昨年から継続して大人気のマグネットネイル。
マグネット特有の華やかな輝きや奥行き感はとても可愛いですよね。
セルフネイラーさんの中には、マグネットネイルに挑戦してみたいけど、マグネットネイルの仕組みややり方がいまいち分からない、
といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、マグネットネイルの仕組みと失敗しないやり方についてご紹介していきます。
マグネットネイルの魅了
マグネットネイルの魅力は、磁石の当て方次第で神秘的な宇宙のような輝きや、ビー玉のような深い奥行き感など、様々な魅せ方が出来るところです。
角度や光の当たり方によっても見え方が変わってくるので、シンプルなデザインでも飽きずに楽しむことが出来ます。
コツが分かり、慣れてしまえば施術も素早くできるため、ネイルサロンだけでなく、セルフネイラーさんにもぴったりのデザインです。
マグネットネイルの仕組み
マグネットネイルは鉄粉と呼ばれる微細な鉄の粒子がジェルの中に含まれています。
砂鉄を磁石で集めるように、
ジェルに含まれている鉄粉を磁石を使って集め、動かすことで様々なデザインを作ることが出来ます。
ジェルを硬化してしまうと鉄粉は動かなくなるため、ライトで硬化する前にデザインを決めましょう。
また硬化する前であれば、マグネットジェルにブラシを通し、鉄粉を散らばせることで何度でもデザインをやり直すことができます。
マグネットネイルの基本のやり方
ここからはマグネットネイルの基本的なやり方について説明していきます。
●用意するもの
- マグネットジェル
- 磁石(一般的な磁石、ネイル用どちらでもOK)
- ベースジェル/トップジェル
- ネイルライト
- ブラシ(鉄粉が付着するためマグネットジェル専用のブラシを1本作るのがおすすめ)
- ウッドスティック(撹拌用。なければ爪楊枝でOK)
- エタノール
●やり方
- 自爪の油分をエタノールで除去します。
- ベースジェルを塗布します。
この時凹凸があるとマグネットの輝き方も歪んでしまうため、ツヤっと綺麗なアーチを描くように塗布しましょう。 - マグネットジェルを塗布します。
コンテナタイプのマグネットジェルは、ウッドスティックで攪拌し沈澱している鉄粉を馴染ませてから塗布しましょう。
たっぷりめにジェルを乗せ一度塗りでもOKです。 - 磁石を当て鉄粉を動かしお好みのデザインを作ります。
- デザインが決まったらライトで硬化します。
- トップジェルでコーティングして完成です。
⇒マグネットネイルをオフィス向けにするには?取り入れ方を伝授!
https://www.nailjoshi.com/96420/
https://www.nailjoshi.com/96080/
https://www.nailjoshi.com/96183/
マグネットネイルの失敗しないポイント!
最後にマグネットネイルを失敗しないためのコツやポイントをご紹介します。
使う前によく撹拌する
マグネットジェルは
鉄粉が沈澱しやすいため、撹拌せずに使うと鉄粉が少なかったり偏ってしまい、うまく鉄粉が集まらず綺麗なデザインを作れません。
コンテナタイプのジェルを使うときはよく攪拌してから使いましょう。
またボトルタイプを使う際は、ボトルを振り底に沈澱している鉄粉を馴染ませてから使うと良いでしょう。
マグネットジェル専用の磁石を使う
一般的な磁石でも鉄粉を集めてデザインを作ることは可能ですが、マグネットジェル専用の磁石を使用した方が、形状や磁石の強さも工夫されているので、
よりスピーディーに綺麗なデザインを作ることが出来ます。
磁石を当てる時のコツ
磁石を当てる時のコツは、
磁石と爪の距離、そして磁石を動かす速度です。
距離は後ほど詳しく説明しますので、ここでは速度についてお伝えします。
磁石を動かす速度が早すぎると、鉄粉が目的の位置まで動ききらず思うようなデザインになりません。
ササッと素早く磁石を動かすのではなく、磁石で鉄粉をグーっと追いやるようなイメージでゆっくりと動かすことがポイントです。
こうすることで鉄粉がしっかりと動き、綺麗なデザインをつくることができます。
磁石は爪から1~2cm程度離して使う
磁石と爪の距離は1〜2cm程度が目安です。
近すぎると磁力で鉄粉が沈んでしまい、遠すぎても動きが鈍くなるため、
適度な距離を保ちながら動かすことで綺麗なデザインを作ることができます。
また、マグネットのデザインによっても爪と磁石の距離は多少変化し、
キャッツアイなどのしっかりと鉄粉を集めたデザインは爪とマグネットの距離をやや近めに、
ふんわりとした全体が輝くようなデザインの時には距離をやや遠めにすると良いでしょう。
磁石を当て過ぎて鉄粉が消えてしまった時
磁石を当てすぎて鉄粉が沈んでしまった時は、マグネットジェルに筆をさっと通すことで鉄粉が浮き上がってきます。
またデザインをやり直したい時にも、筆を通して鉄粉を散らばせることで何度でも修正することが可能です。
まとめ
マグネットジェルの仕組みや失敗しないためのコツはマスター出来ましたか?
マグネットジェルは一見難しそうにも見えますが、仕組みを理解すれば思った以上に簡単に扱うことが出来るようになります。
磁石の当て方やベースとなる色の組み合わせ次第で無限のデザインを楽しむことも出来るため、ぜひマグネットジェルをマスターして様々なデザインを楽しんでみて下さい。