ピールオフジェルの持ちはどのくらい?長持ちさせる方法と爪を傷めずオフする方法 | ネイル女子

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最近話題のピールオフジェル。シールのように剥がせるので、オフが簡単とセルフネイラーさんからの人気が高まっています。

ですが、持ちがイマイチと感じている方も多いのではないでしょうか。
基本的に、ピールオフジェルは1週間〜10日程度の持ちですが、すぐに先端から欠けたり、根元やサイドが浮いてくるとの悩みをよく聞きます。

そこで今回は、ピールオフジェルを長持ちさせる方法について解説していきます。
通常のジェルネイルとの違いや、爪を傷めずオフする方法も合わせて解説していくので、是非参考にしてください。

ピールオフジェルとは

ベースコートを塗る様子

ピールオフジェルとは、主にベースジェルとして使えるアイテムで、オフする時シールのようにペロンと剥がれる特性を持ちます。

サンディングの必要がなく、オフ時にリムーバーを使わずに剥がせるため、

  • 自爪への負担が少ない
  • オフの作業が簡単で早い

といったメリットがあるため、特にセルフネイラーの方から人気となっています。

普通のジェルネイルとの違い

ピールオフジェルもライトで硬化するので、基本的な使い方は通常のジェルネイルと同じですが、オフの作業が大きく変わってきます。

普通のジェルネイルは、カラージェルまで削り、アセトンやリムーバーを巻くのに対し、ピールオフジェルはシールのように剥がすようになります。

オフの作業が簡単な一方、通常のジェルの方が強度があり、持ちも3週間以上と上になります。

ピールオフジェルのメリットは?

MERITの文字が書いてある積み木

ピールオフジェルのメリットについて解説していきます。

簡単にオフできる

最大のメリットは、オフの作業が簡単であること。
基本の落とし方は、サイドや根元の隙間にウッドスティックを入れ、少し浮かせてからシールのように剥がします。

通常のジェルネイルのように、ファイルやマシンで削ってリムーバーを巻く作業をしなくて済むので、短時間でオフできます。

爪の負担を軽減できる

最近ではサンディング不要のジェルネイルも多いですが、基本はサンディングをしてベースジェルを塗布しますよね。
ピールオフジェルはサンディングが不要なため、自爪への負担が少なくなります。

また、オフ作業で使うジェルリムーバーやアセトンは乾燥してしまうので、オフ剤を使わないで済むことも負担軽減へと繋がります。

ピールオフジェルのデメリットは?

DEMERITの文字が書いてある積み木

メリットがある一方、やはりデメリットもあります。
続いて、ピールオフジェルのデメリットを解説していきます。

通常のジェルネイルより持ちが悪い

先ほどオフの作業が通常のジェルネイルより簡単と述べましたが、簡単だからこそ、持ちにはあまり期待できません。
剥がしやすい分、耐久性は劣ってしまいます。
1週間〜10日程度持てば十分と考えておきましょう。

剥がしにくいことがある

ピールオフジェルをオフする時、ウッドスティックで最初に浮かせる作業が難しいと感じる方も多いです。
また、自爪の状態によっては、シールのようにペロンと剥がれない場合も。
コツを掴むまでは、少し大変かもしれません。

ピールオフがおすすめな人・そうでない人

どっちか悩む女性

ピールオフジェルのメリット・デメリットを踏まえ、おすすめな人とそうでない人を解説していきます。

おすすめな人

ピールオフジェルは、オフの作業を時短したい方と、自爪を削りたくない方におすすめです。
それぞれ解説していきます。

■ジェルネイルのオフを時短させたい

ピールオフジェルは、通常のジェルネイルのように、カラージェルまで削ってオフ剤を巻く作業が要りません。
シールのように剥がすだけなので、オフが時短できます。
また、削り作業がないため、ダストの心配もありません。

■ 爪を削りたくない

ジェルの密着度をアップさせるサンディングですが、自爪を削りたくない方も多いですよね。
ピールオフジェルはサンディングをせずそのまま塗布するので、自爪へのダメージが少なくなります。

おすすめではない人

メリットが多い一方、やはりデメリットも存在します。
ピールオフジェルは、ネイルを長持ちさせたい方や、元々の体質によってはおすすめできません。
それぞれ解説していきます。

■ネイルをなるべく長持ちさせたい

ピールオフジェルは簡単にオフできますが、その分通常のジェルネイルと比べて密着力が弱いです。
頻繁に付け替えをしたくない方や、デザインを長持ちさせたい方には向かないかもしれません。

■ 爪の油分が多い人

脂性肌や汗をかきやすい方など、爪の油分が多い方は、ピールオフジェルの密着力が弱まる傾向にあります。
体質的に仕方ない部分もありますが、油分除去を念入りに行なったり、夏場は避けるなどの対策をすると良いかもしれませんね。

ピールオフジェルの正しい使い方・塗り方

セルフでジェルネイル中の笑顔の女性

ピールオフジェルの塗り方は、基本的なジェルネイルとさほど変わりませんが、少し違う部分もあるので、ここで正しい塗り方や使い方を確認していきましょう。

爪の下準備をする

爪の下準備はジェルネイルと変わらず、「ファイリング→甘皮処理→油分除去」の流れです。
ただ、ピールオフジェルの場合、ジェルを密着させる行為であるサンディングは要りません。
サンディングすると剥がす時に綺麗に剥がれず、自爪にダメージを与えてしまうことになるので、気をつけましょう。

ピールオフジェルの使い方と手順

ピールオフジェルの正しい塗り方とコツを解説していきます。
ジェルネイルとは違う部分についても解説するので、参考にしてくださいね。

1.ピールオフネイルのベースを塗って硬化させる

油分除去をしたら、ピールオフジェルを塗って硬化していきます。
この時、塗布量に気をつけましょう。
ピールオフジェルはやわらかいテクスチャが多いので、塗布量が多いとキューティクルやサイドに流れてしまいます。

また、通常のジェルネイルはベースでフォルムを作る方が多いですが、ピールオフジェルはフォルムをそこまで気にしなくてもOKです。
流れない量を均一に塗ることを心がけてください。

2.カラージェルを塗って硬化させる

ベースが塗れたらカラージェルを塗布します。
基本の塗り方は通常のジェルネイルと同じですが、ピールオフジェルの場合、あまり厚塗りしない方が良いでしょう。
厚塗りすると硬化不良を起こすこともあり、逆に持ちが悪くなる場合も!
ワンカラーでしたら、ムラなく綺麗に二度塗りし、硬化していきましょう。

3.トップジェルを塗って硬化させて完成

トップジェルも同じで、厚塗りせず均一に塗っていきます。
ここで注意点ですが、トップジェルはハードジェルでないものを使うのがおすすめです。
ハードジェルは強度がありますが、硬化後の柔軟性があまりありません。

ピールオフジェルをオフする時、ハードジェルの硬さでオフが大変になってしまうので、柔軟性のあるトップジェルを使いましょう。

ピールオフベースを塗る時のポイント

ピールオフベースを塗る時は、

  • 塗布量に気をつける
  • 仮硬化ではなく完全硬化する

のがポイントです。

ピールオフベースを厚塗りすると剥がれにくくなってしまい、せっかくのオフの手軽さが台無しになってしまいます。
また、硬化後に粘着性が残るため、仮硬化すると硬化不良を起こす可能性があります。

塗ったら完全硬化させるようにしましょう。

ピールオフジェルを長持ちさせる方法

制服姿でオッケーサインをする女性

セルフネイルにはもってこいのピールオフジェルですが、持ちが悪いとお悩みの方も多いです。

ここでは、ピールオフジェルを長持ちさせる方法を解説していきます。

下準備はしっかりと丁寧に行う

下準備であるプレパレーションはしっかり丁寧に行う必要があります。
ピールオフジェルはサンディングしないので、油分が残っていると弾いてしまい、密着力が弱まってしまいます。
油分除去は念入りに行うようにしてくださいね。

皮膚にはみ出さない

皮膚へのはみ出しにも気を付けましょう。
皮膚についたまま硬化してしまうと、空気が入りそこから全体が剥がれやすくなってしまいます。
塗布時にはみ出た場合は、ウッドスティックですぐ修正してください。

爪のキワまで塗らない

ピールオフジェルは、あえて際部分まで塗らないようにしましょう。
ギリギリまで攻めてしまうと皮膚への付着や、浮きのリスクが高まってしまいます。
あくまでマニキュアの長持ちバージョンのような認識で、サラッと塗布するのが良いでしょう。

厚塗りしない 

ピールオフジェルの厚塗りは硬化不良を起こすリスクが高いです。
通常のジェルネイルのようにハイポイントを意識したり、フォルムを綺麗に整える必要はありません。
ムラなく均一に塗ることを心がけましょう。

エッジに塗らない

通常のジェルネイルと一番違うポイントは、エッジへの塗布を避けることです。
ピールオフジェルは硬化後に粘着性があるので、エッジまで塗ってしまうとそこに汚れが付きやすく、剥がれやすくなってしまうのです。
無意識に塗ってしまう方も多いかもしれませんが、意識してエッジには塗らないようにすることが持ちを良くする秘訣です。

ピールオフジェルをオフする方法は? 

ジェルオフしたキレイな自爪

ピールオフジェルはオフが簡単なことがメリットですが、綺麗に剥がすには少しコツが要ります。

オフの基本的な手順と、綺麗にオフするポイントを解説していきます。

基本の手順

シールのように剥がせるのがピールオフジェルですが、上手く剥がせないとお悩みの方もいますよね。
ここで、基本の手順について改めて確認していきましょう。

綺麗にオフするコツも合わせて解説していきます。

  1. 指先をお湯に浸す
    まず指先をお湯に浸します。
    水分を含み温かくなると爪の柔軟性が高まり、オフがしやすくなります。
    お風呂上りにオフするのでもOKです。
  2. ネイルオイルを塗る
    サイドやキューティクルにオイルを垂らし、滑りを良くします。
    この後の剥がす行為がスムーズにいくようになります。
  3. ウッドスティックでジェルを剥がしていく
    ウッドスティックをジェルと爪の隙間に入れ込み、剥がしていきます。
    ウッドスティックは先ほど塗布したオイルで滑らせるようにすると、シールのように簡単に剥がれていきます。
    力任せに行うと無理やり剥がしているのと同じなので、あくまでやさしく少しずつ進めていきましょう。
  4. 爪表面をエタノールで拭き取る
    綺麗に剥がれたら爪表面をエタノールで拭き取ってください。
    先ほど塗ったオイルのベタつきがなくなるまで拭き取りましょう。
  5. ネイルオイルで保湿する
    最後は保湿です。
    ネイルオイルやハンドクリームを使って、爪周りの皮膚を整えてください。

剥がれにくい時のコツ

先ほど説明したやり方で完全にオフできなかった場合は、次の方法を試してください。
また、ピールオフジェルが綺麗に剥がれない理由も解説していきます。

■アセトンを含む溶剤を使う

オフの基本の手順を行っても、一部にジェルが残ってしまうことがあります。
その場合は、アセトンを含む溶剤を使ってオフしましょう。
ジェルリムーバーや、アセトン入りの除光液でもOKです。
溶剤を含ませたコットンを使い、残ったジェルを拭き取っていくと綺麗に取り除けるでしょう。

■健康的な爪を維持する

ピールオフジェルが綺麗に剥がれないのは、元々「爪にダメージが蓄積されている方」が多いです。
爪周りが荒れていたり、ジェルネイル直後にピールオフジェルへ変えた場合などは、爪表面がなめらかでない状態になります。
その状態でピールオフジェルを使っても、表面の小さな凹凸に入り込んでいるので、剥がれにくいのです。

保湿やお手入れを心がけ、健康な状態の爪を維持することが、ピールオフジェルの良さを発揮できる秘訣になります。

まとめ

セルフネイルで塗布中のイメージ

自爪へのダメージが少なく、オフの作業が簡単なピールオフジェルですが、爪の状態ややり方によっては綺麗にオフできないことがあります
知識や方法で行わなければ、反対に自爪を傷めてしまうことになるので気を付けましょう。

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