【自宅で簡単】足裏の角質除去完全ガイド|正しいやり方をネイリストが解説 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

ガサガサ、ひび割れ、硬くて分厚いなど、足裏やかかとって何かしら悩みがつきものですよね。

足の裏は様々な要因から乾燥しやすく、その状態が長く続くとトラブルを起こしてしまいがち。
硬くなったかかとはそのままにしていても中々良くならないので、定期的にお手入れをし、日々の保湿で皮膚をやわらかく保つのがおすすめです。

今回は、気になる足裏のケアについて、ネイリストが徹底解説いたします。
セルフでできる角質除去法や、その時の注意点などもまとめてみたので、是非参考にしてくださいね!

足裏に角質が溜まりやすい理由

女性の足の裏のアップ

足裏は、身体の中でも角質が溜まりやすい部分です。
まずはその要因について解説していきます。

物理的な刺激

立ち上がる時や歩く時は、足裏を使って身体を支えますよね。
特にかかとは、歩く時にまずはじめに地面を踏む箇所なため、踏み出した時に全体重がかかり硬くなりやすいのです。

また、足は裸足で過ごすより、靴下や靴を履いている時間の方が長いのではないでしょうか。
このような長時間の履物による圧迫や物理的な刺激も、角質を硬くしてしまう要因の一つとされます。

乾燥

人間の皮膚は汗を排出する「汗腺」と、皮脂を分泌する「皮脂腺」がありますが、足裏にはこの皮脂腺がありません。

皮脂は天然の保護膜とも呼ばれ、適度に分泌されることで肌の潤いを保ってくれています。
ですが、皮脂腺のない足裏はこの保護膜ができにくいので、乾燥しやすいのです。

ターンオーバーが滞っている

肌のターンオーバーが正常であれば、表面の古くなった角質は定期的な周期で剥がれ落ちていきます。
ですが、滞っていれば古い角質が剥がれ落ちず、そのまま皮膚に残り続け、不要な角質として溜まっていきます。

不要な角質が溜まると皮膚が分厚くなり、ガサガサしたりひび割れたりと、様々なトラブルが起こってしまいます。

足裏の角質を除去しないとどうなるの?

ビーチの足元アップ

足の裏の角質は、放っておくと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
角質除去をしないことで起こりうるリスクやデメリットを解説していきます。

タコや魚の目ができやすくなる

タコや魚の目は、同じ箇所に刺激が加わり続けることで、一部分の皮膚が分厚くなってしまう現象です。

まずはタコから始まり、さらに刺激が加わることで芯のある魚の目へと変化していきます。
魚の目になると芯が神経を圧迫して痛みを伴うため、歩くことに支障をきたします。

また、タコや魚の目は見た目的にも目立つので、裸足になるのが恥ずかしいと悩む方も!
綺麗な足元を保ちたいなら定期的な角質ケアを行い、タコや魚の目を予防しましょう。

パックリひび割れが起こりやすい

角質が溜まっていくと、皮膚は厚みを増し、色も濁ってくすんでいるように見えます。

厚みがある皮膚はパックリひび割れを起こしやすく、ひどい方は痛みが伴うようになることも!
このような状態で慌てて保湿しても、皮膚の表面しか保湿できないため、元のやわらかい皮膚に戻すには時間がかかってしまいます。

パックリ割れを起こさないよう、常に保湿を心がけましょう。

足のにおいが強くなる

角質が溜まって厚みのある皮膚は、「本来剥がれ落ちるはずの不要な角質が残っている」状態です。
その不要な角質には様々な汚れが蓄積されており、それが溜まっていくとにおいの原因になってしまいます。

特に、靴を長時間履く方や、汗をかきやすい時期はにおいがきつくなりやすいので、気を付けましょう。

水虫のリスク増加

不要な角質は、雑菌が繁殖しやすい環境であるといえます。

特に、足のトラブルで多いのが水虫のお悩み。
水虫は白癬菌が原因で起こる皮膚トラブルで、足裏や足の爪などで繁殖しやすく、進行するとひどい痒みを伴います。

通常の皮膚状態であれば、水虫の菌はお風呂で洗い流されますが、角質が溜まっていると奥に入り込んだ菌までは洗えず、そのまま繁殖して水虫を発症してしまいます。

見た目的にも良くないですし、人に移してしまうリスクもあるため、ならないよう予防することが大切です。

足の角質ケアのやり方を徹底解説

フットバス中の足元のアップ

硬くなってしまった角質は、保湿だけでは中々元の状態に戻りません。
まずは溜まった角質を除去し、その後保湿をしっかり行うのが効果的です。
ここではセルフでできる、足の角質ケアのやり方を解説していきます。

用意するもの

  • フットバス(たらいや足が入る洗面器など)
  • 足の角質用やすり
  • ボディスクラブやフットスクラブ
  • ボディクリームなどの保湿剤
  • タオル

フットバスはたらいや洗面器など、足を浸せるものであれば何でも大丈夫ですが、ない方は湯船にお湯を張ってお風呂の中でケアしてもOKです。

1.フットバスで角質を柔らかくする

フットバスにお湯を張り、足を5分〜10分程度浸けます。
かかとなどの厚みが気になる方は、少し長めに浸けた方が良いかもしれません。

ただし、あまり長く浸けると皮膚がふやけてしまうので、皮膚の状態によって調整してください。
フットバス後はタオルで水分をきちんと拭き取りましょう。

2.足の角質用やすり(リムーバー)で軽く削る

フットバス後は皮膚がやわらかくなっているので、足の角質用やすり(リムーバー)で厚みのある部分を削っていきます。

白い削りカスのようなものが出れば綺麗に削れている証拠です。
力を入れすぎると上手く削れないので、手首のスナップを利かせ、様々な角度から行ってください。

3.ボディスクラブやフットスクラブで角質を取り除く

ある程度削れたら、ボディスクラブやフットスクラブを使い、角質をさらに取り除いていきます。

ボディスクラブは皮膚の硬い部分はたっぷり塗ってもOKですが、やわらかい部分は控えめにするとお肌への負担が少なくなります。
クリームタイプやジェルタイプなど様々なアイテムがあるので、使いやすいものを選んでくださいね。

4.ボディクリームやフットクリームで保湿する

足の裏全体を触ってみてやわらかくなったら、一度足を洗い流し、水分を拭き取ってから保湿をします。

おディクリームやフットクリームなど、お好みのものを使ってください。
かかとや角質の厚かった部分は念入りに保湿しましょう。

セルフの角質ケアはここに注意!

かかと用やすり(リムーバー)とケア用クリーム

セルフで角質ケアは、間違った方法で行うと悪化させてしまう可能性があります。
注意点をまとめてみたので、参考にしてください。

角質の削りすぎはNG

角質の削り過ぎには十分気を付けましょう。

角質は、刺激や圧迫が多い箇所に溜まっていきます。
外部刺激から守るための皮膚の防御反応なので、削りすぎてしまうと今までの刺激に耐えられず、より分厚くなってしまうかもしれません。

また、薄くなった皮膚は敏感になり炎症を起こす恐れもあるため、一気に全部を削ってしまおうとはせず、ある程度薄くし「毎日保湿→数日後に再び角質ケア」のように、少しずつ深くお手入れしていくのが良いでしょう。 

角質ケアの頻度は多くても週1

角質ケアは毎日するものではありません。
高頻度で行うと、角質の削りすぎで皮膚が敏感になってしまい、炎症や皮膚トラブルを起こすリスクが高まります。
角質ケアの頻度は、多くても週一程度にするのがおすすめです。

角質除去後の保湿が重要

角質除去後は、しっかり保湿を行いましょう。
その日だけでなく、毎日続けることで角質が溜まりづらくなり、やわらかい足元を保てるようになります。

お風呂上りや寝る前など、最低でも一日一回は行うよう心がけてください。

自分の足にフィットする靴を選ぶ

足裏の角質は、合わない靴が原因で分厚くなることも多いです。

革靴やパンプスなど圧迫される靴や、サイズの合っていない靴などで繰り返し刺激が起きると、刺激から守るために皮膚が分厚くなります。
合わない靴を無理やり履かず、自分の足にフィットする靴を選びましょう。

ですが、仕事柄革靴が避けられない、おしゃれのためにパンプスを履きたい、といった方もいますよね。
そのような方は、家では裸足で過ごし、保湿やケアをしっかり行う、角質ケアを定期的に行う、サロンでフットケアを行うなど、できるだけ予防になる対策を行ってください。

他にも気になるフットケア情報はこちらで解説しています♪

まとめ

足裏は角質が溜まりやすい箇所です。そのまま放置しているとタコや魚の目ができたり、パックリ割れを起こす、水虫や臭いが気になるようになるなど、良くないことが起こります。

トラブルを予防するために、毎日の保湿や定期的な角質ケアを行い、皮膚をやわらかく保つよう心がけましょう。
お手入れに力を入れ、清潔で綺麗な足元を保ってくださいね。

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「フットネイル・フットケア」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント