ネイルファイルって種類が多くて、どれを選べばいいのか迷いませんか?
「数字の意味がわからない…」そう思う人も少なくないはず。
ネイルファイルはマニキュアやジェルネイル、ネイルオフをきれいに仕上げるために欠かせないアイテムです。
正しい種類と使い方を知らないと、自爪を傷めてしまう原因にもなってしまうことも。
この記事では、初心者でも迷わず使えるネイルファイルの種類と選び方や、グリッド数(80・220・400・4000など)の意味、使い方のポイントまで詳しく解説しています。
ネイルファイルの正しい使い方を知って、爪先をもっときれいに整えてみてくださいね。
- ネイルファイルとは
- ・ネイルファイルに書かれている数字は何?
- ・ネイルファイルの正しい選び方
- ネイルファイルの種類は4つ
- 1.エメリーボード
- 2.ゼブラファイル
- 3.スポンジバッファー
- 4.シャイナー
- ネイルファイルを使う前の「面取り」のやり方
- ネイルファイルの基本の持ち方
- ・爪先を削る時
- ・爪表面をやする時
- ネイルファイルでネイルケアのやり方
- 1.ファイリングをする
- 2.バリを取る
- 3.サンディングをする
- 4.シャイニングをする
- ネイルファイルでジェルネイルをオフするには?
- ネイルファイルのお手入れの仕方
- ・用意するもの
- ・お手入れのやり方
- ネイルファイルの水洗い方法
- ・用意するもの
- ・水洗いのやり方
- ネイルファイルに関するよくある質問
- Q.ネイルファイルを捨てたり交換するタイミングはいつ?
- Q.ネイルファイルとエメリーボードの違いは?
- まとめ
ネイルファイルとは
ネイルファイルとは、ジェルネイルやネイルケアに使う「爪やすり」のことを指します。
この4種類は全てネイルファイルという括りになるので覚えておきましょう!
- エメリーボード
- ゼブラファイル
- スポンジバッファー
- シャイナー
4つのネイルファイルは、それぞれ用途が異なります。
間違った使い方をすると自爪を傷つけてしまう可能性があるので要注意!
ちなみに、ネイリストはネイルファイルというと「ゼブラファイル」のことだけを指すケースが多いです!
ネイルファイルに書かれている数字は何?
ネイルファイルはこのように数字が書かれていることが多いです。
これはやすりの目の粗さを表すグリット(G)数と言います。
グリットは数値が小さいほどやすりの目が粗くなり、大きいほどやすりの目が細かくなります。
上の写真のネイルファイルのように同じ数字が2つ書かれていたら、表も裏も同じ目の粗さということになります。
違う数字が書かれていたら、表と裏でやすりの目の粗さが違うので注意しましょう。
ネイルファイルの正しい選び方
ネイルファイルを選ぶときは「何を削りたいのか」「どれくらい削りたいのか」によって、種類とグリッド数を使い分けることが大切です。
グリッド(G)とはやすりの目の細かさを表す単位で、数字が小さいほど粗く、大きいほどなめらかになります。
そんな時は以下の表を参考に、目的に合わせて選べば大丈夫!
一般的に使われるグリッドも記載しています♪
種類 | おすすめのグリッド数 | 用途 |
エメリーボード | 150G〜180G | 自爪の長さや形を整える(ネイルケア・マニキュア前の下準備など) |
スポンジファイル | 180G〜220G | 柔らかい仕上がりで自爪の表面磨き、バリ取り、軽いサンディング |
ゼブラファイル | 100G〜180G | ジェルネイルやスカルプのオフ、ネイルチップのカット・成形など人工爪用 |
シャイナー | 4000G前後 | 自爪を磨いてツヤを出す(仕上げのツヤ出しに) |
スポンジバッファー | 100~180G | バリを取る / 表面のサンディング |
ネイルファイルの種類は4つ
ネイルファイルは主に4種類あり、それぞれ用途が異なります。
1つずつ用途を解説していくので、ぜひ特徴をおぼえてくださいね。
1.エメリーボード
エメリーボードとは、自爪を削るために使う爪やすりのことを指します。
爪を削って短くしたり、爪の形を作る・整えるときにはエメリーボードを使いましょう!
ちなみに爪やすりといえば、ステンレス製やガラス製の丈夫なタイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
これらは厳密に言うとエメリーボードではありません。
プロのネイリストは爪やすりにエメリーボードを使う人がほとんどです。
ネイルの資格として有名な「ネイリスト技能検定試験」でも、実技試験で用意する爪やすりはエメリーボードとなっています。
これはエメリーボードが使い捨て用のやすりで、お客さんによって使い分けられ、衛生的に保ちやすいことが主な理由です。
2.ゼブラファイル
ゼブラファイルは「ウォッシャブルファイル」「アクリルファイル」「ファイル」とも言います。
ネイルファイルの中では最も硬くて頑丈なやすりで、エメリーボードよりも厚みがあるのも特徴です。
ゼブラファイルはジェルネイルのオフや、スカルプ(長さ出し)、ネイルチップの成形など人工爪を削る時に使用します。
自爪を削る時には使いません。
また、他のネイルファイルと比べてやすりの目が粗いので、勢いよく削ってしまうと自爪まで傷つけてしまう可能性も。
「自爪を削るときには使わない」「たくさん削れるので削りすぎに注意」この2点に気をつけましょう。
3.スポンジバッファー
スポンジバッファーは「スポンジファイル」「バッファー」「ソフトファイル」とも言います。
スポンジ素材で出来たやすりで、他のネイルファイルよりも柔らかく、比較的ソフトな削り心地が特徴的です。
スポンジバッファーは爪先を滑らかに整えたり、爪先のバリ取りや、爪表面のデコボコをなだらかにする「サンディング」のために使います。
削り心地が優しいので、エメリーボードやゼブラファイルと同じグリッドを使っても、爪を大きく削ることはできません。
4.シャイナー
シャイナーは仕上げにツヤ出しをするためのアイテムです。
スポンジ製で柔らかく、やすりの目が他のネイルファイルよりも非常に細かくなっています。
スポンジバッファーと一体型になったものや、ガラス製のシャイナーもあります。
シャイナーは他のネイルファイルと用途が大きく異なり、磨いて爪にツヤを出すために使います。
シャイナーを使って磨くと、ガラスのようにツヤツヤで、つるんとした非常になめらかな仕上がりになります!
注意点としては、シャイナーはやすりの目が非常に細かいとはいえ、使いすぎると爪を薄くする可能性があるという点です。
2~3回かけるだけでもツヤがしっかり出るので、頻繁にかけすぎないように気をつけましょう。
自爪のツヤ出しをこまめにしたい時は、ベースコートとトップコートを併用するのもおすすめですよ!
ネイルファイルを使う前の「面取り」のやり方
新品のネイルファイルは、使い始める前に「面取り」という作業が必要です。
面取りをしないとネイルファイルのエッジ(フチのこと)で甘皮や指先を傷つけてしまうかもしれないので、安全のためにも必ず行いましょう!
やり方は以下の通り簡単です!
- 新品のネイルファイルと使い古したネイルファイルを用意します。
- 使い古したネイルファイルで、新しいネイルファイルのエッジを軽く削ります。
- 表のエッジも裏のエッジも忘れずに削り、終わったら指で触ってみて鋭利な部分がないか確認しましょう。
ゼブラファイルとスポンジバッファーは上記の工程のみでOKです!
エメリーボードは側面にトゲがついていたり、ザラザラしていることがあるので、側面も使い古しのネイルファイルで削っておくと安心ですよ!
ちなみに、面取りでエッジを削りすぎると今度は使いにくくなってしまうので、やりすぎないように注意してくださいね。
ネイルファイルの基本の持ち方
ネイルファイルには効率よく削るための正しい持ち方が2種類あります!
「爪先を削るとき」と「爪表面を削るとき」で持ち方が変わるので注意しましょう。
爪先を削る時
- ネイルファイルの端を親指・人差し指・中指の3本で軽い力で持ちます。
この時、末端を持つのではなく、端を2~3センチ残すと軸がぶれにくくなります。 - 削る時は爪先に軽く当てて、ネイルファイルを引くように動かしましょう。
- 往復で動かす「往復がけ」は削るスピードが早くなりますが、軸がぶれてまっすぐ削れなくなるのでNGです。
爪表面をやする時
- ネイルファイルの上部を人差し指と中指で挟みます。
- 親指をネイルファイルの下部に置き、浮いているネイルファイルを支えます。
ネイルファイルの表側は人差し指と親指で支え、裏側は中指で支えるようなイメージです。 - 削る時は爪表面にネイルファイルの面を軽く当てて、少しずつ削ります。
ネイルファイルで爪が隠れてしまうので、削りすぎないようにこまめに確認しながら行いましょう。
ネイルファイルでネイルケアのやり方
自爪をきれいに保つためだけでなく、ジェルネイルを塗る前の下準備としても行うのがネイルケアです。
ネイルケアには「ファイリング」「バリを取る」「サンディング」「シャイニング」という4つの工程があります。
(サンディングとシャイニングは必要がなければ飛ばしてOKです)
ここではネイルケアの正しいやり方と、ネイルファイルのどれを使うのかを1つずつ解説していきます!
1.ファイリングする
使うもの:エメリーボード
エメリーボードなどを使って爪の長さや形を整えることを「ファイリング」と言います。
ここではベーシックな爪の形である「ラウンド」の削り方を解説します♪
- まずは爪の長さを調整します。
爪先にエメリーボードを当てて、一定方向に引くように動かし、爪を短くしましょう。
エメリーボードを往復で動かしてしまうと斜めに削れやすいので注意してくださいね。 - 長さが調整できたら、爪のサイドをつま先に向かってまっすぐになるよう整えます。
爪のサイドとエメリーボードが平行になるように当てて、引くように動かします。
サイドは削りすぎると一部だけえぐれたような状態になり、爪が割れやすくなるので要注意。 - 最後に、爪先にエメリーボードを当てて丸いラウンドの形を作りましょう。
ラウンドは爪のセンターラインはどこになるかを意識しつつ、左右をバランスよく削るときれいに仕上がります。
爪先が丸く、角のないラウンドになったら完成です!

ちなみに、長い爪を一気に短くする時は、爪切りを使ってある程度短くしてからエメリーボードを使うのがおすすめです!
爪切りは広範囲を勢いよくバチンと切ってしまうと二枚爪の原因になりやすいので、少しずつ、狭い範囲を切るようにしましょう。
2.バリを取る
使うもの:スポンジバッファー
エメリーボードで爪の形を整えたら、スポンジバッファーを使ってバリを取りましょう!
バリとは、爪を削ったあとにできる薄いでっぱりのような部分のことです。
エメリーボードを使った後はバリが残りやすいので、スポンジバッファーで撫でるようにやすりがけし、バリを除去しましょう。
スポンジバッファーの裏表でグリッドが違う場合は、目が細かい方を使います。
軽い力でバリが付いている部分をこすればOKです!
こすり過ぎると爪先が削れて形が変わってしまうで注意してくださいね。
3.サンディングする
使うもの:スポンジバッファー
サンディングとは、爪表面にやすりがけをすることを指します。
「サンディングが必要なベースジェルを使う時」や「ジェルネイルの付け替えで自爪にベースジェルが少し残っている時」はスポンジバッファーでサンディングしておきましょう!
それ以外のケースでサンディングするのは、爪が薄くなる原因となるので、あまりおすすめできません。
スポンジバッファーを持ち、爪表面に当てて軽い力で爪全体をやすります。
サンディングはスポンジバッファーで削っている部分が隠れてしまうので、削りすぎていないか位置を確認しながら行いましょう。
4.シャイニングをする
シャイニングとは、自爪の表面を磨いて自然なツヤを出す仕上げの工程のことです。
ベースコートやトップコートを塗らなくても、シャイナーを使えば爪がガラスのようにツルツルに仕上がります。
■シャイニングのやり方
- スポンジタイプのシャイナー(4000G前後)を用意します。
- 爪表面に軽く当て、同じ方向に優しく擦ります。
- 全体をまんべんなく磨いたら、最後に光沢が出る面で仕上げを行います。
ポイントは力を入れすぎないこと。
強く磨きすぎると爪が薄くなる原因になります。
2~3回の軽いシャイニングで十分ツヤが出るので、やりすぎはNGです。
ツヤを長持ちさせたいときは、ベースコートやトップコートと併用するのもおすすめですよ。
ネイルファイルでジェルネイルをオフするには?
ジェルネイルをオフする時にはゼブラファイルを使うのが一般的です。
ゼブラファイルは厚みがあって硬く、ジェルやスカルプなどの人工爪を効率よく削るのに適しています。
以下で基本のやり方を解説していきます。
- おすすめのグリッド数を選ぶ
ジェルネイルのオフには100G〜150Gくらいのゼブラファイルがちょうど良いです。
粗すぎると削りすぎて自爪まで傷めやすくなるので、初心者は100G前後から始めるのがおすすめです。 - トップジェルを削る
ゼブラファイルで爪表面のトップジェルのツヤをしっかり落とします。
ツヤが残っているとリムーバーが浸透しにくくなるため、この工程はしっかり丁寧にしましょう。 - アセトンを使ってオフする
トップジェルを削ったらコットンにアセトンを含ませて爪に乗せ、アルミホイルで巻きます。
10〜15分程度置いてから、ウッドスティックなどで優しくジェルを押し取ります。 - 残ったジェルは削るか、再度アルミを巻く
一度で完全に取れない場合はゼブラファイルで優しく残りを削り、再度アセトンを含ませたコットンとアルミを巻き直すと残りが柔らかくなって取りやすくなります。
削り方のコツとしては、ゼブラファイルを使うときは力を入れすぎずに一定方向に優しく動かすのがポイントです。
同じ場所を何度も強く削らないように意識しながら爪全体を均等に削ると、自爪を守りながらジェルをスムーズに落とせます。
最後にスポンジファイル(180〜220G)で表面を軽く整えると、自爪がなめらかに仕上がりますよ。
ジェルネイルのオフの詳しいやり方はこちらの記事でも解説しているのでぜひチェックしてください♪
ネイルファイルのお手入れの仕方
ネイルファイルは使っているとやすりの目地が詰まり、だんだん削れなくなります。
ですが、そこで捨ててしまうのはもったいないです!
使った後は以下の手順でお手入れすると、ネイルファイルが長持ちしますし、清潔に保てますよ!
用意するもの
- ダストブラシ(爪ブラシ)
- 消毒用アルコールが入ったスプレー
- 新聞紙やチラシなどいらない紙
- ファイル立てやコップなど入れ物
ダストブラシはふわふわの毛足が長いものではなく、毛が硬めで短いもの(爪ブラシなど)を使いましょう。
ネイル検定を受けたことがある人なら、ブラシダウンをする時に使うので持っているはず。
持っていない方は、使い古しの歯ブラシで代用してもOKです!
お手入れのやり方
- 新聞紙などいらない紙を敷いて、ダストブラシでネイルファイルの面をこすり、ダストを落としましょう。
勢いよくゴシゴシとしてしまうとダストが部屋中に舞ってしまうので、軽い力で、敷いた紙に落とすようにしてこすります。 - ネイルファイルの表も裏もダストを落としたら、消毒用アルコールが入ったスプレーを両面に吹きかけます。
- ファイル立てやコップなどに立てかけるように入れて、両面乾かせば完了です!

ネイルファイルの水洗い方法
ゼブラファイルとスポンジバッファーは基本的に水洗いができます!
目詰まりがひどい時は、水洗いのお手入れをしてみましょう!
用意するもの
- ダストブラシ(爪ブラシ)
- 消毒用アルコールが入ったスプレー
- 新聞紙やチラシなどいらない紙
- ファイル立てやコップなど入れ物
- キッチンペーパー
水洗いのやり方
- 新聞紙などいらない紙を敷いて、ダストブラシでネイルファイルの面をこすり、ダストを落としましょう。
勢いよくゴシゴシとしてしまうとダストが部屋中に舞ってしまうので、軽い力で、敷いた紙に落とすようにしてこすります。 - ある程度ダストを落としたら、シンクや洗面台に移動し、ネイルファイルに流水を当てながら、ブラシでこすってダストを落とします。
- 両面ともダストを洗い流したら、水気を切ってキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ります。
- ファイル立てやコップなどに立てかけて完全に乾燥させましょう。
窓際やベランダなど紫外線が当たる場所に置いて乾かすと、紫外線消毒にもなりますよ! - ネイルファイルの水気がなくなり完全に乾いたら、消毒用アルコールが入ったスプレーを両面に吹きかけます。
- ファイル立てなどに入れて再びしっかり乾燥させれば、水洗いのお手入れは完了です!

水洗いのお手入れは、平置きで乾かそうとするとネイルファイルが変形しやすいです。
コップなどに入れて、立てかけるようにして乾かしてくださいね。
ネイルファイルに関するよくある質問
ネイルファイルに関するよくある質問にネイリストが回答しました!
Q.ネイルファイルを捨てたり交換するタイミングはいつ?
A.「ネイルファイルのエッジや表面がボロボロで色が変わってきた時」
「ロゴやグリッドの印刷が薄くなってきた時」
「お手入れしてもスムーズに削れない時」
上記のようなタイミングで新品に交換しましょう!
ネイルファイルはかなり使用感があっても削れるので捨て時・替え時がなかなか分からないですよね。
普段より削りにくくなったり、お手入れをしても削れなくなったら替え時ですが、もったいないからと長く使う方も少なくありません。
わかりやすい捨てるタイミングの目安は、上の写真のように「ネイルファイルのエッジがボロボロになったり、色が変わってきたら」です。
ネイルファイルはエッジが最も使う部分なので、摩耗するとボロボロになったり、下地の色が出てきたりします。
エッジが消耗していると一気に削りにくくなるので、捨てて新しいものに取り替えてもよいのではないでしょうか?
ちなみに、消耗したネイルファイルは面取りで使えるので、1本は捨てずに保管しておきましょう!
Q.ネイルファイルとエメリーボードの違いは?
A.ネイルファイルは「エメリーボードも含む爪やすりの総称」で、エメリーボードは「自爪を削る爪やすりのこと」です!
ネイルファイルとエメリーボードの違いや、使い分け方に疑問を持つ方は多いようです。
ネイルファイルとは爪やすりの総称で、エメリーボードも、ゼブラファイルも、スポンジバッファーも含みます。
ネイリストによってはゼブラファイルだけ指してネイルファイルと言うケースもあるので注意しましょう。
そしてエメリーボードとゼブラファイルは使うものが異なります。
エメリーボード:自爪を削る時に使う、自爪専用の爪やすり。
ゼブラファイル:ジェルネイル・アクリルネイル・ネイルチップなど人工爪を削る時に使う、人工爪専用の爪やすり。
自爪を削る時にゼブラファイルを使ってしまうと大きく削れてしまい、自爪を傷つける原因になったり、ザラザラな仕上がりになってしまいます。
反対にジェルネイルやネイルチップを削る時にエメリーボードを使うと、削りにくくすぐに目詰まりしやすいです。
何を削るかによってネイルファイルを使い分けるようにしましょう!
まとめ
ネイルファイルは、マニキュアやジェルネイル・ネイルオフなどあらゆるネイルケアに欠かせない必須アイテムです。
一見同じように見えてもエメリーボード・ゼブラファイル・スポンジバッファー・シャイナーの4種類にはそれぞれ役割があり、グリッド数(80、150、220、4000など)の違いで削り心地も大きく変わります。
正しい種類選びと使い方を知らないと、自爪を傷つけたり理想の形に整わなかったりとトラブルの原因になることもあるので気を付けましょう。
面取りやお手入れ・交換タイミングを意識することで、ネイルファイルは長く清潔に使えます。
初心者さんはまずは自分の目的に合ったファイルを選び、優しく一方向に動かす基本を守りながら使用してみましょう。
正しく使えば爪先の仕上がりが変わり、セルフネイルがもっと楽しくなるはずです。
適切なネイルファイルの使い方で爪を整える時間をぜひ楽しんでくださいね。