ネイリストになるには資格が必要?スクール・独学・就職先をプロが徹底解説 | ネイル女子

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忙しくてもお気に入りのネイルをしている自分の爪を見ると、なんだか癒されますよね!
お客様の爪にアートを施したり、爪をキレイに整えたりして喜んでいただくのは、ネイリストならではの仕事です。

最近では、全く違う職種からネイリストに転職をする人も増えています。
このページを読んでいる方の中にも、今まさにネイリストへの転職を検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、ネイリストになるには、どのような方法があるのでしょうか?
資格取得は必要なのでしょうか?

今回は、ネイリストになるにはどんなルートがあるのか、必要な資格や主な仕事内容、給料、就職先など、ネイリストの働き方について、実際にプロのネイリストが徹底比較・解説していきます。

ネイリストとは?主な仕事内容は?

施術中のネイリストの手元

ネイリストの仕事とは、老若男女問わずお客様へのネイルの施術がメインです。
では、施術以外にネイリストはどのようなことをしているのでしょうか?
実際にネイリストが行う仕事内容をご紹介します。

お客様へのネイルの施術

言わずもがなですが、「お客様へのネイルの施術」はネイリストにおいて重要な仕事内容です。
今のネイルサロンでは主流のジェルネイルをはじめ、マニキュアやネイルケアを取り扱っているサロンもあれば、アクリルスカルプチュアなどの技術も必要とされます。

ただし、どこまでのメニューを設けているかは、ネイルサロンコンセプトによって異なります。
ジェルネイルのみを取り扱うジェルネイル専門店や、ネイルケアのみでジェルやスカルプは一切ないネイルケア専門店も存在します。

サロン内の清掃や備品の補充

ネイルの施術には、様々な備品・消耗品を使用します。
例えば、

・アルミホイル
・コットン
・消毒液
・ネイルファイル

などが当てはまります。
これら消耗品の補充、およびジェルやマニキュアなどの在庫管理も大切な仕事です。
備品や消耗品が少しでも不足してしまうと、施術がスムーズにいかなくなってお客様にご迷惑をかけてしまう可能性があるからです。

また、いつ、どのお客様が来ても快適に過ごせるよう、サロン内を清潔に保つための清掃もとても大切です。
サロン全体はもちろんのこと、特にネイルデスク周りや椅子は施術の前後で必ず綺麗にしましょう。

デザインサンプルの作成やSNS更新

お客様がいらっしゃない時間帯は、デザインサンプルの作成やSNSの更新をしたりします。
毎月来るリピーターさんが飽きないようにデザインサンプルを充実させることや、新規のお客様を獲得するためにSNSを更新することも大切です。

特に最近は、ホットペッパービューティーや公式サイトよりも、Instagramなどを見る人が増えているため、SNSを動かすことはとても重要。
マメな更新や目を引く投稿は、ネイルサロンやネイリストの宣伝活動として欠かせません。

ネイリストになるには資格が「必須」ではないが、「有利」な理由

ネイリスト検定3級の認定証(ディプロマ)

ネイリストになるためには、法律上必須となる国家資格はありません。
そのため資格をもっていなくてもネイリストとして働くことは可能です。

しかし、それでもなお資格を取得しておくことは多くの面で大きなメリットがあります。
次で詳しく解説します!

資格がなくても仕事はできるが、信頼性と技術力の証明になる

重複しますが、ネイリストには、国家資格はありません。
しかし、資格は、一定の知識や技術を身につけているという証明になります。

ネイルの施術には、爪や皮膚の構造、衛生管理、道具の正しい使い方など、専門的な知識が必要です。
資格取得の家庭でこれらを体系的に学ぶことで、事故やトラブルを防ぎ、安全で質の高い施術を提供できるようになり、結果的にこれらは、お客様からの信頼に繋がります。

さらに、就職や転職の際に有利になる点もポイントです。
ネイルサロンの多くは即戦力を求めているため、資格を持っている=基礎ができていると判断することが多いです。
実際に多くのネイルサロンでは、応募条件に資格要項を設けています。
きちんと資格を保有していれば、未経験であっても採用に対して有利になることも!

また、資格は自分の自信にも繋がります。
自分の技術が客観的に認められているという意識は、接客や施術の場面で堂々とした態度を生み出し、その自信が、お客様に安心感を与えることができるでしょう。

主要な資格4選と目指すべきゴールライン

前述したように、ネイリストの資格は国家資格ではないのでありません。
ですがネイル業界で資格と同等に扱われる「検定」が複数存在します。
どのような検定があるのか、ここではその種類を解説します。

■JNECネイリスト技能検定

JNECネイリスト技能検定は、ネイリスト検定としては一番歴史のある検定です。
日本ネイリスト技能検定試験センターが主催の検定で、3級から順に1級まで設けられており、飛び級はできません。

実技の大まかな内容としては、

3級・・ネイルケア・赤ポリッシュ(マニキュアのカラーリング)・指定のアート
2級・・ネイルケア・カラーリング・チップラップ・指定のアート
1級・・アクリルスカルプチュア・3Dアート

上記に加えて、ネイルの歴史から爪の構造、色彩理論などの筆記試験が含まれます。

多くのネイルサロンでは、「JNECネイリスト技能検定2級以上保有していること」を応募条件にしているため、2級までは合格を目指すのが望ましいでしょう。
合格率は3級が80~90%と高く、2級は50~60%、1級は50%前後となっています。

■JNAジェルネイル技能検定

JNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルが主流になっている今日、JNECネイル技能検定と同様に扱われる検定です。
初級・中級・上級とあり、こちらも飛び級で受験はできません。

試験内容は、

初級・・ネイルケア・ポリッシュカラーリング・ジェルカラーリング5本ずつ・指定のアート
中級・・ネイルケア・ジェルフレンチ・ジェルオフ1本・ジェルグラデーション・ジェルイクステンション1本
上級・・ジェルスカルプチュア・ジェルチップオーバーレイ+デザイン・フレンチカラーリング

上記に加えて、ジェルネイルの基礎知識などの筆記試験も行われます。

ネイルサロンの求人広告は、JNECネイリスト技能検定の2級もしくはこのJNAジェルネイル技能検定の中級以上の保有を応募条件としていることが多いです。

■ネイルサロン衛生管理士

ネイルサロン衛生管理士は、ネイルサロンでネイルの施術を行う際に留意すべき、安全面などの講義を受け合格をした人に与えられる合格証のことです。
JNA日本ネイリスト協会が管轄している資格になります。

この資格があることでお客様側にとって衛生面や施術面での安心と安全の判断材料のひとつになるため、個人でネイルサロンを経営する際には取得を目指したい資格のひとつです。

ただし、ネイルサロン衛生管理士の資格には3年の有効期限が設けられているため、更新が必要となります。
更新をすれば永続資格となるため、取得したら忘れずに更新することをおすすめします。

■フットケア理論検定

フットケア理論検定は、ネイリストがサロンワークでフットケアを施術する際に必要となる理論についての検定です。
こちらはJNECネイリスト技能検定3級以上、もしくはJNAジェルネイル技能検定初級以上の保有が受験時に必須条件となっています。

実技試験はなく、120分の講義を受けたのちに行われる筆記試験で合否が出されます。
ここ数年はジェルやカラーリングだけではなく、ネイルケアへの注目度も高いため、ネイルケアを中心としたサービス展開をしていきたい人は合格しておきたい検定です。

ネイリストを目指すための6つの主要ルート

カウンセリング中のネイリスト

ネイリストを目指すためには、どうしたら良いのでしょう。
「美容専門学校?」
「ネイルスクール?」
「通信教育?」
最近は、様々な入口があるからこそ、どのように始めればいいのか迷いますよね。

ここでは、ネイリストになる一般的なルートをプロ視点で解説していきます!
メリット・デメリットも解説しているので、是非参考にしてくださいね。

美容専門学校に通う

美容専門学校に通う場合、美容全般(ヘア・メイク・スキンケアなど)を広く学びながら、ネイルの技術・知識も身に着けていくことが可能です。
最近ではネイル専門コースもあります。

【メリット】
・幅広い美容知識が学べる
・ネイル以外の美容業に触れることもできる
・都道府県の認可を受けている認可校の卒業は正式な学歴となる
・直接指導が受けられる(特に美容専門学校なら、ネイルの認定講師が在籍していることが多いです)
・就職のサポートが充実している
・仲間がいる

【デメリット】
・費用が高い(一般的に昼間のコースであれば、2年制で200~300万程)
・期間が長い(全日制or夜間部で、2年制がほとんど)

ネイルスクールに通う

ネイルだけを学べるネイルスクールも人気です。
働きながら通う社会人や、子育て中のお母さんなど、年齢・立場を問わず様々な人が学んでいます。
フリースクール制、土日のみ、夜間のみなどのスクールもありますよ。

【メリット】
・プロの認定講師から学ぶことができる
・実践的な設備や環境が整っている
・資格取得や就職サポートが充実している
・仲間ができる

【デメリット】
・費用がかかる(スクールの規模にもよりますが、一般的に30万~200万程になることも)
・時間がかかる(半年~1年が平均)
・教材・道具代が別途必要な場合がある

通信講座で学ぶ

通学はせずに自宅、オンラインで学ぶスタイルの通信講座にもネイリストコースがあります。

【メリット】
・時間に縛られず、自分のペースで学ぶことができる
・費用を抑えることができる(5万~20万)
・場所関係なく学べる
・教材が揃っている
・質問や添削指導のあるコースもある

【デメリット】
・モチベーションを保つのが難しい
・直接的な指導を受けることができない
・お互いに練習をしあう相手がいないため、実技練習が難しい
・プロとして実践的な技術を学ぶのは難しい

独学で学ぶ

スクールや通信講座の費用を抑え、自分のペースで学びたい人は、独学にチャレンジすることも可能です。

【メリット】
・YouTubeやWEBサイトなどを利用すれば費用が抑えれ、道具代だけで学ぶことができる
・自分のペースで進められる

【デメリット】
・モチベーションを保つのが難しい
・正しい知識や手順を習得するのが難しい
・困ったことを質問・相談できる相手がいない
・試験の道具など、全て自分で調べて用意する必要がある

ネイルサロンへの就職

ネイルサロンによっては、独自の研修制度やスクールを設けているところもあるので、そこで研修を修了すればサロンに就職、ネイリストデビューできるというパターンもあります。
会社によって制度やネイリストデビューするまでの流れが異なるので、求人の募集要項をしっかりチェックして、面接時にも質問してみましょう。

また、昔からあるのが見習いやアシスタントとしてネイルサロンに就職するパターンです。
研修を受けながら、先輩や上司の実務(サロンワーク)を手伝いつつ、見て学ぶことができます。

全くの無資格・未経験でネイルサロンに就職できたとしても、その後ネイリストとして独り立ちするまでは、自分の努力が必要不可欠。
実際のサロンワークを目の前で見るのはとても勉強になるので、すぐにネイリストとして働きたい方にぴったりです。

職業訓練校に通う

意外と知られていない職業訓練校に通うという手もあります。
職業訓練は、ハローワークを通して、合格した人だけが受けられる公的サービスですが、実はネイルコースもあり、なんと筆者もこの職業訓練校の出身です。

【メリット】
・プロの講師から指導を受けることができる
・選ぶスクールによって学べる内容が異なる(ジェルネイル特化型、ネイル全般など)
・受講料などの費用がかからない上に、要件を満たせば給付金を受けられる
・資格取得・就職サポートがある
・仲間ができる

【デメリット】
・平日9時~17時間で週5日しっかりと通う場合が多い
・簡単に休むことができない
・道具代やテキスト代は実費が多い
・時期によっては、募集がされていないこともある

ネイリストとして働く場所とそれぞれの特徴

ネイル施術中のネイリストの手元

ネイリストとして働く場所は、ネイルサロン以外にも様々です。
ここでは主要の働く場所や働き方を、特徴とともにご紹介します♪

ネイルサロンに就職する

ネイリストが働く場所で、最も一般的なのがネイルサロンへの就職です。
社員やパート・アルバイトとしてサロンの一員になり、お客様への施術をメインとして働きます。

【メリット】
・資格があれば比較的就職がしやすい(経験者であればより歓迎される)
・未経験OKや研修制度があるサロンが多い
・収入が安定している
・接客技術を学ぶことができる
・先輩の技術を間近で見て学べる

【デメリット】
・収入が低いこともある(特に未経験の場合)
・昇給がゆっくりなことが多い
・長時間座りっぱなしになることが多い
・土日休みが難しい
・長時間勤務になることもある
・女性ばかりが苦手な人は、人間関係で悩むこともある
・接客力やコミュニケーション能力が求められる

ネイルサロンの平均収入は、正社員の場合、18万~25万前後です。
パートやアルバイトの場合は時給制だったり、歩合制にしているお店も。
固定給に加えて、指名料の一部や、店販のインセンティブなどが入ることもあります。

仕事内容は以下の通り幅広いです。

・ネイル施術
・サロン内の清掃
・備品補充
・予約管理
・来客対応
・レジ対応

そして予約のない時間は基本的に休憩ではありません。
その時間を利用して、デザインサンプルを作成したりもします。

筆者がネイルサロンでネイリストとして従事し、感じたことは、ネイリストは技術職である反面接客業でもあるため、接客力・コミュニケーション能力も求められるということです。

どんなにネイル技術があっても、ひどい接客態度であればリピートするお客様はつかないでしょう。
お客様に満足いただくためには、接客力を身に着けることも必要です。

ネイルが大好きで、尚且つ、誰とでも仲良くなれる!といったコミュニケーション能力に自信がある人や、一人ひとりに合わせた接客をすることができる!という人には、ピッタリな仕事だと思います。

美容室・エステサロン・結婚式場などの併設サロンで働く

美容室やエステサロン、結婚式場などにネイルサロンが併設されており、そこでネイリストとして働くケースもあります。

【メリット】
・集客が比較的安定しており、指名が少なくても予約が入りやすい
・ブライダルや美容系の経験が積める
・ネイル以外の美容知識も学ぶことができる
・福利厚生が整っているところが多い
・正社員雇用が多い
・他業種の接客スキルも学ぶことができる
・将来のキャリアに幅が出る

【デメリット】
・店舗のメインは美容室やエステのため、ネイルはサブになりやすい
・ネイル以外の業務を任されることがある(レセプト含む)
・指名料や売上のバックがネイルサロンより少ないことがある
・ブライダル・成人式・卒業式などの繁忙期は激務になりやすい
・ネイルの閑散期は稼働が少なくなり、ネイル以外の業務ばかり任されることもある
・土日祝日は休みを取りづらい

筆者も以前、美容室やエステサロン併設のネイルサロンに勤務していたことがありました。
ネイルのお客様がいない時は、他部門のお客様対応や受付対応をしなければいけないこともありましたが、間近で美容室やエステの業務を見て、学ぶことができるのは魅力の一部でした。

また、ネイルの予約がない時も、美容室終わりのお客様が「今空いているなら、ネイル付け替えできる?」と急遽オーダーされることがあったりして、集客はしやすかった印象です。

美容師やエステティシャンを指名しているお客様に入客するなら、自分にとっても知っている人という共通点があるため、お客様との会話のネタにもなります。

さらに仕上がったネイルを見て、店舗スタッフみんなで「かわいいですね!似合ってますね!」など盛り上がることもあるので、お客様側の満足度も高く、リピートにも繋がりやすかったです。

ネイルだけでなく様々な美容関係に興味がある、ブライダルなどの記念すべき日に関わりたいという方にはおすすめな職場です!

業務委託・シェアサロン・出張ネイリストなどフリーランスで働く

業務委託やフリーランスのネイリストとして働く道もあります。

【メリット】
・働くスケジュールに融通がききやすい
・自分の好きな商材を扱える
・頑張れば頑張った分だけ、収入に繋がりやすい

【デメリット】
・軌道にのるまでは集客が大変
・収入が安定しにくい
・向上心やモチベーション維持も大変
・全ての仕事が自分の責任になる
・集客、施術、経理など全ての業務を一人でこなさなければならない
・出張の場合は、交通費や荷物の管理も必要

業務委託は一般的なネイルサロンや美容室などで、完全歩合の形で契約を交わすケースが多いです。
この場合の収入は、売上の40~60%が平均。
シェアサロンや間借りする場合は、賃料に相当するもののランニングコストも発生します。

また、出張ネイリストの場合は荷物を持ってお客様の自宅へ出向くため、車があるのが望ましいでしょう。
施術でお客様の自宅を汚す、ゴミを捨ててもらうなどは絶対にNGなので、ゴミ対策や掃除グッズなども持参しましょう。

独立し自宅やテナントでネイルサロンを開業する

ネイリストとして自宅でネイルサロンを開業するパターンや、テナントを借りてネイルサロンを開業するパターンもチェックしておきましょう。

【自宅サロンのメリット】
・ランニングコストが抑えられる
・働き方に融通がきく
・空き時間を家事などに充てることが可能
・軌道にのればリピートされやすい
・通勤時間がない

【自宅サロンのデメリット】
・生活スペースとの区切りの工夫が必要
・切り替えが大切
・ご近所トラブルに繋がらないよう配慮が必要
・軌道にのるまで集客が大変

【テナントで開業のメリット】
・駅前や繁華街なら集客がしやすい
・ネイルサロンは店舗面積が小さくても開業しやすい
・憧れのネイルサロンをゼロから自分で作ることができる
・ゆくゆくはネイリストを雇うなど店舗を拡大する夢も持てる

【テナントで開業のデメリット】
・初期費用、ランニングコストが高い
・内装や外装を改修する費用も必要
・常に集客に力を入れる必要がある
・立地がイマイチだと集客が難しい

ネイルサロンと美容室併設型サロンで勤務をしていた筆者は、結婚出産を機に独立し、自宅ネイルサロンを始めました。

ネイルサロン退職時に抱えていた指名客に声をかけれなかったことや、働いていたサロンから自宅が遠かったこともあり、最初は集客面でとにかく苦労しました。
子育て中で自分自身の受け入れのキャパも狭かったため、有名な広告媒体に載せることも厳しく、無料の媒体やSNSでコツコツと集客を集めました。

しかし、苦労した分近隣住民にヒットすると口コミが広がって集客に繋がり、近隣の方はリピート率もとても高かったのが印象的でした。

一方でテナントを借りてネイルサロンをオープンさせるのは、ネイリストとしては大きな夢でもありますよね。
自宅ネイルサロンと異なり、職場と自宅で分けてメリハリが付けられますし、内装も自分の思い通りに変えることができます。

しかし、初期費用やランニングコストは大きくなります。
その分を見込んでの価格設定やブランディングが必要ですが、サロン拡大の野望がある方はテナントを借りてネイルサロンを開業するのが理想的でしょう。

ネイルチップ作家になる

ネイルチップ作家は、ネイルチップを作成し、フリマサイトやSNSなどで販売する働き方です。

【メリット】
・在宅ワークができる
・自分のペースで仕事ができる
・接客が要らない
・とにかくネイルをするのが好きな人にはぴったり

【デメリット】
・収入が安定しにくい
・在宅勤務なので仕事とプライベートの切り替えが必要
・お客様の要望を聞き取り、それを形にする能力が必要

自分で考えたデザインチップを売ったり、お客様からデザインのオーダーを受けることもあります。
様々なデザインを幅広くネイルチップを作成し、お客様の要望を聞いて、それを形にする技術が必要です。

収入面では安定しにくいですが、自由度は高いため、とにかくネイルをするのが好きな方、苦にならない方や、空いた時間を有効活用して収益を得たい方に向いています。

講師として働く

ネイルスクールや専門学校で講師として働くパターンもあります。

【メリット】
・収入が安定している
・講師として、生徒の成長という達成感を得ることができる
・勤務時間が安定していることが多い

【デメリット】
・指導力、人に寄り添う能力が必要
・言語化能力が求められる
・圧倒的な技術力が必要
・認定講師の資格が求められることが多い

講師としてネイルスクールや専門学校で働く場合には、なにより圧倒的な技術力が必須で、さらに技術を人に教えるという指導力や、言語化能力が求められます。

また、うまくできずに落ち込む生徒に寄り添う力など、人間力も非常に求められる仕事だと言えます。
筆者は経験がないですが、出会ってきた講師の多くは、認定講師の資格を保有していました。
また、講師になってもなお、資格を維持するための努力を怠らない印象でした。常に向上心があり、また人に何かを教える、人を育てるのが好きという方には、向いている仕事といえるでしょう。

メーカーに就職する

ネイル業界には様々なネイル用品メーカーが存在し、そのメーカーに就職することもネイルに携われるひとつの方法です。

【メリット】
・収入が安定する
・勤務時間が安定する
・開発に携われることも
・事務仕事などを経験することで、他業種への転職もしやすくなる

【デメリット】
・ネイリストとして施術をできることは少ない
・接客好きは、型にはまらないことも
・事務仕事などネイルに関係のない仕事も必要
・自社商品を売り込む営業力が必要

メーカー勤務の場合、ネイリストとして施術ではなく、ネイルサロンやお店に商品を営業にいったり、事務仕事がメインになることが多いため、現場で働きたい人には不向きといえるでしょう。

反対に、ネイル業界をより活気づけたい、牽引したいといった思考の方には、商品開発や営業部門で活躍するのも向いているでしょう。

【プロ視点】お客様に選ばれるネイリストになるために本当に必要なこと

接客中のネイリストとお客様

今や、自宅サロンも含めるとネイルサロンを数えきれないほどあり、長く続けていく為には、お客様に選ばれるネイリストであることが求められます。
では、お客様に選ばれるネイリストとは、どんなネイリストでしょうか。
それは「いかにお客様を喜ばせることができるか」にかかっています。

ネイリストとして働いてきた筆者が感じた、お客様に選ばれるネイリストになるために必要なことを2つお伝えします!

技術力習得とトレンドのキャッチアップを続ける

まずは、ネイリスト=技術力。これは絶対です。
常に技術力UPのための努力が必要です。

そして、ネイルデザインのトレンドは常に入れ替わります。
常に最新のトレンドをキャッチアップし、習得をし続けることが大切。

「最近流行ってるこのデザインがしたくて~」と画像を持ってこられることも多々ありますし、「今ってどんなデザインや色が流行っていますか?」と相談をされることも多いです。
そんなときにすぐに答えを出せるネイリストだと、お客様も安心して任せることができ、それが信頼にも繋がっていきます。

接客スキルとカウンセリング術

技術はもちろんですが、ネイリストには接客スキルとカウンセリング力も必要です。
相手の頭の中にあるカラーやデザインを言葉で読み取るのは実は意外と難しいですし、さらに「お客様がどんなネイルにしたくて、それをどのように再現するのか」を言葉で表現して、伝える力が必要です。

また、そうしたお客様の要望を聞き出すには、お客様に相談しやすいと思っていただける接客スキル、ヒアリング能力が求められます。
自分のことばかり話してしまったり、人見知りでうまく話せなかったりだと、お客様は疲れてしまい、要望も伝えにくいでしょう。

まずはお客様に寄り添い、要望をしっかりと聞くことを意識することが大切です。

まとめ

ネイル施術中のネイリストとお客様

今回はネイリストとして働くためにはどんな資格が必要なのか、またネイリストのなり方や働き方について解説しました。

重複しますが、ネイリストには国家資格は必要ないが、資格の取得は就職で有利になることが多く、自分自身の自信、更にお客様からの信頼感へと繋がるため、取得をおすすめします!

取得しておくべき資格は、

・JNECネイリスト技能検定2級以上
・JNAジェルネイル検定中級以上

です。
ネイルサロンでの就職を考えている人は、これらを取得しておくと有利になるでしょう。

ネイルアイテムのプチプラ化が進んでいる昨今、セルフネイルに挑戦する人も増え、ネイリストに転職をしたいと考え出す人も増えています。
ネイリストになるためには、美容専門学校やネイルスクールなどの王道な道もありますが、あまりお金をかけられない人でも筆者のように職業訓練校に通うことで、ネイリストになることも十分可能です。

また、SNSの発達とともにセルフネイルの仕方や、ネイルのトレンドをお客様が検索しやすい昨今、ネイリストとしてお客様に支持されるには、自分や自分のネイルサロンをしっかりとブランディングすることも求められるでしょう。

少し器用な人なら自分でできてしまうネイルデザインであっても、「やっぱりプロにお願いしたい!」と少しでも多くの方に思っていただくためには、やはり技術向上のための努力を怠らないこと、お客様に寄り添う接客力・コミュニケーション能力を磨くことが必要不可欠です。

筆者がネイリストに対してずっと思っているのは、「ネイリストは技術職でありながら接客業でもある」ということです。

お客様は初めて会う私たちに1〜2時間手を差し出し、思うように動けない状態でしばらく施術を受けます。
その1〜2時間を「ただ待つ時間」にするのか、それとも「楽しかった!」「あっという間だった!」「癒された」「くつろげた」と思っていただくのか。
それは私たちネイリストの接客力にかかっています。

どんなに技術が優れていても、接客面でマイナス要素があるとリピートは難しいです。
接客あってこそ技術がより輝く仕事だと思います。

もちろん、ネイルの作業は好きだけど接客が苦手という方は、ネイルチップ作家で働くなどの選択肢もあります。
ネイリストとしての働き方も多種多様です。

この業界は、自分がどのようなネイリストになりたいのか、どんな働き方をしたいのか、じっくり考えて手探りで進んでいくこともできます。
しかし、ネイリストを目指す以上は、セルフネイラーと差別化を図れるあなたにしかなれないプロのネイリストを志すことも大切です。

筆者は、「自分にネイルができるようになったらネイル代が浮く」という安易な考えで職業訓練を受けました。
実際にネイリストになった後に、自分の施したネイルを見ながら笑顔で帰るお客様を見るのがとても嬉しくて、これからも「ネイルで人を笑顔にしたい!」という一心で長くネイリストを続けることができました。

また、リピーターがつくと毎月必ずお客様と会えるため、話も尽きず、信頼関係も築けます。
成人式や結婚式などお客様の人生における大切な節目のネイルを任せていただくことも多く、とても感慨深い経験をたくさんさせていただきました。
この喜びや幸せは、実際にネイリストになり経験しないと分からないものです。

長くなりましたが、今、この記事を読みに来てくださった少しでも多くの方が、ネイリストを目指していただけたらとても嬉しいです!
ネイリストはとても素晴らしい職業だと、私は胸を張って言えます!

ネイリスト仕事のやりがい、大変さ、本音はこちらの記事でも解説しています!

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