自分の爪の形がコンプレックスで、どうにか綺麗にしたいと悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
ネイルサロンのブログやSNSなどで、綺麗な爪の写真がたくさんアップされているのを目にすると、「自分の爪の形も、綺麗にできる方法があるのなら知りたい!」と思いますよね。
今回は爪の形は変えられるのか?という疑問や、セルフネイルで自爪の形を変える方法について解説していきます!
爪の形は変えられる?セルフでもできる方法
「自分の爪の形は丸っこくて子どもみたい…」
「縦長のきれいな爪になりたい!」
こんなふうに思うことはありませんか?
自爪の形がコンプレックスという方は意外にも多いです。
爪の形は生まれつきで決まるものだから変えられないのでは…と悩んでいる人も少なくありません。
ですが、諦めてはいけません。
一気に縦長の爪に早変わり!とはいきませんが、爪の形はネイルケア次第で少しずつ変えていくことが可能です!
この記事では、セルフでもできる方法を1つずつ解説してまいります!
その1:爪先を爪やすりで整える
爪の形と長さを整えることは「爪育」においてとても大切です。
ご自宅では、爪切りを使って簡単に爪の長さを整える方も多いでしょうが、爪の長さや形を整える際は、必ず「爪やすり(エメリーボード)」を使用しましょう!
爪を綺麗に伸ばしていく為にどのように整えたらいいのか、セルフで行うネイルケアの方法をもう少し具体的にお伝えしていきます!
おすすめは「ラウンド」
爪の形には、
・スクエア
・スクエアオフ
・ラウンド
・オーバル
・ポイント
があり、それぞれ強度や特徴が異なります。
また、最近では、バレリーナなど新しい形も存在します。
綺麗な爪の形を目指すには、日頃から「ラウンド」に整えるのをおすすめします。
ラウンドは、爪のサイドはストレートで先端がゆるやかな丸みを帯びている形で自然な綺麗さを出すことのできる爪の形です。
「ラウンド」の作り方は、爪のサイドをストレートに整え、爪の先端に斜め45度の角度でエメリーボードを入れ、ゆるやかなカーブになるように整える、で完成します。
深爪や短すぎる爪は避ける
「爪が長いのが苦手」な方もいらっしゃるでしょうが、爪を短くし過ぎるのは綺麗な爪を目指すにはNG行為です。
理想的な爪の長さは、フリーエッジ(=爪の白い部分)が1〜2㎜ほどです。
ある程度の長さを残しながら、ネイルケアを習慣化することでハイポニキウム(爪の裏側の皮膚にくっついた部分)が伸びて、ネイルベッド(=爪のピンクの部分)の幅が伸びていくことが期待できます!
その2:甘皮ケアをする
甘皮ケアをすることも「爪育」には、とても大切な工程のひとつです。
甘皮ケアとは、キューティクルニッパーやプッシャーを使用して、爪の根元や爪周りをケアをすることですが、定期的に甘皮ケアをすることで爪のピンクの部分(ネイルベッド)が広がり、丸っこい小さな爪や鷲爪でも徐々に縦長に見せてくれる効果があります。
上で説明したファイリング(爪の形、長さの調整)とこの甘皮ケアをすることで、その後のネイルの仕上がりや爪の見た目が大きく変わるのでしっかり行いましょう♪
甘皮ケアには、ドライケアとウォーターケアの二種類の方法がありますが、今回は、主流であるウォーターケアのやり方をお伝えします♪
セルフでの甘皮ケアは、難しそうなイメージがありますが、工程とコツを掴むと簡単にできます^^
1.キューティクルリムーバーを塗布してぬるま湯に浸す
まず始めに、甘皮を柔らかくするためにキューティクルリムーバーを爪周りに塗布し、ぬるま湯に指先を浸します(5〜10分)。
甘皮を柔らかくしておくことで、後にプッシャーで押し上げがしやすく、角質も除去しやすくなります。
ぬるま湯は、フィンガーボウルを使用してもいいですし、無ければボウルでOK◎
指先が浸かればOKです。
2.メタルプッシャーで甘皮を押し上げる
次は、柔らかくふやかした甘皮をメタルプッシャーで優しく押し上げていきます。
押し上げるときは、爪や皮膚に傷をつけないように力加減に気を付けて、甘皮と爪の間にポケット(隙間)を作るイメージでプッシャーを少し斜めの角度で当てていきましょう。
上手にできると角質がポロポロと出てきて、ネイルベッドの幅が少し広がります。
3.キューティクルニッパーでルースキューティクルを除去
プッシャーで押し上げたことで発生する余分な甘皮は、キューティクルニッパーでカットして除去しましょう。
甘皮をカットするときは、小刻みにカットするとささくれの原因になりますので、必ず利き手側の爪のサイドから、りんごの皮を剝くイメージで反対側まで繋げてカットをするのがおすすめです。
4.濡らしたガーゼで爪をきれいに拭き取る
最後に濡らしたガーゼで爪全体をきれいに拭き取りましょう。
ガーゼがなければ、ノンアルコールのウェットティッシュでもOK◎
特に甘皮周辺をクルクルと円を描くように拭き上げることで、余分な角質をきれいに取り除くことができますよ♪
甘皮ケアのやり方はこちらの記事で詳しく解説しています♪
その3:爪と手全体をしっかり保湿する
ネイルケアをした後や、ジェルネイルやマニキュアを塗った後は「保湿」をしましょう。
ネイルケアと聞くと「ファインリングと甘皮ケアで終わり」というイメージを抱いている方も多いですが、この「保湿」までがセットであることを忘れずに!
爪や手の保湿ケアは、日常生活で乾燥が気になるときに行うとさらに効果が持続しますよ♪
ネイルオイルとハンドクリームを使おう
保湿には、「ネイルオイル」と「ハンドクリーム」を使うのが効果的です。
甘皮周りには、ネイルオイルを塗布し、仕上げに手指全体をハンドクリームでそれぞれ揉みこむように保湿しましょう。
ネイルオイルは、ペンタイプやボトルタイプなど色々な種類があるので自分にあったものを選びましょう♪
保湿を習慣化する
保湿は、ネイルケア後だけではなく、一日のうち数回と日常的に習慣化することが大切です。
アルコール消毒後や手洗い後など、手が乾燥するタイミングでしっかりと保湿を繰り返すことで手指の油分が保たれ、健康的な爪が生えてくる手助けにもなります。
ネイルオイルやハンドクリームは、持ち歩いて保湿を習慣化しましょう!
まとめ:手がきれいに見える美爪に育てよう
今回は、手が綺麗に見える美爪の育て方について、爪の整え方などセルフでできるケア方法を解説いたしました。
簡単にまとめます。
・手がきれいに見える「美爪」を目指すためには、日常的なネイルケアが大切
・ネイルケアは、爪の形を整えるファイリング&甘皮ケア&保湿までがセット
・爪育において理想的な爪の形は、ラウンドで爪は短くし過ぎない
・爪の形は、ネイルケアを継続していくことで変えることができる
いかがでしたでしょうか。
最近は、ネイルを施して綺麗な指先だけではなく、整った素の綺麗さを求めて爪育を意識する方がとても増えています。
ネイルサロンでも、爪育専用のサロンが増えていますが、慣れればセルフでも簡単にネイルケアをすることが可能です。
セルフネイルケアの方法は、文中の通りですが、一点補足として、過度なネイルケアはかえって爪や皮膚にダメージを与えてしまうこともあるため、2~4週間を目安に力を入れすぎず、優しくケアすることを心掛けてくださいね♪