ネイルのプレパレーションとは?ジェルネイルの持ちをアップするやり方を紹介 | ネイル女子

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セルフでジェルネイルをしている人なら誰しも「ネイルの持ちをよくしたい」と思いますよね。
ジェルネイルの持ちを良くしたり、仕上がりをきれいにするためには「プレパレーション」を徹底して行うことが基本であり、とても重要です。

今回の記事では、ネイルのプレパレーションについて、やり方や必要な道具、そしてネイルの持ちをアップさせるポイントを解説していきます。

プレパレーションを正しい方法でしっかりとできるようになることで、持ちが良く、美しい仕上がりのネイルを楽しむことができます。
セルフジェルネイルをワンランクUPさせましょう!

プレパレーションとは?

甘皮をメタルプッシャーで押し上げている写真

プレパレーションとは、ジェルを塗る前に行う下準備のことです。
丁寧に行うことで仕上がりがきれいになり、ジェルの持ちも良くなります。

プレパレーションの内容は主に4ステップです。

  • 爪の長さと形を整える
  • 甘皮処理をする
  • サンディングする
  • 自爪の油分除去をする

プレパレーションをする理由

プレパレーションには以下のような効果があります。

  • ジェルの持ちが良くなる
  • ジェルが際まで塗りやすくなる
  • 甘皮や角質が取れるので仕上がりがきれいになる

では、プレパレーションによってこれらの効果が得られる理由をお伝えします。

■ジェルの持ちが良くなる

爪の表面に汚れや油分が残っていると、ベースジェルの密着力が弱まってしまいます。
密着力が弱いと剥がれや浮きが起こりやすくなるため、付け替え周期である3〜4週しっかり持たせるためにも、プレパレーションはしっかり行いましょう。

■ジェルが際まで塗りやすくなる

プレパレーションをきちんと行うと、キューティクルラインやサイドラインが綺麗に整い、際部分までジェルを塗りこむことができます。
爪全体にムラなく均一に塗ることが、仕上がりの美しさだけでなく持ちにも影響するのです。

特に、ワンカラーやフレンチのみなどシンプルなデザイン程、際部分まで塗れているかが大切なので、プロ顔負けの仕上がりを目指すなら、プレパレーションにも力を入れましょう。

■甘皮や角質が取れるので仕上がりがきれいになる

甘皮や不要な角質が残っている爪は、ジェルが綺麗に塗れません。
残った角質の凹凸で均一に塗るのが難しかったり、キューティクルギリギリまで塗れなかったりと、塗りムラや塗れない箇所が目立つようになるからです。

また、リフトや剥がれがそこから起こりやすくなってしまうため、仕上がりの綺麗さと持ちの良さを求めるなら、プレパレーションはきちんと行いましょう。

ネイルの持ちがアップするプレパレーションやり方

ネイルを爪に塗る様子

プレパレーションは、仕上がりだけでなく持ちにも影響を与えます。
初心者で「ジェルネイルの持ちが悪い」と悩んでいる方は、このプレパレーション工程が疎かになっていることが多いです。

ネイルの持ちをアップさせるプレパレーションのやり方や、必要な道具を今一度確認していきましょう。

プレパレーションに必要なもの

プレパレーションで必要なものをご紹介していきます。
代用できるものも提示しているので用意しやすいものを使ってくださいね。

■エメリーボード

エメリーボードの写真

自爪の長さと形を整えるために使用する爪やすりです。
爪切りを使うと衝撃で自爪に負担がかかってしまい、二枚爪や爪割れの原因になるので爪を短くする時はエメリーボードを使用しましょう。

■キューティクルリムーバー

キューティクルリムーバーの写真

甘皮をふやかして柔らかくするための溶剤です。
セルフネイルで使用するならpaのキューティクルリムーバーがリーズナブルな価格でおすすめです。

・商品名:pa キューティクルリムーバー
・価格:約400円
・URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B00JPVFY38/

■オレンジウッドスティック

オレンジウッドスティックの写真

甘皮を押し上げて除去するのに使用します。

スティックの先端をネイルファイルで削ってからスポンジバッファーで整え、ヘラ状にしておくと使いやすいです。

■コットン

コットンの写真

オレンジウッドスティックに巻いて使用します。
ジェルネイルではオフのときにもカットして使うので常備しておきましょう。

■スポンジバッファー

スポンジバッファーの写真

自爪のツヤを消す程度に軽く削り、自爪とベースジェルの密着を良くする「サンディング」という工程で使用します。
目の粗さは180G程度のものがベストです。

■ワイプ(キッチンペーパーでOK)

ワイプ(カットしたキッチンペーパー)の写真

消毒用エタノールを染み込ませ、自爪の油分と水分を拭き取るときに使用します。
ジェルブラシのジェルを拭き取るときにも使うので毛羽立たないペーパーなら何でもOKです。

カットしたキッチンペーパーが最も手軽ですが、厚みや強度が欲しい場合は不織布シートをワイプに使用することも可能です。

■消毒用エタノール

消毒用エタノールの写真

自爪の油分と水分の除去に使います。
そのほか未硬化ジェルの拭き取りやジェルブラシの洗浄にも使うことが可能です。

ネイル用品では、ネイルクリーナーやネイルクレンザーという名称で販売されています。
100均で揃えたい場合は、アセトンという成分が不使用の除光液(ノンアセトンリムーバー)で代用できます。

プレパレーションの手順

ここからはいよいよプレパレーションのやり方を解説していきます。
手順を守って正しくプレパレーションを行うことで、持ちも仕上がりも良くなります。

1.エメリーボードで自爪の長さと形を整える

エメリーボードで爪の長さを整えている写真

まずはエメリーボードを使って自爪を好みの長さと形に整えましょう。
エメリーボードは往復させて削ると二枚爪の原因になるため、一定の方向に動かしてください。

2.キューティクルリムーバーで甘皮をふやかす

キューティクルリムーバーで甘皮をふやかしている写真

爪の生え際にキューティクルリムーバーを塗布して甘皮をふやかし、柔らかくします。

3.コットンを巻いたオレンジウッドスティックで甘皮処理する

コットンをスティックに巻いている写真

コットンを巻いたオレンジウッドスティックの写真

オレンジウッドスティックにコットンを巻き付けます。
少量の消毒用エタノールをコットンに付け、スティックを使って甘皮を押し上げていきましょう。

コットンを巻いたオレンジウッドスティックで甘皮を押し上げている写真

爪の中央辺りから放射線上に動かしていきましょう。
根元の左右のカーブもしっかりと押し上げます。
甘皮処理をきれいに行うことで爪の根元のラインを揃えて塗りやすくなりますよ。

4.スポンジバッファーで自爪表面をサンディングする

スポンジバッファーで爪表面をサンディングしている写真

スポンジバッファーで自爪の表面のツヤがなくなる程度に軽く削ってサンディングします。
サンディングを行うことで自爪の表面に凹凸ができ、ベースジェルがより密着するのでジェルが浮きにくくなります。
削りかすをよく払っておきましょう。

【自爪表面のサンディングについてはこちら↓の記事も参考にどうぞ♪】
ネイルのサンディングとは?正しいやり方と爪への影響をネイリストが解説
https://www.nailjoshi.com/81434/

5.ワイプに消毒用エタノールを染み込ませて油分除去する

ワイプで爪表面の油分を除去している写真

ワイプに消毒用エタノールを染み込ませて自爪の表面を拭き取ります。
自爪の油分と水分を拭き取ることで、ジェルがしっかり自爪に密着するので持ちが良くなります。

プレパレーションをする時に押さえておきたいポイント!

おすすめポイントをする女性

より念入りな下準備をしたい時に押さえておきたいポイントは3つ。

  • ウォーターケアをする
  • メタルプッシャーを使う
  • セラミックプッシャーを使う

この3つのポイントを取り入れてプレパレーションをすることで、セルフジェルネイルでも3週間から4週間持つようになります!
ネイルの持ちが悪い方はぜひ試してみてください。

ウォーターケアをする

指先をお湯につけている写真

お湯を張ったボウルに指先を入れ、甘皮をふやかして行う甘皮ケアをウォーターケアと言います。
ウォーターケアをすると甘皮を押し上げやすくなり、一層深くまで甘皮を処理することができるようになります。
爪も縦長になり、形がきれいに見えますよ。

メタルプッシャーを使う

メタルプッシャーの写真

コットンを巻いたオレンジウッドスティックではなく、メタルプッシャーを使うと甘皮がより押し上げやすいです。
新しいメタルプッシャーは先が鋭いことがあるので爪の生え際の皮膚を傷つけないように十分注意してください。

また、力を入れて動かすと爪表面が薄く削れてしまうことがあります。
軽い力で動かしましょう。

セラミックプッシャーを使う

セラミックプッシャーの写真

セラミックプッシャーはサンディングしながら甘皮処理ができる優れものです。
根元やサイドからジェルが浮きやすい場合、スポンジバッファーでのサンディングが端までできていないことが原因のことが多いです。
セラミックプッシャーなら際までサンディングしやすいので取り入れてみてください。

まとめ

ジェルネイルをした手元の写真

ジェルネイルの仕上がりや持ちは、プレパレーションにかかっていると言っても過言ではないくらい、プレパレーションは大切な工程です。
プレパレーションが綺麗にできていると、ジェルがスムーズに塗れたり、持ちも良くなったりと、良いこと尽くし!
ついジェルを塗る工程に力を入れてしまいがちですが、ワンランク上の仕上がりを目指すなら、まずはプレパレーションに力を入れてくださいね。

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