セルフで簡単！ジェルネイルを使った亀裂補強・爪の補修のやり方を徹底解説

ジェルネイルやマニキュアを楽しんでいる時、いつの間にか爪に入ってしまう「亀裂」。
元々爪が弱い人は亀裂が入りやすく、困ることも多いのではないでしょうか？

そこで今回は、セルフでできるジェルネイルを使った亀裂補強のやり方をネイリストが解説します！

セルフジェルネイルで亀裂補強をするなら、「シルクラップ」という方法を活用するのがおすすめです！
ジェルネイルとアイテムがあれば、亀裂補強をして綺麗に爪を伸ばすことができますよ♪

ジェルネイルで亀裂補強はできる？

指先や手を使っていると、ふとした瞬間についつい入ってしまうのが「亀裂」。
以下の条件に当てはまる人は、特に亀裂が入りやすいので要注意です！

では亀裂が入ってしまったら、セルフでもジェルネイルで補強はできるのでしょうか？
結論から言うと可能です！

セルフジェルネイルができる人なら、道具を揃えればすぐに亀裂補強ができます！

実際に以下の解説を読みながらトライしてみましょう！

ジェルネイルで亀裂補強のやり方をネイリストが解説

最近のジェルネイルは強度を兼ね備えたアイテムもあり、亀裂補修もジェルで十分対応できるようになりました。

様々なやり方が存在しますが、ここでは基本となる
「ネイルグルー」「シルクラップ」「ジェルネイル」
を使った方法を解説していきます。

用意するもの

シルクで亀裂補強のやり方

シルクを使った亀裂補強の工程は、

シルクは亀裂よりやや大きめにカットしましょう。
シルクが上手く張り付かない場合は、ウッドスティックやピンセットなど先が細いもので押さえると上手くいきます。

ベースジェルを全体に塗る時は、先に硬化したシルク部分に段差ができないよう注意が必要です。
もし凹凸ができてしまったら、消毒用エタノールで拭き取った後、ファイルで軽く整えてください。
そのままトップジェルで仕上げても良いですし、デザインを施してもOKです。

セルフネイルで補強のやり方を解説

ジェルネイル以外でも、様々なやり方で亀裂の補強ができます。
他の方法や、やり方についてまとめてみたので、参考にしてください。

アクリルスカルプチュアで補強のやり方

アクリルスカルプチュアを使った亀裂補強もあります。
アクリルパウダーとアクリルリキッドを使ってミクスチュアを作り、それを爪の上へ乗せて人工爪を形成する技法です。

アクリルは基本的にスカルプと言われ、長さ出しをする時に使います。
ですが、自然乾燥で非常に固く丈夫に仕上がることから、亀裂の修復にも対応でき、強度が高いため大きめの亀裂にも対応できるのです。

小さい亀裂の時は、亀裂の範囲より少し大きめにアクリルのミクスチュア(アクリルパウダーとアクリルリキッドを混ぜたもの)を亀裂の上から乗せ、自爪との段差を埋めるやり方で補強します。
また、大きい亀裂の場合は、ミクスチュアで爪全体を覆うフローターという方法で補強していきます。

アクリルはジェルネイルやシルクラップの補強よりも強度が高いことが最大のメリットです。
大きな亀裂でも、フローターで爪全体を覆うことにより、しっかりと強度が出て亀裂の進行を抑えることができます。

しかし、アクリルスカルプチュアは「扱い方が難しく初心者には向いていない」というデメリットもあります。
ミクスチュアはパウダーとリキッドの配分が重要で、どちらかが多すぎても、少なすぎても綺麗に作れません。
また、自然乾燥でだんだんと固まっていくので、難易度が高く、きちんとした技法で行わないとすぐに外れてしまいます。

セルフネイル初心者の方や、技術にあまり自信がない場合は、他の亀裂補強を試しましょう。

ハードジェルで補強のやり方

ハードジェルは、硬化後の硬さがしっかりあるので、強度が増し衝撃に強いメリットがあります。
ただし、ソフトジェルのように薬剤によるオフができないため、自爪に直接塗るのはやめましょう。

■ハードジェルを使った補強方法

ハードジェルはアセトンやジェルリムーバーに反応せず、削り落とすようになるので、ベースジェルに近い段階で使ってしまうと、オフの時に自爪を傷めるリスクがあります。

トップジェルの前に使うことで、「カラージェルまで削ってアセトンを巻く」いつものオフの工程と変わらなくすることができます。

一部だけハードジェルで補強しても良いですが、全体的に強度を高めたいなら、トップジェルと同じように全体をコーティングしても良いでしょう

ネイルチップを使う場合

ネイルチップはサイズ選びさえ間違えなければ、初心者さんにも簡単にできる補強方法です。
欠けた部分の補強や、深爪の方にもおすすめなので、不器用さんはまずこちらの方法から試すのが良いでしょう。

ここでは、ハーフサイズのネイルチップを使った補強方法を紹介していきます。

■ネイルチップ(ハーフサイズ)を使った補強方法

チップは自爪にピッタリなものを選びましょう。
サイズが合っていないと、強度が落ち、取れやすくなってしまいます。
合うサイズがない場合は少し大きめのサイズを選び、やすりで自爪のサイズに合うよう調整してください。

長さや形を整える場合は、3の工程の時にカットして整えるのが良いでしょう。
チップを使う場合、一気に長さが出るので見栄え的にロングネイルにしがちですが、自爪の倍以上の長さを出すのは取れるリスクが高いのでおすすめしません。

強度的にも、自爪の半分以下の長さ程度に抑えておくのが安心です。

ポリジェルを使う場合

ポリジェルとは、アクリルとジェルの間のような感覚で使えるアイテムのことです。
粘度があるため流れる心配が少なく、ライトに入れないと固まらないので、何度も修正することができます。
ポリジェルは、フォームチップと呼ばれるアイテムを一緒に使用し、長さを出していきます。

■ポリジェルを使った補強方法

ポリジェルは、チップと自爪に挟み込んだ素材を人工爪として活用させる長さ出し方法です。
扱いが難しいアクリルに対し、何度も修正ができるので、初心者さんや不器用さんにおすすめとなっています。

塗布量や自爪への密着のさせ方に少しコツが要りますが、感覚をつかむとあっという間にできるので、何度か練習して技術を身につけてくださいね

まとめ

ジェルネイルを付けていても、爪が長かったり、爪先をよく使ったり、元々自爪が薄かったりすると、亀裂は入りやすいです。

爪先の白い部分(フリーエッジ)に亀裂が入ってしまったら、補強はせずに爪を短くすることをおすすめします。
フリーエッジはシルクラップやアクリルで補強しても、取れやすいためです。

また、爪のピンクの部分(ネイルベッド)に亀裂が入ってしまったら、補強をしておかないと危険です。
セルフネイルでも、シルクとジェルネイルを使えば比較的補強が簡単に行えます！

セルフでの補強に自信がない方は、ネイルサロンでリペアメニューを予約してくださいね。

そして一番大切なのは、爪に亀裂が入らないように過ごすことです。
爪先に負担がかかるような動作は避け、毎日ネイルオイルやハンドクリームを使って爪の保湿を続けましょう！

ハンドの他に「フットネイルのリペア」について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪