ネイルチップの作り方|材料は何が必要かを初心者向けに解説 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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ジェルを100円ショップやドラックストアで手軽に買うことができるようになり、セルフネイルをする人が増えています。

セルフネイルはネイルサロンに行くよりも安くジェルネイルを楽しめるのがメリットですが、片手で行うアートは慣れないと難しいものです。

また、セルフのオフは時間がかかるので、「付けるのは楽しいけどオフが面倒だな……」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

他にも、学校や職場でネイル禁止のため、休日しかネイルできないという方も多いです。

このような状況下で、セルフネイルやジェルネイルに躊躇している場合におすすめなのが「ネイルチップ作成」です。
ネイルチップを作れば、自分好みのネイルデザインやアートが付けたいときにいつでも楽しめます。

今回は、ネイルチップを作るときに必要な材料や、爪とチップのサイズ調整のやり方を初心者向けにご紹介します。

ネイルチップの自作は簡単!

ネイルチップを作るのは自爪にアートするよりも簡単です。

インスタでやりたいデザインを見本にしながら作ったり、オリジナルで好きなパーツを乗せたり、ハンドメイド作品を作る気分で作成できます。

装着中や取り外す時にチップが傷まなければ、数回繰り返して使うこともできるのでお気に入りのデザインを何度も楽しめるのも魅力です。

まずは、ネイルチップ作りに必要な基本の材料をご紹介します。

チップ作りと装着に必要な材料

ネイルチップを作るときは、以下の材料を用意しましょう。

  • ネイルチップ
  • チップスタンド
  • ファイル類
  • 両面テープや粘着グミ
  • カラージェル
  • ノンワイプトップジェル
  • 硬化用ライトや筆
  • アートに必要なパーツ類

ネイルチップ

ネイルチップの形にはいくつか種類があります。
特に人気なのは「オーバル」や「ポイント」といった指が長く見える物です。他にもスクエアなどがありますよ。

好みの形や長さのチップを購入することで、チップの爪先を整える手間が省けます。

オーバル

500枚入りでリーズナブルな価格が魅力。
10種類のサイズがあるので、自爪に合ったサイズがまだわからない時におすすめです。

クリアチップなので、透け感のあるカラーも活かせます。

ポイント

先端の形が尖ったポイントと呼ばれるカットスタイルのネイルチップです。
10種類のサイズがあります。

人差し指や中指で使用頻度の高い4番と5番は100枚ずつ入っているのもいいですね。

チップスタンド

ネイルチップを持ちやすく固定するための土台です。
使いやすいマグネットタイプや、組み立てタイプがおすすめです。

マグネットタイプ

マグネットで土台にくっつくので土台にくっつけて5本セットでも使っても、取り外して1本ずつでも使用可能です。

硬化用のライトが底板の付いているタイプの場合、金属の板になっていることが多いため、硬化時にピタッとくっつけられるというメリットもあります。

組み立てタイプ

組み立てて円形の状態でも、セパレートしても土台がしっかりしているので倒れにくいです。

ネイルチップを固定するためのチップが付いているので安定した状態で色を塗ったりパーツを置いたりできます。

ファイル類

ネイルチップの長さや形を削って整えたり、表面をやすってジェルを定着させるために使います。

初心者の方にはセット売りのものを買ってしまうのがおすすめです。

グリッド数が異なるネイルファイルとスポンジバッファーが6本のセットになっているので必要なファイルが一気に揃えられます。

シャイナーもついているので爪磨きにも使えますよ。

エメリーボードからスポンジバッファー、目の粗さが違うファイルがセットになっています。

たくさん削りたい時は目の荒い80グリッド、形を整える時は細かい180グリッドと、使い分けができるのが便利です。

両面テープや粘着グミ

ネイルチップの装着には両面テープか粘着グミがおすすめです。

ネイルグルーは粘着力が高いのですが、ネイルチップを取り外す時にネイルチップが折れたり欠けたりしやすく、再利用出来なくなります。

両面テープ

こちらの両面テープは強力な接着力と、シールのサイズが豊富なのが魅力です。

一般的な両面テープよりも厚みがあり、ゴムのように伸びるので爪のカーブにフィットします。

粘着グミ

グミタイプなので、厚みがありつけ心地が良いです。

また、粘着力も高くネイルチップがしっかりと付いたまま長持ちします。

ゼリーのようにプニッとしているので、ネイルチップが爪のカーブにしっかりと合い、取れにくいです。

使用前に自爪の油分を消毒用アルコールやリムーバーで拭き取ると、チップが取れにくくなります。

カラージェル

ネイルチップを作るならマニキュアよりもジェルネイルを使うのがおすすめです。

ジェルネイルはツヤが長持ちしますし、マニキュアよりもアートの幅も広がりますよ。

トレンドのアートをインスタなどのSNSを見ながら真似をしてみて取り入れたり、パーツを盛ってみたりいろいろなアートを楽しんでください!

ちなみに、ネイルチップにジェルネイルを塗るときはベースジェルは必要ありません。

カラージェルから塗り始めますが、塗る前にスポンジバッファーで全体をサンディングして、表面を綺麗に消毒用エタノールで拭き取ってから塗りましょう。

使いやすいカラーや発色の良いカラーの30色セットです。ワンカラーだけでなくアートにも使えます。

ノンワイプトップジェル

前述の通り、ネイルチップ作りにベースジェルは必要ありませんが、トップジェルは用意しましょう。

トップジェルを塗ることでツヤが出るだけでなく、塗ったカラーやアート、パーツも長持ちします。
未硬化ジェルが出ず、拭き取りのいらないノンワイプトップジェルが楽ちんでおすすめです。

ガラスのようなツヤが出るノンワイプトップジェルです。プチプラなのでコスパも抜群

硬化用ライトや筆

ジェルネイルは硬化用のライトがなくては固まりません。照射時間が長いUVライトより、短時間で硬化できてライト交換をせずに長く使えるLEDライトがおすすめです。

また、マニキュアのようにハケ付きのジェルネイルなら良いのですが、コンテナタイプのジェルネイルを使うならジェルネイル用筆も用意しましょう。
手描きで細かいアートを書くなら、細筆も用意してくださいね。

アートに必要なパーツ類

やりたいアートやデザインによって、好みのパーツを準備してください。

初めて作る場合は、インスタなどでデザインを探して見本にしながら作るか、紙にデザイン図を描いてから始めましょう。

ネイルチップにパーツが乗せきれない、バランスが悪くなるなどの失敗を減らすことができます。







ジェルを使ったネイルチップの作り方

マグネットネイルのチップ

ここではジェルを使ったネイルチップの作り方を紹介していきます。
ジェルネイルチップは自爪に直接するジェルネイルと同じようなデザインが楽しめるのが魅力です。

マニキュアネイルチップはワンカラーのようなシンプルなネイルチップを作りたい時におすすめ!
マニキュアで作る場合は、ライト硬化の部分を自然乾燥と考えていただければOKです。

また、マニキュアでのネイルチップ作成時には、ネイルパーツを付ける時にネイルグルーが必要になります。

1.スタンドにチップを貼りつける

まずはネイルチップをチップスタンドに貼り付けます。
両面テープで付けるのがおすすめです。

自爪の違って油分除去をする必要はありませんが素手で触ってしまって油分がついているときや、ダストが付着している時は消毒用エタノールでサッと表面を拭き取りましょう。

2.カラージェルを塗る

ネイルチップにカラージェルを塗っていきます。
自爪ではないのでベースジェルを塗る必要はありません。

ネイルチップを塗る時には、爪先側が手前になるようにスタンドを持って塗りましょう。

できるだけ色ムラにならないように塗り、表面がつるんとしたライトで硬化します。

自動点灯のライトを使っている場合、チップスタンドのサイズが小さいとセンサーが反応しないことがあります。
必ず点灯していることを確認してくださいね。

3.カラージェルを2度塗りする

カラージェルを2度塗りし、ライトで硬化します。

基本的には2度塗りでOKですが、色味が薄い場合などは更に重ね塗りを行いましょう。

4.アートをする

アートを行います。
パーツを付ける時にはアイシングジェルやビジュージェルを使用します。

凹凸はしっかりと粘度の高いクリアジェルで埋め込み、引っかからないようにしてください。

ミラーアートをする時にはアイシャドウチップなどでパウダーを擦りつけますが、チップ同士が近いとパウダーが飛び散ってしまうことがあるので注意しましょう。

5.ノンワイプトップジェルで仕上げる

最後にノンワイプトップジェルでコーティングして仕上げます。

ネイルチップ作りの時は、未硬化ジェルが出るタイプのトップジェルよりもノンワイプトップジェルのほうがおすすめです。

硬化後にベタつきや引っ掛かりがないか確かめて、問題がなければこれで完成です。

ネイルチップの付け方・外し方

セルフネイルする女性

作ったネイルチップをどうやって付けるのか・外すのかも大事ですよね!
今回は、最も手軽で手に入りやすい両面テープでの付け方を紹介します。
自爪を傷めにくい外し方も合わせて解説します。

両面テープを使ったネイルチップの付け方

1.下準備をする

ネイルチップを付けるための下準備として、甘皮ケアと油分除去を行います。
この2つをすることでネイルチップが外れにくくなりますよ!

2.自爪に両面テープを貼る

この時に両面テープの接着面に素手で触ると粘着力が弱まるのでピンセットを使用するのがおすすめです。

3.ネイルチップを根元からくっつける

チップは爪の根元の方から位置を合わせて貼っていきます。
貼りつける時は空気が入らないように気をつけましょう。

4.指で痛くない程度にぎゅっと押さえつける

痛くない程度の力加減でネイルチップを押さえつけてしっかりとくっつけます。これで完成です。

両面テープで付けた場合のチップの外し方

1.ぬるま湯を用意します

お風呂の温度くらいのお湯を指先が入るサイズの容器に用意しましょう。

2.指先をお湯に浸け、ウッドスティックでチップを外す

お湯の中に指先を入れ、少し経ってからウッドスティックでネイルチップを浮かせて外します。
根元の隙間からスティックを入れ込んで浮かせましょう。

3.ネイルチップを外せたら保湿ケアをする

自爪が乾燥している状態だと割れたり二枚爪になったりしやすいのでしっかりとネイルオイルで保湿してください。







ネイルチップのサイズ調整方法

ネイルチップ作りで重要なのがネイルチップのサイズを合わせることです。

ネイルチップは10~12種類のサイズがセットのタイプと、1サイズがたくさん入っているタイプがあります。

まずはたくさんのサイズが入っているネイルチップを購入して、自爪の大きさに1番近いサイズを見つけましょう。

既製のネイルチップでサイズがぴったりの人もいますが、ほとんどの場合はファイルで削って調整が必要です。
調整する場合は、自爪よりも少し大きめのネイルチップを使います。

サイズ調整のやり方

自爪とジャストサイズのネイルチップがない時は、削ってサイズを調整しましょう。

ここではネイルチップの削る部分と、削り方を解説します。
削る時はファイルとスポンジバッファーを用意してくださいね。

1.近いサイズのネイルチップを指に当てて削る部分を確かめる

ネイルチップは自爪に沿ってまっすぐに合わせて大きさを確認します。
合わせた時に曲がっていると調整しても合わないチップになってしまうので注意しましょう。

上の写真の場合、チップの横幅が自爪より大きいので、ネイルチップのサイドをファイルで削ります。
根元のカーブも自爪の方が少しきついので削りましょう。

ちなみに、合っていない部分だけを削ると、爪先とのつながりが悪くなることがあります。
こまめに大きさを確認して不自然さがないようにすると、装着時も綺麗に見えます。

2.サイズが合っているか確認する。

横幅や根元のカーブの調整が出来たら最後にもう1度大きさを確認します。

しっかりサイズが合っていたら、削った部分をスポンジバッファーで軽くこすって滑らかに整えましょう。

スポンジバッファーをかけたら、削りカスやバリが残っていないか確認します。
削りカスやバリが残っていると、塗ったときに凹凸が出やすくなります。

削りカスはネイルブラシを使って綺麗に払い落とし、バリはバッファーでこすって削り落としましょう。

調整前後のネイルチップ比較

幅を狭くするため、横を削ったので調整後のチップのほうがスリムになっています。

また、根元も直線的だった調整前より、調整後はカーブが深くなりより自爪に合った形状です。

ネイルチップの保管方法

作ったネイルチップは、両手分セットにして保管するのがおすすめです。

取り出しやすいのはネイルサロンのように、ディスプレイ用のケースに入れて飾ったり、写真立てに両面テープで貼り付けたりする方法です。

しかし、このやり方だとホコリを被りやすく、日光に当たって変色してしまうことがあります。
ここでは、費用を抑えてネイルチップを綺麗に保存できる保管法をご紹介します。

用意するもの

  • 名刺サイズのメッセージカード
  • 両面テープ
  • カード用(名刺用)ファイル

1.名刺サイズのカードに2列に両面テープを貼り、ネイルチップを並べて貼り付けます。
コピー用紙などを名刺サイズに切って作ってもOK。

2.あとはカードをファイルに入れるだけです。
ネイルチップの厚みが出るため、カードが少し小さめのほうが入れやすいです。

ネイルチップに関してよくある質問

Q&Aの写真

ネイルチップの作り方や保管方法についてわかっていただけたでしょうか。
ここからはネイルチップに関してよくある質問に回答していきます!

ネイルチップに標準サイズはある?

ネイルチップのサイズは0~10までの数字で表します。
片手5本の標準サイズは25468と表記されることが多いです。

2は親指、5は人差し指、4は中指、6は薬指、8は小指となります。

標準サイズがあるとはいえ、爪のサイズは人それぞれ異なります。

柔らかい素材のメジャーで測ったりマスキングテープと定規で測ったりして自分の自爪のサイズを知り、それに合うサイズのネイルチップを選ぶことが大切です。

ネイルチップは再利用できる?

両面テープや粘着グミで付けたネイルチップは再利用できます!
ネイルグルーで付けたネイルチップは、外す時にリムーバーを使用するため、ネイルチップも溶けてしまうので再利用できません。

再利用したり記念に取っておいたりしたいネイルチップはネイルグルーで付けず、両面テープや粘着グミで付けるようにしましょう。

100均のものだけでネイルチップ作りできる?

100均で販売されているものだけでネイルチップ作りは可能です!
ジェルやマニキュアはもちろんのこと、チップスタンドや硬化用ライトも販売されています。

ただし、硬化用ライトはチップスタンドに付けたネイルチップを入れるには高さが低い場合がありあます。
ライトがきちんと当たりにくい可能性があるので、ライトをハンディタイプとして使用するなど、工夫をしてみてくださいね。

ネイルチップを付けた時に不自然な場合の対処法は?

ネイルチップを付けた時に不自然になったり違和感があったりする時の原因は以下のどれかです。

  • ネイルチップのサイズが合っていない
  • ネイルチップの自爪の根元のカーブが合っていない
  • ネイルチップと自爪のCカーブが合っていない
  • カラーやデザインが肌に合っていない

まず、サイズや根元のカーブが合っていない場合は、ぴったりサイズのものを選び直すか、ネイルチップを削ってサイズを合わせましょう。
次にCカーブ(爪先から見た時のカーブ)が合っていない時は両面テープの重ね貼りがおすすめです。

最後にカラーやデザインが合っていない時は、ナチュラルカラーのものを選んだりパーソナルカラーを参考にしたりするのが良いでしょう。
とはいえ、デザインやカラーに関しては好きなものを選ぶのが結局は良いと思いますので、ネイルチップのサイズを合わせる方法で対応してみてくださいね!

ネイルチップで特別な日のネイルを楽しもう!

ネイルチップを作るときに必要な材料や、チップの調整の仕方を紹介しました。

休日のときだけネイルをしたい、推し活の日に痛ネイルを付けたいという方は、ネイルチップを作って装着すると気軽にネイルが楽しめます!

オフがセルフジェルネイルよりも楽なので、気軽にネイルを楽しむことができますよ。

ネイルチップ作りのポイントは以下のとおりです。

  • ネイルチップのサイズを合わせる。
  • 装着は粘着グミを使うと粘着力が高いのでおすすめ。
  • 自爪の油分と水分を拭き取ってから付けると取れにくい。

ネイルチップの自作は、お洒落としてネイルを楽しみたい人だけでなく、新しい趣味を始めたい人にもおすすめです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

他にもネイルチップについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

ネイルチップが合わない?変な感じになる時の対処法
https://www.nailjoshi.com/98395/

ネイルチップをアロンアルファで付けちゃいけない理由|付けてしまった時の対処法
https://www.nailjoshi.com/97544/

ネイルチップはネイルサロンで作ってもらえる!知っておきたいポイントと注意点
https://www.nailjoshi.com/97305/







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