ホワイトネイルはワンカラーでシンプルなものを指すこと多く、爽やかで存在感のある仕上がりになります。
しかしセルフでマニキュアを使ってホワイトネイルを作ろうとすると、ムラになってしまってなかなか大変です。
そこで今回の記事では、ホワイトネイルをマニキュアで仕上げる時に大切なポイントをご紹介します。
ホワイトネイルはどんなイメージになる?
ホワイトネイルをする人はどんな印象になるのか気になりませんか?
色は清廉で無垢なイメージがあるのでブライダルネイルにも好まれます。
もちろんカジュアルネイルでも人気のカラーです。
ホワイトネイルのイメージは以下のようなものになります。
- おしとやか
- 女性らしい
- 清楚
- 華やか
- スタイリッシュ
おしとやかで女性らしい雰囲気を出せます。
デザインはシンプルなワンカラーの全面塗りや、カラーグラデーションがおすすめです。
逆にパールホワイトなら華やかになります。
派手さを抑えつつも華やかなネイルにしたいときにはパールホワイトのワンカラーをしてみてはいかがでしょうか。
また、ホワイトネイルにミラーネイルなどを合わせるとスタイリッシュな印象にも仕上がります。
ちょっとクールな雰囲気のネイルにしたい時はホワイトにワンポイントでミラーラインを加えたり、ミラーフレンチにしたりしてみてはいかがでしょうか。
ホワイトネイルをセルフでチャレンジ!
おしゃれで今っぽい雰囲気のホワイトネイルは、白という色の性質上マニキュアだとかなり塗りにくいです。
マットなタイプでも、多少透け感があるタイプでも、筆跡が付いてムラになりやすいので、なかなかうまく行かないという意見をよく目にします。
そもそも白をはじめ、パステルやベージュなど薄い色はどんなマニキュアでも塗りにくく、ムラができやすいのはご存知ですか?
その難易度から、JNECネイル検定という、多くのネイリストが受ける資格の実技テストに「パールホワイトのマニキュア塗り」が入っているほどです。
しかし逆から捉えると、「ホワイトのマニキュアがキレイに塗れればネイリスト並みの腕前」と考えられますよね。
この機会にホワイトのマニキュア塗りをマスターして、きれいなセルフネイルができるようになりましょう。
以下では、塗るときのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
マニキュアを塗るときのポイント
- ベースコートで凹凸をなくす
爪に凹凸があると、溝にマニキュアが溜まりやすくなり、うまく色が乗りません。爪の凹凸はベースコートでカバーすれば、色素沈着の防止やマニキュアの長持ちにも繋がります。 - カラーは2度塗りで完成させる
1度塗りでもキレイに発色するマニキュアはありますが、ホワイトをはじめ、カラーのマニキュアはしっかり2度塗りで仕上げるのがおすすめです。
まず1度塗り目では爪の形をしっかり取ることを優先して塗りましょう。色はかすれない程度に塗れていればOKです。
そして2度塗り目でムラができないように、ふわっと爪全体を塗ります。力を入れずに、1度目よりも多めにマニキュア液を使うようにしてください。 - ツヤが出るトップコートでコーティング
トップコートはマニキュアの長持ちに繋がるだけでなく、色むらや凹凸をカバーする効果も期待できます。
マットなトップコートではムラが目立ちやすいので、ジェルネイルのようにツヤが出るものを使用しましょう。
ドロっとしている時はうすめ液
マニキュアは開封してすぐの新しいものは塗りやすいテクスチャーですが、開けてから時間が経ってしまったものはドロドロになっているときがありますよね。
そんな時は「うすめ液」を使うとマニキュアがサラサラの状態に復活しますよ。
使い方は簡単で、うすめ液を数滴ドロドロのマニキュアボトルに入れたら、マニキュアのボトルをしっかり締めて軽く振ってよく混ぜるだけです。
一気にたくさん入れるとシャバシャバになってしまうので少量入れて様子を見ながら使いましょう。
マニキュアでセルフネイルをする方は1本持っていると便利です。
スポイト付きで使いやすいです。
ボトルタイプで口先が細くなっているのでそのままマニキュアボトルに入れられます。
プチプライスで取り入れやすい。
ドラッグストアやバラエティショップでも販売されています。
塗りやすいおすすめのホワイトマニキュア
ホワイトのマニキュアの中で初心者の方にもおすすめの塗りやすいマニキュアをご紹介します。
ネイルサロンでもよく使用されているOPI(オーピーアイ)のマニキュアです。
色ムラになりにくく塗りやすいテクスチャーが魅力。乾くのも早いので失敗しにくいので初心者にもおすすめです。
プチプラで取り入れやすいキャンメイクのホワイトです。
しっかりマットなカラーなので2度塗りでパキッとしたホワイトネイルにできますよ。
とりあえずホワイトネイルをしてみたい方に。
速乾がウリのサリーハンセンのホワイトマニキュアです。
マニキュアを塗ってから乾くまでの待ち時間を短縮させたい方におすすめでセルフネイルの時短が叶います。発色も綺麗です。
ホワイトネイルをムラなく塗るのは一朝一夕では難しいです。
まずは練習としてフットネイルで塗ってみても良いかもしれません。ホワイトがマニキュアでキレイに塗れるようになれば、他の色もきっと塗りやすくなるはずです。
ぜひ練習しておしゃれなホワイトネイルに挑戦してみてください。
ホワイトネイルに他のカラーを組み合わせるなら
ホワイトネイルはお洒落で可愛いですが、他のカラーと組み合わせてみたいなという時もあるのではないでしょうか。
組み合わせが可愛いカラーや、合わせる時におすすめのデザインをご紹介します。
ピンク
ホワイト×ピンクは王道の可愛いデザインになります。ホワイトネイルをベースに、アクセントカラーとしてピンクを使うのがおすすめです。他にもチェック柄やツイード柄でピンクと白の組み合わせも人気で、秋から冬にオススメです。また、ピンクベージュのワンカラーの上にホワイトのカラーグラデーションをするデザインのことをベイビーブーマーといいます。こちらはもともと海外で人気のデザインですが、日本でも指が綺麗に見えるので根強いファンがいるデザインです。
ブルー
ホワイトとブルーの組み合わせは爽やかで涼しげなので夏に人気です。
スカイブルーに白で雲を描くデザインがメルヘンチックで可愛いです。
雲はスポンジに白を取ってポンポンと叩くように色をつけると綺麗に仕上がりますよ。
他にも水面ネイルでもホワイトは活躍します。
水面ネイルをする時は、ブルーを塗った上にホワイトを量多めに塗って乾く前にクリアをポトッと落として行きます。
そうするとクリアによってホワイトが押し広げられて水面のような印象になりますよ。
スピード感が大事なので、自信がない場合はジェルでやってみてくださいね!
イエロー
イエローとホワイトは春らしいデザインや、ひまわりネイルにおすすめのカラーです。
春らしいデザインで特に人気なのはミモザネイルです。
ホワイトのワンカラーにイエローの小さな花柄がとてもキュートに仕上がります。
フットネイルでもおすすめのデザインなので春にやってみてはいかがでしょうか。
また、クリームイエローとホワイトの組み合わせはナチュラルで優しげな印象になるのでカジュアル系が好きな方におすすめです。
モノトーン・ブラウン系
写真のようにモノトーンやブラウン系で揃えるとシックでお洒落なニュアンスネイルになりやすいです。
どんな服装にも合って、オフィスネイルでも素敵なので大人女性におすすめの組み合わせです。
ぜひホワイトネイルがマンネリだなという時にやってみてください。
また、ホワイトとグレーや、ホワイトとブラックの組み合わせはクールでスタイリッシュです。
格好いいネイルがしたいけれど黒一色は派手かなという時にぜひチャレンジしてみてくださいね!
ラメ
ホワイトネイルはラメと合わせるのもおすすめです。ゴールド系もシルバー系も似合います。
他にもオーロラホログラムなどを乗せると涼しげな雰囲気に仕上がるのでおすすめですよ。
マニキュアならホワイトネイルをした後にラメマニキュアを先端にサッと重ねるだけでもオシャレです!
ホワイトネイルはジェルもおすすめ
ここまでマニキュアでホワイトネイルをする方法をお話してきました。
ホワイトは色ムラなく塗るのが難しいカラーなのがわかったと思います。
マニキュアのホワイトは色ムラになりやすいにもかかわらず、少しずつ固まってきてしまうので何度も塗り直せないことが難しさに拍車をかけています。
もし時間をかけてじっくりと塗りたいなら、ジェルを使うのがおすすめです。
ジェルはオフが大変ということをデメリットに感じる方もいるかもしれませんが、ワンステップジェルの中にはピールオフが可能なものもあります。
また、ベースジェルをピールオフタイプのジェルにすればシールのように剥がすことができます。
気になる方はぜひジェルにもチャレンジしてみてくださいね!
ジェルとライトを揃えればすぐに始められますよ!
↓ワンステップジェルの使い方はこちらの記事で紹介しています↓
https://www.nailjoshi.com/51878/
肌に馴染むベージュみのあるカラーです。持ちは1週間ほどですが、ペリペリとジェルリムーバーなしで剥がすことができます。
ジェルは硬化の際にライトが必要です。必ず購入しましょう。
ピールオフジェルです。いつものベースジェルの代わりにこちらをベースにすることでサンディングなしでジェルを付けることができるようになります。
また、ペロッとはがせることも可能です。