ジェルネイルベースがない!安全に代用する方法&注意点をプロが徹底解説 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

セルフジェルネイルの準備をして、カラーもデザインも決めたのに…「ベースジェルがない!」と気づいて青ざめたことはありませんか?
トップやカラーは残っているのに、ベースだけ切らしてしまうと焦ってしまいますよね。

中には「トップを代わりに使える?」「マニキュアのベースコートでなんとかならないかな」と迷う方もいるでしょう。
実はベースを塗らないままジェルをのせるとムラや浮き・剥がれ、さらには色素沈着などのトラブルを招いてしまうことも。

この記事では、ベースジェルがないときに代用できるアイテムや安全な使い方、トップとの違いをわかりやすく解説します。

ベースジェルを塗らずにカラージェルを塗ったらどうなるの?

セルフネイル中の女性

セルフジェルネイルでは「うっかり塗り忘れた」「ベースが切れていた」なんてこともありますよね。

そんなときにベースを塗らずにカラージェルだけをのせると、どんな影響があるのでしょうか。
ここでは、ベースジェルを塗らずにカラージェルを塗った場合に起こりやすいトラブルを解説していきます。

持ちが悪くなり、剥がれやすくなる

ベースジェルを塗らずにカラージェルだけをのせると、ジェルが爪にしっかり密着せず数日で浮いたり剥がれたりしてしまうことがあります。

ベースジェルには爪の表面とカラージェルをつなぐ接着剤のような役割があり、密着力を高めるために欠かせません。
特にサンディング不要タイプを使っている場合、下地なしでは表面が滑って定着しにくくなるため注意が必要です。

無理に長持ちさせようと厚く塗ると逆に浮きやすくなることもあるため、ベースの代用を使うか一度オフして塗り直すのが安心です。

色素沈着しやすくなる

ベースジェルを塗らないままカラージェルをのせると、顔料が直接爪の表面に触れてしまい色素沈着を起こすことがあります。

特に赤や黒・ネイビーなど発色の強いカラーは沈着しやすく、一度染まると自然には落ちにくいので注意が必要です。
色素沈着を防ぐためには、必ずベースジェルやベースコートで爪を保護してから塗りましょう。

もしうっかり塗らずに着色してしまった場合は、無理に削らず数日おいて爪の成長とともに自然に薄くしていくのが安心です。

色ムラが残りやすい

ベースジェルを塗らないと爪の水分量や油分のバランスによってカラージェルが均一に広がらず、色ムラができやすくなります。

特にセルフジェルネイルでは筆圧の加減が難しく、1回塗りでは透け、2回塗りでもムラが取れないことが多いです。
ベースジェルは爪の表面をなめらかに整え、カラージェルが均等に密着する土台をつくる役割を持っています。

きれいな発色とツヤを出したいときこそ、ベースのひと手間が仕上がりを左右します。

爪のデコボコが目立つ

ベースジェルを塗らない場合、爪の表面にある細かな凹凸がそのまま浮き出てしまい、見た目が不均一になります。

特に深爪気味の方や爪の先端が薄くなっている方は、光の反射でデコボコが強調されてしまうことも。

ベースジェルは表面を整えるクッションのような役割を果たし、仕上がりに厚みと均一さを与えます。
サンディングで表面をならしても一時的な効果しか得られないため、ベースを省くと美しいツヤ感が出にくくなる点にも注意しましょう。

ジェルネイルアレルギーのおそれがある

ベースジェルを塗らずにカラージェルを直接爪にのせると、ジェル成分が爪や皮膚に直接触れやすくなりアレルギー反応を起こすリスクが高まります。

ジェルネイルアレルギーは一度発症すると治りにくく、かゆみや赤み・爪の変形などにつながるおそれも。
ベースジェルは爪の保護膜のような役割を持ち、直接の刺激を防いでくれる存在です。

安全にセルフジェルネイルを楽しむためにも、ベースを省略せず正しい使い方を心がけましょう。

ベースジェルがない時の代用品は?

セルフジェルネイルをしている様子

ベースジェルが手元にないときは、まず無理にカラージェルを塗るのではなく代用品を活用するのが安全です。

最もおすすめなのは「トップ・ベース兼用タイプのクリアジェル」。
1本で下地と仕上げの両方に使えるため初心者でも扱いやすく、爪への密着もある程度保てます。

ほかにも「サンディング不要タイプのベース兼用ジェル」や「ジェル対応のチップ用ベースコート」なども応急的に使えます。

ただし、マニキュア用のベースコートはジェルとの相性が悪く、ライトで硬化しないため代用にはなりません。
ベースなしで行うとムラや浮きが出やすく爪の保護も十分ではないため、できるだけベース機能を備えたジェルを選ぶのが安心です。

次回からはベースジェルを切らさないよう、残量チェックを習慣にしておくと良いでしょう。

ベースジェルとトップジェルの役割

クリアジェルの容器

ジェルネイルを長持ちさせるためには、ベースジェルとトップジェルの役割を正しく理解して使い分けることが大切です。
どちらも一見似ていますが、実は目的も効果もまったく異なります。

ベースは密着と保護、トップはツヤと強度を担う重要な工程。
どちらか一方でも省くと、仕上がりの美しさや持ちに大きく影響してしまいます。

ここでは、それぞれの役割と使い方のポイントを解説していきます。

ベースジェルとは

ベースジェルとは、ジェルネイルの最初に塗る下地のことです。
爪とカラージェルをしっかり密着させる役割を持ち、剥がれや浮きを防いでジェルの持ちを良くします。

また、爪の表面に直接顔料が触れるのを防ぐため、色素沈着の予防にも欠かせません。
ベースジェルは爪の凹凸をなめらかに整える働きもあり、カラージェルがムラになりにくく仕上がりも美しくなります。

サンディング不要タイプを選べば爪への負担を減らしながら密着力を保てるため、セルフジェルネイル初心者にもおすすめです。

トップジェルとは

トップジェルとは、ジェルネイルの仕上げに塗る保護コートのような役割を持つジェルです。
カラージェルの表面を覆うことで、ツヤを出しながら色やデザインを長持ちさせます。

外部の衝撃や摩擦から爪を守る働きもあり、欠けやすい先端のエッジ部分をしっかりコーティングすることで浮きにくく仕上げることができます。
ツヤタイプのほかにマットタイプや拭き取り不要のノンワイプタイプなどもあり、使い方によって印象が変えられるのも魅力。

仕上げの一手間で、セルフジェルネイルの完成度がぐっと高まります。

「ノンワイプトップジェル」についてはこちらの記事で解説しています♪

まとめ

ベースジェルは、ジェルネイルの密着力を高めて爪を守るために欠かせない存在です。
塗らないままカラージェルをのせると、ムラや剥がれ・色素沈着などのトラブルが起きやすく、爪への負担も大きくなります。

もしベースが手元にない場合は、トップ・ベース兼用のクリアジェルなどを一時的に代用すると安心です。
マニキュア用のベースコートは硬化しないため、代用として使うのは避けましょう。

また、ベースジェルとトップジェルはそれぞれ役割が異なり、ベースは密着と保護、トップはツヤと強度を担います。
どちらも省略せず丁寧に使うことで、セルフジェルネイルでもサロン級の仕上がりに。

最後まできちんと工程を守ることが、美しく長持ちするネイルを楽しむ一番の近道ですよ。

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「セルフネイル」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント