皆さんはネイルチップ(付け爪)を使ったことがありますか?そしてネイルチップはネイルサロンでオーダーして作れることをご存知でしょうか?バラエティショップなどでも気軽に買うことができるネイルチップですが、最近は選べるデザインも増えてきています。とはいえまだまだデザインの種類は少ないです。ネイルチップを使おうと考える人は、普段はネイルをしない人や仕事の都合でネイルができない人が多いと思います。そしてほとんどの場合、ウェディングや成人式、またパーティーなど何か特別な日のためにネイルチップを使用するのではないでしょうか。たしかにそういう特別な時にはかわいいネイルアートをしたいですよね!気軽に購入できる既製品の中に、イメージにピッタリ合うネイルチップが見つかれば良いのですが、限られたデザインの中では見つけられない場合が多いです。イベントのためにせっかく普段はしないネイルをするのだから、できれば妥協はしたくないですよね。そんな時におすすめなのが、ネイルサロンで自分好みのデザインチップを作ってもらうことです!ネイルサロンでチップをオーダーすれば、こだわりのカラーや凝ったデザインなど、有りとあらゆるアートに対応してくれます。また、付けた時に違和感なく自然な仕上がりになるように、爪の形にピッタリと合ったサイズで作ってもらえます。今回はネイルサロンでネイルチップを作ってもらうメリットと、初めてオーダーする時に知っておくと良いことなどをご紹介していきます。
ネイルチップをネイルサロンで作るメリット
ネイルチップとは爪の長さを出したり形を整えたりできる「付け爪」のことです。無地のタイプやデザインが施されているものがありますが、付け爪として使う場合はデザインネイルのチップの方が人気です。使い方は簡単で爪に専用のボンドや両面テープを使ってネイルチップをくっつければOKです。しかし使い方の理屈は簡単でも、初めての場合は注意が必要です。売っているネイルチップは誰の爪にも合うよう大きめな作りになっています。そのため「そのまま爪に付ければすぐに使える」というわけではありません。ヤスリを使ってチップ一つ一つを自分の爪の幅や好みの長さまで削っていく必要があります。セルフでやったことのある人はわかると思いますが、それぞれの爪に合うようにチップを削っていくのは想像以上に時間がかかります。作業としても面倒で、力を入れて削りすぎればチップはすぐに欠けてしまいます。普段使いや時間に余裕がある時は良いですが、失敗できない大切なイベント用のチップだったり忙しかったりする時もありますよね。そこで、ネイルサロンでネイルチップを作ってもらうことをおすすめします。特にネイルサロンでのオーダーネイルチップはブライダル用や成人式用、大学の卒業式用で人気が高いです。ネイルサロンでチップを作れば以下のような様々なメリットがあります!
■イメージ通りの色やデザインをゼロからオーダーできます。
■爪の幅やチップを付けた時の爪の長さなど、一本一本しっかりと計って合わせてくれます。
■根元を薄く仕上げてくれるので、付けた時に自然な仕上がりになります。
■使い方や注意点など直接アドバイスがもらえ、また不安なことがあればいつでも聞くことができます。
大切なイベントの時、プロにまかせればイメージ通りのネイルアートでテンションも上がり、普段はしないネイルも安心して楽しむことができます!
初めてネイルサロンでネイルチップを作る場合
ではネイルサロンでネイルチップをオーダーする時に、事前に確認しておいたほうが良いことをご紹介していきます。まずは行ってみたいネイルサロンを見つけたら、予約を取る前に必ずお店に電話をして下さい。オーダーチップのメニューは特殊なため、直接お店に確認しなくてはいけないことがいくつかあります。最初にオーダーチップが希望の旨を伝え、メニューで取り扱いがあるか確認しましょう!メニューがあった場合は以下のことを確認していきます。
●デザインの持ち込みはOKか?
お店によっては、持ち込みは不可でも決まったアートならOKというところもあります。持ち込みできない場合はワンカラーやもともとお店にあるデザインサンプルから選ぶことになります。
●出来上がるまでにどのくらい時間がかかるか?
お店によってかかる日数が全く違います。オーダーから2日~3日で出来るところから、1週間~2週間かかるお店まで様々です。また、使っているパーツがない場合は取り寄せたり作ったりすることになることもあります。このような場合はどうしても時間がかかってしまうのでオーダーは早めにするのが安心です。
●出来上がったチップはケースに入れてもれえるか?
お店によってケースが有料の場合があります。またケースの用意がなくチップを台紙に貼っただけの状態で渡してくる場合もあります。事前に確認し必要であればチップが割れたりしないようにケースを持って行きましょう。
●チップを付けるためのボンドや両面テープなどがついているか?
これがないとチップが付けられません。お店によっては別売りの場合もあるので、ない場合は購入しましょう。
●値段を聞く
特にネイルチップをオーダーする場合は、数千円~数万円までお店によって値段はピンキリです。大まかなデザインを伝えて、大体いくら位になるかを必ず聞いて下さい。
●カウンセリングが付いているか
ネットから注文する場合と実際に店舗に行って相談するパターンがあります。直接会っての説明できるカウンセリング付きができればおすすめです。爪のサイズをしっかり見て合わせてくれますし、細かい点まで確認したり指示したりすることができますよ。
これらのことを事前にしっかりと確認し、ネイルサロンに行ってからイメージと違っていた・・・、というような事がないようにしましょう!
ネイルサロンでオーダーチップを作る時の手順
それでは実際にネイルサロンでネイルチップをオーダーした場合には、どのような流れになるのかを知っておきましょう。
①担当になるネイリストと、持ち込みのデザインがあればその画像などを見せて、色やパーツ、爪の長さや形、費用などの細かい打ち合わせをします。
②ネイリストがそれぞれの爪の幅やカーブにピッタリと合うようにチップを選び、一本一本爪に合わせては削っていくという作業を10本全ての指に施していきます。
③それぞれの爪に合ったチップができたら、付けた時の全体の長さや形の最終調整をしていきます。
オーダーチップの場合、お客様がすることはここまでです。あとはサイズを合わせたチップにネイリストが指定のアートを作ってくれるので、出来上がるのを待てば良いだけです。取りに行くのが楽しみですよね!このような流れになるため、出来上がったチップがイメージと違わないように、色やデザインの打ち合わせはしっかりと確認しながらやっていきましょう!
ネイルチップの付け方
ここまでネイルチップの注文の仕方をご紹介してきました。ここからはネイルチップの付け方をご紹介します。ネイルチップの付け方は、大きく分けて3種類あります。以下の3種類の付け方で自分に合った付け方を選ぶことがネイルチップを楽しむ時のポイントです。ドラッグストアやバラエティショップのネイル用品コーナーで手に入る他、100円ショップでも販売されていることがあります。
●ネイルチップの付け方
・ネイルグルー
・両面テープ
・粘着グミ
・ネイルグルー
3種類の中で1番取れにくい方法です。ネイルチップにネイル専用のグルーを付けて自爪にくっつけます。取れにくい分、外す時も少し大変です。アセトン入りのリムーバー(ジェルリムーバーでOK)をネイルチップと自爪の隙間に垂らして外します。無理やり外そうとすると自爪を傷めることがあるのでゆっくり剥がすようにしてくださいね。しっかりくっつくので1日のお出かけでも少し指先の使い方に気をつけていれば外れにくいです。ネイルチップの再利用は難しいので記念として取っておきたいときは後述する2つの方法のどちらかにしましょう。
・両面テープ
1番手軽に付けられるのは両面テープです。ただし水やちょっとした衝撃でも取れてしまうことがあるので注意が必要です。成人式の前撮りやフォトウェディングの時にネイルチップを付けたい人にはおすすめです。ネイルチップを使用後、外しやすいので記念に綺麗な状態のままとっておくことができます。付ける前に自爪を消毒用エタノールや、ノンアセトンの除光液などを染み込ませたキッチンペーパーなどでよく拭き、油分を除去しておくと外れにくくなります。
・粘着グミ
粘着グミは厚みのある両面テープで、お菓子のグミのように少しぷにっとしています。強力粘着のものが多く、厚みがあるため爪のカーブにも合いやすいため、両面テープよりも取れにくいのが特徴です。推し活イベントや外出で1日ネイルを楽しみたい時におすすめの付け方と言えます。オフするときはぬるま湯に付けてネイルチップと自爪の隙間を開けて剥がします。慎重に外せば綺麗に取れるのでネイルチップを保管したい人にもおすすめです。
まとめ
ネイルチップを使えば、普段ネイルができない人もロングネイルや凝ったアートをすることができます。ネイルサロンに行ってチップをオーダーするのは多少手間がかかりますが、その分仕上がりもきれいで、特別な日の思い出として保管して取っておくこともできますよ!機会があれば試してみてはいかがでしょうか。