【ネイリスト監修】ささくれのケア方法と痛くならない取り方 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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突然できるささくれは、手元の見た目が悪くなるだけでなく、深い傷になって痛みを伴うことも。

痛いささくれに悩まされている人は、老若男女問わず多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな困ったささくれを正しくケアする方法をご紹介します。

指のささくれと爪のささくれ

ささくれは指先周りに出来るものと、爪のサイドに出来るものがあります。

爪のサイドに出来るものは「小爪」といい、実は爪の端が裂けて出来てしまったものなのです。

一方で、指先周りに出来るささくれは、皮膚の表皮が裂けてしまった状態です。

まずはどちらのささくれも出来る原因を把握しておきましょう。

ささくれが出来る原因

親指にささくれができてしまった手元

ささくれは、指先や甘皮まわりの皮膚が裂けてしまった状態を指します。

ささくれが出来る原因には、

  • 皮膚の乾燥
  • 血流の悪化
  • 睡眠や栄養不足
  • 消毒液や除光液の使用

などがあります。

乾燥に要注意

暖房器具で手を温める

秋冬や季節の変わり目を迎えると、急に外気が乾燥してきますよね。

皮膚には本来水分を蓄えたり、皮脂を分泌して潤いをキープする力があります。

しかし、外気の乾燥が強いと、皮膚が保持している水分もすぐに蒸発してしまいます。
また、寒い時期は皮脂も出にくくなるので、さらに乾燥を助長させるのです。

そして寒い時期は暖房が、暑い夏は冷房が欠かせません。
実はエアコンの温風や冷風も、肌の水分を蒸発させ、乾燥を引き起こす原因になるので注意が必要です。

血流や睡眠・栄養不足も要注意

眠っている猫

乾燥以外には、血流の悪化や睡眠・栄養不足などもささくれが出来る原因となります。

血流が悪い状態が続いていたり、日常生活で十分な栄養や睡眠が取れていないと、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいます。

皮膚の生まれ変わりがうまくできないので、バリア機能が低下し、ちょっとした乾燥や刺激でも荒れて、ささくれが出来やすくなるのです。

小爪がで出来る原因

薬指の爪のサイドに小爪ができている手元

写真の赤い丸で囲った部分が「小爪」で、「爪ささくれ」とも言います。

通常のささくれは皮膚にできますが、
小爪は爪の端が縦方向に裂けることで出来てしまいます。

小爪が出来る原因は、

  • 爪の乾燥
  • 爪への衝撃や負荷
  • 睡眠・栄養不足
  • 爪やすりでサイドを削りすぎている

などが挙げられます。

指のささくれと同じく「乾燥」も原因の一つですが、小爪の場合は爪への強い衝撃などにも注意が必要です。

小爪が出来る原因や、小爪のケア方法についてはこちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください♪

小爪が繰り返す理由を解説|出来てしまった時の正しい対処方法は?
https://www.nailjoshi.com/82764/







ささくれの正しいケア方法を解説

ささくれは放置してしまうと、布地などに引っかかってより深く傷ついてしまったり、傷からばい菌が入ってしまう可能性があります。

だからといって、爪先や指で摘んで引っこ抜くのはNGです!よりささくれが悪化してしまうかも・・・

出来てしまったささくれを除去するために、指が痛くならない正しいケア方法を知っておきましょう。

ささくれをカットする

キューティクルニッパーでささくれをカットしている

ささくれを指や毛抜きで引っこ抜くのは絶対にダメです!
キューティクルニッパーなど先の細いニッパーを使い、根元からカットしましょう。

ささくれを無理に引っこ抜いてしまうと、出血する可能性があります。
皮膚が深く傷ついて痛みも出ますし、その傷からばい菌が入ってしまうと膿んでしまうことも・・・

キューティクルニッパーは刃先が細くなっているので、皮膚を傷つけずにささくれを根元からカットできます。
これはネイルサロンで、ネイリストが実際に行っているケア方法なのです。

ささくれを放置してこれ以上大きくしないためにも、早めにカットしておきましょう。

ネイルオイルやハンドクリームで保湿

ネイルオイルを塗って爪先や甘皮周りを保湿

ささくれをカットしたあとは、ネイルオイルやハンドクリームを塗ってしっかり保湿しましょう。

ネイルオイルは爪や甘皮周りに塗るオイルですが、指先の皮膚にも浸透しやすくなっています。

ネイルオイルを塗った後はハンドクリームで手全体を保湿します。
手の乾燥はささくれを繰り返す原因となるので、こまめに塗りましょう。

ワセリンでカバーもおすすめ

白色ワセリンを指に取る

膜を張ってしっかりカバーしたい方や、ネイルオイルがしみるという方は、ワセリンを塗りましょう。

ワセリンを塗ることで油膜を張ってカバーしてくれるので、ささくれが出来やすい部分の乾燥を防げます。

また、傷になってしまったささくれにもワセリンはおすすめです。
ワセリンを塗った後に絆創膏を貼ることで、乾燥しにくくなりますよ。

ささくれを増やさないためのケア

ささくれをこれ以上増やさないためにも、

  • 保湿ケアを徹底する
  • 水仕事は手袋着用
  • 熱いお湯は避ける
  • 規則正しい生活を意識

上記の4つは特に意識して過ごしましょう。

保湿ケアを徹底する

ハンドクリームを手の甲に塗る

ささくれは皮膚が乾燥することで柔軟性が失われ、皮膚がめくれて出来てしまいます。

ささくれを繰り返さないためにも、日頃から保湿ケアを徹底しましょう。

ネイルオイルやハンドクリームは、乾燥が気になる時だけでなく、手を洗った後やお風呂を出た後、寝る前などこまめに塗ってください。

また、乾燥が続いてガサガサ手肌が気になる時は、寝る前にハンドクリームやワセリンをたっぷり塗って、綿のケア用手袋をつけて寝る「簡単ハンドパック」がおすすめです。

翌朝手袋を外すと、しっとり保湿されたすべすべ手肌になりますよ。

水仕事は手袋着用

ゴム手袋をつけて食器を洗う

食器洗いやお掃除では、ゴム手袋をつけて水や洗剤の刺激からガードしましょう。

特に食器洗いで使う中性洗剤は、油汚れをしっかり落とす強力なものが多いので、指や手の油分も奪ってしまいます。

他にもトイレ掃除の洗剤、お風呂用洗剤なども成分が強力です。
乾燥肌の方や敏感肌の方は強い刺激になりやすいので、ゴム手袋を付けつつ作業をしましょう。

熱いお湯は避ける

湯船のふちにアヒルのおもちゃが並んでいる

真冬の寒い時期は、熱めのお湯で湯船に使ったり、シャワーを浴びる方も多いですよね。

しかし、熱いお湯は皮脂も洗い流してしまうため、乾燥が気になる方はNGです。

また、冬場の食器洗いはお湯を使っているという方も少なくないですが、これも手の油分を失う原因の一つ。

乾燥肌の方は、41℃以上のお湯はなるべく使わないようにしましょう。

規則正しい生活を意識

ご飯やお味噌汁など和食でバランスの良い食事

外側からたくさん保湿をしても、睡眠や栄養が不足していては乾燥もなかなか改善しません。

食生活の改善や睡眠をたくさん取ることは健康だけでなく、キレイな肌をつくることにも役立ちます。

食事の栄養バランスは気にしたほうが良いですが、特にタンパク質やビタミンが取れているかはチェックしておきましょう。
洋食よりも和食の方が低カロリーで、栄養バランスも重視しやすいです。

また、睡眠も毎日同じ時間帯で7時間以上取ることがベストです。
乾燥を改善し、ささくれをケアするためにも、なるべく意識して良い睡眠を心がけましょう。







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