マニキュアがキレイに塗れないとお悩みの方、多いのではないでしょうか。せっかく時間をかけて丁寧に塗ったつもりでも『なんか汚い』『もっとキレイに仕上げたい』と思うことってありますよね。
マニキュアが汚いと思われてしまうのは、はみ出しや塗りムラなど、そもそも「塗り方が汚い」場合と「ケア不足」が主な原因です。
マニキュアをキレイに塗るにはネイルケアは欠かせません!ネイルケアをしっかり行うことで確実に仕上がりがアップします。
今回はマニキュアの塗り方が汚いと思われないために、マニキュアの塗り方のコツやケアの方法など、マニキュアをきれいに仕上げるための対策方法を徹底的に解説していきます。
是非参考にしてくださいね♪
- マニキュアが汚く見える原因
- ・マニキュアがよれている
- ・ネイルの仕上がりにムラがある
- ・マニキュアがはみ出している
- ・キューティクルラインがガタガタ
- マニキュアをきれいに仕上げるコツ
- ・マニキュアを塗る前にネイルケアをする
- ・爪と指の脂や汚れはしっかりと落とす
- ・マニキュア液の状態をサラッとさせておく
- ・ベースコートは必ず塗る
- ・厚塗りNG!薄く重ね塗りしていく
- ・重ね塗りは乾いてから行う
- ・マニキュアがはみ出した時はすぐに拭き取る
- マニキュアの正しい塗り方
- 1.爪の真ん中を根元から爪先にかけてサッと薄く塗る
- 2.根元のラインを揃えることを意識して左右の端を塗る
- 3.爪先の部分(エッジ)を忘れずに塗る
- まとめ
マニキュアが汚く見える原因
手軽に塗れるマニキュアですが、せっかく塗ったのに汚く見えてはもったいないですよね。
まずはマニキュアが汚く見える原因について解説していきます。
マニキュアがよれている
マニキュアがよれてしまう原因は、マニキュア液がドロドロしている、塗布量が多い、乾く前に重ね塗りしているなどが考えられます。
そのため、マニキュア液の状態が悪いなら薄め液を使う、塗布量を少なめにしてみる、しっかり乾かしてから二度塗り目を塗るなど、量や塗り方を工夫する必要があります。
ネイルの仕上がりにムラがある
ネイルの色ムラがあると、適当に塗ったように見えてしまいます。
根元の色溜まりや、カラーのかすれがないよう、均一に塗ることを意識してください。
塗布量が多いと溜まりができやすく、逆に少ないとかすれが起きやすいです。
パステルカラーや白など、顔料の多いマットカラーはムラになりやすいため、不器用さんはシアーで伸びの良いカラーを選ぶと良いでしょう。
また、マニキュアの状態も色ムラに影響してくるので、液の状態を整えておくことも重要です。
マニキュアがはみ出している
マニキュアのはみ出しも汚く見える要因です。
特にサイド部分がはみ出しやすいので、ハケを広げすぎず均一な力で引くのが綺麗に塗る秘訣になります。
はみ出した場合はウッドスティック等ですぐに修正しましょう。
サイドの皮膚が盛り上がって塗りづらい方は、しっかりスキンダウンも行ってくださいね。
キューティクルラインがガタガタ
キューティクルラインのガタつきも、汚く見える原因です。
逆に言えばキューティクルラインが揃っていると、爪の形まで揃って見えるため、統一感が出て綺麗に見えます。
ラインを揃えるためには、甘皮ケアが欠かせません。
しっかりルースキューティクルを取り除き、マニキュアのハケでキューティクルのラインを繋げるように塗布すると、ラインを綺麗に揃えることができます。
マニキュアをきれいに仕上げるコツ
マニキュアを綺麗に仕上げるには、コツがあります。
ここで紹介するポイントを押さえ、ひと手間を加えることでネイルの仕上がりをワンランクアップさせることができます!
是非行って下さい。
マニキュアを塗る前にネイルケアをする
マニキュアを塗る前に、ネイルケアをしっかり行いましょう。
ネイルケアで甘皮周りを整えておくと、マニキュアが塗りやすくなり、色ムラやキューティクルラインのガタつきが起こりにくくなります。
■ネイルケアのやり方
マニキュアの塗り方も大切ですが、その前の下準備(ネイルケア)をしっかりしておくことで塗りやすさや仕上がりがアップします。
ネイルケアの基本のやり方を確認していきましょう。
■ネイルケアに必要なもの
- フィンガーボール
- ネイルプッシャー、またはウッドスティック
- キューティクルニッパー
- ガーゼやキッチンペーパー
- 消毒用エタノール
フィンガーボールは小さめの器でも代用できます。
■手順
- ぬるま湯に指を浸けて甘皮をふやかす
フィンガーボールにぬるま湯を入れ、指先を浸けましょう。
爪に張り付いた甘皮が柔らかくなります。
この甘皮処理をすることで、マニキュアの根元ラインが非常に塗りやすくなります。 - プッシャーやウッドスティックで甘皮を押し上げる
柔らかくなった甘皮は、プッシャーやウッドスティックでやさしく押し上げましょう。
押し上げると甘皮周りに張り付いていた不要な角質、ルースキューティクルが現れます。
このルースキューティクルをキレイに取り除くと、マニキュアが塗りやすくなるのはもちろん、持ちもアップします。 - 濡らしたガーゼとキューティクルニッパーで甘皮を除去する
ルースキューティクルは、濡らしたガーゼやキッチンペーパーで取り除きましょう。
力を入れてゴシゴシすると皮膚にダメージを与えてしまうため、クルクルとやさしく取り除いていきます。
濡らしたガーゼを親指に巻くとやり易いですよ。
こびりついた部分はキューティクルニッパーを使ってカットします。 - 消毒用エタノールで油分除去する
甘皮処理が終わったら、消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーで爪表面の油分を除去します。
油分が残っているとマニキュアの密着度が弱まってしまうので、長持ちさせたい場合は行っておくのがおすすめです。
爪と指の脂や汚れはしっかりと落とす
指や爪には、見えない汚れや皮脂が付着しています。
油分が残っているとマニキュアを弾いてしまうので、塗布する前にしっかり落とすことが重要です。
ネイルケアの後、消毒用エタノールやネイルクレンザーで爪表面をふき取り、水分や油分、汚れを除去してマニキュアを塗布しましょう。
また、爪の際や裏側は見落としがちな部分なので、そこまできちんとふき取るようにしてください。
マニキュア液の状態をサラッとさせておく
塗る時は、マニキュア液の状態を必ず確認しましょう。
購入してから時間が経っていたり、使用頻度が多いマニキュアは、液体に粘度が出てドロドロしていることがあります。
サラッとしていれば問題はないですが、粘度があればマニキュア液の状態を整える必要があります。
その場合は、薄め液を使ってマニキュアの粘度を調整してください。
■ボトルの口はきれいにしておこう!
マニキュアのボトル口は、ハケにとったマニキュアをしごく場所ですよね。
マニキュアの溜まりができやすく、空気に触れる場所でもあるためそのまま固まっていることがあります。
ここが汚れているとハケを取り出しにくいですし、取りたい量を取るのが難しくなってしまいます。
汚れている場合は、除光液を染み込ませたキッチンペーパーで拭き取りましょう。
ベースコートは必ず塗る
ベースコートは必ず塗りましょう。
ベースコートは自爪の表面を滑らかに整え、カラーポリッシュの発色を良くする効果があります。
大きな凹凸はカバーできませんが、爪表面が滑らかに整うことでカラーが均一に塗れ、色ムラやサイドのはみ出し、キューティクルラインのガタつきが起こりにくくなります。
ベースコートが均一に塗れていれば後の工程がとても塗りやすいので、一番集中して行ってくださいね。
厚塗りNG!薄く重ね塗りしていく
色をしっかり発色させようとたっぷり塗布する方もいますが、厚塗りはNGです。
マニキュアは「薄く二度塗り」が基本になります。
一度で発色させようとはせず、一度塗り目はキューティクルやサイドラインを綺麗に揃え、二度塗り目で色味をハッキリ出すようにしましょう。
カラーによっては二度塗りでも薄く感じる場合があるので、その場合は三度塗りを行い、「薄く重ね塗り」で色を出してくださいね。
■液量はボトルの口で調節する
マニキュアをムラなく塗るためには、ハケに含ませるマニキュアの量が大切!
ハケに含ませるマニキュアが多すぎると一部分が厚くなったりはみ出しの原因になったりと、きれいに塗れず色ムラになる可能性があります。
逆にハケに適量のマニキュアを含ませることができれば、ムラなく均一に塗ることができます。
ハケに余分に含みすぎたマニキュアはボトルのネック部分でしごき落とし、液量の調節をしましょう。
また、適量のマニキュアで薄く塗ることができると乾きやすくもなりますよ。
重ね塗りは乾いてから行う
マニキュアは一度塗りでは本来の色をきれいに出すことは難しく、しっかり発色させようとすると厚塗りになってしまいがちです。
厚塗りになると乾きにくかったり、その後のマニキュアの持ちにも影響したり…
きれいに発色かつ持ちをよくするためには二度塗りをするとよいのですが、しっかり乾いていない状態でマニキュアを重ねるとヨレてしまうので注意が必要です。
マニキュアを塗る際には一度塗りの表面が乾いてから二度塗りを始めるようにしましょう。
■マニキュアを早く乾かすには?
- 速乾性のあるマニキュアを使う
- 速乾スプレーを使う
- 薄く重ね塗りをする
- 古いマニキュアを使わない
マニキュア自体に速乾性のあるものを使うと、乾く時間を短縮できます。
また、最後に速乾スプレーをかけるのも効果的です。
塗り方として厚塗りすると中まで乾くのに時間がかかるので、薄く重ね塗りをするようにしてください。
マニキュアが古くなっていると品質の劣化で乾くのに時間がかかったり、乾きムラができる場合もあるので、古いマニキュアは使わないようにしましょう。
マニキュアがはみ出た時はすぐに拭き取る
マニキュアがはみ出したり皮膚についたりした時は、すぐに拭き取るようにします。
マニキュアが皮膚についた時の落とし方は、
- ウッドストックの先に裂いたコットンを薄く巻きつける
- 除光液を染み込ませる
- 皮膚についたマニキュアだけを拭き取る
早ければ早いほど簡単に落とすことができるので、マニキュアが皮膚についてしまったら後回しにせず、すぐに拭き取りましょう!
綿棒でもOKですが、細かい箇所の処理は難しいです。
そのため、薄く尖ったウッドストック+コットンが使いやすくおすすめです。
マニキュアをムラなく塗る方法
マニキュアをきれいに仕上げるって難しいですよね。
ここでは、マニキュアの正しい塗り方ときれいに仕上げるポイントを解説していきます。
1.爪の真ん中を根元から爪先にかけてサッと薄く塗る
塗り始める位置、ハケの動かし方も重要なポイントです。
まず、ハケに取ったマニキュアをキューティクルラインの真ん中におき、根元から爪先にサッと動かしましょう。
力を入れ過ぎるとムラになってしまうので、ハケが曲がり過ぎないよう軽く爪に当てるようにしてくださいね。
2.根元のラインを揃えることを意識して左右の端を塗る
根元のラインが揃っていることも、キレイな仕上がりには欠かせません。
最初に塗った真ん中部分に合わせて、ラインが繋がるよう左右の端を塗りましょう。
サイドの皮膚はしっかりスキンダウンし、際部分も真っすぐのラインになるよう意識してくださいね。
また、片方の端から順に塗っていく方法もあります。
親指のように面積が広めの爪は、真ん中から左右を塗るより、端から端まで順に塗っていくほうが塗りやすい場合もあります。
真ん中から塗る方法がやりにくいと感じたら、端から塗る方法も試してみてください。
3.爪先の部分(エッジ)を忘れずに塗る
最後は先端部分であるエッジのコーティングです。
エッジを塗ることでもちも良くなるため、忘れずに行いましょう。
量が多すぎるとボテッとした仕上がりになってしまうので、少量のマニキュアを軽く当て、『塗る』ではなく『付ける』ようにハケを動かすのがポイントです。
まとめ
マニキュアをムラなくきれいに仕上げるには、塗り方のコツと同じくらいネイルケアや油分除去などの下準備が重要です。
どれか1つでも省いてしまうと、仕上がりや持ちに影響するので気を付けましょう。
また美しい手元に見えるよう、普段からハンドクリームやネイルオイルなどでケアをするのも大切です。
ハケに取るマニキュアの液量やネイルケアなど、慣れないうちは難しいかもしれませんが、何度かやっていくうちに感覚は掴めます。
ぜひ身につけて、美しい仕上がりのセルフネイルを楽しんでくださいね。