ネイルチップの正しい外し方は?爪を傷めないオフ方法をアイテム別に解説 | ネイル女子

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ネイルチップは、サロン級の仕上がりを自宅で手軽に楽しめる人気のアイテム。
しかし、外し方を間違えると自爪を傷めたり、二枚爪や乾燥の原因になることもあります。

チップを無理に引っ張るのはNG。
付け方と同じくらい、外す工程にも丁寧さが求められます。

この記事では、粘着グミ・両面テープ・ネイルグルー・ジェルの4つのタイプ別の外し方と、自爪をキレイに保ちながらチップを繰り返し使えるコツや、外した後のアフターケア方法も紹介します。

ダメージを最小限に抑えてネイルチップを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネイルチップは正しいやり方で外さないと爪を傷める!

考え事をする女性

ネイルチップを無理に外してしまうと、自爪の表面を一緒に剥がしてしまう恐れがあります。
特にグルーやジェルでしっかり装着している場合、強い力で引っ張ると爪の角質層が剥がれて二枚爪や薄爪などのダメージにつながります。

また、剥がす際にチップの破片が飛んだり、爪の根本や甘皮まわりを傷つけることも。
これを繰り返すことで爪が弱くなり、次にチップを装着したときに浮きやすくなる悪循環を招きます。

ネイルチップは、見た目以上に自爪に密着しているデリケートなアイテム。
外すときは「ゆっくり・慎重に・道具を使って」が基本です。
爪への負担を減らしながら取り外す正しい手順をマスターすれば、自爪を守りながらお気に入りのデザインを長く楽しむことができます。

ネイルチップの外し方はアイテムによって違う

自爪を保湿ケアしている女性の様子

ネイルチップを外すときは、使っている接着アイテムに合った方法を選ぶことがとても重要です。

同じネイルチップでも、粘着グミや両面テープのように簡単に外せるタイプと、ネイルグルーやジェルのように強力に密着するタイプでは外し方がまったく異なります。

たとえば粘着グミやテープの場合はお湯でふやかして浮かせるのがOKですが、グルーやジェルの場合は専用のリムーバーを使って慎重に溶かすのが基本。
方法を間違えると、自爪の表面を傷つけたりチップが変形して再利用できなくなることもあります。

粘着グミでネイルチップの付け方・外し方

ネイルチップを付けている最中の手元

粘着グミはネイルチップ初心者さんにも扱いやすく、着脱が簡単な人気の方法です。
強い接着剤を使わずにしっかり付けられるので、短時間だけネイルチップを楽しみたいシーンにもぴったり。
外すときもポイントを押さえれば自爪を傷めず、チップを再利用しやすくなりますよ。

ここでは、粘着グミを使ったネイルチップの正しい付け方と外し方を順番に解説していきます。

粘着グミの付け方

粘着グミを使ったネイルチップの付け方は、とても簡単で初心者にも扱いやすい方法です。

まず、付け爪のサイズを自爪に合わせて確認しておきましょう。
形やカーブが合わない場合は、あらかじめファイルで微調整しておくとフィット感がアップします。

準備ができたら爪の中央に粘着グミを置き、指で軽く押してしっかり密着させます。
次に、ネイルチップを爪の根元側からゆっくりスライドさせるように乗せ、根元を合わせたら先端まで押し込むイメージでグッと押さえましょう。

このとき、空気が入らないように指の腹で全体を押しながら密着させるのがポイントです。
粘着グミは強力すぎず外しやすいので、短時間のおしゃれやイベントやシーンに合わせてネイルチップを着脱したいときにもおすすめです。

粘着グミの正しい外し方

粘着グミで付けたネイルチップを外すときは、無理に引っ張らず正しい手順で取り外すことが大切です。

まず、ぬるま湯(お湯)に指先を2〜3分ほど浸して、粘着グミを柔らかくします。
お湯に浸すことで粘着力が弱まり、チップを外しやすくなりますよ。

次に、ウッドスティックをチップの隙間に優しく差し込み、少しずつ浮かせるようにして外します。
力任せに引っ張ると、自爪が傷ついたり粘着グミが爪に残ったりする原因になるので避けましょう。

外した後に爪に粘着グミが残っている場合は、アルコールを含ませたコットンで拭き取るときれいに取れますよ。
最後にネイルオイルやハンドクリームで外した後のケアをして、自爪をしっかり保湿してあげてください。

両面テープ・シールでのネイルチップの付け方・外し方

白いネイルチップを付けた手元

両面テープやシールはネイルチップを手軽に楽しみたい方や、短時間だけ付けたいときに便利な方法です。
100円ショップなどでも簡単に手に入るうえに装着や取り外しが簡単なので、セルフネイル初心者にもぴったりですよ。

ただし、両面テープを正しく使わないとすぐに外れてしまったり、自爪を傷める原因になることもあります。
ここでは、両面テープでネイルチップをしっかり付けるコツと、自爪を傷めない正しい外し方をわかりやすく紹介します。

ポイントを押さえて、安心してネイルチップを楽しんでくださいね。

両面テープやシールの付け方

両面テープは、ネイルチップを手軽に付け外しできる便利なアイテムです。
初心者でも扱いやすく、ちょっとしたお出かけや特別なシーンにもぴったり。

まずは、自爪の形や長さを整えた後、爪の表面をアルコールで拭いて油分をしっかり除去しましょう。
爪に油分が残っていると、両面テープが剥がれやすくなる原因になるので気を付けましょう。

次に、自爪のサイズに合わせた両面テープを台紙から剥がして貼り付けます。
根元から空気を抜くように貼り、浮きがないように指でしっかりと押さえて固定。
最後に、ネイルチップを自爪の根元に合わせ、根元から先端に向かって押し付けます。

このとき、痛くない程度に数十秒ほどしっかり圧をかけると、外れにくく長持ちしやすくなります。
両面テープは衝撃や水に弱いので、こまめに状態を確認して外れそうなときは貼り直すのが安心ですよ。

両面テープやシールの正しい外し方

両面テープで付けたネイルチップを外すときは、無理に引っ張らずに爪とチップの間に隙間を作りながらゆっくり外すのがポイントです。

まずは、指先をぬるま湯に1〜2分ほど浸してテープを柔らかくしましょう。
お湯で粘着力が弱まり、取り外しやすくなります。
次にウッドスティックを爪とチップの隙間にそっと差し込み、少しずつ左右に動かしながらチップを浮かせていきます。

急いで力を入れてしまうと、自爪の表面を一緒に剥がしてしまうので要注意です。
なかなか外れない場合は、再度ぬるま湯に浸けてからゆっくり取り外してください。

両面テープの粘着が残っている場合はアルコールで優しく拭き取るか、ぬるま湯でふやかして落とすときれいになります。

外した後は、爪が乾燥しやすい状態なのでネイルオイルとハンドクリームでしっかり保湿して、自爪のケアを忘れずに行いましょう。

ネイルグルーでネイルチップの付け方・外し方

黒いネイルチップを付けた手元

ネイルグルーは、ネイルチップをしっかり固定したいときに頼りになる強力な接着剤です。
両面テープや粘着グミに比べて外れにくく、長時間の使用やイベントなど特別なシーンにもぴったり。

ただし、ネイルグルーは扱い方を間違えると自爪に負担をかけてしまったり、外すときに爪を傷めてしまうことがあります。
ここでは、初心者の方でも安心して使える正しい付け方と安全な外し方をわかりやすく解説します。

ネイルグルーの付け方

ネイルグルーを使った付け爪の装着は、しっかり密着して取れにくいのが大きなメリットです。
ただし、正しい手順で付けないとグルーがはみ出して見た目が悪くなったり、自爪に負担をかけてしまうこともあるので注意しましょう。

まずは自爪の形を整え、油分をアルコールなどで除去しておきます。
これだけでグルーの硬化が安定し、持ちがグッと良くなります。

次に、ネイルチップの裏側の根元部分に適量のグルーを塗りましょう。
量が多すぎると溢れやすく少なすぎるとしっかり付かないので、チップの半分くらいを目安に薄く伸ばすのがコツです。

チップを爪の根元側からスライドさせるように乗せて、指先に向かって押し込みます。
全体を指の腹で軽く押さえ、空気が入らないように密着させてください。
硬化には数十秒かかるため、ずれないようにそのまま固定しておくと安心です。

ネイルグルーは強力なので外すときのことも考えながら、無理なく着脱できる状態を意識して付けてくださいね!

ネイルグルーの正しい外し方

ネイルグルーで装着したネイルチップは接着力が高いため、外す際には無理に引っ張らないことが何より大切です。
無理に剥がすと自爪の表面が一緒に剥がれてしまい、薄くなったり傷つく原因になります。
安全に外すには、専用のリムーバー(アセトン)を正しく使いましょう。

まず、爪とネイルチップの隙間にアセトン入りのリムーバーを垂らし、2〜3分ほど置いてグルーをゆっくり溶かします。
チップが浮いてきたらウッドスティックを使って隙間を少しずつ広げながら、やさしく取り外します
無理に力を入れず、外れにくいときはリムーバーを追加して焦らず少しずつ溶かしましょう。

外した後にチップやグルーのカスが残っている場合は無理に爪を削らず、アルコールで拭き取るか爪やすりで優しく整えます。

オフをした後の爪や指先はアセトンで乾燥しやすい状態になっているため、必ずネイルオイルとハンドクリームで外した後のケアをして爪をしっかり保湿してくださいね。

ジェルでネイルチップの付け方・外し方

セルフネイル中の手元

ジェルを使ったネイルチップの装着は見た目の仕上がりが非常に美しく、長時間の使用にも耐えられるのが特徴です。
密着力が高く外れにくい一方で、外すときには慎重なケアが必要になります。

ここでは、ジェルを使ったネイルチップの正しい付け方と、安全にオフする方法を解説します。

ジェルの付け方

ジェルでネイルチップを付ける場合は、ネイルサロンと同じようにLEDライトまたはUVライトを使って硬化させます。

まず、爪表面の油分や汚れをエタノールでしっかり拭き取り、清潔な状態を用意しましょう。
爪の長さや形を整えたあと、スポンジバッファーで軽く表面を整えておくと密着が安定します。

次に、ベースジェルを薄く塗布してライトで硬化させます。
その上に、チップの裏側(装着面)に少量のクリアジェルを塗り、根元側からスライドさせるように爪に密着させます。
気泡が入らないように押し当てながら位置を調整し、ライトで数十秒しっかり硬化すれば完成です。

ジェルは硬化すると強度が高く、見た目も自然でツヤのある仕上がりになります。
ただし、強力に密着するため「1日だけ付けたい」などの短期使用には不向き。

長期間しっかりチップをキープしたい方や、イベント・結婚式などで本格的な仕上がりを求める方におすすめの方法です。

ジェルの外し方

ジェルで装着したネイルチップは、無理に剥がすと爪やチップの両方を傷める恐れがあります。
安全に外すためには、アセトン入りのリムーバーを使ってジェルを溶かすのが基本です。

まず、爪の表面にネイルファイルを使ってジェルのトップ層を軽く削り、リムーバーが浸透しやすくなるようにします。

次に、コットンをアセトンでたっぷり湿らせて爪の上に1枚ずつ置き、アルミホイルで包んで10分ほど待ちましょう。
ジェルが柔らかくなったら、ウッドスティックまたは爪楊枝で優しくこそげ取ります。
無理に押し上げると自爪を傷めるので、取れにくい部分は再度リムーバーを含ませて数分置くのがベターです。

外したあとに残ったジェルや汚れは、ブラシやエタノールで軽く拭き取って仕上げます。

オフ後の爪は乾燥しやすいため、ネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿することを忘れずに。

ジェルのオフは時間と手間がかかりますが、丁寧に行えばダメージを最小限に抑えながらチップも再利用できます。
特に初めて挑戦する方は、ネイルサロンやネイリストのアドバイスを参考にすると安心ですよ。

どうしても取れない時の対処法

ポイントを提示するエプロン姿の女性

お湯でふやかしてもネイルチップが外れない場合は、無理に引っ張ったり剥がしたりするのは絶対にNGです。
力任せに外そうとすると自爪の表面が一緒に剥がれてしまったり、二枚爪や亀裂などのダメージにつながる恐れがあります。

グミやシールタイプでも長時間付けていた場合や水分が入り込んで固まってしまった場合は、粘着力が強くなって外れにくくなることがあります。
そのようなときは、アセトン入りの除光液を使って粘着を溶かすのが安全な方法です。

まず、コットンにアセトンをたっぷり含ませて爪の上に乗せ、アルミホイルで包みます。
5〜10分ほど置いてから、ウッドスティックや爪楊枝などでチップの根元を優しく持ち上げるようにして外しましょう。
強く押したり引っ張らず、少しずつ動かすのがポイントです。

ただし、アセトンを使うとチップのデザイン面やカラー、接着部分が溶けてしまうため、再利用はできなくなります。
お気に入りのネイルチップを繰り返し使いたい場合は、お湯や専用リムーバーでゆっくりふやかす方法を優先しましょう。

どうしても取れないときの最終手段として、アセトンを使うという意識で行うのがベターです。

ネイルチップを外した後は必ずケアをしよう!

マニキュアを塗る様子

ネイルチップを外した直後の爪は、乾燥しやすくとてもデリケートな状態です。
外すときの摩擦やアセトンの使用で水分や油分が失われ、爪やまわりの皮膚が白く粉をふくこともあります。

また、チップを付けているあいだは爪が空気に触れにくく、血行が滞りやすいため、ダメージが残りやすいのも特徴です。
そのままにしておくと、爪が薄くなったり二枚爪になったりするおそれがあります。

健康で美しい指先を保つためにも、外したあとはしっかりアフターケアを行いましょう。
少しのケアでも爪の状態はぐんと変わり、次のネイルの仕上がりもより綺麗になります。

ここでは、簡単にできるおすすめのケア方法を紹介します。

ネイルチップを外した後の簡単ケア方法

ネイルチップを使った後の爪は乾燥しています。
以下の方法で保湿ケアを徹底しましょう。

1.ネイルオイルを塗る

爪の保湿に1番良いのはネイルオイルです。キューティクルオイルとも呼ばれます。
爪の生え際と、爪先の爪と皮膚の隙間にオイルを塗ってマッサージをするように馴染ませましょう。

2.ハンドクリームを重ねる

ネイルオイルは保湿剤として皮膚への浸透力に優れているのですが、保湿の持続力が高いハンドクリームを重ねて塗ることでより高い効果が期待できます。
塗る順番はネイルオイル⇒ハンドクリームです。

ネイルチップを使う時の注意点

困る女性

簡単に使用できるネイルチップですが、いくつか注意点もあります。
ご紹介するのでしっかり守ってくださいね!

瞬間接着剤で付けない

ネイルチップを自爪に付けるために瞬間接着剤など、文具の接着剤を使ったことがある人も多いようです。

しかし瞬間接着剤はあくまで人体に使うために作られたものではないので、自爪が傷つきやすく、接着剤の成分でアレルギー反応が起こる可能性もあります。

瞬間接着剤はネイルチップ用の接着剤よりも手に入りやすいですが、自分の爪のためにも使わないようにしましょう。

ネイルチップを無理やり剥がさない

紹介した方法でネイルチップを外そうとしてもなかなか取れないことがあるのですが、力任せに外してはいけません。

特にネイルグルーで付けたネイルチップが外れない時に無理やり外してしまうと自爪の表面が剥がれてしまうので自爪が傷んでしまいます。

外れにくい時はリムーバーを再度垂らして時間を置いてみるなど、正しい外す方法を守ってくださいね!

1日以上つけっぱなしにしない

ネイルグルーでネイルチップを付けるとかなりしっかり付くので「3日間くらい付けられるのでは?」と思ってしまう方もいるようです。

しかし、ネイルチップの装着時間は最大1日。
これはフットネイル用のネイルチップでも同様です。

ネイルチップをつけっぱなしにしてしまうとグリーンネイルになってしまったり、異臭が出たりしてしまいます。
せっかく手軽に楽しめるネイルチップという方法でネイルをしているのに自爪が病気になってしまったり嫌なニオイがしたりしたら残念な気持ちになってしまいます。

旅行で付ける時は日数分の両面テープを持参し、毎朝付け直すのがおすすめです。
付け直しが面倒な場合はジェルネイルシールやピールオフジェルを使ったジェルネイルなどの方法でネイルをすると良いでしょう。

まとめ

ネイルチップがずらっと並んでいる写真

ネイルチップはセルフでも気軽に楽しめるおしゃれアイテムですが、正しい付け方と外し方を知っておくことが自爪を守る大切なポイントです。

付ける前には自爪の長さと形を整え油分をしっかり除去しておくことで、粘着グミや両面テープやネイルグルーなどのどの方法でも取れにくく自然な仕上がりになります。

外すときはお湯やリムーバーを使い、ウッドスティックで丁寧に隙間を作りながら無理に引っ張らないことが大切です。
外した後はネイルオイルとハンドクリームでしっかり保湿をして、爪を乾燥から守るのも忘れずに。

シーンに合わせた着脱や再利用を楽しみながら、自分に合った方法で安全にネイルチップを活用してみましょう。
ぜひ今回の記事を参考にして、外れにくい快適なネイルチップライフを楽しんでくださいね♪

ネイルチップについてはコチラ↓の記事でも紹介しています♪

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