男爪と女爪の違いは?ネイルケアで爪の形を綺麗な女爪にする方法を解説 | ネイル女子

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「爪の形が横に広くて指先が太く見える」「女爪にしたいけど方法がわからない」
そんな悩みを感じたことはありませんか?

爪の形は遺伝だからと諦めがちですが、実は正しいケアを続ければ男爪も縦長のきれいな女爪に近づけることは可能です。
ポイントはハイポニキウムの育成と保湿、そして爪のカットや甘皮ケアのコツを押さえること。

この記事では、男爪と女爪の違いから自宅でできるセルフケアの方法、サロンでのおすすめメニューまでわかりやすく解説しています。

指先の印象を変えて女性らしいほっそり爪を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

男爪と女爪の違い

綺麗な爪のイメージ

爪の形には人それぞれ個性があり、大きく「男爪」と「女爪」に分けられます。
形の違いだけで指先の印象や雰囲気が変わるため、爪のお手入れを考えるうえで知っておくと役立ちます。

ここからは、男爪と女爪の特徴をわかりやすくご紹介します。

男爪とは

男爪とは、横に広くて縦が短い形の爪のことです。

一般的に男性に多い形とされますが、遺伝によって女性にも見られることもあります。

爪の幅が広いことで指先ががっしりとした印象になり、ほっそりした女性らしい雰囲気とは少し離れてしまうのが特徴です。

爪切りで深くカットしすぎたり噛み癖などが続くと爪が横に広がりやすくなるため、元々の形に加えて生活習慣も大きく影響します。

女爪とは

女爪とは、縦に長くて横幅がすっきりした形の爪を指します。
爪のピンクの部分(ネイルベッド)が大きく縦に伸びているため、指先がほっそりと長く見えるのが特徴です。

女性らしい上品な印象を与えやすくネイルデザインも映えやすいので、多くの人が憧れる形といわれています。

遺伝による影響もありますが、日頃のケアを続けることで今よりきれいな女爪に近づけることも可能です。

男爪を女爪に変えることは可能?

悩んでいる女性

「男爪だから女爪にはなれない」と思っている方も多いかもしれませんが、実は日頃のケアで理想の形に近づけることは十分可能です。

爪の形は遺伝の影響が大きいものの、正しいお手入れや育爪を続けることで縦長でほっそりとした女爪に近づけることができます。

ここからは、きれいな爪の特徴や女爪にするためのポイントを詳しく解説していきます。

綺麗な爪の特徴

男爪・女爪に限らず、そもそも「綺麗な爪」とはどのような爪のことでしょうか?
まずは、綺麗な爪だと思われている人の爪の形の特徴を知っておきましょう!

■爪のピンクの部分が大きく縦長

爪には皮膚とくっついているピンク色の部分(ネイルベッド)と、皮膚から離れている白い部分(フリーエッジ)があります。

綺麗な爪のイメージとしては、ピンクの色の部分が縦に長く、フリーエッジが指の腹側から見たときに2〜3ミリ伸びている状態が良いとされます。
ネイリストが受検するネイリスト技能検定でもモデルさんを上記のような長さに整えることが多いです。

■長方形のような形で爪先が広がっていない

爪先が横に広がらずに全体がすっきりと長方形に近い形が、きれいな爪の特徴の一つです。
この形だと爪の縦ラインが強調されるため、指先がほっそりと長く見えて女性らしい上品な印象になります。

逆に爪先が横に広がってしまうと指が短く太く見えがちなので、爪のサイドラインをまっすぐ整えて広がりを防ぐことが大切です。

カットや爪やすりで形を整える際は先端だけでなく両サイドも意識して削ると、美しい長方形のシルエットを保てますよ。

ポイントはハイポニキウムの長さ!

美しい女爪を目指すうえで、実は大きなカギを握っているのが「ハイポニキウムの長さ」です。

ハイポニキウムとは、爪の裏側でピンクの部分を支えている皮膚のことで、これが長いほどネイルベッド(ピンク部分)が縦に伸びて見えます。
逆にハイポニキウムが短いと爪のピンク部分が小さくなり、横に広がった男爪のような印象に。

だからこそ、ハイポニキウムを育てて守ることが、ほっそり縦長の女爪に近づける一番のポイントになります。

正しい保湿とカット方法を続けて、健康なハイポニキウムを育てていきましょう。

男爪を女爪に変える方法

ネイルサロンでネイル施術を受ける

男爪を女爪に近づけるには、毎日のセルフケアがとても大切です。
爪の形を劇的に変えるのは難しくても、正しいケアを積み重ねることで指先の印象は驚くほど変わります。

ここからはハイポニキウムの育成や保湿・爪の整え方など、女爪にするために取り入れたい具体的な方法を順番にご紹介します。

ハイポニキウムを保湿して育成する

ハイポニキウムを育てるには、通常の保湿だけでなく「爪裏を意識したケア」が大切です。
ハイポニキウムは乾燥や間違ったカットで簡単に後退してしまう繊細な部分。
オイルを爪表面だけに塗るのではなく爪先の裏側にもしっかり塗り込むことで、乾燥を防ぎながらハイポニキウムを育てることができます。

れを続けるとピンクの部分が徐々に縦に伸び、縦長できれいな女爪に近づけることが可能です。
ポイントは毎日こまめに保湿を続けること。
小さな積み重ねが理想の爪を作ってくれますよ。

爪の保湿を怠らない

綺麗な爪というのは形だけでなく、ツヤがあることも大切です。
乾燥した爪は折れたり割れたりをしやすいので、保湿をして潤った爪にすることは非常に大事。
ネイルオイルを使って常に潤いを与えましょう。

オイルを塗った後にハンドクリームを塗ると保湿力が持続するので併用するのが◎
ネイルオイルは容器の形状や香り、塗った時のテクスチャーなどの点から自分に合ったものを選ぶことで長く使い続けやすいです。

持ち運びしてこまめに塗ることが重要なため、ロールオンタイプやペンタイプが最初に購入するネイルオイルには向いているでしょう。

爪切りは使わず「爪やすり」を使う

爪切りの使用は爪に負荷を与えやすく、二枚爪や割れ爪の原因になります。
また、切りすぎてしまい深爪になってしまうリスクもあるので爪の長さを短くしたい時はエメリーボード(爪やすり)を使用しましょう。

ちなみに、エメリーボードにはさまざまな目の粗さ(グリッド数)があります。
自爪を削るのに適しているのは100〜180Gですが、100Gはかなり削れるので初心者の方は150〜180Gのものがおすすめです。

深爪にならないように意識する

爪の噛み癖があって深爪になってしまうという方は、まずは噛み癖を治しましょう。
ジェルネイルをしたら治ったという人は結構多いので、ジェルネイルOKな生活環境ならやってみるのはおすすめです。

他にも絆創膏を貼ったり、噛み爪防止用のマニキュアを使用してみたりしても良いかもしれません。

癖を治すために大事なのは噛み癖が起きてしまう状況に気がつくことです。
例えばイライラしたときに爪を噛みやすいことに気づいたら、イライラした時は手を握ってやり過ごすようにするなど、意識して変えてみましょう。

甘皮処理をする

男爪を女爪に近づけるためには、甘皮処理がとても重要です。
甘皮が爪の根元に残っていると爪のピンク部分(ネイルベッド)が短く見えてしまい、爪全体が横に広く縦が短い印象になってしまいます。

定期的に余分な甘皮を優しく押し上げて取り除くことでネイルベッドが縦に見える範囲が広がり、自然と縦長の女爪に近づきます。

ただし、無理に甘皮を切りすぎると逆に炎症を起こすこともあるので、セルフケアの場合はプッシャーで優しく整える程度にするのがおすすめですよ。
甘皮処理を習慣にして、指先をすっきりきれいに見せましょう。

ネイルサロンでケアしてもらう

セルフケアも大切ですが、男爪を女爪に近づけたい方にはネイルサロンでのケアもおすすめです。
プロのネイリストによるケアは甘皮処理や形の整え方が的確で、セルフでは届かない部分までしっかりお手入れをしてもらえます。

爪の状態に合わせた専用のケアメニューや保湿方法の提案をしてもらえるので、途中で間違った方法を続けてしまう心配もありません。

自分では難しい部分をプロに任せて、日頃はホームケアを続けるのがベストな方法です。
定期的にサロンでメンテナンスを受けることで、きれいな女爪をより早く目指せますよ。

男爪から女爪にするためのセルフネイルケアのやり方

ネイルケアをする

男爪を女爪に近づけるには、サロンケアだけでなく自宅でのセルフケアを続けることがとても大切です。
毎日の小さな習慣の積み重ねが、指先の印象を大きく変えてくれます。

ここでは自分でできる基本のセルフネイルケアのステップを順番に解説するので、ぜひできることから取り入れてみてくださいね。

1.エメリーボードで爪を短めにする

まずはエメリーボード(爪やすり)で爪を削ります。
エメリーボードを動かす時に往復でガリガリと削ってしまうと、二枚爪の原因になるので、一方方向に動かして削るようにしましょう。

また、力の入れ過ぎも良くありません。
エメリーボードは親指と人指し指・中指で挟んで持ち、力みすぎないように持ってください。

■エメリーボードは面取りしてから使おう

おろしたてのエメリーボードはエッジが鋭利なので皮膚を切ってしまうことがあります。
怪我をしてしまわないように必ず「面取り」を行いましょう。
面取りをするには、エメリーボードかネイルファイルをもう1本用意します。
使い古したものでOKですが、ない場合は新しいもので大丈夫です。
使用したいエメリーボードのエッジをもう1本のネイルファイルの面で擦って角を取りましょう。
4辺全て行えば面取りは完了です!

2.爪先をラウンドかオーバルに整える

セルフネイルケアしている手元の様子

爪の長さが指の腹側から見て2〜3ミリ程度になったら、爪先の形を整えます。
爪先の形は主にラウンド・オーバル・ポイント・スクエア・スクエアオフの5種類がありますが、自爪で生活するならラウンドもしくはオーバルにするのがおすすめです。

■ラウンドの整え方

ラウンドの整え方は、まずは爪先の形が円の弧のような自然な丸みになるように削ります。
その後左右のサイドストレートをまっすぐに整えれば完成です。

■オーバルの整え方

オーバルは、爪の形が卵型のような形です。
そのため、爪先はラウンドより深いカーブに整えます。
サイドストレートも爪先に向かって緩いカーブになっているように整えれば完成となります。

3.甘皮ケアをする

爪の長さと形が整ったら、甘皮ケアを行います。
甘皮ケアをしっかりと行うことで爪の縦の長さが少し伸びるので、縦に面積が広がります。
キューティクルリムーバーを爪の根元に塗布して甘皮をふやかします。
メタルプッシャーで甘皮を優しく押し上げた後に、キューティクルニッパーで甘皮を除去します。
キューティクルニッパーは刃の角度を間違えると出血する可能性もあるため、慣れないうちは使わなくてもOKです。
その場合はメタルプッシャーの後に濡らしたガーゼかウェットティッシュで爪の表面を拭き取ると、余分な甘皮を絡め取ることができます。

4.ネイルオイルで保湿ケアをする

きれいな女爪に近づけるには、ネイルオイルでの保湿ケアが欠かせません。

特に、育爪を意識する場合は爪の表面だけでなく、爪先の裏側(ハイポニキウム周辺)にオイルをしっかり流し入れるのがポイントです。
オイルを爪の根元や爪先に塗ったら、指でやさしく揉み込むようにして爪裏まで浸透させましょう。

これを毎日続けることでハイポニキウムが乾燥で剥がれにくくなり、ピンク部分が縦に育ちやすくなります。
外出先でもこまめに塗れるよう、ロールオンタイプやペンタイプのオイルをストックしておくと便利ですよ。

よくある質問

木製キューブに書かれたQ&A

最後に、ネイルサロンで行われている「自爪育成メニュー」に関する質問が多いので、紹介しますね!

すべてのネイルサロンが扱っているわけではありませんが、ネイルサロンの中には自爪育成に関するメニューを取り扱っているところもあります。
もし自分の家の近くなどで自爪育成メニューがあるネイルサロンを探したい時は「地域名自爪育成」や「地域名自爪ケア」で検索してみてください。

ネイルサロンでできる自爪育成のメニュー内容は?

ネイルサロンでできる自爪育成のメニューは、目的や状況に合わせていくつか種類があります。

■ネイルケア+ホームケア

最も一般的な自爪育成メニューは本記事でご紹介したようなネイルケア+ホームケアが内容になっているものです。
ネイルサロンでしっかりネイルケアをしてもらい、自宅ではネイルオイルを使ってしっかり保湿をすることで美爪になっていきます。
サロンが自爪育成メニューとしていなくてもネイルケアメニューを行っているネイルサロンは多いです。
ネイルサロンのネイルケアメニューに月1~2で通いながら、自分自身でしっかりとホームケアを行えば同じような効果を得られる可能性も高いでしょう。

■ネイルケア+ベース&トップ+ホームケア

次にネイルケア後に補強としてベースコート&トップコートを塗って仕上げてくれる自爪育成メニューを取り扱っているサロンもあります。
深爪や男爪だけでなく、割れやすかったり折れやすかったりする爪にお悩みの方におすすめのメニューです。
ジェルネイルより強度は少ないですが、より自爪に近い感覚で過ごせるのでジェルネイル特有の厚みやぷっくり感が苦手な方には特に相性が良いでしょう。
ホームケアはやはり大事なのでしっかり行ってくださいね。

■ジェルネイル+ホームケア

ジェルネイル(ネイルケアをしっかり行った後にジェルネイルをする)とホームケアというメニューのサロンもあります。
自爪育成中にもジェルネイルでおしゃれをしたりテンションを上げたりしたいという方にぴったりです。
ジェルは自爪を削らないパラジェルやカルジェルなどのいわゆるノンサンディングジェルと呼ばれるジェルを使用することが多く、自爪を傷ませずジェルネイルをしながら自爪育成をすることができます。

■長さ出し+ホームケア

深爪や噛み爪にお悩みの方で、長さ出しをして綺麗な爪の形を楽しみながら自爪を育てていきたい方におすすめのメニューです。
長さ出しの方法にはジェルスカルプチュアやアクリルスカルプチュアがあります。
施術時間も費用も1番かかってしまいますが、綺麗な形の爪を楽しみながら自爪育成をしていけるのでモチベーションを保てるでしょう。
深爪で炎症が起きている場合には施術をできないとお断りされてしまうこともあるので注意してください。
痛みや炎症がある場合には医師による治療が必要です。
ネイルをするよりも前に皮膚科や整形外科を受診してくださいね。

● まとめ

美しい指先

男爪と女爪の違いを知るだけでも、自分の爪の状態を客観的に見直すきっかけになります。
形は生まれつきだから仕方ない…と思われがちですが、正しいお手入れを積み重ねればほっそりとした女爪に近づけることは十分に可能ですよ。

大切なのはハイポニキウムを意識した保湿や爪切りを使わずにやすりで整えること、そして甘皮ケアを習慣にすること。
こうした小さな積み重ねが、いつの間にか指先を美しく変えてくれます。
一人では続けにくいと感じたら、ネイルサロンでプロのネイリストに頼ってみるのもいいでしょう。

爪が変わればネイルデザインを楽しむ幅が広がり、指先を見るたびにちょっとした自信も生まれるはずです。
焦らず無理なく今日からできることを一つずつ積み重ねて、あなたらしい美しい女爪を育てていきましょう。

おすすめのネイルオイルやハンドクリームについてはこちらの記事を参考にしてください♪

プロが教えるハンドケアのやり方とおすすめアイテムを紹介
https://www.nailjoshi.com/95604/
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