大人気のマグネットネイルですが、実は「マットコート仕上げ」も可愛いのをご存知でしょうか?
マグネットネイルとマットトップの組み合わせは、他にはない独特の魅力を楽しむことができます。
マグネットの輝きを、あえてマットトップで抑えることで、スリガラスのようなオシャレな仕上がりに。
この記事では、マグネットネイルのマット仕上げについて、おすすめの理由や人気のデザインをご紹介します。
マグネットネイルのマット仕上げとは

独特の輝きが素敵なマグネットネイルですが、マットコートで仕上げても違った魅力を放ってくれます。
通常のツヤ仕上げは、マグネットの煌めきとジェル特有のツヤが相まって、キラキラと美しい奥行きのあるデザインになります。
それをマットコートで仕上げると、お洒落かつ落ち着き感のある印象が強くなります。
鮮やかなカラーでも、マット仕上げにすると輝きの主張が強くならないので、オフィスネイルでも使いやすいデザインにできますよ。
マグネットネイルにマットがかわいい理由

続いて、マグネットネイルのマット仕上げがかわいい具体的な理由を解説していきます。
ラメの輝きが抑えられる
マグネットジェルにマットトップを塗ると、ラメの輝きが控えめになります。
これは、マットトップが光を反射しにくくするためです。
通常、光が表面に反射することでラメが輝くのですが、マットトップは表面を滑らかにせずに微細な凹凸を生み出し、光の反射を抑えてくれます。
その結果、ラメの輝きが抑えられることにより、落ち着いた上品な雰囲気のネイルに仕上ります♪
透明感のあるすりガラスのような質感になる
マグネットジェルにマットトップを塗ると、表面に滑らかな透明感が生まれ、サラサラとした質感に。
まるで「すりガラス」のようで、モードっぽさもあり、お洒落な大人の雰囲気になります。
ネイル全体が柔らかく、上品な仕上がりになるのでオフィスネイルにもオススメです♪
ベースカラーが目立つようになる
マグネットジェルにマットトップを塗ると、表面の光沢が抑えられるだけでなく、ツヤがある時よりも、ベースカラーがよりはっきりと目立ちます。
マットトップは光を散乱させるため、ネイルの表面が滑らかながらも輝き方が控えめになり、ベースカラーの色味やテクスチャーが際立ちます。
これによりベースカラーがより一層引き立ち、一気におしゃれに仕上がります♪
マット仕上げのマグネットネイルの人気デザインを紹介

マット仕上げのマグネットネイルといっても、様々なデザインがあります。
そこで、代表的なデザインを画像付きで紹介していきます。
ワンカラーマグネット×マットトップで仕上げる

全面にマグネットジェルを塗って、マットトップを組み合わせると、独特の落ち着いた輝き方をします。
このデザインは、ラメが控えめになるため、オフィスなどのフォーマルな場面でも違和感なく楽しめます♪
マットトップが与える上品さとマグネットジェルの特徴が見事に融合し、とてもおしゃれな印象に仕上がります。
シンプルでありながらも、少し個性的なスタイルを求める方におすすめのデザインです。
全面マット×ツヤの部分をマグネットに

マットネイルにマグネットのアクセントを加える、斬新なデザインです♪
まず、マグネット以外のカラージェルを塗ったら全体をマットジェルで仕上げます。
その後、部分的にマグネットジェルを塗り、マグネットの部分のみツヤトップジェルを重ねます。
これにより、マットの上に浮かび上がるツヤの部分が、マグネットの魅力を引き立ててくれます。
部分的にツヤのあるマグネットジェルが、程よい華やかさをプラスしてくれるので上品な仕上がりを楽しめるデザインです♪
マグネットの指だけツヤトップで仕上げる

10本中、数本だけマグネットジェルを塗ってポイントにする方法。
まず、カラージェルの指にはマットトップを塗ります。
ポイントで数本、マグネットジェルを全面に塗り、ツヤタイプのトップコートで仕上げます。
この方法は、マットとツヤの差が際立つので、マグネットネイルをより際立たせたい時におすすめなデザインですね♪
マグネットの指だけマットトップで仕上げる

先ほどのデザインとは反対に、マグネット部分だけマット仕上げにするのもおすすめです。
輝きを抑えることで落ち着き感が強くなり、オフィスでも使えるシンプルネイルに仕上がります。
やり方も簡単で、マグネット部分だけマットにし、通常のカラー部分はツヤトップにするだけ。
簡単に抜け感が出るので、派手にできない方にも使いやすいデザインですよ。
マットマグネット×ぷっくり水滴クリア

マットマグネットを個性的に仕上げたい方は、立体感のあるぷっくり水滴アートはいかがでしょう?
やり方は、マグネットジェルをマットトップで仕上げたら、水滴のようにクリアのトップをポイントで垂らすだけ。
トップジェルは粘度のあるものを使用すると、垂らした時表面張力が働き、綺麗な丸い水滴に仕上がります。
また、ノンワイプトップだとそのまま仕上げることができるので、ノンワイプで粘度の高いトップジェルを使うのが良いでしょう。
水色や薄紫のマグネットカラーを使うと、梅雨時期にピッタリの瑞々しいデザインになりますよ。
マグネットアート×マット仕上げ

最近人気なのが、中央にマグネットを集めるビー玉ネイル。
ラメを丸く中央に寄せることで、ビー玉のような奥行きある煌めきを表現したデザインです。
マグネットジェル一色でもできますが、ベースカラーに濃いカラーを塗って硬化し、その上にマグネットジェルを載せると、深みが増すのでよりビー玉っぽく見えます。
黒やネイビーなど、お好きなカラーで試してみてくださいね。
「マグネットネイル×マット」のやり方とポイント

セルフでできるマグネットとマット仕上げを組み合わせたデザインのやり方を解説していきます。
今回は上記で紹介した「水滴アート」のやり方を紹介していきます。
なお、ここでは「プレパレーション(爪の下準備)」の工程は記載していませんが、ネイルを塗る前にプレパレーションは必ず行いましょう!
必要なもの
- 基本のジェルセット(ベースジェル・硬化ライト・キッチンペーパーなどの消耗品)
- マグネットジェル
- マットトップコート
- トップジェル(ノンワイプで粘度のあるタイプ)
- 磁石
マグネットジェルはお好きなものでOKですが、水滴アートなのでブルーや紫など涼しげなカラーがおすすめです。
マットトップ、トップジェルともにノンワイプタイプだと使いやすく時短になります。
磁石も好きなものをご用意ください。
やり方と失敗しないポイント
水滴アートのやり方と、ポイントを画像付きで解説していきます。
マグネットの動かし方も分かりやすくまとめたので、是非参考にしてくださいね。
1.ベースジェルを塗って硬化

プレパレーションが終わったら、まずはベースジェルを塗布し、硬化します。
ベースジェルに凹凸があるとマグネットの光が歪むので、均一に塗るようにしましょう。
2.マグネットジェル塗布(一回目)

ベースを硬化したら、一度目のマグネットジェルを塗布します。
発色の良いタイプなら一度塗りだけでOKですが、二度塗ることでマグネットの輝きに奥深さが出るので、クオリティを求める方は二度塗りしましょう。
3.磁石を当てて硬化

磁石の当て方は好みでOKですが、水滴アートの場合全体的に光らせる方がかわいいです。
長方形タイプのマグネットは、矢印のようにサイドと上下から、中央にラメを集めることを意識して当てましょう。

円柱タイプの磁石は、爪の周りを円を描くように動かすと、ラメが真ん中に集まります。
何周か円を描いてラメを集めたら、最後は微調整で様々な角度から当て、良い感じの光り方になったら硬化してください。
4.マグネットジェル塗布(二回目)〜磁石当て

二度目のマグネットを塗っていきます。
磁石の動かし方は、先ほどの工程と同じです。
理想の光り方になったら硬化しましょう。
5.マットトップでコーティング

二度塗りが終わったら、マットトップでコーティングしていきます。
水滴部分以外はこれで仕上げになります。
爪が薄い方は、ここで強度をつけるためにビルダージェルを挟んでからマットコートを塗布すると良いでしょう。
6.水滴アートをつくる

最後はツヤタイプのトップジェルで水滴をつくります。
トップジェルは、流れにくい粘度のあるものがおすすめです。
ピンポイントでジェルを垂らし、水滴を表現していきましょう。
大きさをランダムにするとおしゃれに見えます。

ポイントは、ジェルの表面張力をうまく利用すること。
表面張力とは、ジェルが自然に平らになろうとする性質のことです。
ブラシやハケが爪に触れないようにジェルを乗せると、プルンとした綺麗な半円の形になります。
ジェルをそっと爪に垂らすイメージで行うと失敗しないでできます。

ジェルは多めにとると、イメージ通りのぷっくりとした厚みのある水滴に仕上がります。
ノンワイプトップを使うことで、硬化したらそのまま完成になるので、時短で綺麗に仕上げたいならノンワイプを使いましょう。
水滴を垂らしたら、完全硬化して完成です。
まとめ

マグネットジェルとマットコートの組み合わせは、初心者でも簡単に抜け感やおしゃれを演出できる良い組み合わせです。
マグネットの輝きが強く感じても、マット仕上げにすれば落ち着いた仕上がりになるので、オフィスでも使いやすくなります。
自分好みにアレンジして、「マグネット×マットコート」のオリジナルデザインをどんどん楽しみましょう!
今までの仕上がりとは違ったおしゃれなマットコートで、ぜひお気に入りのネイルデザインを見つけてください。
その他、マグネットネイルついて知りたい方はこちら↓の記事も参考にどうぞ
https://www.nailjoshi.com/97240/
https://www.nailjoshi.com/96806/


