テレビや映画で見る華やかな女優さんたちは、実はネイルをしていない、もしくはとてもナチュラルなネイルしかしていないというのはご存知ですか?
筆者はどの女優さんも華やかなカラーやアートを施したネイルをしているのかと思っていましたが、調べてみると実はほとんどの人がネイルをしていないことがわかりました。
ではなぜ多くの女優さんはネイルをしていないのでしょうか。
今回は女優、モデル、アナウンサーなどの職業についている人のネイル事情についてご紹介します!
女優がネイルをしていないのはなぜ?
女優や俳優として活躍されている人はインスタアカウントを持っていることも多く、ドラマや映画撮影などのオフショットを時々アップされています。
どんなファッションやヘアスタイル、メイクをしているのか気になるからチェックしているという人も多いのではないでしょうか?
そこでネイルにも注目してみると、以外にもどの女優さんも爪に何も塗っていない方が多いのです!
ではなぜ、きらびやかな世界にいる女優さんたちは、目立つネイルアートなどをしていないことが多いのでしょうか?
大きな理由としては「役のイメージを邪魔しないため」です。
女優はドラマや映画に出演する際、制作側から定められた容姿やファッションで演技します。
例えば時代劇で江戸時代の女中の役を担当する場合、その時代の女性を再現できるように髪を黒く染めたり、メイクをナチュラルにしたり、和服に合うようにさらしを巻いて体型を補正します。
そして時代劇は主に江戸時代が描かれることが多く、マニキュアやジェルネイルが存在しません。
爪にマニキュアやジェルネイルがしてあると、それだけで役にそぐわなくなってしまうのです。
また医療ドラマで医師や看護師の役を担当する場合も同様です。
現実で看護師や医師の中にネイルをしている人がいないように、看護師や医師の役を担当している女優はネイルをしていません。
このように、髪色やメイクだけでなくネイルも役作りに関わるので、ネイルをしていない女優のほうが多いということが考えられます。
モデルもネイルは自由にできない?
モデルも女優と同じで、ファッションや企業のイメージに合わせるため、ネイルをしていないか、ナチュラルカラーのネイルをしている人が多いようです。
例えばナチュラルテイストで、ベージュや生成りを多用した優しい雰囲気の服を売り出したいブランドで、その服を着たモデルさんが真っ赤なネイルをしていたら、ブランドイメージに合わないですよね。
また派手な色使いで青を基調とした広告に対して、青の反対色である黄色のネイルをしていたら、ネイルだけが悪目立ちしてしまいます。
女優さんやモデルさんは、自分自身が広告塔になることも多いので、華美なジェルネイルはほとんどせず、役作りがすぐできるようにしているのです。
その代わりに、マニキュアで短期間のおしゃれを楽しむことは多いようですよ!
ミュージシャンはネイルしている人が多い!
女優やモデルが役作りやブランドイメージのためにジェルネイルやマニキュアをあまりしない一方、女性シンガーは曲やバンドのイメージに合わせてネイルをすることが多いです。
アニメ「鬼滅の刃」で「紅蓮華」や「炎」を歌ったLiSAさんは、自身のインスタグラムで度々ネイルの写真を公開しています。
また、水曜日のカンパネラのボーカルでファッションモデルでもある詩羽さんも、自身の世界観に合わせたネイルをされています。
さらに、「マリーゴールド」や「初恋が泣いている」を歌うあいみょんさんや、YOASOBIのボーカルikura(幾田りら)さんも、インスタグラムに投稿されている写真を見るとネイルをしていることがわかります。
どのミュージシャンも、自身のイメージやファッションに合うネイルを楽しんでいるみたいです♪
女性アイドルのネイルは?
日本のアイドルとして活躍している方々は、近年ネイルをしている人が一段と増えた印象があります。
例えば坂道グループのメンバーはネイルをしていなかったり、していてもクリアネイルや、ピンク系などナチュラルな仕上がりのネイルが多いです。
一方でFRUITS ZIPPERや=LOVEなどのメンバーは、MVやSNSの投稿でもネイルをしていることがわかります。
ストーリーなどでネイルを付け替えたことを投稿しているメンバーもいますよね。
自身の好みやトレンドを取り入れたネイルデザインを楽しんでいるようです!
また、K-POPアイドルのTWICEやBLACKPINKのメンバーは、個人のインスタグラムを持っており、撮影の風景や日常生活を発信しています。
手元が写っている写真もあり、ネイルをしている写真も多いです。
K-POPアイドルのファンの方は、ファッションやメイクを取り入れている方が多いので、ぜひ推しのネイルのカラーなども参考にしてみてくださいね。
芸能人がこだわるネイルケア事情
女優やモデルが爪にカラーリングしないからといって、ネイルに手を抜いているわけではありません。
インスタなどにアップされている写真をよく見てみると、爪の形がとてもきれいで、表面も美しく磨かれている方ばかりです。
マニキュアやジェルネイルをしていなくても、ネイルケアは欠かさず行っていることがわかります。
確かにネイルケアをするだけでも、爪はもちろん、手元全体が美しく見えますよね。
また女優だけでなく、アナウンサーの方もテレビで手元が写るので、ネイルケアをしている方が多いのです!
ちなみに女性アナウンサーだけでなく、男性アナウンサーもネイルケアをしている方がいるそうですよ!
ネイルケアはセルフでもできる?
ネイルケアは道具を揃えればセルフでも簡単にできちゃいます!
以下ではセルフでネイルケアをする場合の道具やおすすめのタイミング、頻度について解説します!
ネイルケア道具はどこで売ってるの?
セルフネイルケアは主に以下のような道具が必要です。
・爪やすり(爪の長さや形を整える)
・爪磨き(爪の表面をなだらかにし、ツヤをだす)
・ネイルオイル(爪用の保湿オイル)
・プッシャー(甘皮部分を押し上げてきれいにする)
・キューティクルリムーバー(甘皮を柔らかくして押し上げやすくする)
上記の道具はドラッグストアやネイルショップだけでなく、なんと100円ショップでも手に入ります!
手軽にネイルケアが始められますね♪
おすすめのタイミングはお風呂上がり
ネイルケアには爪の根元である甘皮のケアも含まれます。
甘皮は乾燥している状態で無理やり押し上げると、甘皮や周囲の皮膚が傷ついて怪我をする可能性があります。
キューティクルリムーバーを使えば甘皮周りは柔らかくなりますが、基本的にはお風呂上がりなど皮膚が少しふやけた状態のときにネイルケアをするのがおすすめです!
頻度は2~3週間に1度がベスト
ネイルケア、特に甘皮のケアは頻繁に行ってしまうと甘皮や爪表面が傷ついてしまうこともあります。
また、甘皮と爪の間が傷つくと、雑菌が入って爪や皮膚が炎症を起こす可能性も。
ネイルケアをするなら、頻度は2~3週間に1回程度にしましょう。
その代わりに、爪をネイルオイルで保湿するのは毎日行ってくださいね。
ネイルケアのやり方はこちらの記事をチェックしてみてください!
ネイルサロンでケアだけできる?
ネイルケアはネイルサロンでもできます!
「サロンはジェルネイルをするところ」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、ネイルケアのみの利用も可能です。
ネイルサロンでのケアなら甘皮のケアも高いクオリティでやってもらうことができますし、パラフィンパックなどのサロン特有のメニューもあります。
普段はセルフケアで整えて、イベントの前にはサロンでスペシャルなケアをしてもらう通い方もいいですね!
ネイルケアのメニューはハンドだけではなく、フットもあるので、サンダルを履く前に角質や甘皮を綺麗にするのもおすすめですよ!
ネイルケアメニューの例
メニューは以下のようなものがあります。
・ドライケア
乾いた状態で取れる角質や甘皮を除去します。
ジェルネイルの付け替えの際に簡単にやってくれることも多いです。
・ウォーターケア
お湯に指先を付けて、甘皮を柔らかくしてケアをします。
ドライケアよりも仕上がりが良くなります。
・シャイナー仕上げ
シャイナーと呼ばれる磨き用の爪やすりで爪にツヤを出します。
マニキュアなどを塗らなくてもピカピカになります。
・マニキュア仕上げ
補強コートやトップコートなどの透明なマニキュアを塗って仕上げます。
メニューによっては元からついていることもあります。
・パラフィンパック
保湿力の高いパラフィン(蝋)を溶かしたところに手や足を入れてパックします。
しっとりしてすべすべになるのでネイルサロンの隠れた人気メニューです。
・角質ケア
フットのメニューで、足用のファイルを使って固くなった角質を擦って落とします。
定期的に通うことでやわらかい踵やつま先を維持できます。
フットケアでは、角質ケアのみのメニューが設けられていることも多いです。
ネイルサロンのケアメニューもこの通り種類が沢山あるのでチェックしてみてくださいね!