足元を華やかに彩ってくれるフットジェルネイル。
春夏シーズンはもちろんですが、1年を通して楽しむ方が増えています。
ネイルサロンで施術をお願いするのも良いけれど、セルフでフットネイルができたらいいなと思う方も多いのではないでしょうか。
また、セルフネイルはするけどフットネイルは体勢が辛くて苦手・・・、そんな方も多いです。
この記事では、フットネイルに必要な道具や詳しいやり方や、おすすめの体勢など、セルフフットネイルをする上で必要な情報をお伝えします。
これまでセルフでフットジェルネイルをしたことがない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- フットジェルネイルで用意するもの
- ・ジェルのフットネイルの特徴
- ・ペディキュア(マニキュアのフットネイル)の特徴
- セルフフットネイルのやり方|ジェルネイル編
- ・フットジェルネイルに必要なもの
- フットジェルネイルの下準備の仕方
- 1.爪の長さと形を整える
- 2.キューティクルリムーバーを使って甘皮を除去する
- 3.スポンジバッファーでサンディングする
- 4.消毒用エタノールで油分除去する
- フットジェルネイルの塗り方とコツ
- 1.セパレーターを付ける
- 2.ベースジェルを塗る
- 3.カラージェルを塗る
- 4.カラージェルを2度塗りする
- 5.トップジェルで仕上げる
- フットジェルのセルフオフのやり方
- 1.ネイルファイルでジェルの表面を削る
- 2.コットンにジェルリムーバーを染み込ませて爪に乗せる
- 3.アルミホイルを巻いて15分程時間を置く
- 4.メタルプッシャーでジェルをこそぎ落とす
- 5.ジェルを付けない場合はネイルオイルで保湿する
- セルフフットネイルのやり方|ペディキュア編
- ・ペディキュアに必要なもの
- ペディキュアの下準備(ケア)の仕方
- ペディキュアの塗り方とコツ
- ・ペディキュアの塗り方
- ・ペディキュアを上手に仕上げるコツは?
- ・ペディキュアのきれいな落とし方
- フットジェルをする時のおすすめの体勢
- ・椅子に座り片足のかかとは座面にあげる
- ・床に体育座りする姿勢はしんどい
- フットネイルでよくある質問
- ・ジェルポリッシュって何?フットのセルフネイルでも使える?
- ・フットネイルの持ちはどれくらい?
- ・フットのセルフジェルネイルでおすすめのデザインは?
- まとめ
フットネイルは2種類|ジェル・マニキュア(ペディキュア)
フットネイルには、ジェルとマニキュアの2種類があります。
初心者の方がフットネイルをする場合、ジェルとマニキュアのどちらを選べば良いか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで、ここではジェルとマニキュアの特徴やそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
ジェルのフットネイルの特徴
・メリット
ジェルのフットネイルは、マニキュアよりも長持ちすることがメリットです。
多少の個人差はありますが、フットジェルの場合は1ヶ月〜1ヶ月半ほどきれいな状態をキープできます。
また、マニキュアのように乾かす時間が必要ないため、施術を終えたらすぐにサンダルやパンプス、靴下などを履いて外出できることも魅力です。
さらに、ラインストーンやホログラムなどのネイルアートをしっかりコーティングできるので、取れにくいこともメリットだと言えるでしょう。
・デメリット
ジェルのフットネイルは持ちが良いぶん、マニキュアのように除光液で簡単にオフすることができない点がデメリットです。
オフの際はアクリルファイルで削ったり、アセトンで溶かしたりする手間が発生し、30〜40分ほどの時間がかかるので疲れやすい傾向にあります。
また、フットジェルは塗布する前にサンディング(爪の表面を削って凹凸をつける作業)をする必要があるため、爪が薄くなったり傷んだりすることがあります。オフの際に使用するアセトンも、爪へのダメージを招きやすいです。
他にも、パンプスなどを履いた時に痛みを感じたり、巻き爪やグリーンネイル等の原因になったりする可能性があります。
ペディキュア(マニキュアのフットネイル)の特徴
・メリット
マニキュアのフットネイルは、施術が簡単でネイル初心者の方でも気軽にできることがメリットです。
フットジェルの施術は工程が多く時間もかかりますが、ペディキュアなら短時間で仕上げることができます。
ベースコート・カラーポリッシュ・トップコートを用意すればすぐに施術可能で、フットジェルのように多くの道具が必要ないことも魅力です。
・デメリット
マニキュアのフットネイルは気軽に施術できる反面、フットジェルよりもやや持ちが悪く、乾かす時間が必要なことがデメリットです。
完全に乾くまで靴下やパンプスを履くことができないので、すぐに外出をしたい時には向いていません。
また、ペデキュアは、フットジェルよりもネイルデザインのバリエーションが少ない傾向にあります。
ワンカラーやグラデーションといったシンプルなデザインが主流なので、ジェル特有の凝ったアートを楽しみたい方には物足りないかもしれません。
セルフフットネイルのやり方|ジェルネイル編
まずは、セルフでフットジェルネイルをする時に必要な道具をご紹介します。
ほとんどのアイテムが100均やバラエティショップ、ネットショップで購入できるので、足りないものがないか事前に確認しておくと安心です。
フットジェルネイルに必要なもの
フットジェルネイルをするのに必要なアイテムをご紹介します。
■ジェル類
ジェルはベースジェル、トップジェル、カラージェルの3種類を用意しましょう。
カラージェルはやりたいデザインによって揃える数が異なります。まずはシンプルにワンカラーから入り、徐々にお気に入りのカラーを揃えていくのもアリです。
■硬化用ライト(底板が外れるものがおすすめ)
ジェルネイルを硬化させるためのLED(UV)ライトも必ず用意しましょう。既にハンドでセルフジェルネイルをされている方は、ライトを兼用することも可能です。
フットジェルネイルのために新しく購入する場合は、底板が外せるものをおすすめします。底板を外せるライトはフットジェルの硬化がしやすく、お掃除も簡単にできますよ。
■セパレーター(ティッシュでもOK)
セパレーターは足の指と指を離してジェルを塗りやすくするための道具で、100均やドラッグストアなどでも購入可能です。
フットネイル用のセパレーターが自宅にない場合は、ティッシュで代用することもできます。その際はティッシュを細くねじって足の指に挟んで使用しましょう。
■ファイル類
フットネイルの長さ・形を整えたり、爪表面の下処理(サンディング)をしたりするためのファイル類も必須です。エメリーボード、スポンジバッファー、アクリルファイルの3種類を用意しておきましょう。
各ファイルの用途は以下の通りです。
- エメリーボード:自爪の長さや形を整える
- スポンジバッファー:ジェルネイルの下処理(サンディング)
- アクリルファイル:ジェルオフ
■消毒用エタノール
消毒用エタノールは、ジェルを塗布する前の油分除去や、未硬化ジェルの拭き取り、手指やネイル道具の消毒で使用します。
ドラッグストアなどで入手することができるので、切らさないように用意しておきましょう。
■ワイプ(キッチンペーパーでもOK)
ワイプは未硬化ジェルを拭き取る際や、油分除去の際に、エタノールを染み込ませて使用します。
ジェルネイル専用のワイプも販売されていますが、キッチンペーパーをカットして代用することもできますよ。
■コットン
コットンはフットジェルネイルをオフする際に必要な道具です。爪よりもやや大きめのサイズにコットンをカットして、ジェルネイルリムーバーを染み込ませて使用します。
質の良いコットンを用意する必要はなく、大容量のお得用コットンで問題ありません。
■ジェルネイルリムーバー
ジェルネイルリムーバーは、フットジェルネイルをオフする際に使用します。100均やバラエティショップ、ネットショッピングなどで購入可能です。
■アルミホイル
アルミホイルはフットジェルネイルをオフする際、ジェルネイルリムーバーを染み込ませたコットンを爪に密着させ、蒸発を防ぐために使用します。
■キューティクルリムーバー
キューティクルリムーバーは、ジェルを塗布する前の甘皮処理で使用する道具です。キューティクル付近に塗って馴染ませると、固くなった甘皮を柔らかくすることができます。
液体タイプやクリームタイプ、ジェルタイプなどがあるので、お好みのテクスチャーを選びましょう。
■メタルプッシャー
メタルプッシャーは事前のネイルケアで甘皮を押し上げる時や、ジェルオフの時に使用します。セルフネイルの際に出番が多い道具なので、忘れずに用意しておきましょう。
■キューティクルニッパー
キューティクルニッパーは、甘皮処理の際に使用します。ルースキューティクルを取り除いたり、ささくれや甘皮の余分な厚みを整えたりする時に必要です。
フットジェルネイルの下準備の仕方
フットジェルネイルで必要な道具が揃ったら、次は下準備をしていきましょう。
1.爪の長さと形を整える
まずはエメリーボードを使用して、爪の長さ・形を整えます。
ハンドの場合は様々なカットスタイルを楽しむことができますが、足の爪はスクエアオフが基本です。先端をストレートに整えた後、両サイドの角に丸みを作りましょう。
足の爪の場合は両サイドの角をカットし過ぎると、巻き爪の原因になるので注意が必要です。
2.キューティクルリムーバーを使って甘皮を除去する
甘皮周りにキューティクルリムーバーを塗布して馴染ませます。甘皮が柔らかくなったら、メタルプッシャーでやさしく押し上げましょう。
その後、キューティクルニッパーでルースキューティクルや余分な甘皮の厚みを除去します。この時、甘皮を必要以上にカットしてしまうと炎症や出血の原因になるので注意しましょう。
3.スポンジバッファーでサンディングする
スポンジバッファーを使用して、自爪の表面をサンディングします。
サンディングとはジェルの密着を良くするために、爪の表面に凹凸を作ることですが、やり過ぎてしまうとダメージに繋がるので気をつけましょう。
ポイントは、爪の丸みを意識しながら全体をサンディングすることです。特に爪の根元やサイド部分は、ジェルがリフトしやすいので丁寧に整えてくださいね。
4.消毒用エタノールで油分除去する
ワイプにエタノールを染み込ませて、爪表面を拭き取ります。油分や水分が残ったまま施術を行うとジェルがリフトしやすくなり、持ちが悪くなる可能性もあるので気をつけましょう。
フットジェルネイルの塗り方とコツ
下準備が終わったら、いよいよジェルを塗布する段階です。
ここからは、フットジェルネイルのやり方を詳しくご説明していきます。
1.セパレーターを付ける
セパレーターを使用して、ジェルネイルが塗りやすいようにします。必要な道具の項目でも解説しましたが、ティッシュを細くねじって代用してもOKです。
2.ベースジェルを塗る
ベースジェルを全体に塗布して、LED(UV)ライトで硬化させます。硬化時間はジェルの種類やメーカーによって異なるので説明書をよく確認しておきましょう。
ベースジェルは持ちを左右する土台となるジェルです。
はみ出したり流れたりしたまま硬化させると、そこから剥がれやすい状態になってしまいます。
万が一はみ出してしまった場合は、ジェルを硬化する前に必ずウッドスティックで修正しましょう。
3.カラージェルを塗る
カラージェルを塗布して、LED(UV)ライトで硬化させます。
親指は爪の面積が大きいので、ワンカラーの場合は、先端→根元→両サイドの順番が塗布しやすいのでおすすめです。
4.カラージェルを2度塗りする
カラージェルを2度塗りして、LED(UV)ライトで硬化させます。基本的にカラージェルは、2度塗りをすることで本来の色味を発色することが多いです。
ただし、メーカーやカラージェルの種類によっては、1度塗りでも綺麗に発色するものがあるので適宜調整しましょう。
5.トップジェルで仕上げる
トップジェルを全体に塗布して、LED(UV)ライトで硬化させます。未硬化ジェルが出るタイプを使用する場合は、ワイプにエタノールを染み込ませて全体を拭き取りましょう。
フットジェルのセルフオフのやり方
ここからは、ジェルオフの仕方を解説します。
1.ネイルファイルでジェルの表面を削る
まずはネイルファイル(アクリルファイル)で、ジェルの表面をまんべんなく削ります。
ベースジェルの層まで削るとジェルが溶けやすいですが、自爪を傷つけてしまうおそれもあるので注意しましょう。慣れないうちは、ジェル全体のツヤがなくなる程度まで削ればOKです!
2.コットンにジェルリムーバーを染み込ませて爪に乗せる
カットしたコットンにジェルリムーバーを染み込ませ、爪の上に乗せます。
この時、ハンドジェルやマニキュアをしている場合は、ピンセットを使用するのがおすすめです。ジェルが曇ったり、マニキュアが落ちてしまうのを防ぐことができますよ。
3.アルミホイルを巻いて15分程時間を置く
コットンを乗せた指に、カットしたアルミホイルを巻いて約15分放置します。
ジェルリムーバーの蒸発を防ぐためにも、アルミホイルは隙間ができないように巻くことがポイントです。
4.メタルプッシャーでジェルをこそぎ落とす
アルミホイルを外し、メタルプッシャーでジェルをこそぎ落とします。
ジェルがうまくオフできない場合は、3と4の工程を繰り返しましょう。
無理やりジェルを剥がそうとすると、自爪が傷んでしまうので気をつけてくださいね。
5.ジェルを付けない場合はネイルオイルで保湿する
ジェルオフをした後は、甘皮周りや自爪がとても乾燥した状態になります。
ジェルオフ後に新たなジェルを付けない場合は、ネイルオイルで保湿してあげましょう。
セルフフットネイルのやり方|ペディキュア編
では、セルフでペディキュアをする時に必要な道具をご紹介します。
ペディキュアの場合も、ジェルネイル同様に必要なアイテムは100均やバラエティショップ、ネットショップなどで購入できます。
ペディキュアに必要なもの
ペディキュアに必要な道具は以下の通りです。
★マークの道具はフットジェルを施術する際にも必要な道具で、併用可能のため既にお持ちの方は新しく購入する必要はありません。
- ベースコート
- カラーポリッシュ
- トップコート
- ★エメリーボード
- ★ウッドスティック
- ★セパレーター
- ★エタノールorプレプライマー
- ★メタルプッシャー
- ★キューティクルニッパー
- ★ガーゼ
ペディキュアの下準備(ケア)の仕方
ペディキュアをする時は、きちんと下準備(ケア)をすることが大切です。
下準備をせずに、いきなりマニキュアを塗布してもきれいに仕上げることができません。
以下に、ペディキュアの下準備の仕方を解説します。
ジェルの下準備と異なる点も含めて説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
●【ペディキュアの下準備の仕方】
- エメリーボードで爪の長さ・形を整えます。
- お湯でふやかした甘皮をメタルプッシャーで押し上げます(お風呂上がりがおすすめ)。
- ガーゼでルースキューティクルをやさしく除去します。
- ③で除去しきれなかったルースキューティクルを、キューティクルニッパーで取り除きます。ジェルの場合はこの後にサンディングを行いますが、ペディキュアの場合は不要です。
- エタノールorプレプライマーで爪の油分除去をして完了です。
ペディキュアの塗り方とコツ
せっかくペディキュアを塗るのなら、最大限きれいに仕上げたいと思いますよね。
ここでは、ペディキュアの塗り方とコツを解説します。
ペディキュアの塗り方
まずは、ペディキュアの塗り方から解説します。
以下の工程を1つひとつ丁寧に行うことで、より美しい仕上がりを目指すことができますよ。
■1.爪の下準備(ケア)をする
まずは爪の下準備(ケア)で、長さ・形や甘皮周りをきれいにします。
下準備の手順は、前項に詳しく記載しているので、そちらを参考にしてくださいね。
■2.ベースコートを塗る
セパレーターを装着したら、ベースコートを塗ります。
ベース・カラー・トップの全てに共通する点ですが、爪の表面だけではなく、エッジ(先端)部分にもしっかりと塗布するようにしましょう。
エッジ部分を塗り忘れると、ペディキュアの持ちが悪くなる可能性があるので注意してくださいね。
■3.カラーマニキュアを塗る
ベースコートの表面が乾いたら、カラーマニキュアを1度塗りします。皮膚に付いてしまった場合は、ウッドスティックで素早く除去しましょう。
通常は1度塗り目の表面が乾いたら2度塗りをしますが、回数はお好みに合わせて調整してもOKです。
■4.トップコートを塗る
カラーマニキュアの表面が乾いたら、トップコートを塗ります。
既に塗布してあるマニキュアを掘ってしまわないよう、圧をかけずにふわっと乗せるイメージで塗るのがポイントです。
トップコートの表面が乾いたら、ネイルオイルを根元にやさしく塗布して完成です。
完全にペディキュアが乾くまでは、どこかにぶつけたり触れたりしないように気をつけてくださいね。
ペディキュアを上手に仕上げるコツは?
次は、ペディキュアをきれいに塗るためのコツをご紹介します。
前項でも少し触れていますが、ペディキュアを塗る時は力を入れないことが、キレイに仕上げるためのコツです。
マニキュアのハケに圧がかかると、前に塗ったところを掘ってしまったり、ハケ跡が付いてしまったりして、美しい仕上がりにはならないので注意しましょう。
爪の凹凸や縦線などが原因でペディキュアが上手に塗れない場合は、軽くスポンジバッファーで表面を整えたり、リッジフィラーを使用したりすると良いでしょう。
爪表面が滑らかになるので、ペディキュアをムラなく均等に塗布できます。
また、ネイル初心者の方には、ムラになりにくい赤やショッキングピンク、ネイビーといった濃いめのカラーがおすすめです。
濃い色は表面の色味が均一になりやすいので、ペディキュアがムラになってしまう方は、ぜひ試してみてくださいね。
ペディキュアのきれいな落とし方
以下に、ペディキュアのきれいな落とし方を解説します。
- コットンに除光液を含ませます。この時、除光液の量が少ないときれいに落とせないので、コットンがひたひたになるくらい含ませることがポイントです。
- コットンを爪の上に置き、根元から爪先に向かってスライドさせ、ペディキュアを落とします。
- スムーズにペディキュアが落ちない場合は、爪のサイズに合わせてカットしたコットンに除光液を含ませて、1〜2分ほど放置するとオフがしやすくなります。
- コットンを巻きつけたウッドスティックに除光液を含ませ、爪のキワなどの細かい部分を落とします。
- 完全にペディキュアが落ちたら、ネイルオイルで保湿して完了です。
使用する除光液は、アセトン入り・アセトンフリーのどちらでも構いません。
ただし、ラメやホログラムが含まれたマニキュアを塗布している場合は、スピーディーかつきれいにオフができるアセトン入りの除光液がおすすめです。
フットジェルをする時のおすすめの体勢
フットジェルをする時、体勢が辛いと感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
足元はハンドネイルと比べて施術がしにくく、途中で体が疲れてしまうことがありますよね。
ここでは、フットジェルをする時のおすすめの体勢をご紹介します。
椅子に座り片足のかかとは座面にあげる
フットジェルをする時は、椅子に座って片足のかかとを座面にあげる体勢がおすすめです。
体育座りに比べると施術がしやすいので、これまでフットジェルをする時に、塗りにくさや体勢の辛さを感じていた方はぜひ試してみてください。
ここからは、椅子に座って片足のかかとを座面にあげた状態が、なぜおすすめなのかを詳しく解説します。
■足の爪全体が見やすい
椅子に座って片足のかかとを座面にあげると、足の爪が見やすくなります。
真上から爪の全体を見ることができるので、ジェルの塗布もしやすくなるでしょう。
爪のキワやキューティクルライン、サイドラインなどの細かい部分もチェックできるので、塗り残しなくきれいにフットジェルを仕上げられます。
■足の指を楽に持てる
ジェルを塗布する際に、足の指先を座面から出すことで指が持ちやすくなります。
筆を持っている手に支えができるので、ブラシワークも安定しやすいでしょう。
指を1本ずつ持って施術できるので、うっかり隣の指にジェルが付着することもなく、スムーズに塗布できるのが良い点です。
■同じ体勢が続いても苦にならない
フットジェルを塗布する際は、時間が経つにつれて体勢がきつくなることが多いですよね。
しかし、背もたれのある椅子に座り、座面に片足のかかとをあげた状態だと、同じ体勢が続いてもそこまで苦になりません。
施術中に少し体勢が辛いと感じた場合は、背もたれにすぐ寄りかかれるので、休みながら施術を行うことができます。また、施術をしていない側の足はラクにしていられるため、負担がかかりにくいです。
床に体育座りする姿勢はしんどい
フットジェルをする時、床に体育座りをしている方は多いと思います。
体育座りは、ついついやってしまいがちな体勢ですが、実はフットジェルを施術する時には向いていません。
実際に体育座りで施術をしてみて、「ジェルが塗りにくい」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、体育座りで体勢がしんどくなる理由を解説します。
■キューティクルラインがよく見えない
体育座りをした状態だと、足の爪のキューティクルラインがよく見えません。
そのため、体育座りでフットジェルをすると、爪の根元部分まできれいに塗れなかったり、逆にはみ出してしまったりする可能性があります。
もともと足の爪は視線から遠いので、ジェルが塗りにくいパーツです。それに加えて全体がよく見えていないと、きれいに仕上げるのは難しいでしょう。
また、体育座りの場合、視線を近づけようとして前屈みになったとしても、膝が邪魔をして体勢的に辛くなってしまうので、あまりおすすめできません。
■足の指が持てずに塗る時に不安定
体育座りをすると足が床に付いている状態になるので、足の指を持ちにくくなります。
1本1本の指をしっかり持てず、筆を持つ手の支えもなくて不安定な状態なので、ジェルをきれいに塗ることができません。
このような状態で施術を行うと、他の指にジェルが付着してしまう可能性もあります。
■長時間の体育座はお尻や足が痛くて苦しい
長時間の体育座りは、お尻や足に負担がかかって苦しくなることが多いです。
フットジェルの施術は、プレパレーションから最後の仕上げまで1〜2時間ほどかかります。オフがある場合は更に時間がかかるため、体勢が辛くなる可能性が高いです。
体育座りはジェルの施術がしにくいだけではなく、体全体が苦しくなるので、できれば避けたほうが良いでしょう。
フットネイルでよくある質問
フットネイルでよくある質問をご紹介します。
ジェルポリッシュって何?フットのセルフネイルでも使える?
ジェルポリッシュは、マニキュアのようなハケがついた容器に入っているジェルです。
容器自体はマニキュアのように見えますが、中身はジェルネイルなので、UV/LEDライトで硬化する必要があります。
ジェルネイルでありながら、マニキュアを塗るような感覚で気軽に塗布できることが特徴で、カラーバリエーションや質感も豊富に揃っています。
ハンドはもちろんのこと、フットのセルフネイルでも使用できますよ。
フットネイルの持ちはどれくらい?
フットジェルネイルは、約1ヶ月半〜2ヶ月持つことが多いです。
手の爪に比べて足の爪は伸びるスピードが遅く、そこまで酷使することもありません。そのため、フットジェルはハンドジェルよりも長めに楽しむことができます。
フットのセルフジェルネイルでおすすめのデザインは?
フットのセルフジェルネイルでは、シンプルで簡単なワンカラーや、トレンドのマグネットデザイン、フラッシュネイルなどがおすすめです。
ワンカラーでは物足りないと感じる場合は、親指だけストーン埋め尽くしデザインにしてみたり、グリッターと組み合わせてみたりすると華やかになりますよ。
他にもフットネイルのカラー選びについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/80488/
まとめ
いかがでしたか?
今回は、セルフでフットネイルをする時に役立つ情報を幅広く解説しました。
フットはハンドと比べると目線が遠く、体勢も苦しいため、施術するのがやや大変に感じてしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、本記事でご紹介した、おすすめの体勢を参考にしてみてください。
近年は春夏だけではなく、秋冬でもフットネイルを楽しむ方が多いです。
ぜひセルフでフットネイルに挑戦し、オールシーズン素敵な足元を演出してくださいね!