セルフネイルをしているけれど、ワンカラーばかりで飽きてしまった、他のデザインにも挑戦してみたい・・・。
そんな方におすすめなのが「グラデーションネイル」です!
グラデーションネイルとは、色の濃い部分から薄い部分への色合いの変化を楽しむネイルデザインです。
上品な雰囲気に仕上げることができるので、オフィスネイルとしても人気があります。
今回の記事では、セルフでグラデーションネイルのやり方やおすすめのカラー、おすすめのデザインをご紹介します。
また、筆以外の方法でグラデーションを仕上げていく方法もご紹介しているので自分にあった方法を見つけてみてくださいね!
- グラデーションネイルは爪が伸びてもかわいい!
- セルフにグラデーションネイルがおすすめの理由
- マニキュアを使った簡単グラデーションネイルのやり方
- ・用意するもの
- ・マニキュアでのグラデーションネイルの手順
- ジェルネイルを使ったグラデーションネイルのやり方
- ・用意するもの
- ・ジェルネイルでのグラデーションネイルの手順
- 初心者におすすめ!グラデーションを上手に作る方法
- ・スポンジを使う
- グラデーションにおすすめなカラー・そうでないカラー
- ・おすすめのカラー
- ・おすすめしないカラー
- アイシャドウでもグラデーションネイルはできる!
- ・アイシャドウを使ったグラデーションのやり方
- グラデーションを失敗した時の対処法
- おすすめのグラデーションデザイン
- ・グラデーションの基本デザイン
- ・グラデーションをアレンジしたデザイン
- ネイルをする前はネイルケアを忘れずに
- ・セルフネイルケアのやり方
- まとめ
グラデーションネイルは爪が伸びてもかわいい!
グラデーションネイルの特徴は、カラーの境目をぼかし、色味を先端に向かって徐々に濃くしていくデザインです。
根元がクリアなため伸びても気になりづらく、境目が自然に馴染むので、ナチュラルな印象に仕上がります。
シアーカラーや肌なじみカラーと相性が良く、オフィスネイルとしてもとても人気があるデザインです。
グラデーションネイルは、爪の長さや形に関係なく、誰でも似合う万能なネイルデザインと言えるでしょう。
セルフにグラデーションネイルがおすすめの理由
前述の通り、グラデーションネイルは色の濃い部分と淡い部分が徐々に切り替わっていく色合いの変化を楽しむデザインですが、特にセルフネイルを始めたばかりの方にはもってこいです!
セルフにおすすめな理由は、
セルフネイルで苦戦しがちな「キューティクルラインのライン取りを気にしなくても済む」というメリットがあります。
そして、グラデーションネイルは根元がクリアカラーになるのが一般的なため、
「爪が伸びたときにワンカラーネイルよりも根元の隙間がわかりにくい」
というのも魅力です。
また、どんな色もグラデーションにすることで淡い色味の部分ができ、ナチュラルで上品な仕上がりになるため万人受けし、場所やファッションを選ばずに楽しむことができます。
デザイン性もあり見栄えも良いため、一見難しそうですが、綺麗にラインを揃える必要がなく、シアーカラーを使えばテクニックも不要で自然に馴染んでくれます。
不器用さんやワンカラーを難しく感じる方は、ぜひグラデーションネイルにチャレンジしてみて下さい♪
マニキュアを使った簡単グラデーションネイルのやり方
マニキュアでグラデーションをする方法をご紹介していきます。
マニキュアの場合は、乾く前にぼかさなければならないのでテンポよく筆を動かすことがポイントです!
用意するもの
- ベースコート
- トップコート
- カラーポリッシュ
- キッチンペーパー
マニキュアでのグラデーションネイルの手順
- ベースコートを爪全体に塗ります。
- カラーポリッシュを爪の先端から半分までに塗ります。
- キッチンペーパーで筆をサッと拭いて、乾く前に塗り始めの部分をブラシでぼかします。ポンポンと叩くようにするとぼかしやすいです。
- ③がよく乾いてから今度は爪の先端から3分の1くらいまでカラーポリッシュを塗ります。
- キッチンペーパーで筆を拭いて、③との境がスムーズになるように境目をぼかします。
- ⑤が乾いたら先端に更にカラーポリッシュを塗って濃淡をはっきりとさせます。
- 最後にトップコートを爪全体に塗って乾かしたらグラデーションネイルの完成です。
ジェルネイルを使ったグラデーションネイルのやり方
続いてジェルネイルでグラデーションをする方法をご紹介します。
ジェルの場合は自然には固まらないので時間をかけてぼかすことができます。
用意するもの
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- カラージェル
- ジェルブラシ
- キッチンペーパー
- 硬化用ライト
ジェルネイルでのグラデーションネイルの手順
- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- カラージェルを少量取って爪先の半分まで塗ります。
- キッチンペーパーでジェルブラシを拭いて、境目のジェルをトントンと爪の根元側に持っていき、軽い力で筆を爪先まで引き抜きます。これを爪の幅の分繰り返してぼかしたらライトで硬化。
- 爪の先端から3分の1くらいまでカラージェルを塗ります。
- ③と同じようにして2度塗り目もぼかします。ライトで硬化します。
- 3度塗り目で爪の先端だけにカラージェルを塗って濃淡をしっかり付けたらライトで硬化してください。
- 最後に爪全体をノンワイプトップジェルでコーティングしてライトで硬化したら完成です。
初心者におすすめ!グラデーションを上手に作る方法
初心者でも簡単にきれいなグラデーションを作る方法があります!
それは「スポンジ」を使うやり方です。
筆ではきれいにぼかすことができないカラーも、スポンジで簡単にきれいにぼかすことができちゃいます♪
スポンジを使う
メイクスポンジにジェルやマニキュアを付けてポンポンと軽く叩くようにして色を付けていくと、簡単にグラデーションになっていきます。
ブラシでぼかすより境目がわかりにくくなりやすいので、使っていないメイクスポンジがあれば小さくカットして使ってみてくださいね。
2色を使ったグラデーションの境目をぼかすときにも活躍するので縦グラデーションなどもやりやすくなりますよ!
【スポンジを使ったやり方】
- ベースコートを塗る
- 半分より少し根元側まで薄めにカラーを塗る
- スポンジを使ってポンポンぼかす → 硬化
- 爪先1/3にカラーを塗る
- スポンジを使ってぼかす → 硬化
- トップコートを塗って完成
一層目は薄めに塗布するのがポイント。
自爪がほんのり色付く程度にしておくと、境目が自然になります。
グラデーションは2〜3層の濃さがあると仕上がりが綺麗です。
2回目のカラー塗布で薄いと感じた場合、先端部分のみもう一度カラー塗布とぼかしを追加してください。
マニキュアの場合は、アルミホイルなどをパレット代わりにし、ボトルから出して少量ずつ塗布しましょう。
ぼかした後しっかり乾かしてから次の工程に行くと、失敗のリスクが少なくなります。
グラデーションにおすすめなカラー・そうでないカラー
グラデーションは人気のデザインですが、色味によっては向かないカラーもあります。
グラデーションにおすすめのカラーと、おすすめしないカラーを解説していきます。
おすすめのカラー
グラデーションにおすすめのカラーは、「シアー系カラー」と「ラメ入りのカラー」です。
まずはこれらのカラーがおすすめな理由をお伝えします♪
■シアー系カラーがおすすめの理由
マットカラーよりもシアーカラーのほうがグラデーションはやりやすいです。
マットなカラーは境目をぼかすのが難しく、綺麗にグラデーションにならないことがあります。
もしお手元にマットカラーしかない場合は、ベースやトップなどのクリアなマニキュアかジェルをミックスしてシアーカラーを作ってしまいましょう!
■ラメ入りのカラーがおすすめの理由
クリアのマニキュアやジェルの中にたっぷりのラメが入っているラメ入りのカラーはグラデーションがしやすいです。
特にジェルは、ライトに入れるまで固まらないので爪楊枝の先でラメの位置を動かすことができます。
1度塗りでもラメの濃い部分を作ることができるので、簡単にグラデーションができます。
おすすめしないカラー
グラデーションに向かないカラーは、濃い原色カラーや黒やブラウンなどのダークカラー、マットカラーです。
ビビットな原色や濃いダークカラーはその色味をしっかり楽しむためにあるので、自然な仕上がりのグラデーションとは目的が異なります。
また、ベージュやピンクなど肌なじみの良いカラーでも、マットな質感だとテクスチャが重ためになり、境目をぼかすのが難しいです。
色味ではなく質感でもグラデーションになりにくいカラーがあるので、注意してくださいね。
■赤や黒などの「濃いカラー」は初心者には難しい
ダークカラーや原色カラー、赤や黒ような濃い色も、もちろんグラデーションにすることはできますが、きれいにぼかすためにはテクニックが要るため初心者には難しいカラーです。
特に、赤や黒などのパキッとしたカラーはクリアを混ぜてもぼかしにくく斑になりやすいので、慣れないうちはグラデーションよりワンカラーやフレンチで楽しむ方が良いでしょう。
どうしてもやりたい場合は、同じ赤や黒でもマットタイプではなく「透明感のあるクリアタイプのカラー」を使って行うとグラデーションしやすくなります。
アイシャドウでもグラデーションネイルはできる!
実は、ジェルネイルであれば「アイシャドウ」を使ってグラデーションにするという方法もあります!
使っていないアイシャドウや破棄を考えているアイシャドウがある方は、簡単なのでぜひやってみてください。
アイシャドウを使ったグラデーションのやり方
- まずベースジェルを塗って硬化した後にノンワイプマットジェルを塗って硬化し、表面をマットにします。
- 次に、アイシャドウチップにシャドウを取り、グラデーションになるように擦って色付けします。
- 余分なパウダーはブラシで落としてから、トップジェルでコーティングして硬化すれば完成です。
グラデーションを失敗した時の対処法
もしグラデーションネイルをしようとしていたけれど、色ムラになってしまったり、よれてしまったりしたときにも慌てる必要はありません!
失敗した部分に、ラメを重ねたりホログラムを乗せてみて下さい。
デザインとしては華やかになりますし、失敗したことも分かりにくくなるので一石二鳥です。
シルバーやゴールドの「細かいタイプのグリッター」を持っていると様々な場面で使えるので、購入しておいて損はありませんよ。
おすすめのグラデーションデザイン
グラデーションネイルはデザインのバリエーションがとても豊富です。
ここでは、グラデーションの基本となるネイルデザインと、グラデーションをアレンジしたネイルデザインをご紹介します!
グラデーションの基本デザイン
まずは、初心者の方におすすめな基本デザインからご紹介します♪
■1色のカラーグラデーション
一色で行うカラーグラデーションは、グラデーションネイルの基本です。
先端に向かって徐々に色味が付いていきますが、シアーカラーだと自然に馴染み、ナチュラルで美しい指先を演出していきます。
ベージュやピンクのグラデーションネイルは、オフィスネイルでも人気のデザインです。
■縦グラデーション
縦グラデーションは、縦半分に分割してグラデーションを行うデザインです。
基本は真ん中で二分割するので、真ん中が境目になります。
2色使って行うことが多いですが、中央部分は2色のカラーが混ざりあった色味になり、組み合わせる色次第で様々な印象を演出してくれるデザインです。
■逆グラデーション
逆グラデーションは、通常先端部分が濃くなるグラデーションと反対で、キューティクル側の色味が濃くなります。
スキンカラーでワンカラーをした後、根元部分から少し濃いめの色を重ねることが多く、スキンカラーとピンク系の逆グラデーションは「花びらネイル」などとも呼ばれ、柔らかく華やかな印象を与えてくれます。
花びらネイルは上品&可愛さのあるデザインなので、大人女子にも人気があります。
他にも、色の組み合わせで様々な雰囲気を演出できるデザインです。
■ラメグラデーション
ラメを使ったグラデーションは、キラキラ好きな方におすすめです。
ラメのワンカラーだと爪全体がキラキラしてしまい、派手な印象になりがちですが、先端部分のみのラメグラデーションだと、自然だけど華やかな指先に仕上げてくれます。
夏の時期に指先を華やかに演出したい場合、冬の時期にシルバーラメでちらつく雪をイメージしたりと、様々なシーンで使えるデザインです。
グラデーションをアレンジしたデザイン
グラデーションができるようになると、人気のデザインも自分でできるようになります!
では、グラデーションをアレンジしたデザインをご紹介します。
■2色グラデーション
グラデーションは1色で行うことが多いですが、2色使ったグラデーションもおしゃれさがあって素敵です。
相性の良いカラーで行うとまとまりの良い仕上がりになりますし、相反する色を組み合わせても個性的で格好良く仕上がります。
色の組み合わせで様々な雰囲気を演出することができるため、人と被りたくない方におすすめです。
■チークネイル
チークネイルは、チークのように爪の真ん中がぽっと色づいたように仕上げるネイルデザインのことです。
爪の中央の色を濃く、縁に行くに連れて色が薄くなるようにグラデーションにします。
チークネイルはピンクやレッド系、オレンジ系のカラーを使うことでさり気なく血色感を出せるのでどの世代にも取り入れやすい人気のデザインです。
■桃ネイル
桃ネイルは、フルーツの桃のような色味にピンク、イエロー、ホワイトをグラデーションにするデザインです。
マニキュアでもジェルネイルでも比較的簡単にできるのでセルフで取り入れやすいでしょう。
夏に人気のデザインで、水滴アートとの相性が抜群です。
肌なじみが良く仕上がるので派手にはなりにくく、オフィスネイルにしてもフェミニンで違和感がないです。
■ベイビーブーマー
ベイビーブーマーは、海外で人気のデザインで、ピンクベージュをベースに塗ってホワイトでカラーグラデーションをするデザインです。
指が細く長めに見え、上品なネイルが好きな方におすすめです。
マニキュアで行う場合にはベースカラーのピンクベージュがしっかり乾いてからホワイトを塗るようにしましょう。
ネイルをする前はネイルケアを忘れずに
ネイルを塗る時は、マニキュアでもジェルネイルでも「爪の下準備」がとても大切です。
すでにやっているという方もおさらいのつもりで確認してみてください。
これまで特に気にしていなかったという方は、下準備をすると持ちが良くなり、仕上がりがより綺麗になるのでしっかりと意識して行うようにしましょう!
■ネイルケアに必要なものはコレ!
- エメリーボード
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー
- キューティクルニッパー
- 消毒用エタノール
- ワイプ(カットしたキッチンペーパーでOK)
- スポンジバッファー(ジェル)
セルフネイルケアのやり方
- エメリーボードで自爪の長さと形を整えます。
- キューティクルリムーバーを爪の根元に塗布します。
- 甘皮がふやけるのでメタルプッシャーで甘皮を押し上げます。
- キューティクルニッパーで甘皮と指先の角質を除去。
- (ジェルネイルのみ)スポンジバッファーで自爪の表面を軽く擦って傷をつけます。サンディングといい、この工程をすることで自爪とジェルの密着が高まり持ちが良くなります。
- 消毒用エタノールをワイプに染み込ませて自爪の表面を拭き取り、油分除去します。油分除去をすることでマニキュアやジェルが剥がれにくくなります。
これで下準備の完了です。
下準備をきちんとすることで、「表面がツルンと仕上がる」「キューティクルラインを取りやすくなる」「ネイルの持ちが良く」「仕上がりのクオリティが上がる」など、メリットがたくさんあります♪
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、セルフネイルでグラデーションのやり方についてご紹介してきました。
マニキュア、ジェルネイルのやり方のほか、グラデーションにおすすめのカラーや失敗した時の対処法もお話しました。
グラデーションネイルはどんなカラーでも品よく仕上がりやすいので大人っぽい雰囲気にしたいときにおすすめのデザインです。
また、グラデーションネイルの基本のやり方を応用すればチークネイルや桃ネイルといった人気のデザインをすることもできるのでぜひやり方を覚えてみてくださいね。
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