ジェルネイルシールをきれいに貼る方法と失敗しないコツは?ネイリストが徹底解説 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

セルフネイルを手軽に楽しみたい方の間で注目されているのが「ジェルネイルシール」です。
ジェルネイルシールを貼るだけで、サロンで施術したような仕上がりを実現できる優れもの(^^)
フレンチネイルやラメデザイン、かわいいキャラクター柄まで豊富なバリエーションから選べるのも魅力の一つです。

シールを貼るというシンプルな作業ですが、実は正しい使い方ができないと仕上がりに大きな差が出てしまいます。
ジェルに、水分やほこり、油分が付いていると、せっかく貼ったシールが浮いて持ちが悪くなってしまうことも…

そこで今回は、ジェルネイルシールをキレイに、そして長持ちさせる正しい貼り方と失敗を防ぐポイントを詳しく解説していきます。
ご紹介する方法は、自爪だけでなくネイルチップやフットネイルにも応用OKです♪
セルフネイル初心者の方でもぜひ真似してみてくださいね!

ネイルシールとは?基本を解説

ネイルシールとは、爪の全体または一部に貼ることで簡単にネイルアートが楽しめるアイテムです。
従来のマニキュアやジェルネイルのように描く手間が省け、初心者でも短時間でプロフェッショナルな仕上がりを実現できます。
特に、爪切りやファイルで整えた指先にシールを貼るだけでデザインが完成するので、忙しい方にもぴったり。

さらに、ジェルネイルシールはUVライトで硬化することで高い持続力を発揮します。
自宅で簡単にサロン品質を楽しめるため、年齢や経験に関係なく多くの方に支持されています♪

ネイルシールの主な種類

ネイルシールには大きく分けて2つのタイプがあります。
UVライトで硬化する「ジェルネイルシール(硬化タイプ)」と、ライト不要でそのまま貼る「貼るだけタイプ」です。

どちらもセルフネイルで簡単に楽しむことができますが、仕上がりや持続力に違いがあります。
長期間楽しみたいフレンチやラメデザインなら硬化タイプ、イベント用のキャラクター柄やちょっとしたイメチェンには貼るだけタイプがおすすめ。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!

硬化タイプ

LEDライトとネイルをした女性の手

硬化タイプのジェルネイルシールは、UVライトまたはLEDライトを使用して硬化させます。
自爪にしっかりと密着し、サロンで施術したかのような仕上がりにテンションが上がります♪

一番の魅力は持続力です。適切に施術すれば、2〜3週間ほどキレイな状態をキープすることができるでしょう。
フットネイルやネイルチップに使用すると、セルフネイルとは思えないほど完成度の高い仕上がりになるのも大きなメリットです。

ただし、キレイな仕上がりをキープさせるには、施術前の下準備が重要になります。
爪に水分や油分が残っていると浮きの原因となってしまうため、プレパレーションを丁寧に行ってくださいね。

貼るだけタイプ

ジェルネイルシールの写真

貼るだけタイプのネイルシールは、名前の通り爪に貼るだけで完成する、とても簡単なネイルシールです。
ライトなどの道具は一切不要で、思い立ったらすぐにネイルを楽しめるのが最大の魅力です。

忙しい朝やお出かけ前の短時間でサッと仕上げたいときや、急なイベントに間に合わせたいときにとても便利。
ネイル初心者の方や、セルフネイルにまだ慣れていない方でも使えるので安心です。

デザインも豊富で、定番のフレンチネイルやキラキラのラメ、可愛いリボンやレース模様まで幅広く揃っています。
人気キャラクターのデザインも多く販売されているので、お気に入りを見つけてみましょう(^^)

手の爪はもちろん、足の爪やネイルチップにも使えるので、普段使いから旅行やパーティーなどに幅広く活用できます♪

アート用シール(ワンポイントタイプ)

ネイルシールの写真

マニキュアやジェルネイルを塗った上からポイントアートとして貼ることができるネイルシールです。

花柄やニュアンスアート、ストーン風など様々なものがあります。
春は桜、夏はひまわり、秋にはコスモスや紅葉、冬には雪の結晶などのネイルシールが人気で、100均でも季節に合わせたネイルシールが豊富に売られています。
ポイント使いできるのでちょっとネイルを華やかにしたい時にぱっと使えるのがメリットです。

ジェルネイルシール(硬化タイプ)のきれいな貼り方

ジェルネイルシールの写真

まずは、硬化タイプのジェルネイルシールの貼り方を順を追ってご説明します。
焦らず丁寧にやっていきましょう。

必要な道具

  • ジェルネイルシール(硬化用)
  • <ジェルライト/li>
  • ネイルファイル(爪の長さ・形を整える用)
  • バッファー(爪表面を整える用)
  • ウッドスティック(甘皮処理・シールを押さえる用)
  • ネイルプッシャー(甘皮を押し上げる用。持っていなくても良い)
  • 消毒用エタノールまたはプレップ(油分除去・水分除去)
  • コットンまたはワイプ
  • ネイルハサミ
  • トップコート

1.ネイルケアをする

セルフネイルケア中の手元

まずファイルで爪の長さと形を整え、表面の凹凸を軽く削ってシールが密着しやすい状態にします。
次にウッドスティックやプッシャーで甘皮を押し上げ、いらない角質を丁寧に取り除きましょう。
甘皮が残っているとシールが浮く原因になります。

2.油分除去をする

消毒用エタノールのキャップ

ネイルケアができたら、爪の表面の油分や水分を除去していきます。
しっかり処理が出来ていないと、せっかくシールを貼ってもうまく付かずに浮いてしまいます。
プレップや消毒用エタノールをコットンに染み込ませて、爪全体を優しく拭いてください。
爪の先端や両端は特に汚れが付きやすいので、丁寧に拭き取るのがコツです。

3.自爪に合うネイルシールを選ぶ

ネイルシールを選ぶときは、自分の爪の幅にぴったり合うサイズを選ぶことがとても重要です。
大きすぎるシールを使うと、爪の端の部分が浮いてしまい、そこから水分やほこりが入って剥がれやすくなってしまいます。
どのサイズにしようか迷ったときは、少し小さめを選んでおくと爪にフィットして、自然な仕上がりになります。
指によって爪の大きさは違うので、一本一本に合ったサイズを選びましょう!

4.ネイルシールを貼る

ネイルシールを貼るポイントは、空気を入れないように注意することです。

シールを爪の根元部分にそっと置いたら、爪の中央から左右に向かって指やウッドスティックを使って優しく押さえながら貼っていきましょう。
この時、空気が入らないように少しずつ進めるのがコツです。

空気が残ってしまうと、その部分からシールが浮いて剥がれやすくなり、水分やほこりも入り込んでしまいます。
爪の両端や丸みのある部分も、しっかりと密着させてくださいね。

5.余った先端をカットする

ジェルネイルシールを貼っている

シールを貼り終えたら、爪先からはみ出している部分をハサミでカットしていきます。
この時、一気に短く切ってしまうと爪先が浮きやすくなるので、少し余裕を持たせてカットするのがポイントです。

カット後はファイルを使って形を整えましょう。最初に少し長めに残しておくことで、ファイルでの調整がしやすくなりますよ(^^)

6.ライトで硬化する

ジェルネイルシールを貼った手元

シールがきれいに貼れたら、いよいよライトを使って硬化させていきます。
ライトを当てることでシールのジェル部分がしっかりと固まり、爪に密着します。

硬化時間は使用するシールのメーカーによって違いがありますが、一般的には30秒から1分程度が目安となります。
時間を短縮してしまうと、硬化が不十分になってシールが浮いたり剥がれたりする原因となってしまうので、必ず説明書に記載されている推奨時間をきちんと守りましょう!

7.ファイルで形を整える

ヤスリを爪に当てようとする

硬化が完了したら、ファイルを使って爪先の余分な部分を削って形を整えていきます。
ここでのポイントは、ファイルを上から下へ一方向に動かすことです。
爪の内側に向かって削るようにすると、シールが爪のエッジにピッタリとフィットし、先端からの浮きや剥がれをしっかりと防ぐことができます。

注意したいのは、ファイルを往復させるように動かさないことです。
雑に前後に動かしてしまうと、せっかく貼ったシールが裂けてしまったり、端がギザギザになって見た目が悪くなってしまいます。
足の爪やネイルチップに使用する場合も、この工程は同じように丁寧に行いましょう。

8.トップコートを塗ればより長持ち

ジェルネイルシールの硬化が完了したら、最後にトップコートを塗りましょう。
仕上がりがぐっと良くなり、持ちも良くなります。

トップコートを塗ると、シールの表面がしっかりとコーティングされて、日常生活での水仕事や摩擦からネイルを守ってくれる効果があります。
重要なのは、爪先のエッジ部分まで塗ることです。
エッジをカバーすることで、剥がれや欠けを防止できます。

ジェルネイルシールの剥がし方

ジェルリムーバーの写真

では、次にジェルネイルシールの正しい剥がし方をお伝えします。

1.ジェルネイルリムーバーを少量垂らす

ライトで硬化するジェルネイルシールはしっかりと自爪に密着しているので無理に剥がすと自爪の表面が剥がれてしまうことがあります。

そのような事態を防ぐためにもジェルネイルリムーバーを少量垂らして剥がれやすいようにするのがポイントです。

2.シールが浮くのでウッドスティックで少しずつ剥がす

爪の根元側からウッドスティックを入れ込み、少しずつ剥がしていきます。
剥がれにくいときは無理やり剥がさず、ジェルネイルリムーバーを垂らして剥がしていきましょう。

3.ネイルオイルで保湿ケアする

シールを剥がせたら、自爪の保湿を行います。
適量のネイルオイルを爪の生え際と、爪先の爪と皮膚の隙間に塗布してマッサージをするように馴染ませます。

さらにハンドクリームで保湿するとよりしっかりと保湿できますよ!

アート用ネイルシールの使い方

マニキュアの写真

次にポイントアート用のネイルシールの使い方を紹介していきます。
ジェルやマニキュアを塗るところから解説していますが、甘皮ケアや油分除去などの下準備はしっかりと行ってくださいね!

1.ベースを塗る

まずはベースコートやベースジェルを塗ります。
塗る時のコツは爪先のエッジ(爪の厚み分)まで塗ることです!
エッジに塗ることで爪先からジェルやマニキュアが剥がれることを予防できます。

2.カラーを塗る

カラーを塗っていきます。
2度塗りで思い通りのカラーが出せるようにしましょう。

マニキュアの場合、厚塗りは禁物です。
薄塗りで2度塗り目は1回目がよく乾いてから塗ってください。

3.アート用シールを貼る

マニキュアがよく乾いてから、ジェルの場合は未硬化ジェルを消毒用エタノールで拭き取ってから、ネイルシールを貼ります。
未硬化ジェルを拭き取らないとネイルシールの端が浮いてきてしまいやすいです。
端が浮いている状態だとコーティングが上手くできないことがあるため、未硬化ジェルを拭き取る工程を忘れないようにしてください。

4.トップでコーティングする

最後にトップコートやトップジェルでコーティングします。
ネイルシールを覆うことでシールが剥がれにくくなりますよ!
厚塗りすると、マニキュアの場合は乾くのが遅くなりますし、ジェルの場合は硬化熱が出やすくなります。
薄塗りで2回塗るなど工夫してみてくださいね。

まとめ

ジェルネイルシールは、セルフネイル初心者の方でもサロンで施術したような仕上がりになる便利なアイテムです。
手の爪だけではなく、ネイルチップや足の爪にも応用できるので様々な場面で活用できます。

ただし、キレイに長持ちさせるためには正しい手順を守ることが大切です。
爪に水分や油分、ほこりが残っていると、せっかく貼ったシールが浮いて剥がれやすくなってしまいます。

ファイリングや甘皮ケアなどの下準備、油分の除去、適切なサイズ選び、空気を入れないように丁寧に貼り付ける作業、ライトでの硬化、ファイルでの形の調整まで、ひとつひとつの工程を丁寧に行いましょう!
最後にトップコートでコーティングして、キレイで長持ちするネイルを楽しんでみてくださいね(^^)♪

ネイルシールの剥がし方ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください♪

爪が傷まない!ネイルシールの剥がし方解説【セルフネイル】
https://www.nailjoshi.com/102449/
この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイルチップ・シール」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント