ネイルの長さ出しとは?アクリルスカルプのメリット・デメリット | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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自爪の長さはそのままに、ジェルを塗布して硬化するジェルネイルが現在は主流ですが、

「アクリルスカルプ」は、自爪ではなかなか伸ばすことが難しい長さでも造形することができる技術です。

こちらの記事では、
アクリルスカルプチュアとはどういったものなのか、施術のメリット・デメリットをご紹介します。

アクリルスカルプチュアを知りたい、施術してみたい方はぜひ参考にしてください。

アクリルスカルプチュアとは

アクリルスカルプチュアとは、

アクリルパウダーと言われる粉体状のものとアクリルリキッドと言われる液体を混ぜたときに起こる化学反応で硬化させ、

それを自爪の上で形成することで人工の爪を作るネイルの技法のことです。

具体的には、リキッドを含ませた筆でパウダーを取り、自爪の上で筆を使って長さを出して形成していきます。

ジェルネイルはジェルがUVやLEDライトで「光硬化」することで固まりますが、

アクリルスカルプチュアはパウダーとリキッドを混ぜた瞬間から硬化が始まります。

メリット1.ロングネイルができる

商自爪を伸ばそうとしても、途中で折れてしまったり亀裂が入ってしまったりと、両手すべての爪を理想の長さに伸ばして揃えることは至難の業ですよね。

爪を伸ばす期間もある程度必要となり、今すぐ爪を伸ばしたい!と思っても、明日明後日で一気に伸ばすことは不可能です。

アクリルスカルプチュアだと、人工的に爪の長さを延長させることができ、ご自身の理想の長さ出しが可能になります。

メリット2.自由に爪の形を作れる

爪の先端の形を自由に作れることも、アクリルスカルプチュアのメリットです。

自爪だとキープしづらい形、たとえば「スクエア」だと角が引っかかってしまったり、

「オーバル・ポイント」だと強度が落ちて割れやすくなったりといったことが起こりやすいですが、

アクリルスカルプチュアだと自爪と比べて厚みがあり強度があるため、自爪よりもずっと先端の形を自由に楽しむことができます。

メリット3.折れた爪の補強が可能

アクリルスカルプチュアは強度があるため、自爪が折れたり亀裂が入ったりした場合の補強として施術することもできます。

自爪を伸ばしていると、爪が皮膚から離れる横の部分(ストレスポイント)に亀裂が入ることが多いですよね。

せっかく伸ばしたのに、また亀裂の部分から短く切るしかない、折れてしまって深爪になってしまった…

そんな状態でもアクリルスカルプチュアを使って補強・他の自爪と長さを合わせることが可能です。

デメリット1.強い臭いのリキッドを使用する

自在に長さや強度が出せたり、メリットの多いアクリルスカルプチュアですが、デメリットもあります。

その大きなひとつは「強い臭いがする」ことです。

現在はネイルサロンでもアクリルスカルプチュアを取り扱いが減り、ジェルネイルが主流となっているため、独特の臭いがすることは少なくなっていますが、

アクリルリキッドは刺激臭のするものもあるため(メーカーによって多少異なります)

マスク着用や換気をしっかり行うことが重要です。

デメリット2.時間がかかる

ひとりひとりの自爪に合わせて長さや形を形成するため、

自爪の上にジェルを塗布して硬化させるジェルネイルよりも、施術時間が大幅にかかります。

長さや厚みの形成はアクリルパウダーとアクリルリキッドを混ぜて重合したもの(ミクスチュアと言います)のコントロールが非常に重要となるため、

所要時間は施術者の技術にも大きく左右されます。

デメリット3.初心者のセルフは難しい

アクリルスカルプチュアの施術には、ミクスチュアのコントロールに非常に高い技術を要するため、

光に当てるまでは硬化しないジェルと違い、アクリルスカルプチュアは時間経過と共にすぐに硬化するため、素早く形を整える高い技術が必要です。







ネイルサロンでのアクリルスカルプ

セルフで施術するにはなかなかハードルが高いアクリルスカルプチュアは、やはりネイルサロンでプロのネイリストに施術してもらうことがおすすめです。

現在はアクリルスカルプチュアの施術メニューの取り扱いがないネイルサロンも増えているので、事前に確認することを推奨します。

また、施術には長時間を要することが多いため、飛び込みでは施術をお断りされる場合もあります。

必ず予約をしましょう。

施術時間

施術内容や方法、ネイリストの技術にも大きく左右されますが、
両手10本アクリルスカルプチュアを施術するとシンプルなデザインで2時間~3時間ほどです。

凝ったデザインや追加でアートを施す場合はさらに時間が必要となります。

後のスケジュールに影響が出ないように、余裕をもたせた時間での予約がおすすめです。

料金相場

気になるネイルサロンでのアクリルスカルプチュアの価格ですが、こちらはネイルサロンによって大きく異なります。

平均的な価格として大体1万円~です。
(グラデーションやラメ1色などシンプルなデザインの場合)

両手10本アクリルスカルプチュアを施術するとシンプルなデザインで2時間~3時間ほどです。

予約の際に、価格についても事前に確認をしておくとトラブルを回避できるので、遠慮なく聞いておきましょう。

施術の流れ

まずはジェルと同じようにプレパレーション(自爪への下準備)を行います。

自爪の先端はギリギリまで短くカットし、爪の先端1本1本にフォームと言われるシール状のものを装着します。

筆でミクスチュアを作り、自爪とフォームの境目にのせ筆で伸ばし希望の長さに整えます。

さらに筆で新しくミクスチュアを作り、今度は自爪部分にのせ根元部分と先端部分をなじませます。

ミクスチュアがある程度固まったところでストレスポイント部分を中心に押さえ、カーブを整えます。

フォームを外しファイルで長さ、先端の形、厚みを整え最後に表面を磨きます。
※最後の仕上げはジェルを使用してツヤを出す場合もあります。

アクリルスカルプに向いてる人は?

このように、気軽にセルフネイルが楽しめるジェルネイルと異なり、高い技術が必要な施術となります。

それでは、アクリルスカルプチュアに向いている人はどんなタイプの方なのか、いくつかピックアップします。

爪の長さ・形にこだわりたい人

アクリルスカルプチュアの一番の特長は「長さが出せる」ことです。

自爪では難しいロングネイルも、
アクリルスカルプチュアなら自爪よりも強度を出しながら好みの長さや形にできるため、

「爪の長さ・形にこだわりたい人」におすすめです。

また、長さを活かしたアートも楽しめます。

ロングネイルなら華やかなアートも一層映えますね。

自爪を補強しながら長さを出したい人

自爪を少しでも伸ばそうとすると、折れてしまったり亀裂が入ってしまったりする方にもおすすめです。

アクリルスカルプチュアは
自爪よりも厚みが出せるため、自爪以上の強度があります。

普段の生活ですぐ自爪が割れてしまうような「自爪を補強しながら長さを出したい」という方でも、

長さを出してキープすることが可能になります。

自爪のコンプレックスを矯正したい人

「もともとの自爪が短く小さいのが悩み」
「自爪を無意識に噛んでしまう癖があり伸ばしたいけど伸ばせない」

など、自爪にコンプレックスを持つ方はとても多いです。

爪を切るときについつい深爪に切っていたり、噛み癖があったり、無意識に爪を長く伸ばせない状態にしてしまう方は、

アクリルスカルプチュアをつけることで見た目が美しくなるだけでなく、

通常の爪切りでは簡単に切れないため、深爪や噛み癖などの無意識の行動を制限・矯正することができます。

⇓スカルプネイルの強度や持ちについて知りたい方はこちら⇓
ジェルスカルプとアクリルスカルプの強度と違いや持ちが気になる!
https://www.nailjoshi.com/39313/
 

よくある質問

アクリルスカルプチュアを施術する上でのよくある質問をご紹介します。

少しでも疑問に思うことがあれば、こちらを参考にしたり、実際に施術してもらうネイリストさんに相談して不安を解消した上で、アクリルスカルプチュアを楽しんでくださいね。

深爪でもできる?

深爪でもフォームを先端に引っかけることができればアクリルスカルプチュアの施術は可能です。

引っかけることができないほどの状態であれば先端にチップを貼ってその上からミクスチュアをのせる施術や、

まずは自爪を伸ばすためにジェルネイルを1か月ほどのせて、自爪がある程度伸びてからアクリルスカルプチュアを施術するという方法もあります。

深爪の方は自爪のピンク色の部分(ネイルベッド)が短い場合がほとんどなので、適正な長さもその分短くなります。

あまりにも長いアクリルスカルプチュアは施術ができない場合もあるので、注意しましょう。

ジェルネイルの長さ出しとの違いは?

アクリルスカルプチュアと同じようにフォームを装着してジェルで長さ出しをする「ジェルスカルプチュア」もありますが、
「アクリル」「ジェル」それぞれにメリット・デメリットがあります。

アクリルスカルプチュアはアレルギーで肌が赤くなったり痒くなったりする場合でも、ジェルは比較的アレルギーが出にくいと言われています。

スーパーロングと言われる3センチ程度の長さを出す場合は、ジェルよりも強度やカーブを形成しやすいアクリルスカルプチュアの選択をおすすめします。

5ミリ程度のナチュラルな長さであれば、柔軟性や密着の良さでジェルスカルプチュアを選択しても良いでしょう。

持ちはどれくらい?

自爪の状態や普段の爪・指先の扱い方に大きく左右されますが、大体3週間前後が目安です。

自爪より強度があるとは言っても、強い衝撃が加わると折れる可能性も十分にあります。

また、割れや亀裂など見た目に変化がなくても、衝撃があれば自爪とアクリルの間に隙間(浮き)が生じている場合もあり、

そのまま放置していると空気や水分が入り、グリーンネイルとなる事もあります。

普段以上に指先の扱いを丁寧に心がけたり、こまめな保湿ケアも重要です。

まとめ

アクリルスカルプチュアは、セルフで気軽にできる技術ではありませんが、オーダーメイドのように自爪に合わせた長さや形を作ることができるため、爪の悩みやコンプレックスを解消することも可能です。

「爪を伸ばしたいのになかなか理想の長さまで揃わない」
「自爪が深爪なのが悩み」など、

ご自身で解決できないこともアクリルスカルプチュアなら解決するかもしれません。

そういった方は、一度アクリルスカルプチュアの取り扱いがあるネイルサロンで相談してみてはいかがでしょうか。

⇓その他、スカルプネイルについて知りたい方はこちら⇓
スカルプネイルとジェルネイルの違いは?メリット・デメリット・料金相場を紹介
https://www.nailjoshi.com/96536/
 







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