ネイリストを副業にしたい!働き方とダブルワークのメリット・デメリットを紹介 | ネイル女子

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『副業』を考えた時、ネイルが好きな人なら「ネイリスト」を考えたことがある方もいると思います。
しかし、「本業がある中で本当に副業として成り立つの?」「未経験からでもできるの?」などの疑問が・・・。
また、副業となると時間の確保や技術習得・税金の扱いなど、細かい部分での不安要素も多いと思います。

でも安心して下さい!
働き方の選択肢が広く、自分のライフスタイルに合わせて柔軟にスタートできるのもネイリスト副業の強みです。

この記事では、ネイリストの副業として実際にどんな働き方があるのか、またメリット・デメリットや始める前に知っておくべきポイントを徹底して解説します。
ネイリストを副業にすることに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

副業にネイリストを選ぶ人が増えている!?

ジェルネイル施術中のネイリスト

ネイリストを副業に選ぶ人が増えている背景には、働き方の自由度が広がったことが大きく影響しています。
副業解禁の流れにより、平日の本業を維持しながら自分の興味を活かした副業を始めるハードルが下がったためです。
特にネイルはスキマ時間で練習しやすく、未経験でもテクニックを習得して成長を実感しやすい分野として人気があります。

さらにネイリストは資格が必須の国家資格ではないため、比較的スタートしやすい点も魅力。
フリマアプリやインターネットを利用したチップ販売、自宅サロンの開設や休日だけサロンで働くなど、複数の働き方から選べるため自分のライフスタイルに合わせやすい存在といえます。

また、ネイルへの興味を副業という形で仕事に変えられることも大きな理由の一つ。
好きなことが収入につながるサクセスストーリーに憧れ、ネイリストの副業を検討する方も少なくありません。

本業の給与所得に加えて事業所得を得られる点も魅力で、資金を大きくかけずに始められることから幅広い層が副業ネイリストに挑戦しています。
興味を活かせて働き方の自由度も高いことが、副業として選ばれる理由と言えるでしょう。

国で副業を推奨!OLさんも副業が可能になった

本業と副業の文字と虫めがねの画像

近年では企業勤めの方でも条件を満たせば副業が可能になりました。
厚生労働省​の​『副業・兼業の促進に関するガイドライン』に詳しい条件が記載されていて、国が推奨するのもあり、副業を認める企業も増加しています。

新しいことに挑戦したい、好きなことでお金を稼ぎたい、スキルアップしたいなど、副業が成長につながる可能性もあるので、余裕のある方は副業を始めてみるのもいいかもしれませんね。

副業解禁で変わったこと

前述の通り、国が副業や兼業を後押していることで、現在では副業を認める企業がどんどん増えてきています。
以前は「副業は禁止」というのが一般的でしたが、今ではダブルワークやスキマ時間の活用が社会全体で広まり副業でネイリスト活動をする方も増えてきました。
副業を通してスキルアップを目指したり将来的な独立を視野に入れている方も多く、ネイル業界でも柔軟な働き方が注目されています。

ただし、どの会社でも副業が認められているわけではないため、自分の職場の就業規則をしっかり確認することが大切です。
住民税の扱いや労働時間の調整など、始める前にしっかり確認するようにしましょう。

ネイリストの仕事を副業にするために必要なこと

ポイントを提示するエプロン姿の女性

副業としてネイリストをすることは可能ではありますが、働き方によって難しい場合もあります。
まずサロン勤務ですが、通常ネイリストは正社員かアルバイト・パートで働くようになります。

多くのネイルサロンはシフト制のため、『本職が休みの日だけ働きたい』といった希望が100%叶うわけではありません。
ただこれは雇い主との話し合いになるので、毎週休日の土曜のみ勤務OKとなれば、サロンと本業を両立させることは可能になります。

ネイリストにはサロンで働く以外にも、休日のみ自宅サロン、出張ネイルなど様々な働き方の選択があるので、工夫次第で副業として働くことは十分できるでしょう。

副業にネイリストを選んだ場合の働き方

こぶしを握って意気込む女性の画像

ネイリストを副業にする場合は、自分のライフスタイルや目指す方向性に合わせていくつもの働き方から選べるのが大きな魅力です。
本業のスケジュールを優先しながら取り組める方法も多く、未経験からでもスタートしやすいのが特徴。

ここでは、ネイルチップ販売・出張ネイル・自宅サロン・休日のみサロン勤務など、副業として選ばれる代表的な働き方を紹介します。
自分に合ったスタイルを選ぶための参考にしてみてくださいね。

自作したネイルチップを販売する

サロンでお客様に施術をするだけではなく、ネイルチップを自作し販売するのもネイリストのできる仕事になります。
成人式や結婚式でオーダーチップをサロンに頼む方も多くいますよね。

他にも、仕事柄ジェルネイルができない方や、休みの日のみデザインをしたい方には、手軽に楽しめるネイルチップが人気です。
自分のペースで作成することができるので、お客様に入るのにまだ抵抗のある方や、副業初心者の方におすすめの働き方ですよ。

■オンラインショップを持つ

作成したネイルチップは、オンラインショップを使って販売するのが主流です。
最近では個人作家さんが集うオンラインショップのサイトも充実していて、多くの方がオンラインで自分のお店を構えて商売をしています。
店舗を路面に構えるのは時間もお金もかかり敷居が高いですが、オンラインショップならサービス料のみではるかに安く済みますし、手軽に始められるのも魅力ですよね。
自分のペースで作成や販売をしていきたい方におすすめです。

出張ネイリストをはじめる

ネイルサロンを構えるとなるとまず場所が必要ですし、最低限の設備を整える必要があるため、まとまった金額の初期費用がかかってしまいます。
初期費用を極力抑えたい場合は、出張ネイリストとして働くのがおすすめです。

道具さえあれば出張先での施術になるので、店舗を借りる費用や、テーブルやソファ、収納棚など揃えなければならない家具やアイテムが必要ありません。
ただ、移動に交通費がかかってしまうのと、出張先がネイルをしやすい環境にあるかが分からないのがリスクといえます。
メリットもデメリットもあるので、よく考えてから選択しましょう。

■個人宅やイベント会場などに出向むく

出張ネイリストは、個人宅やイベント会場に出向くような働き方になります。
SNSを使って宣伝をしたり、地域の行事やイベントにネイルを入れてもらうなど、営業能力も必要になってきます。

自宅に来てもらえるのは助かると喜ばれることがある一方、個人のやり取りの場合、金銭関係やものが無くなるなどトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
起きないことが一番ですが、万が一を考え事前に対策を練る、起きた時の対応を考えておくなど、あらかじめシミュレーションをしておくことが大切です。

また、持っていける道具には限りがあるため、できるデザインが限定されることも頭に入れておきましょう。

自宅サロンを開く

開いた部屋やスペースを使って、自宅サロンを開く方は増えてきました。
自宅なら出勤時間もかからず自分のペースで働けるため、副業ネイリストとしては自宅サロンの選択が一番多いです。

ただ自宅サロンをいきなり開いたところでお客様は来ないので、SNSで地道に宣伝したり口コミを広げてもらったりと、営業努力が必要になってきます。
自宅サロンから人気が出て店舗を構えたネイリストも多くいるので、いずれネイリストを本業にしたい方はこの方法がおすすめです。

休日だけネイルサロンで働く

休日が決まっている方は、休日のみサロンで働く方法も可能ではあります。
これは雇い主のサロンとの契約になるので、サロン側が『毎週土曜日〇時~〇時』をOKとすれば問題なく働けます。

最近は人手不足のネイルサロンもあり、お客様の来店が増える土日祝日の勤務ができるネイリストを求めるところも少なくありません。
ただし、休日をアルバイトに当てる場合、疲労は必ず蓄積されます。
体力に自信のある方なら良いでしょうが、不安な方はよく考えてから決断してくださいね。

■ネイルサロンの求人を探す

休みの日にネイリストとして働くなら、まずはネイルサロンの求人を探しましょう。
フルタイム&正社員募集のところは難しいですが、週2〜3回の勤務、短時間OKと記載があるところなら、とりあえず応募してみて交渉すると希望の働き方ができるかもしれません。

ただしサロン側も休日の勤務希望者より、もう少し働いてくれるネイリストさんを求めている場合がほとんどのため、ダメもとで採用されればラッキーくらいの感覚で臨むようにしてください。

副業でネイリストをするメリット

MERITの文字が書いてある積み木

ネイリストを副業にすると、収入面だけでなく働き方やスキル面でも得られるものがたくさんあります。
本業の合間に取り組める柔軟さや好きなことを仕事にできる楽しさなど、魅力はさまざま。

ここからは、副業ネイリストとして活動することでどんな良い点があるのか、いくつかのメリットに分けて紹介していきます。
好きなネイルを活かしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

副業分の収入が増える

副業だと、単純にお小遣い稼ぎができますよね。
隙間時間に好きなことをしてわずかでも収入が増えれば嬉しいものです。
増えた収入で好きなものを買ったり貯金したりと、お金にゆとりをもてるのは大きなメリットといえます。

好きなネイルを仕事にできる

ネイリストになりたいと思う方は、やっぱり『ネイルが好き』の気持ちが強くありますよね。
収入は多いに越したことはありませんが、『それなりの収入だけど好きな仕事』と『好きではないけど高収入な仕事』だと、大きな収入は得られなくても好きな仕事をしたいと思う方も少なくないはず。
好きなことを仕事にできるということは、お金以上に価値のあることなのかもしれません。

副業ネイリストなら低リスク・低コストで始められる

いきなりネイリスト一本でやっていくのは、様々な面でリスクがありますよね。
副業だと本業の給与で生活は保障されているので、低リスク&低コストで始めることができます。
軌道に乗れば本業にする選択もできますし、まずは副業で始めるのがおすすめです。

空いた時間を有効活用できる

副業は空いた時間で行うため、隙間時間を有効活用できます。
フルタイム勤務とは違い、短時間でお金を稼げるのって魅力的ですよね。
自宅サロンの場合、午前中は用事を済ませて午後から一組のみなど、自分の都合に合わせて働く時間を選ぶこともできます。

本業以外のスキルや経験を磨くことができる

副業ネイリストの魅力は収入だけではありません。
本業とはまったく別のスキルや経験が身につくのも、大きなメリットのひとつです。

たとえば接客や営業活動の他にもブログ・SNSでの作品紹介や料金設定・材料費の管理など、ネイルを通じて学べることは想像以上にたくさんあります。
こうした経験は将来的に独立や起業を考えたときにも役に立ちますし、一般的な職場では得られないスキルやノウハウを積むことができるでしょう。

また、副業で得たスキルが本業に活かされるケースも少なくありません。
お客様対応のパフォーマンスが上がったり、ダブルワークが良い相乗効果を生む可能性もあります。

勉強やチャレンジはハードに感じることもありますが、好きから始めた活動だからこそ続けやすく自分の成長も実感しやすいはず。
スキマ時間でスキルアップできる副業ネイリストは、働きながら新しい可能性を広げたい方にぴったりの選択肢の1つです。

息抜きができる

毎日職場と家の往復で休みの日にグッタリしている方は、副業が良い息抜きになるかもしれません。
休みの日に副業なんて、疲れるのでは?と思いがちですが、好きなネイルをすることや、お客様が喜んでくれるなど、気持ちの面でリフレッシュできることもあります。

副業でネイリストをするデメリット

DEMERITの文字が書いてある積み木

魅力が多い副業ネイリストですが、実際に始めてみると大変に感じる場面もあります。
本業と両立するための時間管理や技術・経費・手続きにまつわる負担など、あらかじめ理解しておきたいポイントも少なくありません。

ここでは、副業としてネイリストを選ぶうえで注意しておきたいデメリットをいくつかの項目に分けて解説します。
始めてから「想像と違った」とならないよう、ぜひ参考にしてみてください。

本業と両立させるための体力的が必要

休日に副業をすると、単純に休みが減ってしまいますよね。
短時間とはいえ仕事をするので、週二日の休みが一日になりますし、ネイリストはサービス業なので気疲れもあります。
本業と両立するためにはそれなりの体力が必要です。

初期費用や固定費が必要

働き方にもよりますが、自宅サロンの場合最低限の設備が要りますし、チップ販売ならオンラインショップのサービス料がかかるなど、どの働き方を選んでも初期費用が必要です。
また、毎月の仕入れ代など、固定費もかかってきます。
お客様が固定するまでは赤字になる可能性もあるため、そこは覚悟をしておきましょう。

集客する必要がある

開業すれば自動的にお客様が来るわけではありません。
ホームページやSNSで地道な集客を続け、お客様を固定させる必要があります。

また、一度ご来店されたお客様が次も来てくれるとは限りませんよね。
集客は一番の課題なので、新規のお客様を入れる集客と、ご来店のお客様に再来してもらう集客をずっと考えていくようになります。

確定申告など面倒な手続きがある

週に一度しか働いてないとしても、副業の収入が一定の金額を超えると事業を営んでいると見なされ、確定申告が必要になります。
これは法律で決まっているので、気にせず副業を続けると様々なトラブルになります。
副業を始める前に、確定申告についても学んでおくと良いでしょう。

会社によってはネイリストの副業がバレでトラブルになることがある

副業を認める企業が増えてきたとはいえ、まだまだNGのところもありますよね。
そんな中こっそり副業を始めて、会社にバレてトラブルになるケースも少なくありません。

厳重注意だけで済めば良いですが、減給や始末書の提出、最悪の場合は懲戒解雇になってしまう可能性も!
サービス業のネイリストは相手のいる商売ですし、オンラインショップも記録が全てwebに残るので、噂や記録でバレるリスクは高いと言えます。
取り返しのつかない事態にならないために、内緒で始めるのはやめておきましょう。

副業ネイリストの収入はどのくらい?

豚の貯金箱とお金のおもちゃの画像

気になるのは『副業ネイリストはいくら稼げるのか?』ですよね。
働き方にもよりますが、週一回、お客様単価7,000円、一日二組の場合、14,000円×4日で月56,000円となり、自宅サロンや出張ネイリストの場合5万円前後になります。

ただし、自分の理想の働き方ができてこの金額なので、一日一組しか来なかった場合、単価が低かった場合、営業できなかった週があるなど、順調にいかなかった場合はもっと低くなってしまいます。

チップ販売は『チップを作成→ネットショップで販売』の流れになりますが、いつチップが売れるかはわかりません。
多く売れる月や、全く売れない月もあるでしょう。
また、チップを作成する時間も必要なため、月にどのくらい作成できるかが売上に大きく影響してきます。

未経験からネイリストを副業にするための3つの手段

ネイルの施術をしている手元の画像

ネイリストを副業にしたいなら、まずは資格取得を目指すのが一番の近道です。
続いて、ネイルの知識や技術の学び方について解説していきます。

1.ネイルスクールに通い資格と知識を身につける

ネイルの知識がほとんどない方は、ネイルスクールに通うのがおすすめ!
ネイルスクールは基本の知識や基礎〜応用の技術まで講師がしっかり教えてくれ、集中して学ぶことができます。

サロンがスクールを運営していることがほとんどですので、サロン運営のやり方を身近で見れるのも大きなメリットです。
まとまった金額がかかってしまいますが、ほとんどのサロンが資格取得を目指してコースを作っているため、資格取得には一番の近道といえます。

2.通信講座で必要な資格を取得する

スクールに通うのが難しい方は、通信講座を使って学ぶ選択肢もあります。
隙間時間や休みの日など、自分のペースでできることが最大のメリットです。

基本はテキストや動画を見て学ぶことになりますが、実技の直接的な指導はないため、細かい部分が分からないというデメリットもあります。
自己管理ができる方で、ネイルスクールより安く済ませたい方におすすめです。

3.独学で勉強する

最近ではSNSを使って独学で資格取得を目指す方も増えてきました。
独学だと完全に自分のペースでできますし、スクールにかかる費用が必要ないため、あまりお金をかけられない方にはもってこいの方法ですよね。

ただし、自分で動画を見つける、分からない部分はネットで検索するなど、情報を自ら取得しなければならないといった労力が要ります。
また、間違った知識や技術を発信している方もいるため、正しい情報を見抜けるのかが重大なポイントになります。

副業をはじめる時に注意すること

注意を呼びかける女性の画像

副業は魅力的ですが、始める時に気をつけることがあります。
注意事項をまとめてみたので、しっかり確認しましょう。

副業でも当然技術力は必要になる!

「副業だし、そこまで技術はいらないかな」と思うかもしれませんが、実際はそうもいかないのがネイルの世界です。

お客様からすれば副業かどうかは全く無関係で「満足できる仕上がり」や「安心して任せられるかどうか」が判断の基準になります。
ネイルは仕上がりがそのまま見た目に反映されるため、ほんのわずかなミスや技術の差が評価や口コミに直結してしまう可能性も。

特にジェルの扱いやケアの工程にはある程度の知識やスキルが必要で、それが不十分だとトラブルの原因になることもあるので気を付けましょう。

しっかりとした技術があればお客様の信頼やリピートにもつながり、結果として自分のモチベーションアップにもつながっていきます。

副業でも本業でもネイリストとして大切なのは「技術を磨き続ける意識」を持ち続けることです。

「副業の可否」を職場に確認する必要がある

一番気をつけなければならないのが『副業の可否の確認』です。
いくら国が副業を推奨してるからと言って、全ての企業が副業を許可しているわけではありません。

勝手に始めると大きなトラブルになる場合もあるため、自身の職場のルールをきちんと把握しておきましょう。
職場で禁止されているなら、やらないことが賢明です。

必要に応じて税務署へ開業届が必要

副業に限らず何か事業を始める場合、事業開始日から原則一カ月以内に『開業届』を税務署に提出する必要があります。
事業開始日とは、サロンをオープンした日や、オンラインショップの店舗を構えた日です。

しかし、開業届を出さなかったとしても特に罰則はなく、開業した年度の収支報告を確定申告すれば、開業届を出したのと同じ扱いになります。

必要応じて確定申告が必要

副業の収入・所得の合計が年間20万以下であれば不要ですが、一定の条件を満たすと確定申告をする必要が出てきます。
つまり、会社員が副業としてネイリストをする場合『ネイル事業で年間20万円以上の所得があれば確定申告が必要』になります。

ここでのポイントは、売上=所得ではないということ。
所得とは売上から必要な経費を差し引いた分の金額で、この金額が20万円を超えると確定申告が必要です。

所得があるのに確定申告をしないと無申告扱いになり、重大なペナルティが課せられます。
副業をするなら、こういった知識も身につけておきましょう。

副業ネイリストの応募方法は?

応募の流れは一般的なアルバイトとほぼ同じですが、副業ならではのポイントもあります。
ここでは、履歴書や面接で気をつけたいことを詳しく解説します。

履歴書を提出

副業ネイリストとして応募する際も、履歴書の提出は基本です。
とはいえネイル専門の職種だからといって特別な形式があるわけではなく、一般的な履歴書でOKです。

記入時のポイントは副業であることを明記することと、働ける曜日・時間を具体的に書いておくこと。
「ダブルワークのため週1〜2日勤務希望」「土日どちらかは勤務可能」など、予定がわかるように記載しておくと先方とのやり取りもスムーズになります。

また、ネイルスクールの受講歴や検定・資格がある場合は、きちんと記載しましょう。
まだ資格を持っていない方でもネイルに関する勉強や活動歴・作品の写真を添えるなどして、ネイリストとしての意欲が伝わる履歴書にすることが大切です。

面接を受ける

面接では働ける曜日や時間帯・ネイル経験の有無や、副業としての働き方などを聞かれることが多いです。
ダブルワークになることや希望の勤務スタイルは、口頭でもはっきり伝えるようにしましょう。

また、サロンによっては簡単な実技チェックがある場合もあります。
あらかじめネイルチップなどで自分の作品を用意しておくと印象が良くなるのでおすすめ。

質問にしっかり答えるだけでなく「お客様にどう向き合いたいか」「将来どうなりたいか」など、自分の思いを伝えることも大切です。

よくある質問Q&A

Q&Aと書いてある積み木

最後に、副業ネイリストについてよくある質問について回答していきます。

ネイルの資格がなくても副業ネイリストとして働ける?

資格がなくても働けます。
ネイリストの資格は国家資格ではないため、資格がなくともネイリストを名乗ることはできます。
ただし、無資格だと集客に苦労する可能性があります。
資格なしで自宅サロンを成功させている方もいますが、ホームページやSNSで集客をする際『一級ネイリスト』や『認定講師』など資格を持っている方がお客様から選ばれやすいです。
資格は技術の証明にもなりますし、お客様に安心感を与えるためにもできるだけ取得しておくのが良いでしょう。

ネイリストを副業にした場合、個人事業主になるの?

自宅サロンやオンラインショップなどは、自分で事業を運営していることになりますよね。
このように個人で事業を営んでいる場合、個人事業主に該当します。
ネイルサロンでアルバイトやパートをする場合ですが、サロン側からお給料をもらう形になるため、事業主は雇い主であるサロン側です。
この場合は個人事業主に該当しません。

ネイルサロンを掛け持ちしても副業になる?

正社員として企業に勤める方が、休みの日や空いた時間にアルバイトやパートをすることが『副業』です。
つまり、ネイルサロンに正社員として勤務していて他のサロンでアルバイトする場合は副業ですが、二つのネイルサロンに正社員ではない形で勤めているなら副業ではありません。
この場合『掛け持ち』や『Wワーク』といった表現になります。

まとめ:副業にネイリストを選ぶのはおすすめ!

ファイリングのネイルケア中の手元のアップ

副業にネイリストを選ぶのはおすすめです!
もしネイリストを副業にするなら、まずは働き方を考えることからはじめましょう。
自宅サロンなら空きスペースに施術台を作る、出張ネイリストなら出張セットを用意する、チップ販売ならオンライン店舗を構えるなどですね。

それが決まったら、資格取得やSNSの運用など、具体的に進めていきます。
ただし、副業は企業の許可が要りますし、確定申告が必要な場合もあります。
大きなトラブルにならないために、きちんと許可をもらう、確定申告や開業について最低限の知識は学んでおくなど、ルールを守って行うようにしてくださいね。

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