爪が割れた…でも切りたくないあなたへ|安全な応急対策と今すぐできる亀裂補強 | ネイル女子

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爪が割れやすいという症状に悩まされている人は、男性よりも女性の方が多いです。
それもそのはずで、男性の爪に比べて、女性の爪は生まれつき厚みが薄いことがほとんどなのです。

さらに、せっかく伸ばしていた爪も、薄くて脆かったり、栄養や睡眠が足りていないと割れやすくなります。
綺麗に伸ばしているのに切りたくないですよね。

そこでこの記事では、爪が割れやすい原因や特徴をご紹介し、さらに割れたけど切りたくないという方のために、亀裂の直し方や対処方法についても一緒にご紹介します。

爪が割れやすくなる原因とは

爪がストレスポイントから割れている写真

なぜ爪が割れやすくなってしまうのでしょうか?
爪が割れたり欠けたりしやすくなる原因には「乾燥」「爪切りでバチンと切る」「栄養不足」などが挙げられます。
一つずつチェックしていきましょう。

乾燥

爪が割れやすくなる最大の原因は乾燥です。

ハンドソープや石鹸を使った手洗いをすると、汚れとともにうるおい成分や肌のうるおいを守る皮脂膜も洗い流してしまうことがあります。
また、アルコール消毒も手や爪の油分や水分を奪い、乾燥させてしまいます。

さらに、体の水分不足も乾燥する原因の1つです。
健康的な体を維持するには、水が必要なことは皆さんご存知かと思います。

水の摂取量が十分でない場合、体が優先すべきは、生命を維持するために必要な内蔵機能への水分供給です。
そのため、爪への水分供給は後回しにされ、爪は常に水分不足の状態になっていきます。

そうして、乾燥しやすく割れやすい爪になってしまうのです。
体や爪には、同じ水分でもお茶やコーヒーではない「水」が必要不可欠です。
指先までしっかりと水分が行き届くように、毎日最低でも1.5Lの水を飲むように心がけましょう。

爪切りでバチンと切る

自宅で爪を短くする時は何を使っていますか?
市販の爪切りという人が多いのではないでしょうか?

爪切りは簡単に爪をカットできて便利ですが、実は力が強くかかるので、爪先にダメージを与えてしまうことがあります。

爪は1枚のように見えますが、実際には爪の表面からトッププレート(背爪)、ミドルプレート(中爪)、アンダープレート(腹爪)という3層構造です。

爪切りでパチンと切ったときにトッププレートとミドルプレートの間で剥がれてしまったり、ミドルプレートとアンダープレートの間で割れたりすることが二枚爪の原因かもしれません。

栄養不足

爪の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質です。
つまりタンパク質の摂取量が少ないと、丈夫な爪が生えにくくなるのです。

丈夫な爪を作るには、鶏肉や赤身の魚など、タンパク質が豊富に含まれている食べ物をしっかり食べることが大切です。
普段の食生活で摂取する栄養が偏っていたり不足していたりすると、二枚爪やささくれなどのトラブルが起こりやすくなります。

そしてタンパク質だけでなく、亜鉛、鉄分、ビタミン、ミネラルも必須です。
しかし、これらの栄養素は爪だけでなく全身に必要なので、よほど意識して摂取していかないと、体の末端にある爪にまで栄養が行き届かなくなります。

そのため、爪は栄養が不足すると真っ先に弱ってしまいます。
栄養不足で爪が弱い方に意識して摂って欲しいのは、以下の食材です。

・大豆製品
・緑黄色野菜
・乳製品
・レバー
・ナッツ類

以上、爪が割れやすくなる原因についてご紹介しました。
毎日の生活で心当たりがある方は、これらを回避するだけでも効果的なので意識してみてください。

爪が割れた時の基本の対処方法

ネイルケアとマニキュアが並んでいる

爪は一度割れてしまうと元通りになることはありません。
割れてしまった部分は爪やすりや爪切りを使って、部分的に取り除いたり短くしておきましょう。

こうすることで引っかかったり、更に亀裂が大きくなるのを防げます。

おすすめは爪やすりを使って形を整える方法です。
爪切りはバチンと切った瞬間の負荷が大きいので、さらに亀裂が入りやすくなる可能性があります。

手間はかかりますが、爪やすりで少しずつ削って、割れた部分がなくなるように形を整えましょう。

爪が割れたけど切りたくない時の対処法とは?

爪を伸ばしている途中で割れてしまった場合は補強をしましょう。

ネイルグルーとハードナー(トップコート)を使ってこまめに補強して、切っても支障がない程度に伸ばしていくのがおすすめです。

補強は意外と簡単で、ネイル用の接着剤であるネイルグルーを割れたところの表と裏に塗り、くっつくまでよく乾かします。

その後ハードナーを爪全体に塗ってコーティングすれば完成です。
ハードナーがなければトップコートでもOK!

割れた部分が深い場合はなかなか根気よく伸ばす必要があるので、日常の動作も気をつけて生活しましょう。

爪の亀裂が深くなってしまった時はこちらの記事を参考にしてくださいね。

爪を割れにくくするケアのやり方

ネイルオイルでケア中の手元

ここからは毎日のケアで爪を割れにくくする方法をお伝えします。

ネイルオイルで保湿する

爪を割れにくくするには何といっても保湿することが大切です。
保湿のためにハンドクリームを利用している方は多いと思いますが、爪自体の保湿にはネイルオイルをおすすめします。

ネイルオイルはドラックストアやネイル用品を取り扱うショップで購入できます。
自宅で使うならスポイトタイプやマニキュアのようにハケで塗るタイプ、持ち運びにはチューブやペンタイプがおすすめです。
香り付きのものが多いので、好みの香りを選べば気分転換にもなりますね。

また、入浴や水仕事後は、タオルやペーパーで水分をよく拭き取って、オイルやハンドクリームですぐに保湿しましょう。

食器洗いなどで強い洗剤を利用する際は、できるだけゴム手袋を使用すると乾燥や手荒れを予防できます。

爪やすりで整える

爪を切るときは爪切り用のニッパー(ネイルニッパー)で指先のカーブを意識して少しずつカットするか、爪やすり(エメリーボード)で削るのがおすすめです。

エメリーボードはドラッグストアや100円ショップで販売されています。
ネイルニッパーはマニキュアやセルフネイル用品コーナーで売られており、爪切りより少し高価ですが、爪の構造層を崩さずにカットすることができるので、割れにくい状態を保つことができますよ。

まとめ

エメリーボードを使っている様子

せっかく伸ばしている爪は、割れた時でも切りたくないですよね。
自分で出来る亀裂の対処方法でしっかり保護すれば、切らずに爪を伸ばし続けられますよ。

そして切りたくない時こそ、乾燥を防ぐケアを続けたり、爪や体にとって必要な栄養素を取ることが大切です。
しっかり対策して、切りたくない時に割れない、丈夫な自爪にしていきましょう。

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