能?

A.もちろん可能です!サロンで「オフのみメニュー」を予約しましょう。

本記事を読んで、セルフでオフするのは難しそう…と思った方もいるはず。
そんな時は、ネイルサロンのオフのみメニューを活用してください!

ジェルネイルを取り扱っているサロンなら、基本的にオフのみメニューも用意しています。
ジェルネイルを付け替えず、オフのみの利用でももちろんOKです!
気軽にネイルサロンに行ってみてください♪

ネイルサロンでのオフのみメニューについては、こちらの記事で詳しく解説しています!

まとめ

ジェルネイルオフ中の手元のアップ

ジェルオフは正しい手順を身につけることで、爪が痛む可能性は格段に減ります。
爪がボロボロ、ペラペラにならないためにも、正しい知識をつけること、丁寧にオフしていくことが大切なのです。

ジェルネイルのオフって、初心者だと難しいと感じることが多いですよね。
ちなみに筆者もセルフネイル初心者だった頃は、ジェルを塗ることよりもオフの方が大変で、困ることが多かったです。
ファイルで自爪まで削ってしまったり、プッシャーで無理やりジェルを剥がしてしまったり…
それで爪が傷んでしまったことも少なからずあります。

ですが、何度もやり方を確認したり、削りに慣れてくれば、適切な加減や正しいやり方が定着していきました。
自己流で雑になってしまうと、大切に育ててきた爪は簡単にボロボロになってしまいます。

そうならないためにも、この記事でご紹介してきたオフの正しい手順と、知っておくべき大切な注意点を、一つずつ丁寧に確認していきましょう!

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