初心者の方がセルフでジェルネイルに挑戦する際、「どのブラシを選べばいいの?」と迷うことが多いのではないでしょうか。
ジェルネイル用のブラシは、やりたいデザインやアートによって適切な形状が異なります。
用途に合ったものを選ぶことで、ネイルの施術がよりスムーズになるため、ブラシ選びは非常に重要なポイントです。
本記事では、初心者の方でも扱いやすいジェルネイルブラシの選び方や、おすすめの商品をご紹介します。
これからセルフでジェルネイルに挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ネイルブラシの種類
- ネイルブラシの選び方
- 用途に合わせて筆先の形で選ぶ
- ・スクエアブラシ(平筆)
- ・オーバルブラシ(ラウンド筆)
- ・フレンチブラシ(アンギュラー筆)
- ・ライナーブラシ(細筆)
- ・素材で選ぶ
- ・キャップ付きで選ぶ
- セルフネイル初心者におすすめのネイルブラシを紹介
- ・プリジェル ネイルブラシ FB 5 スクエア平筆
- ・More Couture MoreGel ジェルブラシ フラット8mm
- ・Calgel ジェル筆フラット ナイロンブラシ
- ・TAT(ティーエーティー) tati アートショコラ rose (ロゼ)
- ・irogel キャップ付きジェルブラシ【オーバル】筆 ブラシ ナイロン
- ・SHINYGEL Professional ジェルブラシ/ラウンド
- ・プリジェル ジェルネイル RB 10/0L アート用筆
- ・More Couture MoreGel ジェルブラシ ライナー5mm アート用ブラシ
- ・ネイルパフェ 神フレンチ筆
- ・zecca ブラシ ジェルネイル用ブラシ
- セルフネイル初心者におすすめのセット商品
- ・iro gel (イロジェル)ジェルネイル 筆 4種セット
- ・Modelones ネイルブラシセット
- よくある質問
- ・筆のお手入れ方法は?
- ・100均の筆は使える?
- まとめ
ネイルブラシの種類

ネイルブラシには、さまざまな種類がありますが、基本的には以下の4種類に分けられます。
・スクエアブラシ(平筆)
ベースジェルやトップジェル、ワンカラーなどの広範囲を塗る時に便利な万能タイプ。初心者の方でも扱いやすい定番の形状です。
・オーバルブラシ(ラウンド筆)
爪の根本(キューティクルライン)にフィットしやすく、全体をスムーズに塗れるのが特徴。スクエアブラシの角が使いづらいと感じる方にもおすすめです。
・フレンチブラシ(アンギュラー筆)
先端が斜めにカットされており、主にフレンチネイルを施す際に使用します。
・ライナーブラシ(細筆)
ラインアートやピーコックネイルなど、繊細なジェルアートを施す際に活躍する細筆です。
このように、ジェルネイルのブラシには用途に応じた種類があり、数本を使い分けることでデザインの幅が広がり、施術もスムーズになります。
ネイルブラシの選び方

初心者の方がネイルブラシを選ぶ際は、まず「自分がどんなデザインに挑戦したいか」を考えることが大切です。
もし、入門しやすいワンカラーから始める場合は、スクエアブラシまたはオーバルブラシのどちらかを選びましょう。
スクエアとオーバルの使いやすさは、人それぞれ好みが異なるため、余裕があれば両方揃えてみるのもおすすめです。
ナイロン素材のブラシであれば、比較的リーズナブルに揃えることができます。
また、「初心者だけどアートにも挑戦したい!」という方は、さまざまなジェルアートに活用できるライナーブラシも1本持っておくと便利です。
さらに詳しいネイルブラシの選び方については、次項を参考にしてみてくださいね。
用途に合わせて筆先の形で選ぶ
ジェルネイルをする時に持っていると便利な筆は、上記でもお伝えした以下の4種類のブラシです。
- スクエアブラシ(平筆)
- オーバルブラシ(ラウンド筆)
- フレンチブラシ(アンギュラー筆)
- ライナーブラシ(細筆)
これらは筆先の形が違います。
では、それぞれのブラシの特徴や用途をお伝えします!
スクエアブラシ(平筆)

スクエアブラシは、筆先が平らで四角くカットされているのが特徴です。
この形状に加え、筆幅が広いため、ジェルを広範囲かつ均一に塗布することができます。
ベースジェル、カラージェル、トップジェルはもちろん、グラデーションやフレンチネイルなどのデザインにも活用可能です。
このような多用途性から、初心者の方がはじめて購入する1本にもおすすめ。
■スクエアブラシ(平筆)の使い方
ベースコートやトップコート、ワンカラーなど、爪全体を塗る際は、スクエアブラシに適量のジェルを取り、筆先を使って根元から先端に向かって均一に塗布します。
際の部分はブラシの角を使い、皮膚に付かないように丁寧に塗りましょう。
また、グラデーションを作る場合は、ブラシの先端部分に少量のジェルを取り、2~3回に分けてカラーをぼかしながら濃淡を作ります。
フレンチネイルの場合は、ブラシの角を使って塗り分けたり、先端部分を使ってラインを描いたりする方法がありますが、初心者の方には少し難易度が高いかもしれません。
その場合は、次項で解説している、専用のフレンチブラシをおすすめします。
オーバルブラシ(ラウンド筆)

オーバルブラシは筆先が丸みを帯びており、爪の曲線に沿いやすいのが特徴です。
この形状は、キューティクルラインや爪の際まで塗りやすく、スクエアブラシの角を扱うのが苦手な方にも向いています。
スクエアブラシと同様に、ベースジェル、カラージェル、トップジェルといった基本的な工程に使用できるのはもちろん、ラウンドフレンチやハートフレンチなどのデザインにも活用可能です。
■オーバルブラシ(ラウンド筆)の使い方
全体に塗布する場合は、オーバルブラシに適量のジェルを取り、爪の根元から先端に向かってブラシを動かしましょう。
先端の丸みをキューティクルラインに沿わせることで、根元部分をきれいに塗ることができます。
スクエアブラシの項目で解説した方法と同じやり方で、グラデーションを作ることも可能です。
また、ラウンドフレンチやハートフレンチを描く場合は、ブラシの丸みを利用して好みのデザインを作るだけで、簡単におしゃれなアートが仕上がります。
フレンチブラシ(アンギュラー筆)

フレンチブラシは、斜めにカットされた筆先が特徴です。
その名の通り、フレンチネイルのスマイルラインを描くのに適しています。
筆先が斜めになっているため、フレンチの両サイドの際(トップエンド)までを繊細かつシャープに描くことができ、初心者の方にもおすすめです。
■フレンチブラシ(アンギュラー筆)の使い方
斜めの筆先を爪の先端に沿わせて、フレンチラインを描きましょう。
ブラシの角度を調整することで、先端のカーブや際の部分をスムーズに塗布することができます。
もちろん、斜めフレンチやクロスフレンチなどにも応用可能です。
ライナーブラシ(細筆)

ライナーブラシは、極細で長い毛先が特徴です。
。細いラインやピーコックなど、繊細なネイルアートを描く時に重宝します。
細筆なのでコントロールがしやすく、複雑なデザインも表現可能です。
■ライナーブラシ(細筆)の使い方
ライナーブラシの使用方法は、デザインやアートによって異なります。
基本のラインを描く場合は、筆先に少量のジェルを取り、ブラシの角度を調整しながら線を引きましょう。
この基本を応用することで、細かいペイントアートやピーコック、クラックラインなどを描くテクニックにもつながります。
素材で選ぶ

ジェルネイルの筆には「動物毛」と「ナイロン毛」の2種類があります。
動物毛で多いのはイタチ科の「コリンスキー」です。
素材の名前としてはコリンスキーかセーブルと書かれています。
動物毛は毛質が柔らかいですが適度なコシがあり、毛先もまとまりやすくムラなく塗れるというメリットがあります。
高価なものも多いですがその分高品質です。
一方でナイロン毛は動物毛より毛先が硬く、コシがしっかりあります。
そのため色ムラができやすい場合もありますが、動物毛のブラシよりリーズナブルな価格のものが多いので初心者の方におすすめです。
キャップ付きで選ぶ

ジェルのブラシはキャップ付きで販売されているものとキャップが付いていないものがあります。
キャップ付きでないほうが安価なことが多いですが、保管の際には必ず筆先にキャップを付けなければなりません。
そのため、キャップ付きを選ぶほうが結果的に保管しやすいです。
キャップ付きでない筆を買った場合は別途サイズの合うものを購入するか、アルミホイルを巻いてキャップ代わりにすることで筆先を守ることができますよ。
セルフネイル初心者におすすめのネイルブラシを紹介

ここではおすすめのネイルブラシをご紹介します。
プロのネイリストも愛用者多数な商品から、リーズナブルなセルフネイラー向けまで幅広く紹介するので、自分に合ったものを見つけてくださいね!
プリジェル ネイルブラシ FB 5 スクエア平筆
まとまりやすい筆先で、操作性抜群の国産ナイロン筆です。
一般的なナイロン筆に比べてコシがあり、柔軟性もあるので塗りやすいのが魅力。
ベースジェルやトップジェルはもちろん、カラージェルにも使えます。
More Couture MoreGel ジェルブラシ フラット8mm
ネイリストにもファンが多い、モアクチュールのジェルブラシです。
筆先8ミリのワンカラーからフレンチなど様々な用途で付きやすい国産ナイロン筆です。
適度なコシがあり、ジェルの扱いやすさが追求されています。
Calgel ジェル筆フラット ナイロンブラシ
人気ジェルネイルのブランド「カルジェル」のネイルブラシです。
プロ向けのネイルブラシの中では比較的リーズナブルな価格で取り入れやすいといえます。
キャップが付いていないので注意しましょう。
TAT(ティーエーティー) tati アートショコラ rose (ロゼ)
ネイリストでも使用者の多いtatiのラウンド(オーバル)筆です。
自然な形の筆先がキューティクルラインにフィットしてきれいなライン取りができます。
程よく柔らかい毛先でジェルの操作性も良いです。
irogel キャップ付きジェルブラシ【オーバル】筆 ブラシ ナイロン
セルフネイラー向けのネイルブランド「イロジェル」のネイルブラシ。
毛先が自然な丸みに揃えられているのでベースジェルやトップジェルを塗る時におすすめです。
初心者でも取り入れやすいリーズナブルな価格です。
SHINYGEL Professional ジェルブラシ/ラウンド
筆先が柔らかく、毛先の厚みが薄いので、柔らかめのテクスチャーのジェルの操作性が特に抜群です。
筆圧がかかりにくいことで色ムラになりにくく、きれいに仕上がります。
キャップが付属していないので購入する場合は直径8ミリのものを購入してください。
プリジェル ジェルネイル RB 10/0L アート用筆
細いラインを描きやすいロングライナーです。
程よいコシがあり滑らかなカーブのラインを描けます。
国産ネイルブラシの中ではリーズナブルな価格で取り入れやすいです。
More Couture MoreGel ジェルブラシ ライナー5mm アート用ブラシ
最高級とされるスーパーコリンスキー毛だけを使用したアート用ネイルブラシです。
コシと柔軟性を兼ね備えており、細いラインも太めのラインも自由自在に描けます。
フラワーアートなどをする人におすすめです。
ネイルパフェ 神フレンチ筆
毛量と筆先の硬さにこだわったフレンチ筆。
丁度よい斜めのカットで、美しいフレンチラインが引けます。
フレンチネイルをするなら持っておきたい1本です。
zecca ブラシ ジェルネイル用ブラシ
セルフネイラー向けのネイルメーカー「ネイル工房」のジェルブラシです。
他のジェルブラシに比べて非常にリーズナブルな価格ですが使いやすい筆先で初心者の方におすすめです。
様々な種類があるので自分の用途に合ったものを選びましょう。
セルフネイル初心者におすすめのセット商品
セルフネイル初心者さんにおすすめのセット商品をご紹介します。
iro gel (イロジェル)ジェルネイル 筆 4種セット
セルフネイラーさんに人気のジェルブランド「iro gel」のジェルブラシ4本セットです。
実際に使用していますが、筆がバサバサになることもなく、キューティクルラインもキレイに塗りやすいです。
ライナーブラシは毛先が短めなので、別途ライン用の筆は購入するのがおすすめですが、ジェルネイル始めたての頃には十分使える筆が揃っています。
Modelones ネイルブラシセット
スクエア、オーバル、ライナー2本、フレンチ、アート用の6本に、ドットペンも付いているセットです。
リーズナブルな価格で始めの頃に必要になるブラシが揃うのでおすすめのセット。
ライナーブラシが毛先の長めのものと短めのものがあるのも魅力です。
よくある質問

ジェルブラシについてよくある質問に回答していきます。
筆のお手入れ方法は?
筆のお手入れには消毒用エタノールとクリアジェルを用意します。
まずはキッチンペーパーなどの毛羽立ちのないペーパーに消毒用エタノールを染み込ませて、ジェルブラシに付いているカラーを落とします。
その後にクリアジェルをジェルブラシに馴染ませて、筆先をキレイに整えましょう。
お手入れはこれでOKです!
100均の筆は使える?
100均の筆も十分使用できます!
筆の種類も豊富に揃っているのでセルフネイル初心者の頃にはもってこいだと思います。
キャップ付きではないものがほとんどなので、別途販売されているキャップも購入するか、アルミホイルでキャップを自作しましょう。
ちなみに、個人的にはセリアのスクエアブラシとダイソーのラインブラシがおすすめです。
100均にはジェルネイル商品やネイルケアグッズがたくさん販売されているので、一度ぜひお近くの100均に足を運んでみてください!
他にも100均のジェル筆についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/81456/
まとめ

今回の記事では、ジェルネイル初心者の方向けにネイルブラシの選び方や、おすすめのネイルブラシをご紹介してきました。
ジェルネイルに慣れてくると自分自身がどんな筆が使いやすいか、どんな筆が必要かがわかってきます。
そのような段階になったらネイリスト向けの商品が購入できるネイル問屋さんの商品を見てみるのもおすすめです。


