サンダルを履く季節になるとフットネイルをしたくなりますよね!
そしてフットネイルあるあるなのが「足の小指の爪が小さい、というかほとんどない!?」という状態です。
実はこれ、老若男女関係なく、足の小指の爪は非常に小さかったり、ほとんどないという人が多いのです。
とっても小さいせいで、ジェルネイルやマニキュアを塗るのも難しそう…と諦めてしまう人もしばしば。
では、足の小指の爪が小さい、ほとんどないという状態になるのは何故なのでしょうか?
今回は足の小指の爪が小さい原因と、適切なネイルケアやフットネイルを楽しむポイントを解説します!
- 足の小指の爪がほとんどなかったり、小さいのは何故?
- ・靴のサイズや形状が原因
- ・深爪が原因
- ・角質や伸びた甘皮が原因
- ・歩き方の癖が原因
- ・生まれつきや遺伝が原因
- 足の小指の爪を大きくするには?
- ・爪先を圧迫しない靴を選ぶ
- ・爪を短く切りすぎない
- ・甘皮ケアや角質ケアを受ける
- ・ネイルオイルとクリームで保湿する
- 変色や痛みがあったら病院へ
- セルフで足の爪をケアする方法
- 1.爪の長さと形を整える
- 2.甘皮ケアをする
- 3.ネイルオイルとクリームで保湿する
- 小さい爪にフットネイルをする時のポイント
- ・ワンカラーを楽しむのがおすすめ
- ・小指の爪が小さいとアートができないかも
- ・ネイルサロンでネイリストに相談するのがおすすめ
- ・事前のネイルケアをしてからネイルする
- まとめ
足の小指の爪がほとんどなかったり、小さいのは何故?
ふと素足を見た時や、フットネイルをするときに足を見て、「足の小指の爪ってこんなに小さかったっけ?」「もはやほぼない……!」と思うことはありませんか?
小指の爪だから小さいとはいえ、足の小指の爪はとても小さくなりがちです。
何故足の小指の爪は小さくなっていってしまうのでしょう?
まずはよくある原因についてお話していきます。
靴のサイズや形状が原因
足の爪は靴の影響で変形が起こります。
中でもサイズの小さい靴や、先の細いパンプスなどを良く履く方は、変形していることが多いです。
外側にある小指と親指は、靴による圧迫を直接受けるため、長時間の外圧で少しずつ変形していきます。
痛みが出たり形が明らかに変形している場合は、昨日今日でなったものではなく、数ヶ月から年単位で変形した可能性があります。
そしてサイズの小さな靴がダメなら、大きめでゆとりのある靴を履けば大丈夫と思ってしまいますよね。
実はそうでもなく、大きい靴でも変形する可能性があります。
確かに大きいと圧迫は受けにくいですが、空洞があることで靴の中で足が動いてしまい、前滑りしてしっかり足の指を使って歩けていない状態になります。
歩き方に癖がつくと、爪だけでなく指の関節も曲がってしまうこともあるため、大きめの靴にも気をつける必要があります。
深爪が原因
足の爪は、ほとんどの人が切りすぎて深爪状態になっています。
特に、爪先の白い部分をギリギリまで短く切っている方は要注意!
地面を蹴る力を硬い爪が受け止めてくれるからこそ、人間は足に力が入りしっかり歩けるのです。
深爪だと足の指に均一に力が入らないため、歩き方に変な癖がついたり、巻き爪になってしまったりと、何かしらトラブルが起きてしまいます。
特に小指の爪は元々小さいので、短く切り過ぎると真っ先に影響を受けてしまいます。
切り過ぎに注意して、指先からはみ出ない程度の長さで、四角い形に整えるのがおすすめです。
角質や伸びた甘皮が原因
足は靴や靴下など、履き物の影響で圧迫されている時間が長いですよね。
爪も手より厚みがあるため角質が溜まりやすく、甘皮もしっかり張り付いてしまっている方も多く見受けられます。
不要な角質が溜まっていると爪の成長方向に影響が出て、巻き爪や変形爪などのトラブル爪のリスクが高くなってしまいます。
また、臭いの原因にもなってしまうため、定期的なケアが必要になってきます。
歩き方の癖が原因
歩き方の癖で爪が変形することもあります。
片方ばかりに重心をかけたり、骨盤の歪みや足首の捻れで、特定の箇所に負担がかかってしまうと何かしらの影響が出てきます。
爪の変形だけでなく、タコや魚の目がいつも同じ場所にできている方は要注意。
ストレッチをしたり、シューフィッターなどフットの専門家に相談してみるのもおすすめです。
生まれつきや遺伝が原因
爪の大きさや指の長さは、身長や骨格と同様、生まれ持った遺伝による影響が大きいです。
生まれつき小指が短い方や、足自体が小さい方は、爪も小さめの傾向にあります。
遺伝によるものを劇的に変えるのは難しいので、持って生まれた状態を適切なメンテナンスで良く保つことが大切です。
足の小指の爪を大きくするには?
遺伝による骨格や、生まれつきの場合は難しいですが、外部要因で爪が変形しているなら、大きくすることができるかもしれません。
小さい足の爪を元の大きさにするための方法を紹介するので、お悩みの方は是非取り入れてくださいね。
爪先を圧迫しない靴を選ぶ
1つ目は足の爪を圧迫する環境を変えるということです。
足の形に合った靴選びが大切になります。
普段ネット通販で靴を買っている方は、ショップに行って試着をしてから購入するだけでもかなり違います。
自分では合っているものがよくわからないという方は靴専門店や百貨店に行くと知識を持った販売員がいるのでアドバイスをくれますよ。
ハイヒールを履くことが多い方も、履く頻度を減らすなど、できることから始めてみましょう。
ちなみに「内反小趾かもしれない」という方は整形外科を受診して診察を受けるのがおすすめです。
爪を短く切りすぎない
2つ目は甘皮ケアや角質ケアをすることです。
ケアを行うことは足の小指の爪の大きさを戻すためだけでなく、足元がパッときれいになることにもつながるのでやって損なし!
甘皮ケアのやり方はこの記事の中でもご紹介しています。
甘皮ケアや角質ケアを受ける
伸び切った甘皮や硬い角質は、フットケアを受けることで綺麗に除去できます。
しかし慣れていない人がセルフでフットケアをするのはなかなか大変ですし、体制もきつくて難しいかもしれません。
そこでおすすめなのが、ネイルサロンで甘皮ケアメニューや角質ケアメニューを受けることです。
デザインはせず、ケアのみのフットコースも人気があります。
溜まった不要な角質が除去されると、足の血行も良くなり爪も健やかに伸びていきます。
足の爪の正しい切り方や形、ホームケア方法などアドバイスもくれるため、知りたい方は一度施術を受けてみましょう。
ネイルオイルとクリームで保湿する
爪が乾燥して硬くなると、巻き爪などのトラブルリスクが高まります。
ネイルオイルとボディクリームを併用して、お風呂上がりは保湿するよう心がけましょう。
さらに日常的にお風呂に浸かる、マッサージをする、適度なストレッチを行うなど、保湿と共に身体を冷やさないよう気をつけることで、血流も良くなり、保湿効果も高まります。
綺麗な足元をキープすることで、綺麗な爪も生えやすくなりますよ。
変色や痛みがあったら病院へ
足の爪や指に痛みがある、色がおかしい、異常に分厚いなど、『変かも?』と思ったら早めに皮膚科や整形外科を受診しましょう。
足は人前に出す機会が少ないため、少しの異常なら放っておく方が多く見受けられます。
小さな異常を放置していると、大きなトラブルになってしまうことも!
特に痛みが出ると歩くのが苦痛になってしまうため、日常生活に支障をきたします。
健康を保つためにも、おかしいと感じたらきちんと病院で対応してもらいましょう。
セルフで足の爪をケアする方法
足の爪はトラブルが起こりやすいので、定期的にお手入れをすることが大切です。
セルフでできる足の爪のケア方法を紹介していきます。
1.爪の長さと形を整える
爪の長さは指先より気持ち短め、形はスクエアオフに整えてください。
足の爪が指先より長くなってしまうと、靴や靴下など履物による圧迫をダイレクトに受けてしまい、トラブル爪の原因となってしまいます。
また、白くなっている部分全部をカットすると、巻き爪になりやすいリスクがあるので、形は四角いけれど角のないスクエアオフがおすすめです。
巻き爪やトラブル爪は見た目的にも美しくないですし、痛みを伴う場合もあるため、伸びっぱなしにはせずこまめに整えるようにしましょう。
2.甘皮ケアをする
足の爪の甘皮は、手と比べて厚みがありしっかり張り付いていることが多いです。
お手入れせずにいると、張り付いた甘皮が爪の成長方向をゆがめてしまい、巻き爪や陥入爪を引き起こすことも懸念されます。
ウォーターケアまでする必要はないですが、お風呂上がりにウッドスティックを使い、甘皮を押し上げてサイドの際部分の角質もケアしてあげると、爪が健やかに伸びやすくなるでしょう。
こまめにケアして、トラブル爪を未然に防ぐことがおすすめです。
3.ネイルオイルとクリームで保湿する
ネイルオイルとクリームでの保湿は、しっかり行いましょう。
足は爪トラブルだけでなく、かかとのひび割れ、小指の爪の変形、タコや魚の目で角質がぶ厚くなるなど、何かしら悩みがつきものですよね。
これらは外部刺激や圧迫だけでなく、乾燥も原因の一つになります。
柔軟性のない爪や皮膚は、硬くなったり割れてしまったり、厚みが増したりと、何かしらトラブルが起きてしまいます。
柔らかさや柔軟性を保つためにも、しっかり保湿を行ってくださいね。
詳しいフットケアについてはこちらの記事をチェック♪
小さい爪にフットネイルをする時のポイント
足の爪が小さいと、フットネイルに悩みますよね!
続いて、小さい爪のネイルの楽しみ方を挙げていきます。
ワンカラーを楽しむのがおすすめ
基本はワンカラーを楽しむのがおすすめです。
ワンカラーはどんな爪でも映えるので、綺麗な色を塗るだけでも足元をパッと華やかに飾ってくれます。
小さい爪だとキラキラのグリッターでも悪目立ちしないので、少し冒険した色味に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
小指の爪が小さいとアートができないかも
アートを楽しむのも良いですが、小指の爪が小さいとアートができないかもしれません。
無理やり施してもとれるリスクが高くなるので、アートやパーツは他の指に乗せるのがおすすめです。
全体のバランスを見ながら調節してください。
ネイルサロンでネイリストに相談するのがおすすめ
小指の爪に悩みがある方は、ネイルサロンで相談しましょう。
元々爪が小さい方もいますが、刺激や乾燥で爪が潰れていたり変形している場合は、お手入れをすることで今より良い状態に整えることができます。
デザインもバランスを見てもらったり、いつも履いている靴や生活環境をネイリストさんに相談すると、自分に合ったデザインをアドバイスしてくれます。
爪に悩みがある場合は、自分で何とかしようとせず、プロに相談するのも一つの方法です。
事前のネイルケアをしてからネイルする
セルフでフットネイルをする場合、ただ塗るだけでなくしっかりケアをすることが大切です。
特に甘皮や角質で足の小指の爪が埋もれてしまっている方は、ケアをするだけで見違えるように爪の面積が大きくなります。
甘皮ケアは慣れていないと時間がかかって大変ですが、ぜひやってほしい工程です!
まとめ
足の小指の爪は、潰れたり分厚くなったり小さくなったりと、何かしらトラブルがつきものですよね。
骨格的に仕方ない部分もありますが、ケア不足や乾燥でトラブルになっている場合は、定期的なお手入れと正しい長さや形に整えることで、今の状態を良くすることが可能です。
特にお風呂上がりのケアや保湿を習慣づけるだけでも大きく変わるので、こまめな手入れを心がけてくださいね。