セルフジェルネイルだとアートの幅も広がるので、セルフネイラーさんの中にはネイルパーツをたくさんつけるネイルがやりたいという方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ネイルの大きいパーツの取り方がわからないから挑戦できない、逆にすぐに取れてしまうからやめてしまったという方もいるかもしれません。
今回の記事では、ネイルの大きいパーツの取り方や付け方についてご紹介します。
しっかり付けて、自爪に優しくオフできるようにしてくださいね!
また、後半ではネイルパーツをどこで購入するのかと、どんなアートがあるのかについても合わせてお話していきます。
ネイルパーツを上手に使ってセルフネイルを楽しみましょう!
ネイルの大きいパーツはどうやって取るの?
ネイルの大きなパーツを付けたいけれど、取り方がわからなくてチャレンジしていないという方は意外と多いのではないでしょうか。
大きなパーツを取る時はパーツの周りを150G程度のネイルファイルで削って、アセトンを染み込ませたコットンを乗せ、アルミホイルを巻くという工程を地道に行って取ることが大切です。
無理やり引っ張って取ろうとすると自爪を一緒に剥がしてしまうことがあるので絶対にやらないようにしましょう。
地道に繰り返すうちにだんだんとネイルパーツを固定している部分のジェルにアセトンが浸透して柔らかくなっていきます。
その段階になったらネイルニッパー(ニッパー型の爪切り)でパーツを外すことができるようになるでしょう。
このようにしてパーツが取り外したら、土台の部分のジェルも削っていつも通りのオフをすればOKです。
大きめネイルパーツが安定する付け方
大きめネイルパーツは安定せず、すぐに取れてしまうという方も多いのではないでしょうか。
セルフネイルで大きなパーツを付ける時に大事なのはしっかりと固定することと、表面の凹凸、引っ掛かりをなくすことです。
表面の凹凸と引っ掛かりをなくすことに関しては、Vカットストーンを使ったデザインでは、本来の輝きを楽しむためにあえて凹凸を埋め込まない場合もあります。
しかし、その場合は配置をする時点で引っ掛かりがないようにしっかり球体になるように組み合わせて配置します。
簡単なようですが難しい作業なので、基本はVカットストーンのときでも凹凸は埋めるようにしましょう。
そして、大きめネイルパーツを付けるなら、パーツ取り付け用のビジュージェルや、固いテクスチャーのアイシングジェルを用意するのがおすすめです。
【付け方】
- パーツを付けたい部分にビジュージェルを乗せます。
- パーツを乗せたら動かないように注意しながらライトを当てて硬化します。
- パーツの凹凸が埋まるようにビジュージェルかアイシングジェルを入れ込んでツルンとした表面にします。
ライトで硬化しましょう。 - 最後にトップジェルで全体をコーティングしてライトでコーティングしたら完成です。
ちなみに大きな蝶々のパーツやテディベアのパーツなどの場合は、爪からはみ出すほど大きかったり、パーツの凹凸がありすぎたりします。
このような場合はどうしたらいいのかというと、先に爪全体にトップジェルを塗ってコーティングします。
その後にビジュージェルを乗せ、パーツを乗せてライトで硬化します。
しっかり固定できるように横や爪先からみて隙間がある部分には細筆などを使ってビジュージェルを入れ込んで硬化しましょう。
小さめネイルパーツの綺麗な付け方
小さめのストーンは付けたい部分にトップジェルをサッと塗り、ストーンを乗せてライトで硬化するだけでOKです。
トップジェルで表面の凹凸が引っかからないようにコーティングすれば完成!
シェルパーツやストーンの敷き詰めの場合は、引っかかりやすいのでクリアジェルを何度か重ね塗りにするのがおすすめです。
ネイルパーツが買えるお店リスト
インスタグラムを見ていると様々なネイルパーツを見かけますよね!
一体どこで購入しているのだろうと思う方も多いのではないでしょうか。
ネイルパーツは以下のような場所で購入できます。
- 100円ショップ
- セルフネイラー向けのネット通販
- バラエティショップ
- 手芸店
- ネイル問屋
まずお手軽なのは100円ショップのネイルコーナーです!
様々なネイルパーツが販売されているので足を運んでみましょう。
特におすすめなのはオーロラパウダーやラメパーツです。
2個入りや6個入りで販売されているので様々なアートに用いることができますよ!
また、セルフネイラー向けのネット通販はトレンドのパーツやあったら良いなというようなパーツが目白押しです。
「ネイル工房」や「ネイルタウン」を検索してみるとサイトが出てくるのでチェックしてみてくださいね。
そして、種類は少ないかもしれませんが、バラエティショップや手芸店でもネイルパーツが販売されていることがあるようです。
最後に、ネイル問屋さんで購入するという方法があります。
ネイル問屋さんはネイルサロンで使われている最旬のパーツが手に入ります。
ネイリストやネイルサロンしか購入できないショップもありますが、セルフネイラーさんが登録できるようなショップもありますよ。
ネイルパーツが購入できるショップはこちらの記事で詳しく解説しています!
ネイルパーツの主な種類
こちらの章ではネイルパーツの種類と、パーツを使って作れるネイルデザインについて解説していきます!
ストーン
ネイルのパーツで真っ先に浮かぶのはストーンではないでしょうか。
1つ前の項目で紹介したようなサイトで探すとカラフルなパーツを見つけることができるので、ぜひ様々なカラーのパーツを探して使ってみてください。
複数のストーンを組み合わせる時は大中小など大きさを変えて組み合わせるとお洒落な雰囲気に完成させることができます。
メタルパーツ
メタルパーツは格好いいデザインやシックな雰囲気にしたい時におすすめです。
スタッズやブリオン、円環など様々なパーツがあります。1つだけで使ってもストーンと組み合わせても使いやすいものが多いです。
厚みのあるバー(細長い棒状のパーツ)は爪の端に乗せると埋めにくいので注意が必要です。
ラメ、ホログラム
ラメやホログラムは少し入れるだけでも華やかになり、埋め込みもしやすいので初心者の方におすすめのパーツです。
ストーンの下にちょっとラメを入れたり、タイダイ柄の上にラメを重ねたりするだけでワンランク上の仕上がりになりますよ。
シェルパーツ
シェルパーツは夏に人気のアイテムです。
ストーンと同じようにカラフルなものが販売されています。
小さめのものから大きなプレートのような状態で販売されていて、使いたい大きさに砕いて使うものまで様々です。
ラメや他のストーンと合わせるとより華やかになります。
ネイルシール
ネイルシールを使ったアートは簡単で手軽ですが、可愛い仕上がりになるのでおすすめです。
100円ショップでもさまざまなデザインのシールが販売されています。
季節に合わせたシールもたくさんあるのでぜひシーズンごとにチェックしてみてくださいね!
ちなみにネイルシールを使う時は未硬化ジェルを拭き取ってから貼るか、ノンワイプトップジェルを塗って硬化させてから貼ると浮いてきにくいです。
貼った後にしっかりとクリアジェルとトップジェルで埋め込むと綺麗な仕上がりになります。
シリコンモールド
シリコンモールドを使って様々な形のパーツを好きな色で作ることができます。
クリアジェルやカラージェルなどを使って自分の好みのパーツを作って見ましょう。
シリコンモールドで作ったパーツはジェルでできているので削ってオフができてしまうのも魅力です。
ワイヤー
ネイル用のワイヤーパーツを使うとアンティーク調のネイルやスタイリッシュなデザインができます。
ゴールドのワイヤーなら温かみのある雰囲気に、シルバーのワイヤーならクールな雰囲気になります。
ワイヤーもしっかりと埋め込まないと引っ掛かりになりやすいのでアイシングジェルや粘度が高めのトップジェルでしっかりと埋め込みを行ってくださいね。
ドライフラワー
ネイルパーツのドライフラワーを使えば、押し花ネイルができます。
花びらによっては凹凸ができやすいので引っ掛かりができないようにするには注意が必要ですが、簡単に春らしいデザインのネイルができますよ!
グミジェル(粘土ジェル)
粘土のようにこねたりひねったりして成形のできるジェルのことです。
粘土ジェルを使えば、厚みのあるオリジナルのパーツを作ることができます。
キャラクターモチーフや文字なども作ることが可能で、以前はアクリルパウダーでなければ作れなかったような形状のパーツをジェルで作れるので便利ですよ!
ただし、粘土ジェルは素手で扱うのはNG。
指サックやビニール手袋、シリコンブラシなどを使って直接粘土ジェルに触れないよう扱いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、ネイルの大きいパーツの取り方と付け方についてご紹介してきました。
ネイルの大きいパーツは削ってアセトンを付けてアルミホイルを巻いて少しずつ溶かしていくというのを繰り返すことで取り外すことができます。
時間がワンカラーネイルを外すときよりも少し時間がかかってはしまいますが、自爪に負担をかけないようにするためにも、しっかりとこの工程を繰り返して取り外すようにしてくださいね!