ネイルサロンのロング料金って?追加料金や追加メニューはどんなときに必要? | ネイル女子

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ネイルサロンの料金って、初めて見る人にとってはどうしてもわかりにくいのではないでしょうか。
ネイリストとして働いていたり、長年ネイルサロンに通っている方なら迷わないかもしれませんが、初めてネイルサロンに行こうと思っている人や、たまにしか行かないという方からすると、自分に合うネイルメニューはどれ?と予約時に不安になるはず。

実はネイルサロンにも美容室のように「ロング料金有り」というお店があるのです。
では、ロング料金とはどんなものを指すのでしょうか?

この記事では、ネイルサロンのロング料金や、わかりにくい追加メニューについて解説します。

ネイルサロンにはロング料金があるってほんと?

ネイルサロンで施術を受けている手元がアップの写真

美容室のロングヘア料金のように、ネイルサロンでもお店によってはロング料金が必要なことがあります。
このロング料金とは一体どんなものにかかるのかというと、自爪が長い時です。

ロング料金があるネイルサロンでは、ジェルやマニキュアを塗る時に自爪がお店の規定よりも長い状態だと、通常の施術代にプラスしてロング料金がかかります。
ロング料金があるかどうかはお店によってことなります。

また、自爪だけでなく、スカルプで長さ出しをする時にもかかるケースがあります。
お店が標準としているスカルプの長さよりも長くしたいという方はロング料金が必要になります。

つまり、普段からショートネイルで過ごしている人や、スカルプをメニュー通りの長さでオーダーしている人ならロング料金はかかりません。

また、ネイルサロンでは追加料金がかかる場合は施術前に案内されるはずなので、知らない間にロング料金がプラスされていたということもなりにくいようです。
気になる方は施術が始まる前にネイリストに質問してみましょう。

爪が長いとロング料金がかかる可能性アリ

オーロラに輝くスカルプネイルと紫陽花の写真

前述した通り、ネイルサロンでは自爪が長いとロング料金がかかることがあります。
では、どのくらいの長さからロング料金がかかるのでしょうか?

これはネイルサロンによってどのように取り決めているかが異なるので、残念ながら一概には言えません。

筆者がネットに掲載されている情報を集めたところ、とあるサロンは「ケア後のフリーエッジが5ミリ以上ある」とロング料金が必要で、別のサロンは「爪の根元からフリーエッジの先端までが2センチ以上」だとロング料金が必要と書かれていました。

筆者調べで平均を出したところ、ジェルやマニキュアを塗る前のフリーエッジが7ミリ以上ある場合は、ロング料金を必要とするサロンが多いようです。

やはりお店によって異なるので、気になる方はネイルサロンの料金表をチェックしておきましょう。
ロング料金の記載が見つからない場合は、予約する前にDMや電話で問い合わせしておくのがおすすめです。

フリーエッジとは

フリーエッジとは、爪先の白っぽい、指の肉から離れている部分のことを指します。
元々爪は根元から伸びるので、根元にある爪ほど新しく、爪先にある爪ほど古いということになります。
根元から伸びた爪が爪先へ押し出されることで、指の先端のお肉からも離れるのです。

フリーエッジは爪のピンク色の部分のように、爪を支えるお肉や皮膚がないので、爪本来の色である半透明、かつ白っぽく見えます。
そしてフリーエッジは支える皮膚がない分、ぶつけたり負荷をかけると折れやすいです。
元々爪が薄くて弱い人は、フリーエッジ付近から折れたり、欠けたりしやすいので注意しましょう。

ロング料金って大体いくら?

自爪のロング料金は、平均で1,000円前後と考えましょう。
低価格帯だと500円以下のお店もあります。
実際の長さによって1,000円、2,000円と細かく決まっているサロンもあります。

上記は自爪のロング料金で、スカルプのロング料金は基準が異なります。
1メモリ増えるごとに追加で1,000円、お店の基準を超えたらプラス2,000円など様々です。
メモリの基準やフォームの枚数などで料金が変わるので、お店に直接問い合わせてみてくださいね。

なんでロング料金がかかるの?

では、どうして自爪が長いというだけで、追加料金がかかることがあるのでしょうか?

それは「爪が長いと爪に塗るためのジェルネイルやスカルプの量がショートネイルの倍以上必要だから」という、材料費の問題が大きいようです。

そして自爪が長ければ長いほど、ネイルの完成に時間がかかります。
その間他のお客さんの施術には入れないので、大きく言うと人件費にも関わります。

また、自爪がロングだとキレイなフォルムを作るのも難しくなります。
人の爪はパッと見ではわからなくても実は曲がっているといった生え癖があります。
それをまっすぐでキレイな爪に見えるように、ジェルやスカルプを使ってフォルムを形成していくのです。

フォルムを形成するために塗り重ねるジェルの量は、ショートネイルの人に比べたら3倍以上使うことも。
通常の爪の長さの人よりもたくさん材料を使うので、追加料金がかかるように設定しているのです。

ロング料金なしのサロンもあります

もちろん、ロング料金は一切なしというネイルサロンもあります。

サロンのメニュー表や、来店時の確認事項にロング料金についての記載がなければ、ロング料金なしと考えてもよさそうです。
心配な時は事前に問い合わせをしておきましょう。

また、サロンの方針からロング料金あり・なしの傾向が読み取れます。

例えば、派手系やギャル系、地雷系、量産型系といわれるネイルの専門店は、ロングネイル前提のデザインが数多く取り扱っています。
スカルプでロングにしている人はもちろん、自爪を伸ばしている人も多く、お客さんの殆どがロングネイルなので、ロングネイル料金を設定しない方針なことがほとんど。

また、シンプル系、ワンカラー専門サロンは、どちらかというとショートネイル派のお客さんが多いです。
フリーエッジが1センチ以上のロングネイルだと、材料費も人件費もショートの人よりかかるので、ロングネイル料金を設定しているお店もあるようです。

スカルプにもロング料金がある?

ピンクのロングスカルプネイル

アクリルスカルプチュアやジェルスカルプチュアでロングネイルにする時は、サロンによっては追加のロング料金が必要になるかもしれません。

スカルプのロング料金は、お店が基準としている長さよりも長いスカルプにしたいという時にかかります。

スカルプとは?

アクリルやジェルなどの材料を使って、爪を人工的に長くする技術は「スカルプ」や「長さだし」と呼ばれています。
スカルプは主に「フォーム」と呼ばれる型紙のようなものを指先につけて、それを土台のようにしてアクリルやジェルを塗布し、自爪の延長上に人工爪を作る技術のことを指します。

上記の他に、ネイルチップやチップフォームを使うスカルプもあります。
種類によって耐久性が異なるので、作れる長さにも限界があります。

アクリルとフォームを使ったスカルプは最も耐久性が高く、チップでは叶わない非常に長いロングネイルも作ることが可能です。

スカルプの長さによって料金が変わる

スカルプは、アクリルやジェルで人工爪をどのくらいの長さで作るか決め、要望の長さに合うフォームを選びます。

フォームはメーカーによってSサイズからLLサイズまで販売しており、基本はS~Lサイズくらいまでが標準、LLサイズ以上になるとスカルプのロング料金がかかるサロンが多いようです。

そして、メーカーによって同じSサイズでも長さが違ったり、サロンによってどこまでをSとするかなど、規定が異なります。
平均としては、フリーエッジが2センチ以上になるとスカルプのLLサイズ以上に該当し、ロング料金になるケースが多いのではないでしょうか。

また、フォームはフォーム同士を繋げてさらに長くすることもできるので、フリーエッジが3センチ以上ある超ロングネイルを作ることもできます。
ただし、近年は超ロングネイルの需要がかなり少なくなってきたので、ネイルサロンによっては取り扱っていないこともあります。

ネイルサロンのよくある追加料金やメニューを解説

ネイルサロンでネイルアートを選んでいる写真

追加料金がかかるのはロングネイルだけではありません。
以下のようなケースも、通常のメニューにプラスした金額が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

ジェルネイルやスカルプのオフ代

オフ代とは、「今自爪についているジェルやアクリルなどを落とす料金」です。

自爪になにもついていない状態でネイルサロンに行くならオフ代はかかりませんが、何かしらついている状態ならオフという工程が必要なので、その分の料金も発生するというわけです。

最近はオフ代込みのメニューや、ご新規やリピーターはオフ代無料というサロンも多いです。
しかし、以下のような状態は通常のオフ代に加えて追加料金が必要になるかもしれないので注意しましょう。

・ハードジェルやアクリルネイル
アセトンで溶かせない、溶かしにくいのでネイルマシンで削るのがメインになり、ソフトジェルのオフよりも時間がかかります。
アセトンで溶かせるソフトジェルをメインとしているサロンでは、ハードジェルやアクリルのオフは追加料金が必要になるケースが多いです。

・大きなパーツや3Dアート、分厚いぷっくりネイル
パーツが取れるまでネイルマシンやニッパーなどで何度も削ったり動かす必要があります。
上記のようなパーツやデザインのネイルは、通常のネイルよりもオフに時間や手間がかかります。
その分追加料金を設定しているサロンもあるようです。

パラジェルでの施術

大手ジェルネイルブランドの1つに「パラジェル」というものがあります。
パラジェルはノンサンディングジェルを有名にしたメーカーで、ジェルネイルを塗る前に自爪の表面を削る工程「サンディング」がいりません。

サンディングがないおかげで、ジェルネイルをしても爪が傷みにくい、ジェルネイルが続けやすいというわけなのですが、このパラジェルを使うには追加料金が必要というサロンもあります。

これらはメニュー表に書かれているはずなので、サロンでパラジェルを使ってほしい時は事前にチェックしておきましょう。

ネイルパーツやアートの追加

近年のサロンは、決まった金額でアート付きのネイルが楽しめる「定額メニュー」がメインです。

しかし、ネイルをつけてもらっているうちに、「このアートを追加してほしい」「ここにパーツをつけてほしい」などの要望も出てきますよね。
予約時のメニューには含まれていないアートやパーツを追加する場合、基本的に追加料金が必要です。

さらにアクリルで3Dのオリジナルパーツを作ってもらう、キャラアートなど特殊なネイルアートを描いてもらうといったオーダーは、追加料金だけでなく事前に予約していないとつけられないことがほとんどなので気をつけてくださいね。

フィルインでの付け替え

ジェルネイルやアクリルにはフィルインという付け替え方法があります。
フィルインとは、自爪のすぐ上のベースとなる層だけを残し、それ以外は削り落として、残した層の上から新たにジェルやアクリルを塗り重ねるという技術を指します。
ベースをオフしないので爪にかかる負担を大幅に削減し、ダメージレスにジェルネイルやアクリルが楽しめる方法なのです。

フィルインは、ベースだけを残すオフの技術や、そもそもベースが浮いていないか、フィルイン向きのベースを使っているかなど、様々な条件や高い技術を必要とされます。
フィルイン専門店は込みのメニュー料金になっているようですが、そうでないお店は基本追加料金になります。

また、そもそもフィルインを取り扱っていないサロンもあるので、「どうしてもフィルインで付け替えしてほしい!」という方は、お店にメニューの有無を確認しておきましょう。

リペア代

ネイルのリペアとは、爪の亀裂や欠けを補修し、亀裂が深くならないように、欠けが大きくならないように直す技術のことを指します。

ネイルのリペア代は、トラブルの原因と直す本数によって異なります。

亀裂の補強や、欠けた部分に長さを足すなどの施術は、1本あたり500~2,000円くらいが相場です。
手間がかかるほど高くなる傾向があります。

正確な料金を知りたい時は、通っているサロンに、トラブルの状態を伝えて確認するのが最も確実です。

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