セルフネイルをしていて、「マニキュアが全然落ちない!」という経験をしたことはありませんか?
ジェルネイルがNGな方にとって、マニキュアは爪のおしゃれに欠かせないアイテム。
たくさんの種類をコレクションしてる方も多いと思いますが、特にギラギラしたグリッターラメや、ホログラム入りのラメマニキュアは、落とすのが大変ですよね。
今回は落としにくさを感じている方に向けて、「落ちにくいマニキュアの落とし方」を徹底解説していきます。
落とし方のコツや、持っていると便利なアイテムも紹介するので、是非参考にしてくださいね!
- ラメネイルが落ちにくい理由
- ・色やトップコートの種類によって落ちにくい場合もある
- プロもやってる!ラメネイルを落とす方法
- ・用意するもの
- ・落ちにくいマニキュアの落とし方
- ・なかなか落ちないときは待ち時間を長くする
- 基本のやり方で落ちない時はアルミホイルを使う
- ・必要なもの
- ・全然取れない頑固なラメの落とし方
- ・アルミホイルを使った際の注意点
- 持っていると便利なアイテム
- ・綿棒、ウッドスティック
- ・ラメ用の除光液がおすすめ
- ・ラメ用のコットン
- 頑固なマニキュアを落とすときの注意点
- ・ラメは無理に剥がさない
- ・ゴシゴシこすらない
- ・除光液を使った後はすぐに手を洗い保湿する
- よくある質問
- ・重ね塗りしたマニキュアの落とし方は?
- ・トップコートがなかなか溶けない場合は?
- ・ネイルリムーバーで「ノンアセトンタイプ」とは?
- まとめ
ラメネイルが落ちにくい理由

マニキュアの中でも落ちにくいラメタイプのマニキュア。
ゴシゴシ拭き取ってもなかなかきれいに落ちず、オフに苦労した経験をお持ちの方も多いですよね。
ラメネイルは、ホログラムやグリッターなど粒子が大きめのものが多く、しっかり密着させるための粘度が高めに作られています。
密着力が高い分除光液が浸透しづらく、落ちにくいのです。
色やトップコートの種類によって落ちにくい場合もある
ラメマニキュアだけでなく、カラーやトップコートでも落ちにくいタイプが存在します。
まずカラーですが、赤や黒などのハッキリした色は色残りが目立ちやすいので、少しでも残っていると落ちていないと感じてしまいます。
特にサイドの際部分や爪裏側は除去しづらい箇所なため、色残りがないようしっかりスキンダウンしてオフしましょう。
また、最近のトップコートは厚みが出るタイプも多く、除光液が反応しにくく感じることもあります。
このように落ちにくいと感じる場合は、この後紹介するオフのコツや、アルミホイルを使う方法を試してみてください。
プロもやってる!ラメネイルを落とす方法

ラメマニキュアを落とすのは難しいですが、コツさえ掴めば綺麗に落とせます。
では、プロ直伝の、ラメネイルの落とし方を解説していきます。
用意するもの
- 除光液
- コットン
- ウッドスティック
落ちにくいマニキュアの落とし方
落ちにくいマニキュアは、基本に沿って丁寧に落としていくことが重要です。
基本のやり方を確認していきましょう。
1.コットンに除光液をたっぷりと含ませる(垂れてこない程度)
コットンには、除光液を垂れてこない程度にたっぷり染み込ませましょう。
量が少ないと浸透しづらく、落とし残しが出てしまいます。
コットンを軽く押さえて滴り落ちない程度の量が、適量の目安になります。
2.ラメネイルに1のコットンを乗せて、人差し指と親指で押さえる
オフしたい爪に先ほどのコットンを乗せ、人差し指と親指で押さえます。
力強く押さえるとコットンから除光液が垂れてしまうので、包み込むように乗せるのがポイントです。
爪はカーブを描いているので、カーブに沿って爪全体にコットンがしっかり乗っている状態にしてくださいね。
3.そのまま動かさずに10秒ほど待つ
コットンで爪を包み込んだら、そのまま動かさずに10秒程度待ちます。
除光液をマニキュアに浸透させ、落としやすくしていきます。
4.除光液とネイルが馴染んだらそのまま優しくコットンで拭う
除光液がマニキュアと馴染んだら、やさしく拭っていきます。
ギュッと押すと除光液と馴染んだマニキュアが爪周りに広がり、皮膚に色移りしてしまうこともあるので、力の入れすぎに気をつけましょう。
5.まだ残っている場合はコットンのキレイな面で拭き取っていく
残っている場合は、コットンの面を変え綺麗な箇所でふき取っていきます。
特にサイドの際部分は残りやすいので、コットンを折り、角部分で拭く、またはウッドスティックを使って細かい部分を落としていきましょう。
なかなか落ちないときは待ち時間を長くする
きちんと工程を行っても、ホログラム入りや密度の濃いラメは落ちないことがあります。
その場合は、手順3の置き時間を少し長くしてみてください。
基本のやり方で落ちない時はアルミホイルを使う

基本のやり方で落ちない時は、ジェルネイルと同じようにアルミホイルを使うのもおすすめです。
アルミホイルを使った密閉オフのやり方を解説していきます。
必要なもの
- アルミホイル
- 除光液
- コットン
- ウッドスティック
アルミホイルは、指の第一関節まで包めるくらいの大きさにカットしておきましょう。
ジェルネイルと同じように、コットンも爪全体を覆えるくらいのサイズにカットしておくと作業がスムーズに行えます。
全然取れない頑固なラメの落とし方
必要なアイテムを準備したら、早速やっていきましょう。
アルミホイルを使ったオフの具体的なやり方を解説していきます。
- コットンに除光液を染み込ませる
爪サイズに切ったコットンに除光液を染み込ませ、爪の上に置きます。
除光液の量は垂れない程度の適量にしてください。 - アルミホイルを巻く
コットンを爪の上に置いたらアルミホイルで指先を包み込んでいきます。
包み方はやりやすい方法でOKですが、隙間がないように巻いてください。
隙間があるとそこから揮発してしまい、上手くオフできない場合があります。 - 少し時間を置いてから落とす
2〜3分放置したら、アルミを外しそのままコットンで拭き取ります。
あまり放置すると爪周りを極端に乾燥させてしまうので、長く放置しないよう気を付けてください。
オフ後は手を洗い、しっかり保湿しましょうね。
アルミホイルを使った際の注意点
アルミホイルでの密閉オフは効率よく落とせる方法ですが、注意点もあります。
一つずつ確認していきましょう。
■長時間放置しない
巻いたまま長時間放置すると、爪周りをかなり乾燥させてしまいます。
アルミでの密閉はジェルネイルのオフでも行いますが、ジェルの放置時間は10分前後
マニキュアの密着力はジェルほどないので、その時間を超えないようにしましょう。
マニキュアの場合は、長くても5分程度に留めておくのがおすすめです。
■肌荒れ時はNG
キューティクルが荒れていたり、ささくれを剥いた後など、肌が炎症を起こしている時は絶対にやめましょう。
傷口がしみる恐れがあります。
また、冬場のひどい乾燥や、洗剤負けのように、肌が敏感になっている時も刺激を感じやすいです。
除光液で余計肌を荒れさせないよう気をつけてくださいね。
持っていると便利なアイテム

落としにくい時は、「通常のオフアイテム+便利アイテム」を使うのが良いかもしれません。
持っていると便利なアイテムをまとめてみたので、参考にしてください。
綿棒、ウッドスティック
ウッドスティックは細かい箇所に使えるので、持っていると重宝します。
ない方は綿棒で代用しましょう。
ウッドスティックや綿棒の先端に除光液を含ませたら、サイドの爪と皮膚の境目や、爪の裏側などの細かい部分の落とし残しを除去していきます。
スキンダウンをしっかりして行うとやりやすいですよ。
ラメ用の除光液がおすすめ
最近ではラメ用の除光液も販売されていて、厚めのトップコートもスッキリと落ちるので、そういった専用アイテムを使うのもおすすめです。
通常のリムーバーとの違いですが、主成分であるアセトンの含有量が多めとなっています。
アセトンはジェルネイルやスカルプをオフする際に使われるので、多めに含まれるもの、もしくはアセトン100%原液で落とすとしっかり除去できます。
ただし、乾燥しやすく独特の刺激臭もするので、保湿と換気をしっかり行うことが大切です。
■ネイリスト ラメエナメルリムーバーII
こちらの商品は、税込583円とお手頃ながらラメネイルが落ちやすい除光液です。
アセトンは多めですが、保湿成分である植物性のセラミド配合されていて、爪や肌にやさしい設計となっています。
ラメだけでなく、重ね塗りしたネイルカラーも簡単に落とすことができます。
しっかり除去できるやさしい除光液を探している方におすすめです。
ドラックストアやAmazonなどネットで簡単に手に入れることができます。
ラメ用のコットン
除光液だけでなく、コットンにもラメオフに特化したアイテムがあります。
ラメ用コットンとは、通常のコットンとは違い表面が凹凸になっていて、その凹凸でラメを絡めとる仕組みです。
ホログラムなど大きめのラメはしっかり張り付いていることが多いので、こういったアイテムを使うと効率よく除去できるでしょう。
■資生堂 ネールラメ落としコットン
こちらは片面が凹凸加工されたコットンで、凹凸の面がラメをしっかり絡めとり、スムーズに除去できるアイテムです。
反対の面は通常のコットンで、除光液の含みがよく際部分にもフィットしマニキュアをやさしく拭き取ることができます。
手の除去はもちろん、フットマニキュアのオフにもおすすめです。
頑固なマニキュアを落とすときの注意点

マニキュアが中々落ちないからといって、無理やり落とすのはやめましょう。
頑固なマニキュアを落とす時の注意点を挙げていくので、是非気を付けてくださいね。
ラメは無理に剥がさない
ラメは直接爪に張り付いているようなものなので、無理やり剥がさないようにしましょう。
爪やウッドスティックでガリガリ落とす方もいますが、無理に剥がすと自爪を傷める原因となります。
自爪にダメージを与えないためにも、やさしく落とすことが大切です。
中々落ちない場合は、アルミホイルでもう一度巻くなど、ゆっくり丁寧にオフしてください。
ゴシゴシこすらない
ゴシゴシこすると、そこで摩擦が生じます。
強い摩擦は爪や肌へのダメージになるので、やさしく拭き取るのが負担を少なくするポイントです。
除光液は多すぎてもNGですが、少なすぎるとゴシゴシしないとマニキュアを落とせないので、コットンには力を入れずにオフできる量を含ませてください。
除光液を使った後はすぐに手を洗い保湿する
除光液は揮発性があり、肌や爪を乾燥させてしまいます。
自分の手元を乾燥から守るためにも、使用後はすぐに手を洗い薬剤を早めに洗浄しましょう。
その後は、ネイルオイルやハンドクリームで爪先までしっかりと保湿してください。
よくある質問

最後に、よくある質問にお答えしていきます。
重ね塗りしたマニキュアの落とし方は?
2度3度と重ね塗りしたマニキュアは、サラッと塗ったマニキュアより厚みがありますよね。
通常のやり方ではなく、アルミ密閉でオフするのがおすすめです。
除光液をマニキュアにしっかり浸透させると、スムーズに除去できます。
トップコートがなかなか溶けない場合は?
トップコートが溶けない場合は、ゼブラファイルで少し削ってから除光液を使ってください。
力を入れて削ると自爪が削れてしまったり、摩擦熱を感じる場合があるのでやさしく行いましょう。
ゼブラファイルは100円ショップで購入できます。
ネイルリムーバーで「ノンアセトンタイプ」とは?
ノンアセトンタイプとは、オフの主成分であるアセトンが入っていない除光液です。
「ノンアセトン」や「アセトンフリー」と記載されているならこのタイプとなります。
アセトンはしっかり落とせる反面、使ったあとは乾燥しやすいデメリットもあるので、肌が敏感な方はノンアセトンタイプの方が負担が少なくオフできます。
ただし、大きめラメやカラーを重ね塗りした場合、ノンアセトンタイプだと落とす力が弱いので、アセトンを使って素早く落とす方が負担は少ないかもしれません。
マニキュアによって使い分けるのがおすすめです。
まとめ

最近のマニキュアは、プチプラのものでも発色が良かったり長持ちしたりと、セルフネイルがさらに楽しめるようになりました。
しかし、その反面落としづらいと感じることもありますよね。
ネイルオフはジェルネイル同様、マニキュアも爪のダメージを受けやすいので、オフの作業こそ基本に忠実に丁寧に行う必要があります。
落ちにくいマニキュアは今回紹介した方法やアイテムを参考に、自爪をいたわりながら行いましょう。
そして最後はきちんと手を洗い、たっぷり保湿ケアをしてて指先を保護してあげてくださいね。
ラメマニキュアの正しい塗り方が知りたい方はコチラの記事をどうぞ♪


